2023年06月03日
目黒天空庭園 その2 &初めてのサクランボ
大橋ジャンクションは山手通りと国道246号が交わる場所にある。その付近はしょっちゅう通っているのに目黒天空庭園を訪れたことはなかった。普通の公園なら通りがかったついでにちょっと足を踏み入れてみようかとなっても、ここは建物の上まであがっていかなければならないから。
この日は山手通りを途中で折れて目黒川沿いから接近。ジャンクションと知らなければ「これは何?」「ひょっとして円形劇場?」な感じの光景。この中をクルマがグルグル走っているわけだが別に音は漏れてこない。
ジャンクションの横を進んでいく。
実は入口がどこにあるか知らない(^^ゞ
左側は目黒川のサクラ並木。右手に1本だけ立っているのはしだれ桜である。
壁に伝わせた植物。
いずれジャンクションをすべて覆わせるのだろうか。そうなると巨大な緑の塊ができるわけで面白そう。しかし大橋ジャンクションはコンクリートの壁面もけっこうキレイなので、どちらがいいのだろうと余計な心配をする。
入口が見つからず国道246号に出てしまった。
高架は首都高の3号渋谷線。
ジャンクションに向かって、まるでチューブのように何本もの曲線が延びている。
改めて眺めると面白い光景。
ところで目黒天空庭園の入口はどこなんだ?
実は上の写真の歯医者の右側の通路のような所を進むと、国道246号側の入口がある。でも目立つ案内もないし気づかなかった。すごく奥のほうに「目黒区立施設入り口」とは書かれているが。
山手通りまで出て、山手通り沿いに進むと小さな案内があった。
これもヘタしたら見落とすレベル。
どうやら目黒区は公園にあまり人が来て欲しくないようだ(目黒天空庭園は区立公園)。後で調べたら入口は4箇所あるものの、どれもわかりにくい場所なのに積極的に案内をしていない。
公園に行くには場違いなところにいるように思えてしまうエレベーターホール。表現がおかしくなるが、脳がまだ屋上公園を身体で覚えていないからだろう。なお公園を利用できるのは午前7時から午後9時まで。
この建物は42階建てで、そのほとんどはマンションだけれど9階に目黒区役所の出先機関が入っており、ここはそこヘアクセするためのエントランス。案内板で目黒天空庭園が一番下に記載されているのが、その位置づけを物語っているような。ひょっとしたら単にアイウエオ順だったりして(^^ゞ
とりあえず9階まで上がると、廊下が狭ッ!
やはり多くの人が来る前提では造られていないのか?
図書館もあるのに。
その図書館の横から目黒天空庭園に出られる。
出入り口を振り返って。
渡り廊下のようなもので42階建てマンションと大橋ジャンクション屋上がつながれている。
それではいよいよ天空庭園の散策。
前回に書いたように大橋ジャンクションは、地下トンネルの首都高中央環状線と、高架道路である3号渋谷線を接続するために、スパイラル構造になって道路に勾配がある。その一番上の道路にフタをして造った公園だから、公園にも勾配がある。
現在位置はクリックすると現れる前回に掲載した写真で「四季の庭」となっているところで、公園内で最も高い場所。
少しずつ勾配を下りながら進む。
タワマンを見上げて。
名前はクロスエアタワー。
基本はこんな感じ。
草花はほとんどなし。
さらに下って小さな芝生広場。
奥にそびえているのがジャンクションとクロスエアタワーと同じようにこの地域の再開発で建てられたプリズムタワー27階建て。ここからでは分からないが三角形をした建物だからプリズム。
ところでこれはサクラで、
何とサクランボができていた!
木になっているサクランボを見るのは初めてでウレシイ。
サクランボを付けているなら、このサクラはソメイヨシノではない。たぶんセイヨウミザクラ(西洋実桜)。セイヨウミザクラはソメイヨシノが満開の頃に咲き始めるらしい。来年は花も見に来ましょう。
園内ブラブラ。
このハクサンボクはよほどおいしいみたい(^^ゞ
このアーチは何用?
畑のようなものもあった。
勾配を下りきったところに管理事務所。
入った場所は9階だったが、こちらの高さは5階にあたる。
ここから下に降りることもできる。
最初の地点までグルッと1周できるのかと思っていたら、そういう造りにはなっていなかった。長さ400mほどの公園で、あっけなくここまで来たので、もう一度じっくり公園を眺めようと逆方向に引き返す。
目黒天空庭園は見上げれば空が広く感じられる。ただ基本は細長い通路なので、視線を元に戻すとそんなに広々した印象ではない。写真はiPhoneの超広角レンズで撮ったものが多いので実際以上に広く写っている場合もある。それと敷地面積に対して木が多すぎてちょっと窮屈かな。もう少し芝生部分を増やしたほうが開放的な雰囲気になると思う。そしてもっと草花を植えましょう。
とはいうものの空中庭園的な雰囲気は他では味わえないし、目黒区の消極的な方針が幸いして?人もあまりいないから(訪れたのは5月27日の土曜日)、普段と環境を変えて気分転換するにはいいところ。
また入口のところにあった図書館で本を借りて読書するのも楽しいかも知れない。というか図書館と公園をもっと一体的に運用して、公園で本が読める図書館・本が読める公園をアピールポイントにすればいいのに。そのためにはもっとベンチと日陰を作る工夫も必要になるね。
おしまい
この日は山手通りを途中で折れて目黒川沿いから接近。ジャンクションと知らなければ「これは何?」「ひょっとして円形劇場?」な感じの光景。この中をクルマがグルグル走っているわけだが別に音は漏れてこない。
ジャンクションの横を進んでいく。
実は入口がどこにあるか知らない(^^ゞ
左側は目黒川のサクラ並木。右手に1本だけ立っているのはしだれ桜である。
壁に伝わせた植物。
いずれジャンクションをすべて覆わせるのだろうか。そうなると巨大な緑の塊ができるわけで面白そう。しかし大橋ジャンクションはコンクリートの壁面もけっこうキレイなので、どちらがいいのだろうと余計な心配をする。
入口が見つからず国道246号に出てしまった。
高架は首都高の3号渋谷線。
ジャンクションに向かって、まるでチューブのように何本もの曲線が延びている。
改めて眺めると面白い光景。
ところで目黒天空庭園の入口はどこなんだ?
