2023年11月01日
芝浦中央公園で秋バラ その2
芝浦中央公園の園内マップ。公園はAからDの区画に分かれている。
それらをA面B面と「面」で呼ぶのはちょっとヘンな感じ。
この図以外に道路を挟んでテニスコートやフットサルのグラウンドなどがある。
それがC面。
総面積は4.6ヘクタール。各区画ごとの面積は公表されていないようで、Googleマップで計測するとC面は1.5ヘクタールほど。運動場であるC面を差し引いていわゆる公園部分の面積=A面+B面+D面を求めると(数字を丸めて)3ヘクタールとなる。
マップでD面の下にシーズンテラスと書かれている場所は、前回に紹介した品川シーズンテラスのビルが建っている場所ではなく、ビルに付随する緑地。0.5ヘクタール位の広さ。この緑地と公園とはつながっているようなものなので、実質的に公園規模は3.5ヘクタールといったところ。
A面とB面は1980年(昭和55年)の開業なのに対し、D面は2015年(平成27年)竣工の品川シーズンテラスと同時に造られた。公園が広くなっていいことだけれど、行政が民間が建築するビルの付加価値向上に協力したとも言える。また品川シーズンテラスについて調べると「3.5ヘクタールもの広大な緑地を創出しています」などの記述がよく出てくる。ちょっと手柄の横取り感あり。
もっとも品川シーズンテラスは前回に書いたように、芝浦水再生センター(下水処理場)の上に構築した人工地盤の上に建てられている。つまりここの地主は東京都。それでマンションの地権者住戸のような形で、東京都はビルのフロアを無償で取得してそれを賃貸に回している。その割合はビルの半分。けっこうエゲツナイ地主である(^^ゞ
バラが植えられているのはB面にバラ園と書かれている場所。公園全体からすると、ごく僅かな面積。なおこの公園は他にあまり花は植えられていない。どうしてバラに特化したのだろう。バラ好きの職員がいたのかな。
バラ園の隣の木製遊具・芝生広場。
子供用がボルダリングごっこをするためのものだと思う。
他にも楽しそうな大型の遊具がいくつかあったのに誰も人がいなかった(/o\)
公園全体も人はまばらで、あまり地域の人に知られていないんじゃないかな。
これはD面の半分が閉鎖中との張り紙。
D面の北側と南側で、順番に半分ずつ閉鎖されるのだが、なんと閉鎖期間は「令和4年度から令和8年度までの5か年」&「令和9年度から令和13年度までの5か年」の併せて10年間!公園に限らずあらゆる施設で聞いた記憶のないレベルの長期間。
閉鎖するのはD面の下にある下水処理施設のリニューアル工事のため。下水処理場の上に公園を造るのは土地の有効活用としていいアイデアな反面、それゆえにこんな事態も起きてしまう。それにしても10年は長いなあ。公園デビューした赤ちゃんが、小学校の途中くらいにまでなってしまう。
こちらはD面の閉鎖されていない南側。
マップには湿性花園と書かれているのに、ほとんど芝生だけ。
でも好物の噴水があった(^^ゞ
しかも水面ではなく地面から噴き出す珍しいタイプ。
当然、高速シャッタースピードで撮るわけで。
下の部分は地面に跳ね返った細かな水しぶきが多いから、
カメラのオートフォーカス機能が焦点を合わせられずにピンボケ。
噴水が踊っているような姿を楽しみましょう。
そしてこれが本日の最高傑作。
まるで氷のように撮れた。
前回はピンクばかりを載せたので、今回はそれ以外のアップで。
このバラはすごく花びらが尖っている。肉眼で見るとそうなのに、いろいろと構図を試しても写真だと花びらがピンとしているようには撮れない。
裏側から撮るという素晴らしいテクニックを思いついた!
