2023年04月04日
かむろ坂で陽光桜
こんなピンポイントの地図では、ある程度このあたりに馴染みのある人でないとイメージできないと思うが、かむろ坂とは、
目黒通りと中原街道の中間あたりに並行して走っている
山手通りを起点として西に延びる道路の
最初の約1.3kmほどの区間を
指す呼び名である。
そして山手通りから小山台1丁目交差点までの約750mに、サクラ(ソメイヨシノ)が120本ほど道路の両側に植えられている。狭義にはこの750mをかむろ坂と呼ぶのかも知れない。昔からサクラの通り抜け名所と知られ、ずっと昔にも何度か来たことがあった。
ところが2021年の花見シーズンに久しぶりに訪れてみると、小山台1丁目交差点より西にピンク色したサクラがあるのを発見。色や花の形から最初は河津桜かなと思った。しかしソメイヨシノが咲く時期に河津桜はすっかり花を落として葉が生い茂っているもの。そして後にそのサクラは陽光桜だと知る。
今年はいつもの河津桜としだれ桜以外に、寒緋桜、おかめ桜、大寒桜、彼岸桜など割と品種にこだわってサクラを眺めてきた。じゃ陽光桜もまた見ておくかと。
訪れたのは3月22日の水曜日。その日は自宅でちょっと厄介な仕事に取り組んでいた。そこに東京でソメイヨシノ満開のニュース。しかし今年は天候に恵まれず、その水曜日こそ晴れだったものの、翌木曜日から26日の日曜日までほとんど雨の予報で実際にそうなった(/o\)
ーーー行くなら今しかない
忙しいのに、気がついたらiPhoneだけ握りしめて自宅を出ていた(^^ゞ
少し離れているが自宅からは徒歩圏内。
地図でピンク色で示したかむろ坂の一番西側の交差点。
なおこのあたりは目黒区だけれど、かむろ坂のほとんどは品川区である。
ピンクの陽光桜が並んでいる。
近づくとけっこう散っていた(/o\)
青空とのコントラストがいいね。
遠目だと色が濃く見えるのは、
花びらが落ちた後の萼(がく)が赤いから。
小山台1丁目交差点より東のソメイヨシノは1956年(昭和31年)に植えられたらしいが、こちらの陽光桜の記録はネットでは見つからなかった。大きさ、枝の張り方から10年は経過していない気がする。当てずっぽうだけど。
なお陽光桜(ヨウコウザクラ)はソメイヨシノとエドヒガンを掛け合わせたアマギヨシノに、さらにカンヒザクラを掛け合わせた園芸品種。河津桜のように早咲きではなく、ソメイヨシノより少しだけ開花が早い。
まだ花びらが散っていない陽光桜。先ほどのとはずいぶんと色の印象が違って見える。色は河津桜とほとんど変わらないものの、花は少し大きくて、また開く角度も大きい。
今日はiPhoneなのでマクロで撮影。
マクロで接写すると、なぜかイキイキ感が失われてしまう。撮り方が悪い?
ピンクの花びらが落ちると、赤い萼(花びらを支える部分)が目立つ。
これが先ほど書いた散り始めると花全体が赤っぽく見える理由。
これだけ見たら、こんな赤い花があると思ってしまうね。
次の信号が小山台1丁目の交差点。
陽光桜はここまでで、その先はソメイヨシノゾーン。
せっかくなので、そのまま進む。
陽光桜と大きさの違いは歴然。
でもピンクのサクラを見た後では、ソメイヨシノは白すぎて物足りない。
さてここで問題です。
この写真を見て、先ほどの陽光桜ゾーンの街並みと、
サクラの品種以外に何が違うかを答えましょう。
正解は陽光桜ゾーンの道路沿いは、電線が地中に埋められていること。
空が広々していたのに気づいていたかな?
ちなみにこちらは国土交通省による「欧米やアジアの主要都市と日本の無電柱化の現状」のグラフ。データは都市によって異なるが2001年〜2017年のもの。
分析コメントが書きやすくて助かるね。
絶望的(/o\) (/o\)(/o\)(/o\)(/o\)
少しだけ車線に出て、できるだけ風景を真っ直ぐに撮る。
よい子はマネをしてはいけません。
かむろ坂では商店街主催の桜祭りが3月26日に予定されていた。雨だったけれどどうしたのだろう。これは祭り用のぼんぼりで、個人が書いたものが面白い。
いつやねん!
何がやねん!!
アタマ大丈夫か涼子!!!
