2022年03月14日

冬はみかん風呂

本日の東京は最高気温24.1度を記録。だいたい5月並の暖かさだった。街を歩いていると、まだコートや薄いダウンジャケットの人がいる一方で半袖の人もチラホラ。5月並みといっても、それは昼間だけのことだから何を着るかは迷うよね。ちなみに午後8時の気温は10.7度まで下がっている。

そんな日に冬の話をためらいながら書こう(^^ゞ

みかん

子供の頃はみかんをよく食べた。
でも大人になるにつれてあまり食べなくなった。
特に理由はなく自然の成り行き。

もっとも世間全般もそうなのか、みかんの生産量は1970年代中頃がピークで、2000年にはその1/3ほどに減少している。それからさらに20年以上が経っているから、現在はもっと落ち込んでいるのかも知れない。
データ1

こちらのデータを見るとみかんが1人負けしていることが分かる。
データ2

1980年にはみかん14.5に対して、りんごは5.0だからトリプルスコアでみかんの圧勝。それが2009年になるとみかんはりんごと同じ4.5で並ばれている。ついでに書くとバナナは3.7から7.4と倍増している。

    データは下記から引用
     https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n0208re1.pdf
     https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h22/pdf/z_2_2_2_3.pdf

どうしてこんなに減ったのかは、今回のテーマではないから考えない。ただ「和室が減った→コタツが減った→みかんが食べられなくなった」なんて珍説もあるらしい。


話を戻すと、
今年の冬はよくみかんを食べた。
それはコタツを買ったわけではなく(^^ゞ 、
みかん風呂のため。
何かで読んで試してみたくなったのがきっかけ。

ゆず風呂のように、みかんをそのまま浮かべるのではなく、食べ終えた皮を乾燥させて使う。それを袋に入れて湯船に浮かべておくだけ。


この袋はハーブなどを煮出すのに使うもの。以前に夏のお茶風呂のことを書いた。水出し冷茶に使った茶葉が、紙パックからこぼれ出てくるので、紙パックをこれに入れてお茶風呂のときに使用している。
コットン 巾着袋

基本的にはこの布袋に

   乾燥させたみかんの皮を入れる
   浴槽に浮かべる

だけでいい。みかんの皮は5〜6個分くらい。

ただ、それだけでは少し香りが弱いので、食べ終えてまだ少し果肉が残っている房の部分も同じく乾燥させて入れるようになった。乾燥は、少なくとも冬の間は、外に出さず部屋の中で充分。2日ほどでカチンカチンになる。それをお湯を張る前から浴槽に入れておき、また入浴中はときどき浴槽の中で揉む。


浴室がみかんの香りで満たされることはなく、ごくわずかに感じる程度。それでもお湯をすくって顔を洗うような仕草をすると、少し目にしみるから、それなりにエキスは出ているのだと思う。乾燥させるのは、生のままだと果汁が多すぎるからだろう。

ただし、みかん風呂にしたからといって肌がスベスベするとか、よく温まるということはない。それでも、いつもとはちょっと違う雰囲気を味わえる。乾燥させる期間が必要だから、毎日はみかん風呂にできないが、かえってそれで飽きずに楽しめる。


次の冬に、
このブログのことを思い出したら試してみて。

wassho at 23:33│Comments(0) 生活、日常 

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