2022年11月15日
危険な天文学?
次の2つの数字は割とよく見聞きする。
宇宙の始まりであるビッグバンが起きたのは138億年前
地球が誕生したのは46億年前
でも、これらを結びつけた数字はあまり見ない。
138億年 − 46億年 = 92億年
つまり地球は宇宙ができてから、
すなわちビッグバン暦でなら92億年に誕生したことになる。
日本人の平均寿命は昨年のデータで男性が81.47歳、女性は87.57歳。
間をとって85歳とした数字を138億年に当てはめると、
地球は宇宙が57歳のときに誕生して、今年で28歳になる。
案外と地球は若造なのである。
さて
できたばかりの地球は、地表が溶けたマグマの海状態。それが冷えて(水の)海ができたのが44億年前、その中に生命が発生したのが38億年前とされる。最初の生命がどのようなものかは分かっていない。なのに時期だけが分かっているのが不思議。
おそらく最初の生命は、それが生命なのか単なる化学反応か微妙なところから始まったのだろう。それでもやがて進化してシアノバクテリアという細菌も誕生し、それが光合成をして地球に酸素がもたらされたのが24億4000万年前。生命大爆発(大発生の意味)と呼ばれる5億4000年前のカンブリア紀を経て、最初の哺乳類の誕生が2億3000万年前。恐竜も同じ頃から。6600万年前に恐竜は絶滅したけれど、人類が現れたのはたったの20万年前。
地球カレンダーと呼ばれる地球46億年の歴史を1年に見立てたものがある。それによると我々の直接の祖先であるホモサピエンス誕生は12月31日の午後11時37分。年越しそばも食べ終えた後(^^ゞ そして西暦1年はなんと大晦日の23時59分47秒から始まる! 人の一生の85年間なんて0.5秒ほど。
人生とは、つまるところその85年間に起きる出来事である。宇宙の歴史の中で考えれば138億年のうちの85年。直感的に掴めるよう数字だけで表せば13,800,000,000 vs 85。お金に置き換えれば138億円に対する85円なんてゼロに等しい。もし失ったとしても気にもならない金額でしかない。
そう考えると、あらゆることがどうでもよく思えてくるのが困りもの(^^ゞ
ーーー続く
宇宙の始まりであるビッグバンが起きたのは138億年前
地球が誕生したのは46億年前
でも、これらを結びつけた数字はあまり見ない。
138億年 − 46億年 = 92億年
つまり地球は宇宙ができてから、
すなわちビッグバン暦でなら92億年に誕生したことになる。
日本人の平均寿命は昨年のデータで男性が81.47歳、女性は87.57歳。
間をとって85歳とした数字を138億年に当てはめると、
地球は宇宙が57歳のときに誕生して、今年で28歳になる。
案外と地球は若造なのである。
さて
できたばかりの地球は、地表が溶けたマグマの海状態。それが冷えて(水の)海ができたのが44億年前、その中に生命が発生したのが38億年前とされる。最初の生命がどのようなものかは分かっていない。なのに時期だけが分かっているのが不思議。
おそらく最初の生命は、それが生命なのか単なる化学反応か微妙なところから始まったのだろう。それでもやがて進化してシアノバクテリアという細菌も誕生し、それが光合成をして地球に酸素がもたらされたのが24億4000万年前。生命大爆発(大発生の意味)と呼ばれる5億4000年前のカンブリア紀を経て、最初の哺乳類の誕生が2億3000万年前。恐竜も同じ頃から。6600万年前に恐竜は絶滅したけれど、人類が現れたのはたったの20万年前。
地球カレンダーと呼ばれる地球46億年の歴史を1年に見立てたものがある。それによると我々の直接の祖先であるホモサピエンス誕生は12月31日の午後11時37分。年越しそばも食べ終えた後(^^ゞ そして西暦1年はなんと大晦日の23時59分47秒から始まる! 人の一生の85年間なんて0.5秒ほど。
人生とは、つまるところその85年間に起きる出来事である。宇宙の歴史の中で考えれば138億年のうちの85年。直感的に掴めるよう数字だけで表せば13,800,000,000 vs 85。お金に置き換えれば138億円に対する85円なんてゼロに等しい。もし失ったとしても気にもならない金額でしかない。
そう考えると、あらゆることがどうでもよく思えてくるのが困りもの(^^ゞ
ーーー続く
wassho at 23:04│Comments(0)│
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