実は上の写真の歯医者の右側の通路のような所を進むと、国道246号側の入口がある。でも目立つ案内もないし気づかなかった。すごく奥のほうに「目黒区立施設入り口」とは書かれているが。
山手通りまで出て、山手通り沿いに進むと小さな案内があった。
これもヘタしたら見落とすレベル。
どうやら目黒区は公園にあまり人が来て欲しくないようだ(目黒天空庭園は区立公園)。後で調べたら入口は4箇所あるものの、どれもわかりにくい場所なのに積極的に案内をしていない。
公園に行くには場違いなところにいるように思えてしまうエレベーターホール。表現がおかしくなるが、脳がまだ屋上公園を身体で覚えていないからだろう。なお公園を利用できるのは午前7時から午後9時まで。
この建物は42階建てで、そのほとんどはマンションだけれど9階に目黒区役所の出先機関が入っており、ここはそこヘアクセするためのエントランス。案内板で目黒天空庭園が一番下に記載されているのが、その位置づけを物語っているような。ひょっとしたら単にアイウエオ順だったりして(^^ゞ
とりあえず9階まで上がると、廊下が狭ッ!
やはり多くの人が来る前提では造られていないのか?
図書館もあるのに。
その図書館の横から目黒天空庭園に出られる。
出入り口を振り返って。
渡り廊下のようなもので42階建てマンションと大橋ジャンクション屋上がつながれている。
それではいよいよ天空庭園の散策。
前回に書いたように大橋ジャンクションは、地下トンネルの首都高中央環状線と、高架道路である3号渋谷線を接続するために、スパイラル構造になって道路に勾配がある。その一番上の道路にフタをして造った公園だから、公園にも勾配がある。
現在位置はクリックすると現れる前回に掲載した写真で「四季の庭」となっているところで、公園内で最も高い場所。
少しずつ勾配を下りながら進む。
タワマンを見上げて。
名前はクロスエアタワー。
基本はこんな感じ。
草花はほとんどなし。
さらに下って小さな芝生広場。
奥にそびえているのがジャンクションとクロスエアタワーと同じようにこの地域の再開発で建てられたプリズムタワー27階建て。ここからでは分からないが三角形をした建物だからプリズム。
ところでこれはサクラで、
何とサクランボができていた!
木になっているサクランボを見るのは初めてでウレシイ。
サクランボを付けているなら、このサクラはソメイヨシノではない。たぶんセイヨウミザクラ(西洋実桜)。セイヨウミザクラはソメイヨシノが満開の頃に咲き始めるらしい。来年は花も見に来ましょう。
園内ブラブラ。
このハクサンボクはよほどおいしいみたい(^^ゞ
このアーチは何用?
畑のようなものもあった。
勾配を下りきったところに管理事務所。
入った場所は9階だったが、こちらの高さは5階にあたる。
ここから下に降りることもできる。
最初の地点までグルッと1周できるのかと思っていたら、そういう造りにはなっていなかった。長さ400mほどの公園で、あっけなくここまで来たので、もう一度じっくり公園を眺めようと逆方向に引き返す。
目黒天空庭園は見上げれば空が広く感じられる。ただ基本は細長い通路なので、視線を元に戻すとそんなに広々した印象ではない。写真はiPhoneの超広角レンズで撮ったものが多いので実際以上に広く写っている場合もある。それと敷地面積に対して木が多すぎてちょっと窮屈かな。もう少し芝生部分を増やしたほうが開放的な雰囲気になると思う。そしてもっと草花を植えましょう。
とはいうものの空中庭園的な雰囲気は他では味わえないし、目黒区の消極的な方針が幸いして?人もあまりいないから(訪れたのは5月27日の土曜日)、普段と環境を変えて気分転換するにはいいところ。
また入口のところにあった図書館で本を借りて読書するのも楽しいかも知れない。というか図書館と公園をもっと一体的に運用して、公園で本が読める図書館・本が読める公園をアピールポイントにすればいいのに。そのためにはもっとベンチと日陰を作る工夫も必要になるね。
おしまい