2023年02月01日

ヨーグルトも常温に温めてみた

シリアルには牛乳をかけて食べる。
でも冬だと牛乳は冷たい。
温めたいわゆるホットミルクとシリアルの組み合わせは?な感じがする。
そうだ!牛乳を温かくするのではなく、
冷蔵庫で冷えているのを常温に戻る程度に加熱すればいいんだ!

という話を以前に書いた

もうひとつ冬の朝食には冷たくて困るものがある。
それはヨーグルト。
今回はそれを常温程度に温めてみた。

実はシリアル用の牛乳を温めた時、既にこれを思いついていた。なのに同時期に試さなかったのは、ヨーグルトを食べる時はトーストと一緒で、そちらの温かさに紛れて何とかなっていたから。でも冷たいのは冷たいわけで、2ヶ月遅れでようやく実験。

小岩井 生乳100%ヨーグルト

いつも食べているのはこの小岩井の生乳100%ヨーグルトで、ブログに画像を張るため初めてパッケージをじっくり見た。この商品は生乳を「せいにゅう」ではなく「なまにゅう」と読ませるんだ。「なま」と訓読みするなら「なまちち」がセオリーだと思うけど(^^ゞ

ちなみに生乳とは加熱殺菌などの処置を何も加えていない乳を指す。生乳を加熱殺菌して「牛乳」という商品になる。加熱殺菌していない生乳の販売は法律で禁止されているから、たとえ牧場で乳搾り体験をしても飲むことはできない。ヨーグルトは製造段階で加熱殺菌されるからいいのだろう。

だとしたらこの生乳100%とは少々紛らわしい表現。このヨーグルトは「火を入れていない生モノ」ではないのだから。加熱殺菌されている牛乳だって原材料は生乳100%である(成分無調整の普通の牛乳の場合)。ウソはついていないから優良誤認とはならないにしても、消費者の生乳についての知識のなさを巧みに利用している疑いがなきにしもあらず。

なお明治ブルガリアヨーグルトや森永ビヒダスヨーグルトなどは、原材料名として「生乳、乳製品」と書かれている。乳製品も原材料は生乳なので話はさらにややこしくなる。それにしても、この小岩井の「生乳100%」は何がありがたいのだろうか。価格はブルガリアやビヒダスが160〜170円前後なのに対して、小岩井のは250円ほどする。


そんな疑問はあっても、このヨーグルトを好んでいるのはブルガリアやビヒダスと較べて酸っぱくないから。それはおそらく生乳100%とは関係なくて、使っている乳酸菌などの違いだと思う。逆に他のヨーグルトはどうして酸っぱく仕上げているのか不思議。2008年頃に廃止となったが、それ以前はプレーンヨーグルトに砂糖をつけて売られていた。そんなことをするくらいなら酸味を抑えろよと思ってしまう。

またパッケージに「そのなめらかさ最高級」と書かれている。確かにトロトロと滑らかな口当たりは他のヨーグルトとは違う。しかし言い方を変えれば、普通のプレーンヨーグルトと、飲むヨーグルトの中間的な感じではある。小岩井の酸っぱくないのは気に入っているものの、食感的には普通のプレーンヨーグルトのほうが好み。なかなか私のニーズにピッタリのヨーグルトを作ってくれるメーカーがなくて困る(^^ゞ


さてようやく本題。

私が食べる量は容器半分。だから200gほど。それをボールに移し替えて電子レンジで30秒。まだちょっと冷たい感じがしたのでプラス10秒加熱した。温度は測っていないが25度前後だと思う。

冷たさがとれていい感じで食べられた。ただしシリアルのときは「これで冬でもシリアルを食べられる」と喜んだが、先ほど書いたように冬でもトーストと一緒に冷たいままでヨーグルトは食べていたから、前回ほどの感激はなかった。


なお温めると若干ではあるが酸味が増す。
私の場合はいつも缶詰のフルーツなどを入れるので特に影響なし。

また調べたところによると

   冷たいヨーグルトは腸を冷やすので、温めた方がカルシウムなどの吸収率がよくなる。
   ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌などの動きも温めると活発になる。
   ただし50度以上にすると乳酸菌やビフィズス菌は死滅してしまう。

ーーーらしい。まあヨーグルトに含まれている乳酸菌は胃液などでほとんどが死ぬのだけれど。もっとも死んだ乳酸菌も腸内の善玉菌のエサになる=善玉菌が増えるのがヨーグルトが健康にいいと言われる由縁。だから寒がりの人はもっと加熱してもいいかも。


とりあえず冬でもたくさんヨーグルトを食べて「腸活」したい人は、
温めると食べやすいですよ。



<2月5日追記>

 温度を測ってみた

  冷蔵庫から取り出したヨーグルトの温度は10.6度
  容器の半分、約200gを電子レンジで40秒加熱すると24.7度
  さらに20秒を追加で加熱したら31.6度

wassho at 22:56│Comments(0) 生活、日常 

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