2022年03月19日

京王百草園で傾斜地ならではのウメを楽しむ

3月12日は今シーズンの観梅ハイライトとして京王百草園へ出かけてきた。ここはウメの名所として名高く、バイクで観梅ツーリングをしていた頃から気になっていた場所。ただしバイクを駐める場所がないので訪れていなかった。

京王というのは京王電鉄が経営しているから。百草園は「もぐさえん」と読む。百草はこのあたりの地名である。元から植物の多いところだったのだろうか。

場所は東京の西にある日野市(地図では少し色が薄くなっている)。決してメジャーとはいえないが、八王子の手前といえばイメージできる人は増えるかも知れない。東京駅からだとJR日野駅までの直線距離は約34キロ。ちなみに東京23区という呼称はよく知られているが、東京にはそれ以外の自治体として26の市、4つの町、9つの村がある。
地図



京王線の百草園駅。1つ手前の聖蹟桜ヶ丘駅周辺はかなり賑やかなのに、いきなりローカルな感じになる。京王線はこのパターンが多いような。
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まずはこの道路を200メートルほど。
おそらく百草園目当てだろうという人々が歩いていたのでついていった。
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この看板で脇道に入る。
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登り坂。百草園のホームページには「途中急坂がある」と注意書きがある。そこそこの勾配だが、それほどでもない。ーーーこのあたりまでは
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次の看板。
「あとひといき」なんて気が利いている。
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その看板の隣に湧き水?のようなものがあった。
ただし飲んでいいとも、いけないとも書かれていない。
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その次の看板。
たった130メートルかと安心したら、
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ここからがキツかった。
写真じゃそれほどの急勾配には見えないかも知れないが。
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道路に手すりがついている場所なんて見たことある?
それくらいの急坂。
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下り側にはこんな標識まで。
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130メートルが斜面の距離なのか、平面上での直線距離なのかは分からないが、たかが130メートルである。それでもかなりキツかった。コロナ対策のマスクを鼻の下まで降ろし、それでも息苦しくて顎の下まで。



息絶え絶えで(>_<) 百草園に到着。
入口の先が階段になっているのが見えたから、しばらく入らずに息を整えたほど。
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敷地の外からでも名所だと分かる。
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いざ参る。
券売所の上のウメもいい感じ。
入園料は300円。
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階段を上って、
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最初に入ったのは案内図で4のところ。
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間近で見るウメはもちろん美しいけれど、
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このコンモリと密集したした咲き方がたまらない。
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これは傾斜地ならではの光景。ずいぶんと規模は違うが、こういう眺めは2014年に訪れた木下沢(こげさわ)梅林以来だと思う。心臓破りの坂道を登ってきた甲斐があったというもの。


茅葺きの東屋(あずまや)などもあって雰囲気もいい。
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なんとロウバイがまだ咲いていた。とっくにシーズンオフなのに、ここは郊外で都心より多少は気温も低いから、まだ持ちこたえているのだろうか。
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でもまあ花はかなり痛んでおり、この程度の距離からの写真が精一杯。
残念ながらほとんど香りもしなかった。
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さらに階段を上っていく。
足腰が悪くなったら、ここへは来られないね。
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見下ろしてウメいっぱいの景色。
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こんな感じに木々が植えられている場所で、
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スプリンクラーを発見。
公園や庭園で見かけるのは珍しい気がする。
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この茶色いのはカサカサになったカエデの葉。
意外と落ちないものなんだ。
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さらに高いところから、これは北東方向の眺め。
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2本のビルが並んでいる後ろに筑波山が見えるらしい。
この日は見えなかったが、筑波山なら見えなくても別にいいか(^^ゞ
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ーーー続く

wassho at 20:05│Comments(0) お花畑探訪 

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