2021年11月30日
殿ヶ谷戸庭園の紅葉
先週の木曜日、芝公園のもみじ谷へ行ったブログに「まだほとんど色づいていなかったから、週末にどこか他の場所へ紅葉を見に行くのは延期したほうがいいな」と書いた。しかしSNSで直近に各地を訪れた人々の情報を探してみると、殿ヶ谷戸庭園は見頃近くになっていることがわかった。
同じ東京なのに紅葉時期にそんなに差があるのは、おそらく東京タワーの隣という都心ど真ん中の芝公園と、郊外にある殿ヶ谷戸庭園の立地の違いだろう。いわゆる都心におけるヒートアイランド現象。ヒートアイランド現象と聞くと夏の出来事のように思えるが、東京の過去100年間のデータでは、最高気温の上昇が夏の1.4度に対して冬は4.8度と冬のほうにその現象が強く表れている。
実際に去年と一昨年で、私が紅葉を見に行ったのは
芝公園（港区） 12月16日
日比谷公園（千代田区） 12月12日
九品仏（世田谷区） 12月7日
豪徳寺（世田谷区） 12月6日
六義園（文京区） 12月3日
旧古河庭園（北区） 11月29日
と、ほとんどが12月になってから。紅葉狩りは秋の行事のはずなのに、都内23区ではもう冬の初めに楽しむものになってしまっている。
さて、(／_')／ソレハコッチニオイトイテ
11月28日の日曜日に殿ヶ谷戸庭園へ出かけてきた。
難しい漢字じゃないのに何となく読みづらいこの庭園は「とのがやと」という名前。昔はこのあたりが殿ヶ谷戸という地名だったことに由来している。場所は東京都国分寺市。新宿駅からだと直線距離で約20キロの位置にある。
東急線、JR山手線、JR中央線と乗り継ぎ自宅から1時間15分くらいで国分寺駅に到着。国分寺駅で降りたのはは30年振りくらいかな。その頃から駅ビルはあったけれど、ずいぶんと賑やかになっていた。
駅南口の広場。
広場の端に道案内の矢印。
そこから殿ヶ谷戸庭園までは歩いて１〜２分と超駅近なロケーション。
看板に随�撤燹覆困い�えん）と書かれているが、東京都立庭園一覧のホームページにこの名称は記載されていない。この庭園の歴史を簡単にひもとくと、
1913年（大正2年）
三菱財閥の幹部で、後に満鉄の副総裁となった江口定條（さだえ）の
別宅として整備される。
1929年（昭和4年）
三菱財閥創業家の岩崎彦弥太（ひこやた）が買い取る。
1974年（昭和49年）東京都が買収し、1979年に公開。
それで初代オーナーの江口が、ここの庭を随�撤爐般症佞韻討い燭茲Δ澄�ちまちまとガーデニングしている自宅マンションのベランダにも何か名前を付けようか(^^ゞ なお随�鼎箸亙�教用語で相手にあわせて話を分かるように説くことらしい。
入園料は150円。
東京都立の場合、公園は無料で庭園は有料（だと思う）。ちなみに都立庭園は9箇所ある。
中門をくぐる。
ここでiPhoneからミラーレスのデジカメにチェンジ。ミラーレスのほうがやや横長の画像。
団子はよく売れていた。
チケット売り場。
はっぴを着ている後ろ姿の女性は体温測定の係員。非接触の体温計はおでこか首筋で測るものだと思っていたら、ここでは手のひらを装置にかざす方式だった。あちこちで体温を測られてきたがこれは初体験。ただし34.8度だったから、あまり正確じゃないみたい(^^ゞ
ところで、この庭園のホームページには次の記載があった。
11月15日から（コロナ対策で実施していた）予約は不要。
ただし混雑時には入場規制を行う。
確実に入園するには事前予約を。
日曜日だし、ひょっとしたらと思って事前予約はしておいた。ウエッブで申し込むと整理券となるQRコードのリンクが記載されたメールが送られてくるシステム。予約サイトは外注でどんな会社か不明だから名前は偽名、電話番号も適当に入力。だいたいウエッブ予約なのになぜ電話番号がいるのだ？ メアドだけはメールが送られてくるから正しく書く必要があるが、こういう場合のためのいわゆる「捨てアド」を使用。
それで送られてきたメールを読むと、
整理券確認の際、ご本人確認を行う場合があります。運転免許証やパスポート、
学生証などの身分証を整理券とともにご持参ください。
と書いてあるではないか。つまり偽名だと本人確認はできない。まあでも今までこの方式で身分証の提示を求められたことはないし、もしそうなったら、その時はその時と予約を取り直すことはしなかった。
結局、入場規制は行われておらずQRコードを見せることはなかったのだが。
チケット売り場から少し進むと芝生広場越しに紅葉が目に飛び込んで来る。３日前の芝公園の色づきとは大違いで、これなら充分に楽しめそう。
雪吊りも設置されていた。もっともこれは雪対策じゃなくて、冬景色というか雰囲気を演出するためのもの。
