2024年01月10日
2023年紅葉の締めくくりはいつもの九品仏
2023年に見たイエローとレッドのオータムは
旧芝離宮庭園
増上寺
芝公園17号地&もみじ谷
清澄公園
清澄庭園
御殿山庭園
池田山公園
神宮外苑
有栖川宮公園
上野公園
代々木公園
渋谷ファイヤー通り
とかなり多い。過去のブログを遡ると2022年:2カ所、2021年:3カ所、2020年:5カ所、2019年3カ所だった。国立西洋美術館に展覧会を見に行って、上野公園のイエローオータムが予期せずよかったのがスイッチの入った原因のように思う。
ただしこの中で紅葉の名所と呼ばれるのは神宮外苑と芝公園のもみじ谷程度。そのほかのところは当たり外れがあったわけで、特に最後の旧芝離宮庭園は大ハズレ(>_<) これでシーズンを〆るのはあまりにも忍びないと12月13日に出かけたのが、私の定番レッドオータムスポットである自由が丘近くの九品仏(くほんぶつ)というお寺。
九品仏の紅葉を眺めるのは今年で5シーズン目。
どうしてそんなに来ているかは ↓ 昨年に書いた文章で。
バイクでツーリングしていた頃、河口湖で真っ赤な紅葉に出会い、
今まで見て喜んでいた紅葉はなんだったのだとの気分になる。
それから赤純度の高い紅葉を探してあちこち出かけれど見つからず。
それが2019年、近くにあるというだけでいわば「ついでに」訪れた九品仏で、
まさかの探していた色の紅葉に出会った。
チルチルミチルの青い鳥とはまさにこのこと。
そして、このあたりに住んでいる限り、ここへは毎年来ると決めてーーー
との理由。
だから旧芝離宮庭園の当たり外れに関係なく来ていたかも知れない。
これは東門。
門をくぐった先の光景は京都にでも来たみたいと毎年ながら感激する。
ところで2023年の紅葉は平年より遅いとされていたものの、九品仏に限っていえば遅くはなかったようで例年より色づきが濃い。またこの位置 ↑ から見えるはずのイチョウの大木のイエローオータムがすべて落ちている。参考までに過去の写真を ↓
2022年12月8日
2021年12月5日
右側の木が九品仏で一番赤いモミジ。
まさに折り紙の赤色。
これは正門をくぐったところの光景。様々な色のグラデーションが見られる場所なのに、ちょっと見頃過ぎになっていて残念。
なので2021年の写真を。
いつもならこんな極楽浄土に来た気分を味わえる。
それにしても逆光テクニックを使っていないのに、
この赤の濃さはどうよ! なおこの日はデジカメは持参せずiPhoneで撮影。
オレンジ掛かったのもディープな色彩。
山門より先のエリアはちょっと地味になる。
東京都の天然記念物に指定されている大イチョウ。
この木は葉を落とすのが早く、今までイエローオータムになっているのを見たことがない。
他のイエローオータムとレッドオータムのミックスを楽しむ。
九品仏は9体の阿弥陀如来像があるから九品仏。
まず上品(じょうぼん)、中品、下品の3区分があり、
それぞれに上生(じょうしょう)、中生、下生の3つの下位区分があって
3×3で合計9つの等級に分かれている。
つまり成仏して極楽浄土に行けたとしても格差社会は存在する!
これは下品のお堂。
「げひん」じゃなくて「げぼん」ね。
センターにいるはずの仏像は現在修復中。
左右は修復前と後の姿。
9体の阿弥陀如来と本尊を合わせた10体をひとつにつき2年、
トータル20年かけて修復する大計画。
なおこのパネルには「中品下生仏がご遷座中」と書かれているが、ここは下品のお堂だし、上の写真には「下品上生佛像御遷座中」とあるので、これは間違い。
こちらは中品のお堂。
上品のお堂。
上品は3体とも修復が完了している模様。でも左右の仏像は金箔がはげている部分もある。どうしてピカピカにしないのだろう。アンティーク感を出すためじゃないよね?
