2023年05月04日
春バラはアメリカ山公園から
今年の春は暖かいので花の開花が前倒し。ツツジ、フジ、ボタンなどは名所に行きそびれた。チューリップはお台場を訪れたものの、今ひとつだったのでもう一箇所と思っているうちに見頃すぎになってしまい(/o\)
バラでその轍は踏むまいとーーー
ただし、いつ行くかの前に、
バラの名所も相当あちこちを訪れたので、
行ったことがない
見応えがありそう
あまり遠方でない
の3条件を満たすところを見つけるのに苦労する。
今回選んだのは横浜の山手地区のいくつかを回るプラン。
前菜はアメリカ山公園
メインディッシュに港の見える丘公園
余裕があればデザートとして山手資料館とイタリア山庭園
横浜は市の花がバラで、横浜ローズウィークなども開催して力が入っている。以前に訪れた山下公園や横浜イングリッシュガーデンも見応えは充分だったので大ハズシはなかろうと。
例年なら春バラは5月中頃。しかし港の見える丘公園に訪れた人の情報をSNSで収集すると、既にかなり見頃となっており、ゴールデンウィーク明けくらいに最盛期を迎えるように思えた。やはり例年より1週間から10日ほど開花が早い。
混雑するゴールデンウィークより、それが終わった後のほうが好都合。しかし5月3日に天気予報を見ると、ゴールデンウイーク後半から次の週までずっと雨ぢゃないか(/o\)
というわけで快晴予報の出ていた本日に出かけてきた。
赤点線で囲まれているのが山手町。狭義にはそこが山手地区だが、もう少し広い範囲を指して山手ともいう。幕末から明治まで外国人居留地だった異国情緒が残るエリア。地形的に高台が多いから「山手」と呼ばれる。中華街や山下公園のあるエリアは海に近く土地が低いから反対語の「山下」が地名になった。
混雑を避けるために午前9時くらいには出発するつもりが、鮮やかに二度寝(^^ゞ
オマケに東横線のどこかでポイント故障があったとかで、その影響で電車がやたら信号待ちを繰り返して停車し30分ほど時間をロスする。
最初に訪れたのはアメリカ山公園。港の見える丘公園にはイギリス山やフランス山が昔からある。でもアメリカ山の言葉は聞き慣れない人も多いと思う。ここは2009年に一部、2012年に全面開園した新しい公園。
そして全国で初めての立体都市公園でもある。立体都市公園とは2004年の都市公園法改正で設けられた制度。これにより都市公園の地下を多目的に利用したり、建築物の屋上や人工地盤上に公園の設置が可能となった。アメリカ山公園以外には渋谷の宮下公園、首都高速大橋ジャンクション上の目黒天空庭園などがある。
要は土地がなければ建物の上に公園を造ろうとの制度で、
アメリカ山公園の場合は次のような断面構成になっている。
茶色:地盤
薄緑色:駅舎(実際には地下4階まである)
薄オレンジ色:立体都市公園のために増築した部分
図は横浜市環境創造局:公園における公民連携に関する基本方針から引用
地上2階建てだった駅舎を4階建てに増築して、高台である隣の土地と同じ高さまで持ち上げ一体化して公園の敷地とした構造。隣の地面とつながっているのが、単なる屋上庭園とは違ってユニークなところ。高台が急峻に迫る山手ならではの地形を活かした構造になっている。公園敷地5500平米のうち駅舎の上にあるのは900平米ほど。
ここを最初に訪れたのは、上の断面図を見てもわかる通り駅直結だから。
元町・中華街駅の6番出口を出て広がっているのはこの景色。
地下4階のホームから8階分をエスカレーターで上がってきたのに、
そこに地面が現れて、初めて訪れたなら戸惑うかも知れない。
でも駅を出たら駅前の雰囲気ではなく、いきなり緑あふれる公園なのが新鮮。
ーーー続く
バラでその轍は踏むまいとーーー
ただし、いつ行くかの前に、
バラの名所も相当あちこちを訪れたので、
行ったことがない
見応えがありそう
あまり遠方でない
の3条件を満たすところを見つけるのに苦労する。
今回選んだのは横浜の山手地区のいくつかを回るプラン。
前菜はアメリカ山公園
メインディッシュに港の見える丘公園
余裕があればデザートとして山手資料館とイタリア山庭園
横浜は市の花がバラで、横浜ローズウィークなども開催して力が入っている。以前に訪れた山下公園や横浜イングリッシュガーデンも見応えは充分だったので大ハズシはなかろうと。
例年なら春バラは5月中頃。しかし港の見える丘公園に訪れた人の情報をSNSで収集すると、既にかなり見頃となっており、ゴールデンウィーク明けくらいに最盛期を迎えるように思えた。やはり例年より1週間から10日ほど開花が早い。
混雑するゴールデンウィークより、それが終わった後のほうが好都合。しかし5月3日に天気予報を見ると、ゴールデンウイーク後半から次の週までずっと雨ぢゃないか(/o\)
というわけで快晴予報の出ていた本日に出かけてきた。
赤点線で囲まれているのが山手町。狭義にはそこが山手地区だが、もう少し広い範囲を指して山手ともいう。幕末から明治まで外国人居留地だった異国情緒が残るエリア。地形的に高台が多いから「山手」と呼ばれる。中華街や山下公園のあるエリアは海に近く土地が低いから反対語の「山下」が地名になった。
混雑を避けるために午前9時くらいには出発するつもりが、鮮やかに二度寝(^^ゞ
オマケに東横線のどこかでポイント故障があったとかで、その影響で電車がやたら信号待ちを繰り返して停車し30分ほど時間をロスする。
最初に訪れたのはアメリカ山公園。港の見える丘公園にはイギリス山やフランス山が昔からある。でもアメリカ山の言葉は聞き慣れない人も多いと思う。ここは2009年に一部、2012年に全面開園した新しい公園。
そして全国で初めての立体都市公園でもある。立体都市公園とは2004年の都市公園法改正で設けられた制度。これにより都市公園の地下を多目的に利用したり、建築物の屋上や人工地盤上に公園の設置が可能となった。アメリカ山公園以外には渋谷の宮下公園、首都高速大橋ジャンクション上の目黒天空庭園などがある。
要は土地がなければ建物の上に公園を造ろうとの制度で、
アメリカ山公園の場合は次のような断面構成になっている。
茶色:地盤
薄緑色:駅舎(実際には地下4階まである)
薄オレンジ色:立体都市公園のために増築した部分
図は横浜市環境創造局:公園における公民連携に関する基本方針から引用
地上2階建てだった駅舎を4階建てに増築して、高台である隣の土地と同じ高さまで持ち上げ一体化して公園の敷地とした構造。隣の地面とつながっているのが、単なる屋上庭園とは違ってユニークなところ。高台が急峻に迫る山手ならではの地形を活かした構造になっている。公園敷地5500平米のうち駅舎の上にあるのは900平米ほど。
ここを最初に訪れたのは、上の断面図を見てもわかる通り駅直結だから。
元町・中華街駅の6番出口を出て広がっているのはこの景色。
地下4階のホームから8階分をエスカレーターで上がってきたのに、
そこに地面が現れて、初めて訪れたなら戸惑うかも知れない。
でも駅を出たら駅前の雰囲気ではなく、いきなり緑あふれる公園なのが新鮮。
ーーー続く
wassho at 22:59│Comments(0)│
│お花畑探訪