2023年08月12日
ラムネ菓子を食べた その2
この商品を知るきっかけとなったテレビ番組「これがわが社の黒歴史」で
紹介されていた内容を紹介するとーーー
長年に渡り増えも減りもせずに安定した販売を続けていた森永のラムネ菓子。
しかし2014年頃から突然に売り上げが伸び始める。
これがオリジナルの商品パッケージ。
調べてみると「ブドウ糖のおかげで二日酔いに効く」との口コミが広がり、
SNSでもバズっていると判明。
そこで2015年にウコン配合の「ラムネのチカラ」を発売。
パッケージもネーミングも「ウコンの力」のまんまパクリやないか(^^ゞ
しかし主力販売先となるコンビニ(本部)に営業をかけるも反応は今ひとつ。お菓子の棚にウコンは置きにくいし、栄養ドリンクの棚にラムネを置くのもーーーというような理由だったらしい。したがって店頭にほとんど並ぶことなく、つまり人知れず派手にコケていたわけ。
懲りずに2016年、なぜか今度は女性をターゲットにした新商品を開発。商品名は「スパークリングラムネ」でパッケージもそれっぽい。
こちらが売れなかった理由は番組ではっきりとは述べられなかったが、正反対の食感を持ち女性に人気のグミにはかなわなかったとのことだろうか。あるいは(ウコン版もそうだが)駄菓子のラムネとあまりにイメージがかけ離れていて、消費者がピンとこなかったのかも知れない。
またスパークリングのネーミングにもかかわらず「たいしてシュワシュワしていない」との評価が帰ってきたと番組で担当者が述べていた。おそらくスパークリングはネーミング演出だけで発泡感は従来のラムネと変わらなかったのでは? 消費者をなめたらしっぺ返しをくらうもの。そしてこれで大コケ2連発(/o\)
やがて責任者の異動が決まり(左遷?)最後の商品開発会議。ろくなアイデアは出なかったものの会議は延々と続く。その時に誰かがラムネをかじり、そして
やっぱりラムネはおいしいなあ〜
子供の頃はこれをいっぱい食べるのが夢だったなあ〜
とつぶやいて、それで閃いたのが大粒化というような番組ストーリーだった。大粒ラムネの発売は2018年で、当初の年間販売計画数量を発売後1カ月足らずで売り切るスマッシュヒットとなる。
ラムネをいっぱい食べたいなんてニーズがそんなにあったと思えないから、成功の秘訣は袋入りにしたことにより、瓶入りより店頭で目立ったからじゃないかなあ。いろいろとアピールポイントを書き込めるし。それに瓶入りのパッケージは大人が買うにはちょっと恥ずかしいかも。
また大粒といってもそれほど大きいわけではない。パッケージには当社体積比約1.5倍とある。オリジナルのラムネは食べていないけれど、これくらいの大きさのほうが大人には食べやすい気がする。
なお森永のホームページではこれより大きい「超大粒(体積比3.9倍)」というラインナップも載っている。しかしそちらは何件かお店を見て回ったがどこにも置いていなかった。調子コイてはいけません(^^ゞ
元は二日酔いに効くとの口コミから始まった大人向けのラムネ・マーケティングだが、薬じゃないからそんな効能を謳うのは薬事法で禁じられている。それはハウスの「ウコンの力」も同じで、パッケージはもちろんホームページのどこにも二日酔いの「ふ」の字もない。同社のメッセージは開き直って「飲んどきゃ、いいことあるかもよ」である。それでも熱中症対策に塩分とブドウ糖が含まれたラムネがあれば買いたい気がする。もちろんその程度のアイデアは検討済みだろうけど。
さて次は炭酸飲料のラムネを飲みたいな。
ビー玉で栓をされたヤツ。
通販で取り寄せられるが20本セットのような売られ方が多い。
多くて3本で充分だから、そのうちネットで近くで売っているお店を探しましょう。
見つかるかな?
