2022年06月09日

代々木公園で春バラ

5月19日に練馬区にある四季の香ローズガーデンを訪れて、天気がイマイチだったのが少し残念だった。それで2日後の21日は朝から晴れていたので、リベンジとばかりに代々木公園の「バラの園」へ出かけてきた。


2020年に建て替えられた原宿の新駅舎。
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それなりにデザインされているが、どこにでもあるような現代建築。1924年(大正13年)に建てられて原宿のアイコンとなっていた旧駅舎はこの奥にあった。解体してレプリカをまた建てるらしい。そのまま保存しておけばいいのに。

駅舎が少し南に移動したので表参道も近くなった。
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表参道から続く神宮橋を渡る。
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こちらは明治神宮方向から歩いてくる人。
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この付近に馴染みのない人のために記しておくと、
明治神宮と代々木公園は隣接していて敷地を分け合っているような位置関係。
地図

元々は大名屋敷があった場所で、明治以降に
  
   皇室御料地である代々木御苑→明治神宮
   陸軍の代々木練兵場→駐留米軍の宿舎敷地→代々木公園

になったというのがだいたいのヒストリー。

面積は明治神宮が約70ヘクタール(境内のみで外苑含まず)、代々木公園は約54ヘクタールで23区内では5番目に広い公園。日本で最初の飛行機が1910年(明治43年)にここから飛び立ったのはあまり知られていない話。ライト兄弟の初飛行が1903年だから意外と日本が飛んだのも早かった。もっとも国産機じゃないけど。

ちなみに明治神宮は明治天皇を祀るために建てられたから、当然ながら神社の中では歴史が浅い。代々木公園も米軍から返還されたのが1964年(昭和39年)で、同年の東京オリンピックで選手村として使用され公園の開園は1967年(昭和42年)。だから明治時代からある上野公園や日比谷公園と較べれば割りと新しい公園といえる。


ヒョンデ(韓国のクルマメーカー)の看板。
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2010年に日本から撤退した後、ヒュンダイ改めヒョンデとして今年から再参入したが、英語のスペルはHyundaiと以前と同じ。韓国語ではこれでヒョンデと読むんだ。


代々木公園の向かいにある国立代々木競技場。地名のつかない「国立競技場」とは別の施設ね。この日はアイドルのコンサートがあるみたいで混雑していた。
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駅から数分で代々木公園の原宿門に到着。
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ゲートインして現在地。
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バラ園に向かう。
青空を背景に新緑が美しい。
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しかし写真なら微妙だが肉眼では、ゴールデンウィークの頃と較べると鮮やかさがわずかに失われているように感じる。新緑愛好家なので何かとウルサイ。


通路を進むとバラ園が見えてきた。
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正式名称は「バラの園」だから「バラのソノ」と読むのだろう。でも「バラのソノ」だと古い歌謡曲のような響きに感じる。


バラのアーチがお出迎え。
天気よし!
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アーチの大きさの割りにバラが育っていないけれど、
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まあ写真は撮りようで。
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それほど広くはないが、この芝生の周りにバラが植えられている。
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バラを縦に巻き付けたものをオベリスク仕立てという。しかしオベリスクは方尖塔(ほうせんとう)で先端が尖っているものだから、これは素直にタワーと呼べばいいかな。
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天気がいいと無駄に空に向けて撮りがち(^^ゞ
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見事な密集感にヤッターと言いたくなる一画であるが、
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よく見ると傷んだものも多い。
しかし日差しがたっぷりだと意外と気にならない。やはり太陽は偉大!
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ーーー続く

wassho at 21:41│Comments(0) お花畑探訪 

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