2023年11月19日

クリスマス1ヶ月前のクリスマス・カクタス

クリスマスの1ヶ月前にはまだ数日あるけれど、クリスマスの頃に花が咲くからそう呼ばれるクリスマス・カクタスはそこそこ順調に推移している。

昨シーズンの開花状況は
こちら https://wassho.livedoor.blog/archives/53443034.html から。


これは4月中頃の様子。
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バッサリ剪定して、
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さっぱりした姿に。
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これは剪定した葉を植えたもの。
クリスマス・カクタスはサボテンなので正確には茎になる。
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ここまでと、それまでの簡単なまとめは https://wassho.livedoor.blog/archives/53455099.html にも書いた。



長かった夏が過ぎて10月中頃の様子。
やり過ぎたか?と思うくらい剪定しても、ひと夏で回復するのがクリスマス・カクタス。
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しかしこんな斑点が(/o\)
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調べてみたら炭疽(たんそ)病なるものに最も症状が近い。一種のカビによる被害。長雨で高温多湿状態が続くと発生しやすいらしい。ベランダだから雨はあまり当たらないものの、低い位置に置いているから風通しが悪いのかな。ただし10年以上同じ環境で育てていて、こんな症状がでたのは初めて。

ところで炭疽菌といえば生物兵器やテロにも使われる恐ろしい細菌。ただしそれで引き起こされるのは炭疽「症」で、感染するのは人を含めた動物。植物の炭疽「病」とは別みたいだ。もしベランダに炭疽菌が発生していたら困るどころの騒ぎじゃない(^^ゞ


その植物の方の炭疽病には薬剤もなく、被害に遭った部分を除去して焼却または地中深く埋めなさいとあった。つまり諦めろとのお達し。

しかしこの時点でほとんどの茎に炭疽病と思われる症状が多かれ少なかれ発生していたし、それらを取り除いたらクリスマス・カクタスがほとんどなくなってしまう。

だから見なかったことにした(^^ゞ この時点で取り除くのも、後に症状がさらに進行して枯れてしまうのも結果的には同じだろうとの判断。


11月5日。
ツボミができているのを確認。
炭疽病が広がっている様子はなくひと安心。
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なぜかひとつの茎に2つツボミがあるのや、茎の途中からツボミが出ているものを発見。こんなのも初めて見る。今シーズンは何かと様子が違うクリスマス・カクタス。
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そして本日11月19日。
大きなつぼみは少し色づいてきた。
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ひとつの茎に2つ付いたり茎の途中に出た奇形のツボミもしっかり育っている。
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炭疽病は10月時点から進行していないようだし、
とりあえず開花前に全滅の恐れはないと思っている。

wassho at 18:56│Comments(0)   *チューリップ以外 

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