公園から出るときに、
品川シーズンテラスの中を抜けられるのを発見。
エシカレーターで降りる。
来たときは階段を上って損した(^^ゞ
前回も書いたようにバラがメインではない公園としてはレベルが高い。遠くからわざわざ来るほどではないけれど、生活圏内に品川が含まれるバラ好きなら訪れるべき。
公園そのものはイマイチ存在感がないようにも思える。しかしそのうち高輪ゲートウェイ駅から、線路をまたいで通路が延びてくれば人気が出てくるかも知れない。D面はちょっと殺風景な印象なので、10年間の工事が終わったらもっとガーデン風にして欲しいな。
おしまい
それらをA面B面と「面」で呼ぶのはちょっとヘンな感じ。
この図以外に道路を挟んでテニスコートやフットサルのグラウンドなどがある。
それがC面。
総面積は4.6ヘクタール。各区画ごとの面積は公表されていないようで、Googleマップで計測するとC面は1.5ヘクタールほど。運動場であるC面を差し引いていわゆる公園部分の面積=A面+B面+D面を求めると(数字を丸めて)3ヘクタールとなる。
マップでD面の下にシーズンテラスと書かれている場所は、前回に紹介した品川シーズンテラスのビルが建っている場所ではなく、ビルに付随する緑地。0.5ヘクタール位の広さ。この緑地と公園とはつながっているようなものなので、実質的に公園規模は3.5ヘクタールといったところ。
A面とB面は1980年(昭和55年)の開業なのに対し、D面は2015年(平成27年)竣工の品川シーズンテラスと同時に造られた。公園が広くなっていいことだけれど、行政が民間が建築するビルの付加価値向上に協力したとも言える。また品川シーズンテラスについて調べると「3.5ヘクタールもの広大な緑地を創出しています」などの記述がよく出てくる。ちょっと手柄の横取り感あり。
もっとも品川シーズンテラスは前回に書いたように、芝浦水再生センター(下水処理場)の上に構築した人工地盤の上に建てられている。つまりここの地主は東京都。それでマンションの地権者住戸のような形で、東京都はビルのフロアを無償で取得してそれを賃貸に回している。その割合はビルの半分。けっこうエゲツナイ地主である(^^ゞ
バラが植えられているのはB面にバラ園と書かれている場所。公園全体からすると、ごく僅かな面積。なおこの公園は他にあまり花は植えられていない。どうしてバラに特化したのだろう。バラ好きの職員がいたのかな。
バラ園の隣の木製遊具・芝生広場。
子供用がボルダリングごっこをするためのものだと思う。
他にも楽しそうな大型の遊具がいくつかあったのに誰も人がいなかった(/o\)
公園全体も人はまばらで、あまり地域の人に知られていないんじゃないかな。
これはD面の半分が閉鎖中との張り紙。
D面の北側と南側で、順番に半分ずつ閉鎖されるのだが、なんと閉鎖期間は「令和4年度から令和8年度までの5か年」&「令和9年度から令和13年度までの5か年」の併せて10年間!公園に限らずあらゆる施設で聞いた記憶のないレベルの長期間。
閉鎖するのはD面の下にある下水処理施設のリニューアル工事のため。下水処理場の上に公園を造るのは土地の有効活用としていいアイデアな反面、それゆえにこんな事態も起きてしまう。それにしても10年は長いなあ。公園デビューした赤ちゃんが、小学校の途中くらいにまでなってしまう。
こちらはD面の閉鎖されていない南側。
マップには湿性花園と書かれているのに、ほとんど芝生だけ。
でも好物の噴水があった(^^ゞ
しかも水面ではなく地面から噴き出す珍しいタイプ。
当然、高速シャッタースピードで撮るわけで。
下の部分は地面に跳ね返った細かな水しぶきが多いから、
カメラのオートフォーカス機能が焦点を合わせられずにピンボケ。
噴水が踊っているような姿を楽しみましょう。
そしてこれが本日の最高傑作。
まるで氷のように撮れた。
前回はピンクばかりを載せたので、今回はそれ以外のアップで。
このバラはすごく花びらが尖っている。肉眼で見るとそうなのに、いろいろと構図を試しても写真だと花びらがピンとしているようには撮れない。
裏側から撮るという素晴らしいテクニックを思いついた!
公園から出るときに、
品川シーズンテラスの中を抜けられるのを発見。
エシカレーターで降りる。
来たときは階段を上って損した(^^ゞ
前回も書いたようにバラがメインではない公園としてはレベルが高い。遠くからわざわざ来るほどではないけれど、生活圏内に品川が含まれるバラ好きなら訪れるべき。
公園そのものはイマイチ存在感がないようにも思える。しかしそのうち高輪ゲートウェイ駅から、線路をまたいで通路が延びてくれば人気が出てくるかも知れない。D面はちょっと殺風景な印象なので、10年間の工事が終わったらもっとガーデン風にして欲しいな。
おしまい
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