2023年03月18日
日比谷公園でリバティベルと菜の花と残り梅
前回に書いたオオカンザクラを見下ろせなかった三笠山を、
サクラとは反対方向に降りる。
このあたりはマツが多い。
少し進むと何やら奇妙なものが。
自由の鐘と名付けられた鐘だった。
先ほどは自由の女神像を見つけたし、この日はなぜか自由に縁がある。
後で調べた情報を付け加えて説明すると、
オリジナルはアメリカのフィラデルフィアにある鐘。
1776年の独立宣言公布の際に鳴らされたアメリカ独立の象徴的存在。
全米各地にレプリカが設置されている。
海外には日本、ドイツ、ベルギー、イスラエルにレプリカがある。
日本へは昭和27(1952)年4月、マッカーサーの提案により贈られた。
この年はサンフランシスコ平和条約が発効した年であり、
占領下からの独立との意味があったのかも知れない。
その後に壊れてしまったものを修復したというのが、
写真のパネルに書かれている内容。
日付は平成24年だから2012年。
「昨年10月」「60年ぶりに鐘が打ち鳴らされた」と書かれているから
2011-60=1953 あれっ?????
たった1年で壊れたのかとか、それを60年も放置していたのかとかナゾが多いが、調べてもよく分からなかった。なおパネルに書かれている「辞達」とは弁論のことで、中央大学の弁論部のみが使っている言葉のようだ。「言葉が相手に伝わる」との意味。また「辞達学会」となっているのは、学者の集まる学会ではなく「弁論部」を指している。それにしても「辞達学会」なんて言われても何も伝わらないぞ(^^ゞ また1000万円も寄付した林勇二氏については検索してもそれらしき人物にはヒットしなかった。ChatGPTに尋ねても例によって自信たっぷりにウソばかり答えるし(/o\)
日本の鐘は外から突くのに対して、これは西洋式だから鐘を振って、中の振り子が鐘を叩く仕組み。振り子に勢いがつくまでなかなか鳴らないみたい。
パネルを読むと、鐘を振るにはリニアモーターが使われている。リニアモーターといえばリニア新幹線しか思い浮かばないが、いろいろなところで実用化されているものだ。
なおこの鐘は毎日正午に鳴っているらしい。道路を挟んで法務省があるけれど、お昼休みのチャイム代わりに聴いているのかな。
ところで自由の鐘は英語でLiberty Bell。そしてリバティベルといえば、私が大学生の頃にモンクレーと並んでオシャレダウンジャケットとして双璧だった存在で懐かしい。10年ほど前からモンクレーは20万円以上する高級ダウンとしてドヤ顔で着ている人をよく見かけるようになった。だったらリバティベルは?と久しぶりに思い出して調べてみたら、とっくの昔に消滅した模様(>_<) そういえば80年代の中頃過ぎには、もう着ている人を見かけなくなったように記憶している。
クラウドファンディングで復刻版などもあるようだ。ただしちょっと雰囲気が違う。当時のリバティベルはエナメルホワイトと呼ばれていた光沢のある素材だった。
これは当時のものらしく、かなりくたびれているものの光沢感は残っている。まあこれが街中やゲレンデやディスコで眩しかったわけよ(^^ゞ また襟や袖にあしらわれたトリコロールカラーもリバティベルの特徴で遠くからでも一目で分かった。
画像はhttps://www.makuake.com/project/libertybell-2020とhttps://la.readyrspt.cyou/index.php?main_page=product_info&products_id=6056から引用
さて、
テニスコートの南側に来ると菜の花が咲いていた。
菜の花を、野菜として育てたのが菜花だとずっと思っていたのに、どうも微妙に違うと最近に知った。だいたい菜の花という品種は存在しないらしい。参考までに農水省のページをリンクしておく。
だからこれの正体は不明なわけだが、
とりあえずは菜の花として黄色を楽しみましょう。
春にウメやサクラのピンクを見ると心がなごむけれど、黄色は元気になるね。ただし写真でアップ気味に撮ると、画像全体が黄色味がかってシャキッとしないのがいつも不満。
第1花壇の南側にもカンヒザクラがあった。
まだ若い木みたい。
やはりサクラで思い浮かべるものとは少しイメージが違う。
でもこれはこれで趣のある姿。
ウメが3色。
もう3月9日とウメのシーズンは終わりなので、
少し離れたら咲いているようには見えない。
最後に雲形池で鶴の噴水を眺めて、この日は終了。
それにしても、まさか日比谷公園に来て、
リバティベルのダウンジャケットなんて昭和の思い出話をするとは思わなかったゼ(^^ゞ
おしまい
サクラとは反対方向に降りる。
このあたりはマツが多い。
少し進むと何やら奇妙なものが。
自由の鐘と名付けられた鐘だった。
先ほどは自由の女神像を見つけたし、この日はなぜか自由に縁がある。
後で調べた情報を付け加えて説明すると、
オリジナルはアメリカのフィラデルフィアにある鐘。
1776年の独立宣言公布の際に鳴らされたアメリカ独立の象徴的存在。
全米各地にレプリカが設置されている。
海外には日本、ドイツ、ベルギー、イスラエルにレプリカがある。
日本へは昭和27(1952)年4月、マッカーサーの提案により贈られた。
この年はサンフランシスコ平和条約が発効した年であり、
占領下からの独立との意味があったのかも知れない。
その後に壊れてしまったものを修復したというのが、
写真のパネルに書かれている内容。
日付は平成24年だから2012年。
「昨年10月」「60年ぶりに鐘が打ち鳴らされた」と書かれているから
2011-60=1953 あれっ?????
