2022年11月26日
観てよかったワールドカップ・ドイツ戦
まさかのドイツ戦勝利!
おめでとうございます!!
4年に1度だけサッカーファンになるワールドカップ。しかし「絶対に負けられない戦いがそこにはある」なんて騒がれていた頃と違って、世間的には事前の盛り上がりが今ミッツくらいだったかな。私自身も23日のドイツ戦は、どうせ負けるから見なくてもいいかと思っていたくらい。
1993年にJリーグが発足して、翌年のアメリカ大会はいわゆるドーハの悲劇で出場を逃したものの、1998年のフランス大会から今回まで7大会連続で日本はワールドカップに出場している。24年も経てば当初の新鮮味が薄れていくのは仕方ないところ。
それとワールドカップに出場することが夢だった時代と違って、出場して当たり前になれば、ワールドカップでの成績が問われるようになってくる。過去6大会21試合での成績は5勝11敗5分。勝率なら24%。
ご存じのようにワールドカップは32カ国が出場して、まず4カ国ごと8組に分かれて総当たり予選のグループリーグを戦う。そして各組の上位2チーム合計16チーム、つまり全体の半分のチームが勝ち抜きの決勝トーナメントに進む。
日本の過去6大会の成績は
グループリーグ敗退:3回
グループリーグは突破したものの、決勝トーナメントの1回戦で敗退:3回
後者をベスト16まで進出したなんて言い方もあるが、32チームの16だから半分まで進んだに過ぎない。言い換えれば過去のワールドカップで残せた成績はよくて16/32位。テストに例えるなら100点満点中50点で不合格レベル。オリンピックでも日本がメダルを獲れない競技は関心が薄いもの。もちろんオリンピックと違って出場する32チームに入るだけでも価値があるとしても、それは普段サッカーファンでない人たちを惹きつけ盛り上がれるかとは別問題。
というわけで、あまり乗り気じゃなかったけれど、まあせっかくの4年に1度なんだからと、キックオフの1分後くらいにテレビのスイッチを入れた。そしたら開始8分、まだ飲み物を用意したりしている時に日本が先制ゴール! もっともこれはオフサイドでぬか喜び(^^ゞ しかしここで4年ぶりのガッツポーズをしたことで、身体に「サッカーを観る楽しみスイッチ」が入った。
その後、日本はキーパーのファウルをとられてPK(ペナルティーキック)となりドイツに先制点を献上。その後は押され気味に試合が進む。前半終了間際にまたゴールを決められたが、これはビデオ判定でオフサイドとなりひと安心して前半終了。
ここまでの感想は
ドイツって雲の上の存在だと思っていたのに、それほどでもなかった。PKは別として決定的なシュートはどちらもオフサイドとなった1本ずつで互角。これはひょっとして引き分けを狙えるんじゃないのとの気持ちになる。
それもそのはずチームの実力を測るFIFAランキングで日本は24位。前回大会では60位だったのに、いつの間にそんな強くなったの? それに対してドイツは前回大会の1位から現在は11位に転落。もっともドイツは前回大会を予選リーグで敗退しているからFIFAランキングもあまり当てにならないが。とにかくまだまだ格上とはいえ落ち目のドイツと上り調子の日本である。
また4年ぶりに日本代表チームの試合を観て、サッカーがきれいになったと感じた。何となく今まではボカーンっと蹴ってドカスカ走ってガンガンぶつかってゴロゴロ転けてという印象があったのに。もちろんド素人の感想ではあるが、4年に1度しかサッカーを観ないから見えてくるものもあるはず。
それにしても毎回のことではあるが知らない選手ばかりだ。長友、吉田、坂井の3人くらいかな顔と名前が一致するのは。実は森保監督もこの日に初めて知った(^^ゞ まあ4年ごとに浦島太郎状態になるのもワールドカップの楽しみのひとつである。
ところで選手について驚いたのは日本代表26名のうち、国内Jリーグのチームに所属しているのは7名だけ。海外組がそんなに多いとは、またそれだけ多くの日本人選手が海外でプレーしているとは知らなかった。調べてみるとヨーロッパだけで60名ほどがプレーしている。参考までにJリーグの所属選手数はJ1で555名、J2とJ3も含めて合計1759名。ついでにメジャーリーグでプレーする日本人野球選手は8名。
もっとも世界的に見ると海外リーグでプレーする人数はブラジル1219人、フランス978人、アルゼンチン815人と日本人選手の活躍はまだまだ。ちなみに南米にはサッカー強国が多いものの、リーグとしてはヨーロッパが圧倒的な地位を占めている。それに南米では給与も低い。だから南米の有力選手はヨーロッパのチームでプレーする。またヨーロッパの選手にとっては別の国とはいえ、同じEU圏内だからあまり海外意識はないのかも知れない。
さて後半は矢継ぎ早に選手を入れ替える監督の采配が功を制したのか、徐々に日本の動きがよくなり、後半30分に堂安が同点ゴール、38分に浅野が逆転ゴールを決めて勝利!!! 特に浅野のシュートは、よくあんな狭いところから蹴り上げたなと思う神業。ワールドカップでの名場面として、これから長く語り継がれると思う。
驚きとうれしさで満足した試合内容だった。最初はどうせ負けるから見なくてもいいかと思っていたクセに、試合終了後はドヤ顔(^^ゞ 明日のコスタリカ戦ももちろん観るよ。コスタリカは初戦のスペイン戦を7-0で大敗している。またそんなに大量失点じゃかわいそうだから、3-0くらいに手加減してあげようね(^^ゞ
写真は下記より引用
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7ce3b419eafbf8e36305e7d4fcb313f859ef580
https://news.yahoo.co.jp/articles/4456b06ea2d4df66c83f0bc292450d27a7b0f804
おめでとうございます!!