写真はhttps://otokonokakurega.com/learn/secret-base/11333/から引用
おしまい
紹介されていた内容を紹介するとーーー
長年に渡り増えも減りもせずに安定した販売を続けていた森永のラムネ菓子。
しかし2014年頃から突然に売り上げが伸び始める。
これがオリジナルの商品パッケージ。
調べてみると「ブドウ糖のおかげで二日酔いに効く」との口コミが広がり、
SNSでもバズっていると判明。
そこで2015年にウコン配合の「ラムネのチカラ」を発売。
パッケージもネーミングも「ウコンの力」のまんまパクリやないか(^^ゞ
しかし主力販売先となるコンビニ(本部)に営業をかけるも反応は今ひとつ。お菓子の棚にウコンは置きにくいし、栄養ドリンクの棚にラムネを置くのもーーーというような理由だったらしい。したがって店頭にほとんど並ぶことなく、つまり人知れず派手にコケていたわけ。
懲りずに2016年、なぜか今度は女性をターゲットにした新商品を開発。商品名は「スパークリングラムネ」でパッケージもそれっぽい。
こちらが売れなかった理由は番組ではっきりとは述べられなかったが、正反対の食感を持ち女性に人気のグミにはかなわなかったとのことだろうか。あるいは(ウコン版もそうだが)駄菓子のラムネとあまりにイメージがかけ離れていて、消費者がピンとこなかったのかも知れない。
またスパークリングのネーミングにもかかわらず「たいしてシュワシュワしていない」との評価が帰ってきたと番組で担当者が述べていた。おそらくスパークリングはネーミング演出だけで発泡感は従来のラムネと変わらなかったのでは? 消費者をなめたらしっぺ返しをくらうもの。そしてこれで大コケ2連発(/o\)
やがて責任者の異動が決まり(左遷?)最後の商品開発会議。ろくなアイデアは出なかったものの会議は延々と続く。その時に誰かがラムネをかじり、そして
やっぱりラムネはおいしいなあ〜
子供の頃はこれをいっぱい食べるのが夢だったなあ〜
とつぶやいて、それで閃いたのが大粒化というような番組ストーリーだった。大粒ラムネの発売は2018年で、当初の年間販売計画数量を発売後1カ月足らずで売り切るスマッシュヒットとなる。
ラムネをいっぱい食べたいなんてニーズがそんなにあったと思えないから、成功の秘訣は袋入りにしたことにより、瓶入りより店頭で目立ったからじゃないかなあ。いろいろとアピールポイントを書き込めるし。それに瓶入りのパッケージは大人が買うにはちょっと恥ずかしいかも。
また大粒といってもそれほど大きいわけではない。パッケージには当社体積比約1.5倍とある。オリジナルのラムネは食べていないけれど、これくらいの大きさのほうが大人には食べやすい気がする。
なお森永のホームページではこれより大きい「超大粒(体積比3.9倍)」というラインナップも載っている。しかしそちらは何件かお店を見て回ったがどこにも置いていなかった。調子コイてはいけません(^^ゞ
元は二日酔いに効くとの口コミから始まった大人向けのラムネ・マーケティングだが、薬じゃないからそんな効能を謳うのは薬事法で禁じられている。それはハウスの「ウコンの力」も同じで、パッケージはもちろんホームページのどこにも二日酔いの「ふ」の字もない。同社のメッセージは開き直って「飲んどきゃ、いいことあるかもよ」である。それでも熱中症対策に塩分とブドウ糖が含まれたラムネがあれば買いたい気がする。もちろんその程度のアイデアは検討済みだろうけど。
さて次は炭酸飲料のラムネを飲みたいな。
ビー玉で栓をされたヤツ。
通販で取り寄せられるが20本セットのような売られ方が多い。
多くて3本で充分だから、そのうちネットで近くで売っているお店を探しましょう。
見つかるかな?
写真はhttps://otokonokakurega.com/learn/secret-base/11333/から引用
おしまい