2021年09月29日

6時間後にマーライオン

以前に書いた、真夏の昼間はエアコンなしでも過ごせるのに、夜になると猛烈に暑さを感じてエアコンなしでは我慢できないーーーに続く「これって私だけの特異体質?」の第2弾。


いわゆるお酒に強いか弱いかについて、
私自身がどうなのかは自分でもよくわからないところがある。

  体質的には弱いのだけれど、
  30〜40歳代にかけて、かなりたくさん飲んだので、
  いつの間にかそこそこ飲めるようになった。

というのが基本認識。ただしそんなに強くなかった時期でも、飲みに行けば周りと同じペースで飲んでいたから、弱いというほどではなかったのかも知れない。

    でも、よくマーライオンした(^^ゞ
マーライオン

弱い頃のマーライオンは、自分のアルコール許容限度を超えて飲み過ぎるのが原因である。頭ではわかっていても、飲んでいる時はそんなこと忘れているんだよね(^^ゞ

そして、そこそこ強くなってからも、たまにマーライオンしてしまうことがある。ただし不可解なのは飲む量と相関しなくなったこと。ジョッキ1杯のビールでマーライオンする時もあれば、テキーラで気絶しそうになりながら平気なこともあった。その日の体調、何を食べた、どんな飲み方をしたーーーなどとも関係ない。まるでロシアンルーレットみたいで困るのだが、その頻度は若い頃に較べれば圧倒的に低いので楽しくお酒は飲めている。



ひょっとしたら若い頃にたくさんマーライオンしたので、身体がマーライオン体質?になったのかな。しかし「これって私だけの特異体質?」のテーマはそこじゃない。

さて酔い潰れてお店のトイレでマーライオンしてしまう人がいるし、駅や道路でもその痕跡を見ることがある。しかし私にそういう経験はない。なぜなら私のマーライオンは「やたら遅い」のである。具体的にいうと飲み終わってから6時間後。

例えば深夜12時にお開きになり、自宅に帰りシャワーでも浴び、その頃には酔いもほとんど醒めて、お腹が空いて何かつまんだりしてから午前2時頃に寝る。そしてぐっすり寝ているのにもかかわらず、午前6時に「オ、オ、オェ」となるのが私のマーライオン。誤差はプラスマイナス15分程度。きわめて正確な体内時計を持っている(^^ゞ

いわゆる悪酔いはしておらず、眠りにつく時には既にほとんどシラフである。それなのにマーライオンで起こされると冷や汗グッショリで、呼吸は荒く、そして頭は割れるように痛い。この頭の痛さは鎮痛剤を飲んでも無駄で、マーライオンしない限り収まることはない。だいたい3回くらいマーライオンするので約30分ほどのたうち回ることになる。そしてひと眠りして起きると、あの苦行は何だったのだ、もしかしたら夢かと思うほどすっきりと気分爽快なのである。その回復の早さもまた不思議。


人はいつ頃マーライオンするものなのか?他人に尋ねたことはないから知らない。でも何度か「6時間後に」の話をして、驚かれたことはあっても「私も!」という人は皆無だったから、やはり飲み終わった直後が普通で、これは珍しい事例なのだと思う。

医学的にマーライオンは「大量にお酒を飲んで」「肝臓がアルコールを処理できるレベルを超え」「その代わりの緊急避難として体外に排出する行為」のはずである。それに当てはめると、私の場合、お酒が肝臓に届くのに6時間(飲み始めから考えるとそれ以上)掛かっていることになる。そんなことはあり得るのか?それまでお酒は身体のどこにいるのだ? それに酒量と関係がなくなったのも理屈に合わない。

はっきりいって謎だらけであるのだが、医者に診てもらうほどのことでもなし、というか治療法はないだろうし、特異体質なんだろうと諦めてマーライオンと折り合いと付けながら送る人生である。もっとも近頃は酒量が減ったというか飲む回数が極端に少なくなってしまったのであるが。



何度も置き換え文字に使ってゴメンねマーライオン。
君とは長い友達なのだから許してくれ(^^ゞ
ちなみにマーライオンのマーは、下半身が人魚=マーメイドだから。

第3弾はいずれそのうち。


wassho at 21:06│Comments(0) 生活、日常 

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