4年に1度だけサッカーファンになるワールドカップ。しかし「絶対に負けられない戦いがそこにはある」なんて騒がれていた頃と違って、世間的には事前の盛り上がりが今ミッツくらいだったかな。私自身も23日のドイツ戦は、どうせ負けるから見なくてもいいかと思っていたくらい。
1993年にJリーグが発足して、翌年のアメリカ大会はいわゆるドーハの悲劇で出場を逃したものの、1998年のフランス大会から今回まで7大会連続で日本はワールドカップに出場している。24年も経てば当初の新鮮味が薄れていくのは仕方ないところ。
それとワールドカップに出場することが夢だった時代と違って、出場して当たり前になれば、ワールドカップでの成績が問われるようになってくる。過去6大会21試合での成績は5勝11敗5分。勝率なら24%。
ご存じのようにワールドカップは32カ国が出場して、まず4カ国ごと8組に分かれて総当たり予選のグループリーグを戦う。そして各組の上位2チーム合計16チーム、つまり全体の半分のチームが勝ち抜きの決勝トーナメントに進む。
日本の過去6大会の成績は
グループリーグ敗退:3回
グループリーグは突破したものの、決勝トーナメントの1回戦で敗退:3回
後者をベスト16まで進出したなんて言い方もあるが、32チームの16だから半分まで進んだに過ぎない。言い換えれば過去のワールドカップで残せた成績はよくて16/32位。テストに例えるなら100点満点中50点で不合格レベル。オリンピックでも日本がメダルを獲れない競技は関心が薄いもの。もちろんオリンピックと違って出場する32チームに入るだけでも価値があるとしても、それは普段サッカーファンでない人たちを惹きつけ盛り上がれるかとは別問題。
というわけで、あまり乗り気じゃなかったけれど、まあせっかくの4年に1度なんだからと、キックオフの1分後くらいにテレビのスイッチを入れた。そしたら開始8分、まだ飲み物を用意したりしている時に日本が先制ゴール! もっともこれはオフサイドでぬか喜び(^^ゞ しかしここで4年ぶりのガッツポーズをしたことで、身体に「サッカーを観る楽しみスイッチ」が入った。
その後、日本はキーパーのファウルをとられてPK(ペナルティーキック)となりドイツに先制点を献上。その後は押され気味に試合が進む。前半終了間際にまたゴールを決められたが、これはビデオ判定でオフサイドとなりひと安心して前半終了。
ここまでの感想は
ドイツって雲の上の存在だと思っていたのに、それほどでもなかった。PKは別として決定的なシュートはどちらもオフサイドとなった1本ずつで互角。これはひょっとして引き分けを狙えるんじゃないのとの気持ちになる。
それもそのはずチームの実力を測るFIFAランキングで日本は24位。前回大会では60位だったのに、いつの間にそんな強くなったの? それに対してドイツは前回大会の1位から現在は11位に転落。もっともドイツは前回大会を予選リーグで敗退しているからFIFAランキングもあまり当てにならないが。とにかくまだまだ格上とはいえ落ち目のドイツと上り調子の日本である。
また4年ぶりに日本代表チームの試合を観て、サッカーがきれいになったと感じた。何となく今まではボカーンっと蹴ってドカスカ走ってガンガンぶつかってゴロゴロ転けてという印象があったのに。もちろんド素人の感想ではあるが、4年に1度しかサッカーを観ないから見えてくるものもあるはず。
それにしても毎回のことではあるが知らない選手ばかりだ。長友、吉田、坂井の3人くらいかな顔と名前が一致するのは。実は森保監督もこの日に初めて知った(^^ゞ まあ4年ごとに浦島太郎状態になるのもワールドカップの楽しみのひとつである。
ところで選手について驚いたのは日本代表26名のうち、国内Jリーグのチームに所属しているのは7名だけ。海外組がそんなに多いとは、またそれだけ多くの日本人選手が海外でプレーしているとは知らなかった。調べてみるとヨーロッパだけで60名ほどがプレーしている。参考までにJリーグの所属選手数はJ1で555名、J2とJ3も含めて合計1759名。ついでにメジャーリーグでプレーする日本人野球選手は8名。
もっとも世界的に見ると海外リーグでプレーする人数はブラジル1219人、フランス978人、アルゼンチン815人と日本人選手の活躍はまだまだ。ちなみに南米にはサッカー強国が多いものの、リーグとしてはヨーロッパが圧倒的な地位を占めている。それに南米では給与も低い。だから南米の有力選手はヨーロッパのチームでプレーする。またヨーロッパの選手にとっては別の国とはいえ、同じEU圏内だからあまり海外意識はないのかも知れない。
さて後半は矢継ぎ早に選手を入れ替える監督の采配が功を制したのか、徐々に日本の動きがよくなり、後半30分に堂安が同点ゴール、38分に浅野が逆転ゴールを決めて勝利!!! 特に浅野のシュートは、よくあんな狭いところから蹴り上げたなと思う神業。ワールドカップでの名場面として、これから長く語り継がれると思う。
驚きとうれしさで満足した試合内容だった。最初はどうせ負けるから見なくてもいいかと思っていたクセに、試合終了後はドヤ顔(^^ゞ 明日のコスタリカ戦ももちろん観るよ。コスタリカは初戦のスペイン戦を7-0で大敗している。またそんなに大量失点じゃかわいそうだから、3-0くらいに手加減してあげようね(^^ゞ
写真は下記より引用
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7ce3b419eafbf8e36305e7d4fcb313f859ef580
https://news.yahoo.co.jp/articles/4456b06ea2d4df66c83f0bc292450d27a7b0f804
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