2022年10月07日

古い友人とは

A氏からある人を紹介される。

   彼は私の古い友人でしてーーー

とA氏は言った。

そう聞くと、その人物が何となく信頼できるように思えてくる。人を紹介する時のスマートな台詞である。彼らは共通の趣味がきっかけで知り合い、もう17〜18年の付き合いになるらしい。

112925

ただし、

確かな年齢は知らないもののA氏は80歳を少し超えている老紳士。ということは60歳半ばからの知り合いである。17〜18年は充分に長い年月ではあるとしても、これって古い友人なのかな?

すなわち古い友人とは、

   絶対的な年月の長さなのか
   その年月が人生に占める割合なのか

との疑問。


小学6年生の時に、幼稚園からの友人は人生の半分以上を一緒に過ごしてきたとしても、古い友人とは言わない。そんな台詞がサマになるのは、30歳代でも無理で40歳代からだろうか。そういう意味では「古い友人」と紹介するのは大人の台詞である。

ところで幼なじみや同級生は古い友人なのだろうか。もちろん古い友人には違いないが、人に紹介する時には幼なじみや同級生と呼ぶ気がする。そう考えると古い友人とは、社会人になってから知り合った友人に使う言葉なのかも知れない。

日本の場合、年齢あるいは先輩後輩などの上下関係が何となくついて回るので、友人の幅が狭まるのが残念なところ。A氏が紹介してくれたB氏は彼より相当に若い。それをサラッと友人と呼べるのはカッコイイと思う。もっともB氏はA氏に相当気をつかっていたが。ところで日本の場合とは書いたが、他の国ではどうなんだろうね。


秋の夜長には、どうでもいいことを考えましょう(^^ゞ



さて秋とは言いつつ、それにしても昨日今日と異常に寒い。

3日前の9月4日に東京は最高気温が29.5度と半袖1枚で過ごせたのに、昨日は最高気温が15度、そして本日は13度。昼過ぎには最低気温となる11.3度を記録した。三日で気温が半分以下なんて(/o\) もうダウンを着てもいいくらい。

10年ほど前に、だんだんと春と秋が短くなって日本は四季ではなく三季の国になりつつあると書いたが、その傾向が強まっているみたいだ。コロナは起きるし侵略戦争は始まるし、そのうえ季節もひとつ減ったら、もう海からゴジラが現れても驚かないかも(^^ゞ

wassho at 22:00│Comments(0) 生活、日常 | ノンジャンル

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