たった1年で壊れたのかとか、それを60年も放置していたのかとかナゾが多いが、調べてもよく分からなかった。なおパネルに書かれている「辞達」とは弁論のことで、中央大学の弁論部のみが使っている言葉のようだ。「言葉が相手に伝わる」との意味。また「辞達学会」となっているのは、学者の集まる学会ではなく「弁論部」を指している。それにしても「辞達学会」なんて言われても何も伝わらないぞ(^^ゞ また1000万円も寄付した林勇二氏については検索してもそれらしき人物にはヒットしなかった。ChatGPTに尋ねても例によって自信たっぷりにウソばかり答えるし(/o\)
日本の鐘は外から突くのに対して、これは西洋式だから鐘を振って、中の振り子が鐘を叩く仕組み。振り子に勢いがつくまでなかなか鳴らないみたい。
パネルを読むと、鐘を振るにはリニアモーターが使われている。リニアモーターといえばリニア新幹線しか思い浮かばないが、いろいろなところで実用化されているものだ。
なおこの鐘は毎日正午に鳴っているらしい。道路を挟んで法務省があるけれど、お昼休みのチャイム代わりに聴いているのかな。
ところで自由の鐘は英語でLiberty Bell。そしてリバティベルといえば、私が大学生の頃にモンクレーと並んでオシャレダウンジャケットとして双璧だった存在で懐かしい。10年ほど前からモンクレーは20万円以上する高級ダウンとしてドヤ顔で着ている人をよく見かけるようになった。だったらリバティベルは?と久しぶりに思い出して調べてみたら、とっくの昔に消滅した模様(>_<) そういえば80年代の中頃過ぎには、もう着ている人を見かけなくなったように記憶している。
クラウドファンディングで復刻版などもあるようだ。ただしちょっと雰囲気が違う。当時のリバティベルはエナメルホワイトと呼ばれていた光沢のある素材だった。
これは当時のものらしく、かなりくたびれているものの光沢感は残っている。まあこれが街中やゲレンデやディスコで眩しかったわけよ(^^ゞ また襟や袖にあしらわれたトリコロールカラーもリバティベルの特徴で遠くからでも一目で分かった。
画像はhttps://www.makuake.com/project/libertybell-2020とhttps://la.readyrspt.cyou/index.php?main_page=product_info&products_id=6056から引用
さて、
テニスコートの南側に来ると菜の花が咲いていた。
菜の花を、野菜として育てたのが菜花だとずっと思っていたのに、どうも微妙に違うと最近に知った。だいたい菜の花という品種は存在しないらしい。参考までに農水省のページをリンクしておく。
だからこれの正体は不明なわけだが、
とりあえずは菜の花として黄色を楽しみましょう。
春にウメやサクラのピンクを見ると心がなごむけれど、黄色は元気になるね。ただし写真でアップ気味に撮ると、画像全体が黄色味がかってシャキッとしないのがいつも不満。
第1花壇の南側にもカンヒザクラがあった。
まだ若い木みたい。
やはりサクラで思い浮かべるものとは少しイメージが違う。
でもこれはこれで趣のある姿。
ウメが3色。
もう3月9日とウメのシーズンは終わりなので、
少し離れたら咲いているようには見えない。
最後に雲形池で鶴の噴水を眺めて、この日は終了。
それにしても、まさか日比谷公園に来て、
リバティベルのダウンジャケットなんて昭和の思い出話をするとは思わなかったゼ(^^ゞ
おしまい