2022年02月06日
ロウバイは見頃過ぎで、ウメは見頃かなり前の池上梅園
もうすぐ「気象庁がサクラの開花を宣言!」というニュースをイヤというほど耳にすることになるが、同庁がウメの開花も観測していることはあまり知られていない。これは生物季節観測と呼ばれ、かつては植物34種目、動物23種目が観測されていた。しかし2020年に
アジサイ(開花)
イチョウ(黄葉・落葉)
ウメ(開花)
カエデ(紅葉・落葉)
サクラ(開花・満開)
ススキ(開花)
の6種目9現象だけの観測へと大幅に縮小することを発表。ただし様々な学会や団体からの反対を受けて、現在調整中らしい。
気象庁の 生物季節観測のページはこちらから
それで2月1日に、たまたま「気象庁が東京でウメ開花を発表」というニュースを知った。サクラ以外で開花発表のニュースに接したのは初めてのような気がする。いつも報道されているのかな?
ちなみに東京での過去3年のウメの開花は
2020年 1月27日
2021年 1月18日
2022年 2月1日
だから、今年の冬はやはり寒い。
さて、そのニュースを見て思ったのは、もちろんウメはもう少し咲き揃ったらどこかに見に行くとして
今年はロウバイを見に行きそびれたなあ。
ロウバイは例年なら1月中旬で終わりだけれど、
今年は寒いから、ひょっとしたらまだ残っているかも?
ということ。
ロウバイを植えているところは少ない。ネットで調べて2020年にウメを見に行った大田区の池上梅園に少しあることを知る。ただ現在も咲いているかどうかの確実な情報は得られず。でもまあ近くだからいいかと。
2月4日(金)、朝一で行くつもりだったが、天候が曇りでくじける(/o\) どんな花でも青空の下で見たほうが美しいが、特にロウバイは小さな黄色の花なので青空必須なのである。
5日の土曜日は所用があって向かえず。それで本日は金曜日よりは多少はマシという程度の曇り空だったが、これ以上引き延ばすのもと思い出かけてきた。まあ結果はタイトル通りなのであるが。
昼過ぎに池上梅園に到着。
前回に来たとき、手持ち無沙汰にしていた警備員は体温測定を担当していた。
ハイ、承知の上です。
ウメの一分咲きより、この曇天に心が折れる。
まずは前庭部分でウメの樹皮を眺めながら、
少しだけ咲いているウメを探す。
前庭を抜けたところにロウバイ発見。
花が小さくてピントが合っていないのはご愛敬。
ロウバイの咲きかけから散りかけまでの3態。
コロナ対策のマスクを外して、ロウバイの甘い香りを吸い込む。見頃過ぎだし、青空背景じゃないから写真も地味である。それでも今年もロウバイをクンクンできたことを喜ぼう。
園内の案内図。
ロウバイがあったところに星印を着けた。最初の木は中央の星印。
所々に少しだけ咲いているウメを見ながら奥に進む。
案内図なら右方向。
雪吊り。
都内にある雪吊りは豪雪対策ではなく冬景色の演出。
あまり撮るものがないので下から煽ってみる(^^ゞ
2本目は「もう見ないで!」というロウバイの声が聞こえてきたので、
あまり近づかず(^^ゞ
みかんがおいしそうに実っていた。
この程度の大きさの枝を地面に挿しただけでもウメは咲くことを知る。
3本目のロウバイ。
案内図で一番右の星印。
ロウバイは5種類ほどあるらしいが、一般に見られるのは満月ロウバイと素心(そしん)ロウバイの2種類。満月ロウバイは花の中心部が赤紫色で、素心ロウバイはすべて黄色。赤紫色が混じらないから「素」。
池上梅園にあるのはすべて素心ロウバイのようだ。
園内ブラブラ。
「和室」という芸のない名前をつけられた建物前の池とコイを眺める。
座論梅という池上梅園名物のウメはまだ咲いていなかった。
2020年に来たときはもう散っていたから、未だ座論梅を拝めず。
かなり濃い紅梅のようだ。
庭園エリアを抜けて傾斜地の下に戻ってくる。
上にあがってもたくさんウメが咲いているわけじゃないが、
とりあえず登ることに。
それでも途中で咲いていたこれが本日一番の美人だった。
これは冬至という名前だからかなり早咲きの品種なんだろう。
参考までに今シーズンの冬至は昨年の12月22日。
見晴台という名前がついている展望台。
下を覗くと寒々とした光景が広がっていた(^^ゞ
斜面上部を進み、
下っていく。
ここがウメ満開になっている光景を想像しましょう。
階段の下のほうにロウバイ発見!
