2022年04月06日

文京区・駒込にある吉祥寺でしだれ桜 その3

本堂に近づくと参道の左にしだれ桜、右にソメイヨシノの配置で植えられている。
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ただしソメイヨシノは盛り過ぎで少し寂しくなっていたのが残念なところ。ということはしだれ桜のほうが開花が遅い、あるいは開花期間が長いのか。両方が揃って満開の時期ってあるのかな。できればその時に来てみたい。

できるだけキレイなところを狙って。
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この鐘楼も左右にそれぞれのサクラ。
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鐘楼の裏側に大きな石碑が並んでいて荘厳な雰囲気。
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そして本堂と、そこから山門を振り返った風景。
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それにしても本堂の前が駐車場なんて珍しいのでは。

さらに変わっているのは、ここに駐められているクルマは参道を通ってやってくること。参道が一般道路になっているような所は別として、境内の参道でクルマが走っているところは記憶にない。サクラを見上げていて、ふと気がつくとクルマが迫っていたこともあった。もちろんサクラ見物をしている人は多いからクルマは超徐行している。ただしそれで音がしないから余計に気がつかない(>_<)

実は最初の投稿で紹介した山門の横はこんなふうに開いていて、クルマはここから出入りする。江戸時代に建てられた寺だから、クルマ社会になったときレイアウト的にこうするしかなかったのかも知れない。
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それはさておき、
本堂の脇にあるしだれ桜が超絶に見事だった。
姿形、花数、花色とも文句なし!
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こちらのしだれ桜は参道にあった八重咲きと違って5枚の花びら。
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しだれ桜はしだれて咲くサクラの総称で、20種類以上の品種があるとのこと。吉祥寺の品種は何だろうかと調べたがよく分からず。

ちなみに枝が垂れるのは植物ホルモンの一種が不足して、枝の組織が固くならないからと考えられている。それは病弱ってこと? そういわれてみれば何となく儚い(はかない)美しさのようにも見える。ただし寿命的にはソメイヨシノが平均60年なのに対して、しだれ桜は300年だから、そんなことはないのだろう。


さて吉祥寺がしだれ桜の隠れた名所という話は本当だった。そして来年こそは六義園のしだれ桜を見たいもの。もちろんその帰りには吉祥寺にも立ち寄ることは間違いなし。

ところでこの日(4月2日)は最低気温が3.6度で最高気温も12.9度とブルブルの寒さ。なのでダウンジャケット着用で出かけた。ダウンを着て花見なんてなんかヘンな感じである。3月12日に京王百草園でウメを見たときは21.3度もあって半袖だったのに。季節感めちゃくちゃな今年の春。


おしまい

wassho at 23:17│Comments(0) お花畑探訪 

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