境内ブラブラ。
毎年同じような写真になるのは仕方ない。
お地蔵さんにご挨拶して、
最後は正門から退出。
レッドオータムが目にしみた。
来年もまた訪れましょう、あっ、もう今年か。
旧芝離宮庭園
増上寺
芝公園17号地&もみじ谷
清澄公園
清澄庭園
御殿山庭園
池田山公園
神宮外苑
有栖川宮公園
上野公園
代々木公園
渋谷ファイヤー通り
とかなり多い。過去のブログを遡ると2022年:2カ所、2021年:3カ所、2020年:5カ所、2019年3カ所だった。国立西洋美術館に展覧会を見に行って、上野公園のイエローオータムが予期せずよかったのがスイッチの入った原因のように思う。
ただしこの中で紅葉の名所と呼ばれるのは神宮外苑と芝公園のもみじ谷程度。そのほかのところは当たり外れがあったわけで、特に最後の旧芝離宮庭園は大ハズレ(>_<) これでシーズンを〆るのはあまりにも忍びないと12月13日に出かけたのが、私の定番レッドオータムスポットである自由が丘近くの九品仏(くほんぶつ)というお寺。
九品仏の紅葉を眺めるのは今年で5シーズン目。
どうしてそんなに来ているかは ↓ 昨年に書いた文章で。
バイクでツーリングしていた頃、河口湖で真っ赤な紅葉に出会い、
今まで見て喜んでいた紅葉はなんだったのだとの気分になる。
それから赤純度の高い紅葉を探してあちこち出かけれど見つからず。
それが2019年、近くにあるというだけでいわば「ついでに」訪れた九品仏で、
まさかの探していた色の紅葉に出会った。
チルチルミチルの青い鳥とはまさにこのこと。
そして、このあたりに住んでいる限り、ここへは毎年来ると決めてーーー
との理由。
だから旧芝離宮庭園の当たり外れに関係なく来ていたかも知れない。
これは東門。
門をくぐった先の光景は京都にでも来たみたいと毎年ながら感激する。
ところで2023年の紅葉は平年より遅いとされていたものの、九品仏に限っていえば遅くはなかったようで例年より色づきが濃い。またこの位置 ↑ から見えるはずのイチョウの大木のイエローオータムがすべて落ちている。参考までに過去の写真を ↓
2022年12月8日
2021年12月5日
右側の木が九品仏で一番赤いモミジ。
まさに折り紙の赤色。
これは正門をくぐったところの光景。様々な色のグラデーションが見られる場所なのに、ちょっと見頃過ぎになっていて残念。
なので2021年の写真を。
いつもならこんな極楽浄土に来た気分を味わえる。
それにしても逆光テクニックを使っていないのに、
この赤の濃さはどうよ! なおこの日はデジカメは持参せずiPhoneで撮影。
オレンジ掛かったのもディープな色彩。
山門より先のエリアはちょっと地味になる。
東京都の天然記念物に指定されている大イチョウ。
この木は葉を落とすのが早く、今までイエローオータムになっているのを見たことがない。
他のイエローオータムとレッドオータムのミックスを楽しむ。
九品仏は9体の阿弥陀如来像があるから九品仏。
まず上品(じょうぼん)、中品、下品の3区分があり、
それぞれに上生(じょうしょう)、中生、下生の3つの下位区分があって
3×3で合計9つの等級に分かれている。
つまり成仏して極楽浄土に行けたとしても格差社会は存在する!
これは下品のお堂。
「げひん」じゃなくて「げぼん」ね。
センターにいるはずの仏像は現在修復中。
左右は修復前と後の姿。
9体の阿弥陀如来と本尊を合わせた10体をひとつにつき2年、
トータル20年かけて修復する大計画。
なおこのパネルには「中品下生仏がご遷座中」と書かれているが、ここは下品のお堂だし、上の写真には「下品上生佛像御遷座中」とあるので、これは間違い。
こちらは中品のお堂。
上品のお堂。
上品は3体とも修復が完了している模様。でも左右の仏像は金箔がはげている部分もある。どうしてピカピカにしないのだろう。アンティーク感を出すためじゃないよね?
境内ブラブラ。
毎年同じような写真になるのは仕方ない。
お地蔵さんにご挨拶して、
最後は正門から退出。
レッドオータムが目にしみた。
来年もまた訪れましょう、あっ、もう今年か。
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