でもこの写真じゃ分からないでしょう。
ズームアップして。
ロウバイはあんなにいい香りがするのに、花が小さいから地面と同化してしまう地味な花なのである。(それがよく分かる過去のブログはここから)
案内図で一番左に星印をつけた、このロウバイが一番元気よく咲いていた。
しかし柵があって近づけず、よってクンクンもかなわず。残念。
最後に、この日一番賑やかに咲いていたウメの姿を。
そろそろ今年の観梅プランを立てなくちゃ。
アジサイ(開花)
イチョウ(黄葉・落葉)
ウメ(開花)
カエデ(紅葉・落葉)
サクラ(開花・満開)
ススキ(開花)
の6種目9現象だけの観測へと大幅に縮小することを発表。ただし様々な学会や団体からの反対を受けて、現在調整中らしい。
気象庁の 生物季節観測のページはこちらから
それで2月1日に、たまたま「気象庁が東京でウメ開花を発表」というニュースを知った。サクラ以外で開花発表のニュースに接したのは初めてのような気がする。いつも報道されているのかな?
ちなみに東京での過去3年のウメの開花は
2020年 1月27日
2021年 1月18日
2022年 2月1日
だから、今年の冬はやはり寒い。
さて、そのニュースを見て思ったのは、もちろんウメはもう少し咲き揃ったらどこかに見に行くとして
今年はロウバイを見に行きそびれたなあ。
ロウバイは例年なら1月中旬で終わりだけれど、
今年は寒いから、ひょっとしたらまだ残っているかも?
ということ。
ロウバイを植えているところは少ない。ネットで調べて2020年にウメを見に行った大田区の池上梅園に少しあることを知る。ただ現在も咲いているかどうかの確実な情報は得られず。でもまあ近くだからいいかと。
2月4日(金)、朝一で行くつもりだったが、天候が曇りでくじける(/o\) どんな花でも青空の下で見たほうが美しいが、特にロウバイは小さな黄色の花なので青空必須なのである。
5日の土曜日は所用があって向かえず。それで本日は金曜日よりは多少はマシという程度の曇り空だったが、これ以上引き延ばすのもと思い出かけてきた。まあ結果はタイトル通りなのであるが。
昼過ぎに池上梅園に到着。
前回に来たとき、手持ち無沙汰にしていた警備員は体温測定を担当していた。
ハイ、承知の上です。
ウメの一分咲きより、この曇天に心が折れる。
まずは前庭部分でウメの樹皮を眺めながら、
少しだけ咲いているウメを探す。
前庭を抜けたところにロウバイ発見。
花が小さくてピントが合っていないのはご愛敬。
ロウバイの咲きかけから散りかけまでの3態。
コロナ対策のマスクを外して、ロウバイの甘い香りを吸い込む。見頃過ぎだし、青空背景じゃないから写真も地味である。それでも今年もロウバイをクンクンできたことを喜ぼう。
園内の案内図。
ロウバイがあったところに星印を着けた。最初の木は中央の星印。
所々に少しだけ咲いているウメを見ながら奥に進む。
案内図なら右方向。
雪吊り。
都内にある雪吊りは豪雪対策ではなく冬景色の演出。
あまり撮るものがないので下から煽ってみる(^^ゞ
2本目は「もう見ないで!」というロウバイの声が聞こえてきたので、
あまり近づかず(^^ゞ
みかんがおいしそうに実っていた。
この程度の大きさの枝を地面に挿しただけでもウメは咲くことを知る。
3本目のロウバイ。
案内図で一番右の星印。
ロウバイは5種類ほどあるらしいが、一般に見られるのは満月ロウバイと素心(そしん)ロウバイの2種類。満月ロウバイは花の中心部が赤紫色で、素心ロウバイはすべて黄色。赤紫色が混じらないから「素」。
池上梅園にあるのはすべて素心ロウバイのようだ。
園内ブラブラ。
「和室」という芸のない名前をつけられた建物前の池とコイを眺める。
座論梅という池上梅園名物のウメはまだ咲いていなかった。
2020年に来たときはもう散っていたから、未だ座論梅を拝めず。
かなり濃い紅梅のようだ。
庭園エリアを抜けて傾斜地の下に戻ってくる。
上にあがってもたくさんウメが咲いているわけじゃないが、
とりあえず登ることに。
それでも途中で咲いていたこれが本日一番の美人だった。
これは冬至という名前だからかなり早咲きの品種なんだろう。
参考までに今シーズンの冬至は昨年の12月22日。
見晴台という名前がついている展望台。
下を覗くと寒々とした光景が広がっていた(^^ゞ
斜面上部を進み、
下っていく。
ここがウメ満開になっている光景を想像しましょう。
階段の下のほうにロウバイ発見!
でもこの写真じゃ分からないでしょう。
ズームアップして。
ロウバイはあんなにいい香りがするのに、花が小さいから地面と同化してしまう地味な花なのである。(それがよく分かる過去のブログはここから)
案内図で一番左に星印をつけた、このロウバイが一番元気よく咲いていた。
しかし柵があって近づけず、よってクンクンもかなわず。残念。
最後に、この日一番賑やかに咲いていたウメの姿を。
そろそろ今年の観梅プランを立てなくちゃ。
wassho at 22:32│Comments(0)│
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