これは、この近くに斎場があるから。
地元民しか分からないメッセージも楽しい。
あなたも良かったら来年どうぞ(^^ゞ
もう山手通りに近づいてきた。
この松屋を右に曲がれば東急目黒線の不動前駅。
さらに進んで山手通りに突き当たってかむろ坂は終了。
こちらは中目黒方向。
山手通りを超えて100mほど先は、これまたサクラ名所の目黒川。
写真奥の突き当たりのように見えているところに川が流れている。
本日に満開となったサクラを楽しめただろうが、
この日は時間がなかったので回れ右して帰宅。ちょっと残念。
目黒通りと中原街道の中間あたりに並行して走っている
山手通りを起点として西に延びる道路の
最初の約1.3kmほどの区間を
指す呼び名である。
そして山手通りから小山台1丁目交差点までの約750mに、サクラ(ソメイヨシノ)が120本ほど道路の両側に植えられている。狭義にはこの750mをかむろ坂と呼ぶのかも知れない。昔からサクラの通り抜け名所と知られ、ずっと昔にも何度か来たことがあった。
ところが2021年の花見シーズンに久しぶりに訪れてみると、小山台1丁目交差点より西にピンク色したサクラがあるのを発見。色や花の形から最初は河津桜かなと思った。しかしソメイヨシノが咲く時期に河津桜はすっかり花を落として葉が生い茂っているもの。そして後にそのサクラは陽光桜だと知る。
今年はいつもの河津桜としだれ桜以外に、寒緋桜、おかめ桜、大寒桜、彼岸桜など割と品種にこだわってサクラを眺めてきた。じゃ陽光桜もまた見ておくかと。
訪れたのは3月22日の水曜日。その日は自宅でちょっと厄介な仕事に取り組んでいた。そこに東京でソメイヨシノ満開のニュース。しかし今年は天候に恵まれず、その水曜日こそ晴れだったものの、翌木曜日から26日の日曜日までほとんど雨の予報で実際にそうなった(/o\)
ーーー行くなら今しかない
忙しいのに、気がついたらiPhoneだけ握りしめて自宅を出ていた(^^ゞ
少し離れているが自宅からは徒歩圏内。
地図でピンク色で示したかむろ坂の一番西側の交差点。
なおこのあたりは目黒区だけれど、かむろ坂のほとんどは品川区である。
ピンクの陽光桜が並んでいる。
近づくとけっこう散っていた(/o\)
青空とのコントラストがいいね。
遠目だと色が濃く見えるのは、
花びらが落ちた後の萼(がく)が赤いから。
小山台1丁目交差点より東のソメイヨシノは1956年(昭和31年)に植えられたらしいが、こちらの陽光桜の記録はネットでは見つからなかった。大きさ、枝の張り方から10年は経過していない気がする。当てずっぽうだけど。
なお陽光桜(ヨウコウザクラ)はソメイヨシノとエドヒガンを掛け合わせたアマギヨシノに、さらにカンヒザクラを掛け合わせた園芸品種。河津桜のように早咲きではなく、ソメイヨシノより少しだけ開花が早い。
まだ花びらが散っていない陽光桜。先ほどのとはずいぶんと色の印象が違って見える。色は河津桜とほとんど変わらないものの、花は少し大きくて、また開く角度も大きい。
今日はiPhoneなのでマクロで撮影。
マクロで接写すると、なぜかイキイキ感が失われてしまう。撮り方が悪い?
ピンクの花びらが落ちると、赤い萼(花びらを支える部分)が目立つ。
これが先ほど書いた散り始めると花全体が赤っぽく見える理由。
これだけ見たら、こんな赤い花があると思ってしまうね。
次の信号が小山台1丁目の交差点。
陽光桜はここまでで、その先はソメイヨシノゾーン。
せっかくなので、そのまま進む。
陽光桜と大きさの違いは歴然。
でもピンクのサクラを見た後では、ソメイヨシノは白すぎて物足りない。
さてここで問題です。
この写真を見て、先ほどの陽光桜ゾーンの街並みと、
サクラの品種以外に何が違うかを答えましょう。
正解は陽光桜ゾーンの道路沿いは、電線が地中に埋められていること。
空が広々していたのに気づいていたかな?
ちなみにこちらは国土交通省による「欧米やアジアの主要都市と日本の無電柱化の現状」のグラフ。データは都市によって異なるが2001年〜2017年のもの。
分析コメントが書きやすくて助かるね。
絶望的(/o\) (/o\)(/o\)(/o\)(/o\)
少しだけ車線に出て、できるだけ風景を真っ直ぐに撮る。
よい子はマネをしてはいけません。
かむろ坂では商店街主催の桜祭りが3月26日に予定されていた。雨だったけれどどうしたのだろう。これは祭り用のぼんぼりで、個人が書いたものが面白い。
いつやねん!
何がやねん!!
アタマ大丈夫か涼子!!!
これは、この近くに斎場があるから。
地元民しか分からないメッセージも楽しい。
あなたも良かったら来年どうぞ(^^ゞ
もう山手通りに近づいてきた。
この松屋を右に曲がれば東急目黒線の不動前駅。
さらに進んで山手通りに突き当たってかむろ坂は終了。
こちらは中目黒方向。
山手通りを超えて100mほど先は、これまたサクラ名所の目黒川。
写真奥の突き当たりのように見えているところに川が流れている。
本日に満開となったサクラを楽しめただろうが、
この日は時間がなかったので回れ右して帰宅。ちょっと残念。
wassho at 22:24│Comments(0)│
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