2021年12月02日

殿ヶ谷戸庭園の紅葉 その3

次郎弁天池を離れて庭園内を散策。
竹林と呼ぶにはやや細長いエリアに植えられた竹の生け垣のようなものがあった。
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竹の中から伸びているカエデの木。種が飛んできて生えたのだろうか。
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ちなみにカエデの種は、リンクした写真のようにプロペラに似た風に乗りやすい形をしている。(ここをクリック


この周辺の紅葉も色数が多くて美しい。
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今年もこういうところを歩けてシアワセである。
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ススキが少しだけ残っている。
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藤棚のあるところにやって来た。
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ここは崖が多く湧き水の出る地形とのこと。
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藤棚の前にある芝生広場。
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殿ヶ谷戸庭園では紅葉亭や弁天池のあるエリアは和風庭園で、こちらは洋風庭園とゾーン区別がされている。でもこれで西洋を感じられる? 芝生があれば洋風という解釈なのだろうか。でも芝生は日本でも古くから使われているけれど(万葉集でも歌われているらしい)。


それはともかく、この付近は日当たりがいいので、紅葉も池の周りとは違った表情になる。
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馬頭観音(ばとう・かんのん)コッチの案内を見つけてやって来たが、仏像らしきものはなくベンチが置かれていただけ。
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しかも行き止まりで出入り口へ進めない。それでまた池まで戻る羽目に。
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この庭園は面積が2.1ヘクタールとそれほど広くはないが(小石川後楽園が7ヘクタール、六義園は8.8ヘクタール)、崖のある地形を活かしたした造りになっている。だからアップダウンはけっこうある。


ちょっと遠回りになってしまったが、
太陽光と紅葉が織りなす色彩を楽しみながらのんびりと歩く。
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カエデの向こうのイエローオータムはケヤキかな(あまり自信がない)。
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最後にもっとも色鮮やかだったレッドオータムを。
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現地滞在は1時間半くらい。訪れるまで知らなかったが、茶室に紅葉亭と名前を付けるくらいだから紅葉をメインにした造園なわけで、カエデの本数も多く期待以上の満足度を得られた。逆に紅葉シーズン以外はどうなっているんだろうと余計な心配をしたくらい(^^ゞ

とにかく紅葉狩りにはお勧めの庭園である。


おしまい

wassho at 20:50│Comments(0) お花畑探訪 

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