芝生広場沿いに歩いて行くと人が出入りしている和風家屋が。別宅時代に建てられたものだろうか。何か展示しているらしい。でも靴を脱いで上がる方式だったので立ち寄らず。
ーーー続く
同じ東京なのに紅葉時期にそんなに差があるのは、おそらく東京タワーの隣という都心ど真ん中の芝公園と、郊外にある殿ヶ谷戸庭園の立地の違いだろう。いわゆる都心におけるヒートアイランド現象。ヒートアイランド現象と聞くと夏の出来事のように思えるが、東京の過去100年間のデータでは、最高気温の上昇が夏の1.4度に対して冬は4.8度と冬のほうにその現象が強く表れている。
実際に去年と一昨年で、私が紅葉を見に行ったのは
芝公園（港区） 12月16日
日比谷公園（千代田区） 12月12日
九品仏（世田谷区） 12月7日
豪徳寺（世田谷区） 12月6日
六義園（文京区） 12月3日
旧古河庭園（北区） 11月29日
と、ほとんどが12月になってから。紅葉狩りは秋の行事のはずなのに、都内23区ではもう冬の初めに楽しむものになってしまっている。
さて、(／_')／ソレハコッチニオイトイテ
11月28日の日曜日に殿ヶ谷戸庭園へ出かけてきた。
難しい漢字じゃないのに何となく読みづらいこの庭園は「とのがやと」という名前。昔はこのあたりが殿ヶ谷戸という地名だったことに由来している。場所は東京都国分寺市。新宿駅からだと直線距離で約20キロの位置にある。
東急線、JR山手線、JR中央線と乗り継ぎ自宅から1時間15分くらいで国分寺駅に到着。国分寺駅で降りたのはは30年振りくらいかな。その頃から駅ビルはあったけれど、ずいぶんと賑やかになっていた。
駅南口の広場。
広場の端に道案内の矢印。
そこから殿ヶ谷戸庭園までは歩いて１〜２分と超駅近なロケーション。
看板に随�撤燹覆困い�えん）と書かれているが、東京都立庭園一覧のホームページにこの名称は記載されていない。この庭園の歴史を簡単にひもとくと、
1913年（大正2年）
三菱財閥の幹部で、後に満鉄の副総裁となった江口定條（さだえ）の
別宅として整備される。
1929年（昭和4年）
三菱財閥創業家の岩崎彦弥太（ひこやた）が買い取る。
1974年（昭和49年）東京都が買収し、1979年に公開。
それで初代オーナーの江口が、ここの庭を随�撤爐般症佞韻討い燭茲Δ澄�ちまちまとガーデニングしている自宅マンションのベランダにも何か名前を付けようか(^^ゞ なお随�鼎箸亙�教用語で相手にあわせて話を分かるように説くことらしい。
入園料は150円。
東京都立の場合、公園は無料で庭園は有料（だと思う）。ちなみに都立庭園は9箇所ある。
中門をくぐる。
ここでiPhoneからミラーレスのデジカメにチェンジ。ミラーレスのほうがやや横長の画像。
団子はよく売れていた。
チケット売り場。
はっぴを着ている後ろ姿の女性は体温測定の係員。非接触の体温計はおでこか首筋で測るものだと思っていたら、ここでは手のひらを装置にかざす方式だった。あちこちで体温を測られてきたがこれは初体験。ただし34.8度だったから、あまり正確じゃないみたい(^^ゞ
ところで、この庭園のホームページには次の記載があった。
11月15日から（コロナ対策で実施していた）予約は不要。
ただし混雑時には入場規制を行う。
確実に入園するには事前予約を。
日曜日だし、ひょっとしたらと思って事前予約はしておいた。ウエッブで申し込むと整理券となるQRコードのリンクが記載されたメールが送られてくるシステム。予約サイトは外注でどんな会社か不明だから名前は偽名、電話番号も適当に入力。だいたいウエッブ予約なのになぜ電話番号がいるのだ？ メアドだけはメールが送られてくるから正しく書く必要があるが、こういう場合のためのいわゆる「捨てアド」を使用。
それで送られてきたメールを読むと、
整理券確認の際、ご本人確認を行う場合があります。運転免許証やパスポート、
学生証などの身分証を整理券とともにご持参ください。
と書いてあるではないか。つまり偽名だと本人確認はできない。まあでも今までこの方式で身分証の提示を求められたことはないし、もしそうなったら、その時はその時と予約を取り直すことはしなかった。
結局、入場規制は行われておらずQRコードを見せることはなかったのだが。
チケット売り場から少し進むと芝生広場越しに紅葉が目に飛び込んで来る。３日前の芝公園の色づきとは大違いで、これなら充分に楽しめそう。
雪吊りも設置されていた。もっともこれは雪対策じゃなくて、冬景色というか雰囲気を演出するためのもの。
芝生広場沿いに歩いて行くと人が出入りしている和風家屋が。別宅時代に建てられたものだろうか。何か展示しているらしい。でも靴を脱いで上がる方式だったので立ち寄らず。
ーーー続く
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