2023年01月03日
新年は大晦日の話から
明けましたね2023年。
謹賀新年 新春万福 頌佳青陽 長楽萬年
笑門来福 一陽来復 飛竜乗雲 悪疫退散
運気向上 永寿嘉福 円満具足 鳳鳴朝陽
富貴利達 七福即生 商売繁盛 瑞気集門
盛徳大業 五穀豊穣 天佑神助 和風慶雲
とりあえずこれくらい書いておけば、いい1年になるはず(^^ゞ
100円ショップで買ってきた鏡餅で正月気分を。
ベランダで青空を背景に鏡餅も面白いでしょ。
東京の元旦は快晴。
昨年の初詣で買った七福神と一緒に。
ところで年末に来年の話をすると鬼が笑うとよく言うけれど、
年が明けてから昨年についてはどうなんだろう。
鬼が泣く、怒る、呆れる、怖がる? いやきっと喜ぶはずと信じて大晦日のお話。
ここ数年、正月には初詣に行くのを常としてる。それは別に信心深いからではなく、正月らしいことは何もしないし、いわゆるテレビの正月特番も見ないので、まったく生活に正月らしさがないから(鏡餅を買ったのも今年が初めて)。それで初詣くらいは行くかと始めたしだい。海上自衛隊が航海に出ると景色に変化がなく、曜日の感覚を失わないよう金曜日はカレーを食べるのと同じ理由である(^^ゞ
しかし散歩がてら圏内にある近所の寺社は、もうほとんど訪れてしまった。何となく同じところに行くのはつまらないし、かといって初詣の有名どころまで出かけて人混みにまみれるのも気が進まない。そして年の瀬に来年の初詣はどうしようと思ってた時に閃いたのが、そうだ初詣じゃなくて除夜の鐘にしようとのアイデア。
最近は騒音トラブルで除夜の鐘を取りやめている寺もあると聞く。しかし調べてみると自宅周辺ではそこそこの数の寺で除夜の鐘をやっていると分かった。
さて大晦日。
やって来たのは2020年の初詣で訪れた円融寺。
ここは平安時代の853年に創建と伝えられる古刹。渡哲也や西城秀樹の墓があってコッソリ有名でもある。王貞治が建てた墓もあり、その墓石には「王家」と刻まれている。王さんだから、当たり前とはいえビジュアル的にはインパクトが強い。
山門ではなく東門から境内に入る。真正面に光っている月は写真だとぼやけて満月ぽく見えるが、実際は半月より少し大きい程度。
あまり人出は多くなさそう。
本堂の阿弥陀堂。
その先に釈迦堂。
これは室町時代初期の建立で23区内最古の木造建築らしい。
円融寺は細長い境内で、鐘楼は仁王門近くにあった。
ご近所さんが集まったという雰囲気。
実は除夜の鐘は今までテレビでしか知らない。放送されるような大寺院の光景と較べれば、ずいぶんと寂しい雰囲気だし、鐘も小さいから音が高い。ゴーンとカーンの中間くらい。
それでも鐘の音は相当の大音響。
お坊さんたちは至近距離で108回も聞いて大丈夫かな。
鐘が突かれる瞬間を撮ろうと、連写シャッターにしたものの微妙に手前になってしまった。お寺のホームページによれば、この鐘は江戸時代の1643年製。高さ151センチ、口径91センチ。
鐘楼のスタッフは4名。お坊さんと、その反対側に鐘の突き方を説明する人。写真左側にいるのは鐘を突き終わってしばらくしたら、鐘を触って振動を止める係。そして右側に写っている人は、なんと鐘を突く人からスマホを預かって、鐘を突いているところを撮影する係なのだ。円融寺は素晴らしいサービス精神を持ったお寺!
