2022年12月25日

トナカイのナゾ

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前回、キリスト暦的には25日の日没を過ぎたら日付が変わって26日だから、クリスマスではないと書いたので気が引けるものの、別にキリスト教徒でもないから、まっいいか。

   何はともあれメリークリスマス!

アレッ?キリスト教徒じゃないのにメリークリスマスとわ?
まっいいか(^^ゞ


クリスマスといえばサンタクロースで、サンタクロースにはトナカイがつきもの。おそらく物心がついた頃から馴染みのある存在なのに、考えてみたら本物の生きたトナカイは見たことがない。日本には150以上の動物園があって、その中でトナカイを飼っているのは8施設だけのようだ。

見た目で分かるようにトナカイはシカの仲間で寒い地域に住む動物。英語ではCaribou(カリブー)またはReindeer(レインディア)。DeerはシカでReinは古語で角。普通のシカと較べて角が大きいからかな。ちなみに家畜としても飼育されているが、野生のトナカイは2016年から絶滅危惧種に指定されている(/o\)

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ところでトナカイを改めて見てみると、
鼻が赤くないじゃないか!
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サンタクロースのイラストに描かれるように真っ赤ではなくても、多少は赤いから、♪真っ赤なお鼻のトナカイさんは〜と歌われてるのだと思っていた。


トナカイの鼻には毛細血管が集まっているらしく、寒いと人間の頬が赤くなるように充血するらしい。それでもほんのりピンク程度で「真っ赤なお鼻」じゃない。

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だいたい「赤鼻のトナカイ」の歌詞では

   暗い夜道は
   ぴかぴかの
   おまえの鼻が
   役に立たつのさ

となっており、ピカピカも夜道で役に立つも意味不明。薄いピンクを真っ赤と表現するのはまだしも、電球のように光るなんて話を盛りすぎ(^^ゞ

「赤鼻のトナカイ」は1948年にアメリカでヒットしたクリスマスソング「Rudolph the Red-nosed Reindeer」を邦訳したもの。その原曲の歌詞でも

  Then one foggy Christmas Eve   ある霧の濃いクリスマスイブに
  Santa came to say         サンタがやって来て言った
  Rudolph with your nose so bright  ルドルフ(トナカイの名前)お前の鼻は
                    明るいから
  Won't you guide my sleigh tonight?  今夜、私のソリの案内をしてくれないか?
                    (道を照らしてくれないか)

とある。
なぜ明るいのだ?

ただし原曲で歌詞の内容は

   サンタクロースのそりを引く8頭のトナカイがいた。
  (ソリのメンバーではない)赤鼻のルドルフは、
   鼻が赤いので他のトナカイにバカにされて遊んでももらえなかった。
   でもある霧の濃いクリスマスイブに、
   お前の鼻は明るいから、私のソリの案内をしてくれないか?
   とサンタクロースに言われて、それから人気者になった。

という趣旨で、人と違うと悩んでいる子供を元気づけるような歌になっている。意外と意味が深いクリスマスソングなのだ。ただし「赤鼻のトナカイ」と邦訳された時に、かなり話をはしょって、ちょっと訳のわからない歌詞に変わってしまったみたい。習ったのは幼稚園だったので何も分からず歌っていたけれど(^^ゞ


   真っ赤なお鼻の トナカイさんは
   いつもみんなの 笑いもの
   でもその年の クリスマスの日
   サンタのおじさんは 言いました

   暗い夜道は ぴかぴかの
   おまえの鼻が 役に立つのさ
   いつも泣いてた トナカイさんは
   今宵こそはと 喜びました


いずれにせよ「Rudolph the Red-nosed Reindeer」「赤鼻のトナカイ」が、ちょっといい話だと知ったとしても、やはり赤い鼻が暗い夜道でどうして役立つのかはナゾ

教えてサンタクロース!

wassho at 19:01│Comments(0) ノンジャンル 

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