2023年12月17日

玄関に欲しいものと、電気と、つけるの不思議

ちょっとした思いつきの話。

外出から戻ってきたら部屋の電気やエアコンがつけっぱなしでヤッテモウタ!となった経験はあるだろうか? 私は割と頻繁にある(^^ゞ

だから玄関に欲しいのはエアコン作動の有無や、どの部屋の電灯が付いているかが一目でわかるようなパネル。エアコンや部屋ごとの小さなLEDランプが並んでいて、それが光っているようなイメージ。

いずれホームオートメーションが発達・普及すれば、すべての電化製品をスマホで操作できるようになるのだろうけれど、そんなハイテクなものでなくても、どの配線系統に電気が流れているかを表示するだけだから、その気になれば装置はすぐ作れる。

もっともそんな装置でヤッテモウタをなくしたとしても、無駄な電気代を使わなかった金額と、その装置に掛かる金額を較べれば元は取れないかも知れない。配線を工夫してエアコンのうちのどれか、照明のうちのどれかがだけを示すランプふたつのシンプルな装置で、新築の際に組み込んで25年住んで何とかといったところかも。
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話は変わるけれど、

照明をつけるのに「電気をつける・消す」っておかしな表現である。英語では turn on(off) the light、中国語では开(关)灯と照明を意味する「lightあるいは灯」の単語が使われている。どうして日本語は電気? 電気は流れるものでついたりしないのに。

おそらく最初に電気が引かれた頃に、電気を使うものといえば電灯しかなく「明かりをつける・消す」との意味で「電気をつける・消す」となったと推測できる。ただそんな状況は万国共通なはずで日本語だけ「電気」を使う説明にはならないが。


そしてその「つける」は「火をつける」が本来の意味のはずが、なぜかテレビでもエアコンでも「つける」になっている。まあ社会の変化と共に変わっていくのが言葉というもの。ただパソコンには使ってもスマホで「つける」とはあまり言わない。これは携帯電話の頃からそうだった。「ついた」状態が基本だからだろうか。あるいは黒電話の時代以前に、電話機というのは電源のオンオフがなかったせいかも知れない。

なお英語でもテレビやエアコンをつけるには照明と同じ turn on を使う。ただしこれはスイッチを入れるという意味で、だからスイッチのないロウソクをつけるは light a candle と turn on ではない。


とりあえず照明やエアコンを消し忘れないように気を「つけ」なければ。

wassho at 20:18│Comments(0) 生活、日常 

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