時刻は午後11時過ぎ。除夜の鐘を突くには午後10時から配られる先着順の整理券が必要。もう配っていなかったけれど、あまり人も多くなかったので念のため尋ねてみると「整理券は配り終えたが突きに来ない人もたまにいるので、並んでいたら突ける可能性もある」とのこと。その確率までは確かめなかったが、特に突きたいとの気持ちもなかったので、鐘の音を何回か聴いて除夜の鐘初体験は終了。
ところで除夜の鐘でいつも思う疑問。
ご存じのように除夜の鐘は108回突いて、それは煩悩の数とされる。
けっこう欲深い方かも知れないが、108も煩悩ないけどな。
意外と私は清く正しい?(^^ゞ
何はともあれよき1年でありますように。
謹賀新年 新春万福 頌佳青陽 長楽萬年
笑門来福 一陽来復 飛竜乗雲 悪疫退散
運気向上 永寿嘉福 円満具足 鳳鳴朝陽
富貴利達 七福即生 商売繁盛 瑞気集門
盛徳大業 五穀豊穣 天佑神助 和風慶雲
とりあえずこれくらい書いておけば、いい1年になるはず(^^ゞ
100円ショップで買ってきた鏡餅で正月気分を。
ベランダで青空を背景に鏡餅も面白いでしょ。
東京の元旦は快晴。
昨年の初詣で買った七福神と一緒に。
ところで年末に来年の話をすると鬼が笑うとよく言うけれど、
年が明けてから昨年についてはどうなんだろう。
鬼が泣く、怒る、呆れる、怖がる? いやきっと喜ぶはずと信じて大晦日のお話。
ここ数年、正月には初詣に行くのを常としてる。それは別に信心深いからではなく、正月らしいことは何もしないし、いわゆるテレビの正月特番も見ないので、まったく生活に正月らしさがないから(鏡餅を買ったのも今年が初めて)。それで初詣くらいは行くかと始めたしだい。海上自衛隊が航海に出ると景色に変化がなく、曜日の感覚を失わないよう金曜日はカレーを食べるのと同じ理由である(^^ゞ
しかし散歩がてら圏内にある近所の寺社は、もうほとんど訪れてしまった。何となく同じところに行くのはつまらないし、かといって初詣の有名どころまで出かけて人混みにまみれるのも気が進まない。そして年の瀬に来年の初詣はどうしようと思ってた時に閃いたのが、そうだ初詣じゃなくて除夜の鐘にしようとのアイデア。
最近は騒音トラブルで除夜の鐘を取りやめている寺もあると聞く。しかし調べてみると自宅周辺ではそこそこの数の寺で除夜の鐘をやっていると分かった。
さて大晦日。
やって来たのは2020年の初詣で訪れた円融寺。
ここは平安時代の853年に創建と伝えられる古刹。渡哲也や西城秀樹の墓があってコッソリ有名でもある。王貞治が建てた墓もあり、その墓石には「王家」と刻まれている。王さんだから、当たり前とはいえビジュアル的にはインパクトが強い。
山門ではなく東門から境内に入る。真正面に光っている月は写真だとぼやけて満月ぽく見えるが、実際は半月より少し大きい程度。
あまり人出は多くなさそう。
本堂の阿弥陀堂。
その先に釈迦堂。
これは室町時代初期の建立で23区内最古の木造建築らしい。
円融寺は細長い境内で、鐘楼は仁王門近くにあった。
ご近所さんが集まったという雰囲気。
実は除夜の鐘は今までテレビでしか知らない。放送されるような大寺院の光景と較べれば、ずいぶんと寂しい雰囲気だし、鐘も小さいから音が高い。ゴーンとカーンの中間くらい。
それでも鐘の音は相当の大音響。
お坊さんたちは至近距離で108回も聞いて大丈夫かな。
鐘が突かれる瞬間を撮ろうと、連写シャッターにしたものの微妙に手前になってしまった。お寺のホームページによれば、この鐘は江戸時代の1643年製。高さ151センチ、口径91センチ。
鐘楼のスタッフは4名。お坊さんと、その反対側に鐘の突き方を説明する人。写真左側にいるのは鐘を突き終わってしばらくしたら、鐘を触って振動を止める係。そして右側に写っている人は、なんと鐘を突く人からスマホを預かって、鐘を突いているところを撮影する係なのだ。円融寺は素晴らしいサービス精神を持ったお寺!
時刻は午後11時過ぎ。除夜の鐘を突くには午後10時から配られる先着順の整理券が必要。もう配っていなかったけれど、あまり人も多くなかったので念のため尋ねてみると「整理券は配り終えたが突きに来ない人もたまにいるので、並んでいたら突ける可能性もある」とのこと。その確率までは確かめなかったが、特に突きたいとの気持ちもなかったので、鐘の音を何回か聴いて除夜の鐘初体験は終了。
ところで除夜の鐘でいつも思う疑問。
ご存じのように除夜の鐘は108回突いて、それは煩悩の数とされる。
けっこう欲深い方かも知れないが、108も煩悩ないけどな。
意外と私は清く正しい?(^^ゞ
何はともあれよき1年でありますように。
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