2021年11月02日
さよならタワレコ その3
というわけでAppleは、5月14日に6月からハイレゾでのストリーミングを開始すると発表した。すると6月9日にAmazonも同様の対抗策をぶつける展開に。正確にはCDと同じ解像度のロスレスと、それより高い解像度のハイレゾが混じっているが、便宜上このブログではまとめてハイレゾと表現する。
用語について補足しておくと、前回にファイルサイズを減らすために音楽信号を「間引いて圧縮する」と書いたが「間引かないでそのまま圧縮する」方法もある。音楽として再生するには圧縮を元に戻すわけだが、その結果の違いからそれぞれの圧縮方法を
「間引いて圧縮」 元の信号と同じにはならない→ロスが出る→ロッシー
「間引かないで圧縮」 元の信号と同じになる→ロスがでない→ロスレス
と表現する。
当然ながら「間引く」ロッシーのほうが量が減るから圧縮率は高い。でも圧縮を元に戻した時に、間引いた分だけ音質は低下する(聴き分けられるかどうかはまた別の話)。
CDより低い解像度のローレゾは基本的にロッシ−で圧縮されており、反対により高い解像度のハイレゾはロスレスでの圧縮である。なのだけれどもCDと同じ解像度でロスレスで圧縮したものを「ロスレス」、ハイレゾはロスレスで圧縮していてもロスレスとは呼ばず「ハイレゾ」と解像度と圧縮方法の違いをゴッチャにして呼ぶ場合もある。ややこしいゼ。
さてAppleとAmazonのプランは組み立て方が微妙に違っていて、
Apple
従来はローレゾで提供していたストリーミングを追加料金なしでハイレゾでも提供
9000万曲 月額980円=年額11760円
Amazon
従来のプランは
PRIME 200万曲ローレゾ 年額割引適応で4900円=月額408円
UNLIMITED 7500万曲ローレゾ PRIME料金に月額780円、年額割引7800円上乗せ
HD 7500万曲ハイレゾ UNLIMITED料金に月額1000円=年額12000円上乗せ
つまりHDコースでハイレゾを聴くには、年額でトータル4900+7800+12000=
24700円が必要だった。
それが6月よりUNLIMITEDに加入していればHDの追加料金が発生しなくなった。
だからハイレゾにかかる費用は年額で4900+7800=12700円となる。
従来の24700円に対して51%の価格設定。月額に直せば1058円。
AppleよりAmazonが年間で12700円ー11760円=940円高い。しかしPRIMEの料金には映画見放題や配送料無料などAmazonの他の特典が含まれるから、コスパ的にはAmazonの方が上回っているかな。なおAppleの9000万曲に対してAmazonは7500万曲で劣っているとはいえ、このレベルになると貯金が9兆円あるか7.5兆円かみたいなもので、それだけあればどちらでも使い切れない(聴き切れない)でしょという感じ。
前回に書いたようにPRIMEコースに入っていても、
昔のロックやポップス:音質にはこだわっていない。
女性ジャズボーカル:夜遅くに音のインテリア的に流しているだけで、
音質を云々するほどのボリュームで聴いていない。
200万曲:まだ聴いていないアルバムがたくさんある。
クラシック:CDをたくさん買っている。
ということで、あまりUNLIMITEDやHDのコースには興味がなかった、でも「Appleがハイレゾを提供!」「Amazonも追加料金なしでハイレゾを提供!」と5月半ばから6月にかけて流れたニュースについ乗せられて(^^ゞ
その時はAmazonは4ヶ月、Appleが3ヶ月の無料キャンペーンをやっていた。とりあえずAmazonのキャンペーンを利用して、3ヶ月後くらいにAppleのキャンペーンも使って、どちらがいいか較べてみようかと考えている。
いつになったらタワレコが登場する?(^^ゞ
ーーー続く
用語について補足しておくと、前回にファイルサイズを減らすために音楽信号を「間引いて圧縮する」と書いたが「間引かないでそのまま圧縮する」方法もある。音楽として再生するには圧縮を元に戻すわけだが、その結果の違いからそれぞれの圧縮方法を
「間引いて圧縮」 元の信号と同じにはならない→ロスが出る→ロッシー
「間引かないで圧縮」 元の信号と同じになる→ロスがでない→ロスレス
と表現する。
当然ながら「間引く」ロッシーのほうが量が減るから圧縮率は高い。でも圧縮を元に戻した時に、間引いた分だけ音質は低下する(聴き分けられるかどうかはまた別の話)。
CDより低い解像度のローレゾは基本的にロッシ−で圧縮されており、反対により高い解像度のハイレゾはロスレスでの圧縮である。なのだけれどもCDと同じ解像度でロスレスで圧縮したものを「ロスレス」、ハイレゾはロスレスで圧縮していてもロスレスとは呼ばず「ハイレゾ」と解像度と圧縮方法の違いをゴッチャにして呼ぶ場合もある。ややこしいゼ。
さてAppleとAmazonのプランは組み立て方が微妙に違っていて、
Apple
従来はローレゾで提供していたストリーミングを追加料金なしでハイレゾでも提供
9000万曲 月額980円=年額11760円
Amazon
従来のプランは
PRIME 200万曲ローレゾ 年額割引適応で4900円=月額408円
UNLIMITED 7500万曲ローレゾ PRIME料金に月額780円、年額割引7800円上乗せ
HD 7500万曲ハイレゾ UNLIMITED料金に月額1000円=年額12000円上乗せ
つまりHDコースでハイレゾを聴くには、年額でトータル4900+7800+12000=
24700円が必要だった。
それが6月よりUNLIMITEDに加入していればHDの追加料金が発生しなくなった。
だからハイレゾにかかる費用は年額で4900+7800=12700円となる。
従来の24700円に対して51%の価格設定。月額に直せば1058円。
AppleよりAmazonが年間で12700円ー11760円=940円高い。しかしPRIMEの料金には映画見放題や配送料無料などAmazonの他の特典が含まれるから、コスパ的にはAmazonの方が上回っているかな。なおAppleの9000万曲に対してAmazonは7500万曲で劣っているとはいえ、このレベルになると貯金が9兆円あるか7.5兆円かみたいなもので、それだけあればどちらでも使い切れない(聴き切れない)でしょという感じ。
前回に書いたようにPRIMEコースに入っていても、
昔のロックやポップス:音質にはこだわっていない。
女性ジャズボーカル:夜遅くに音のインテリア的に流しているだけで、
音質を云々するほどのボリュームで聴いていない。
200万曲:まだ聴いていないアルバムがたくさんある。
クラシック:CDをたくさん買っている。
ということで、あまりUNLIMITEDやHDのコースには興味がなかった、でも「Appleがハイレゾを提供!」「Amazonも追加料金なしでハイレゾを提供!」と5月半ばから6月にかけて流れたニュースについ乗せられて(^^ゞ
その時はAmazonは4ヶ月、Appleが3ヶ月の無料キャンペーンをやっていた。とりあえずAmazonのキャンペーンを利用して、3ヶ月後くらいにAppleのキャンペーンも使って、どちらがいいか較べてみようかと考えている。
いつになったらタワレコが登場する?(^^ゞ
ーーー続く
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