2021年11月18日

もし瀬戸内寂聴がーーー

11月9日に瀬戸内寂聴さんが亡くなった。享年99。亡くなる少し前まで精力的に活動していたから、まさに大往生を遂げられた思う。

寂聴1

もちろん顔と名前はよく知っていたものの、彼女について特に詳しいわけじゃない。作品を読んだこともない。でもいくつかの追悼番組のようなものを見た。講演や説法では弱い立場の女性を励ますような内容が多かった。彼女の言葉に助けられた人も多かったのだろう。下の写真を見ても圧倒的に女性が多い。

寂聴2

でもヘソ曲がりの私は、そこでふと思ってしまうのである。

もし瀬戸内寂聴が出家した僧侶でなく、デビューした時のペンネームである三谷晴美という小説家(だけ)の肩書きのままだったら、彼女の言葉は人々に同じように響いただろうかと。

頭を丸めず法衣を着ていなくても言葉に同じ説得力があったかな。

寂聴3

誤解を招かないように念のために書いておくと、瀬戸内寂聴に対して含むところは何もないよ。単にイメージとかブランディングとか大衆心理についての好奇心からの推察。

エセ坊主になって試してみようか(^^ゞ

wassho at 22:49│Comments(0) ノンジャンル 

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