2022年09月26日

大間(下北半島)でも、お盆に花火

長崎ではお盆の墓参りで、お墓の前で花火をすると知ってカルチャーショックを受けた話を以前に書いた。そんな変わった風習があるのは長崎だけだと思っていたら、遠く離れた北国でも同じようにーーー

紹介していたのはNHKの新日本風土記という紀行ドキュメント番組。今回のタイトルは「下北半島 夏」。恐山やむつ市の夏祭りなどと一緒に紹介されていたのが大間のお盆。

大間 おおま あのマグロで有名な大間である。
青森県にあるイメージは浮かんでも、正確な場所は意外と知らないんじゃない?
大間は下北半島の最北端、ということは本州最北端に位置している。
参考までに北海道に向かって突き出している右側が下北半島で、左が津軽半島ね。

地図

なぜ? いつから? といった説明はなかったものの、
とにかく大間ではお盆の墓参りで花火をする。

墓石のてっぺんに花火を置いて親族一同で眺める!
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オトウサン、そんなことしたらバチ当たるよ!
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墓標の上にも花火!
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ご先祖様は熱くないのかなあ(^^ゞ
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長崎のお盆で免疫ができているから、
あの時ほど驚きはしなかったとはいえ、ところ変わればいろいろ違うなあと実感。

背景が暗いとどこでも見られる花火の光景だが、
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ここは墓地なんだから、やっぱりヘン。
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しかし考えてみれば京都の大文字なんてもっと派手に火を使っているわけで、あんなに大規模にできないから、火だけではなく火薬も使おうとなったのは案外に合理的な発想なのかも。それでも墓地で打ち上げ花火がポンポンと上がっている光景には笑ってしまうけれど。

他にも墓参りで花火をしたり、あるいはもっと変わったことをしている地方があるのだろうか。とりあえず大間と長崎は姉妹都市になったらいいと思うゾ。

wassho at 22:29│Comments(0) ノンジャンル 

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