2023年04月19日
お台場シンボルプロムナード公園でチューリップとガンダムとサクラ その4
前回に書いたフラミンゴより先の桜並木は、夢の広場と呼ばれている場所を取り囲んでいる。それを過ぎて現れるのが夢の大橋。名前にやたら夢がつく理由は不明。そういえば5kmほど先に夢の島という公園もある。そこは元ゴミ処分場で(いろいろ問題がおきて)全国的に有名だったから、ある年代以上ならそのネーミングに聞き覚えがあるだろう。
この橋でお台場と有明の2つの地区が結ばれている。
全長360m、最大幅60mと巨大。
2年前の東京オリンピックでは夢の大橋に聖火台が設けられた。開会式ではもちろん国立競技場の聖火台に点火される。しかし建物のレイアウト的に消防法上ずっと灯せないとの理由で、開会式が終わるとここまで聖火を移送して再点火したという。
ーーーまったく知らなかったな。ここへも聖火リレーで運んだの? それにしても大会期間中は聖火を灯し続けて競技を見守るのがオリンピックの伝統。それができないオリンピックのメイン会場って設計ミスだろ。オリンピックのために建て替えたのに。
道路橋だった出会い橋と違って、夢の大橋は運河をまたいでいる。
運河の名前は有明西運河。
ゆりかもめが通りかかった。
見えている橋は「あけみ橋」。
夢の大橋を渡ってしばらく進むと、秋を思わせるような実をつけた木があった。
その先に、本日の三箇所目となるチューリップ。
また混ぜ植えかと思ったけれど、
このゾーンのテーマは「流れの花壇」ということで、
それなりにキレイにまとめられている。
青い花を咲かせているのはムスカリ。
チューリップに青はないので組み合わせてよく使われる。
看板には「川の流れをイメージした美しい花のラインは必見です」と書かれていたものの、そこまでのレベルには達していないかな(^^ゞ セントラル広場の植え方があまりに雑で芸がなかったから、こちらがまともに見えるだけ。
単色のシンプルなチューリップでまとめられている。
もうちょっと賑やかな品種も欲しかった。
このエリアでは花びらが落ちて雌しべ雄しべの茎だけになったものは少なかった。最初に見たフジテレビスタジオの前も充分に見頃だったし、セントラル広場だけ茎だけの株が多かったのが不思議。
さらに東に進んでビッグサイトの前を通り過ぎる。写真では階段を上がれば中に入れるように見えているが、入口までは道路やゆりかもめの線路を越えて200mほどある。
その先にあるのが花の広場で、わかりやすいモニュメント(^^ゞ
こちらにチューリップはほとんどなく、
メインとなっていたのはパンジー・ビオラ。
パンジーとビオラは分類学的にどちらもスミレ科スミレ属。三色スミレを品種改良したのがパンジーで、そのパンジーをさらに品種改良したのがビオラ(だったような気がする)。
基本的区別としては花の大きさでパンジー > ビオラ。ただしどちらもたくさんの種類があって小さなパンジーや大きなビオラもあるので一概にに分けるのは不可能。というか名前を分ける意味もなくなってきている。
さてパンジー・ビオラもいいのだけれどチューリップ好きとしては、この場所にもチューリップを植えて欲しかったな。ここは長半径25mほどの楕円に近い形をした緩やかな斜面で、いろいろとレイアウトに工夫のしがいがある。またムスカリではなくビオラをチューリップと組み合わせる植え方を大宮花の丘農林公苑で見たこともあって、そんなのも楽しそうである。まっ、関係者にヤル気があればの話。
ところでこれは斜面の上にあったベンチ。
昨今はホームレス対策で、中央に仕切りなどがあって寝ころべない「排除ベンチ」がほとんど。ここはその心配はないとの判断なのか。それにしてもこの幅はベッドに近くて寝ころべと言わんばかり。逆に座りにくいやろ(^^ゞ
チューリップゾーンにまた戻って、
ちょっとサマになっている風景を眺め、
カラフルな咲きっぷりに元気をもらい、
🎶あか〜しろ〜きいろ〜
🎶どの花 見ても キレイだな
と(心の中で)唄ってお台場&有明でのチューリップお花見は終了。
おしまい
wassho at 08:01│Comments(0)│
│お花畑探訪

























