2024年02月03日
梅里中央公園のロウバイ
先日にロウバイを見に出かけた港北ニュータウンにある早渕公園。ロウバイの木は立派で数も多かった。しかし竹藪に囲まれた窪地に植えられており、まったくその美しさを楽しむことができない。どうしてそんな場所に植えるのか「責任者出てこい!」のレベル。今でもちょっと腹が立っている。
このままで今年のロウバイ花見は終われないと他の場所を探す。しかしロウバイをたくさん植えているところは少ない。それほど遠くなくて名前の通ったところは既に訪れている(同じ場所には行きたくない性格)。それでようやく見つけたのが杉並区にある梅里中央公園。どうやら隠れた名所らしい。
地図で少し白くなっているのが杉並区。
梅里は杉並区の地名。まるで昔はウメがたくさんあったかのような名前である。しかし実際は1968年(昭和43年)の町名統合の際に堀之内となるはずだったが、堀之内は斎場があるのでイメージが悪いと住民が反対。青梅街道に面している地区なので梅里になったとのいきさつ。
訪れたのは1月27日。
地下鉄丸ノ内線の新高円寺で下車。
ところで丸ノ内線は変わった路線の形になっている。
これがクセモノ。さらに途中で分岐している。
東京に住んで、ごくたまにしか丸ノ内線に乗らない人しかわかってもらえないと思うが、丸ノ内線では行きたい駅が池袋方向なのか、荻窪方向なのかでまず迷う。池袋と荻窪あるいはその手前にある新宿なんて東京全体から見たら似たような方角だから。例えば赤坂見附から銀座に行くのに「池袋行き」に乗るなんてピンとくる?
この日は新宿三丁目から乗車。池袋方向に間違いはしなかったものの、方南町行きに乗ってしまう。でも途中で分岐しているのを思い出し分岐手前の中野坂上で下車。荻窪行きは別のホームかと思ったら、同じホームに荻窪行きと方南町行きの電車が入るとわかり、無駄に階段を上り下りしてしまった(/o\)
地方から東京出張などで丸ノ内線を利用する場合は、事前によく調べておきましょう。ちなみに東京駅前のオフィス街は「丸の内」なのに地下鉄はなぜか「丸ノ内線」。そして丸ノ内線に丸の内駅はないよ。
駅から地上に上がると青梅街道。
しばらく歩くとこんなのが目に入る。
いわゆる高圧送電線だと思うけれど、タワーじゃなくて電柱タイプは初めて見る。しかも真っ白。よくあるタワータイプより高さはかなり低いように思う。建てるのに必要な面積も少なくて済みそうなので建物密集地タイプなのかも知れない。
青梅街道を左折して住宅街に入る。
梅里中央公園に到着。ここまで駅から15分程度。
もう奥にロウバイが見えてテンションが上がる。
公園の雰囲気。
面積は約0.6ヘクタールで、ここに写っている範囲で全体の3/5くらい。
先ほど見えていたロウバイ。
早渕公園と違って、とりあえずロウバイに陽の光が当たっていてひと安心。
この通路は公園の北側。
いわゆる枝振りがあまりよくなかったので、公園を横切って西側に移動。
こちらの方が本数も多いしサイズも少し大きい。
濃い黄色とやや薄い黄色。
これは花の中心が赤紫だから和ロウバイ(単にロウバイともいう)。
このタイプはこれ1本しかなかった
中心が赤紫にならないロウバイには、ソシン(素心)ロウバイと満月、福寿などの品種がある。その違いはとても微妙でよく理解していない。梅里中央公園のロウバイは花の形が丸いから福寿かなあ。でもまったく自信なし。
まあそんなにたいした違いじゃないから、
ロウバイはロウバイということで楽しみましょう(^^ゞ
これは色が薄くて、
こちらは色が濃い。
この違いは品種ではなく個体差だと思う。
少し離れたところのロウバイには何やら黒いものがーーー
近づいてみると(>_<)
これはロウバイの実。
花が枯れたあと3月くらいに実をつけ、秋にこんなミノムシのような姿になる。つまり昨シーズンにできたもの。次の花を咲かせているのにどうして地上に落ちていないのだろう。いずれにせよ花を見るにはジャマで、ロウバイの自生を促すわけでもないのだから、公園を管理する人は取り除いておいて欲しい。
いつも書いているようにロウバイは黄色くて小さい花で、地面や周りの景色と同化してしまう。それゆえ写真に撮るのはもちろん、肉眼でも青空を背景にしないとバエない。窪地に植えられていた早渕公園ではそれが叶わなかったが、この公園では先ほどの写真のように青空と一緒に眺められて満足。
ーーー続く
このままで今年のロウバイ花見は終われないと他の場所を探す。しかしロウバイをたくさん植えているところは少ない。それほど遠くなくて名前の通ったところは既に訪れている(同じ場所には行きたくない性格)。それでようやく見つけたのが杉並区にある梅里中央公園。どうやら隠れた名所らしい。
地図で少し白くなっているのが杉並区。
梅里は杉並区の地名。まるで昔はウメがたくさんあったかのような名前である。しかし実際は1968年(昭和43年)の町名統合の際に堀之内となるはずだったが、堀之内は斎場があるのでイメージが悪いと住民が反対。青梅街道に面している地区なので梅里になったとのいきさつ。
訪れたのは1月27日。
地下鉄丸ノ内線の新高円寺で下車。
ところで丸ノ内線は変わった路線の形になっている。
これがクセモノ。さらに途中で分岐している。
東京に住んで、ごくたまにしか丸ノ内線に乗らない人しかわかってもらえないと思うが、丸ノ内線では行きたい駅が池袋方向なのか、荻窪方向なのかでまず迷う。池袋と荻窪あるいはその手前にある新宿なんて東京全体から見たら似たような方角だから。例えば赤坂見附から銀座に行くのに「池袋行き」に乗るなんてピンとくる?
この日は新宿三丁目から乗車。池袋方向に間違いはしなかったものの、方南町行きに乗ってしまう。でも途中で分岐しているのを思い出し分岐手前の中野坂上で下車。荻窪行きは別のホームかと思ったら、同じホームに荻窪行きと方南町行きの電車が入るとわかり、無駄に階段を上り下りしてしまった(/o\)
地方から東京出張などで丸ノ内線を利用する場合は、事前によく調べておきましょう。ちなみに東京駅前のオフィス街は「丸の内」なのに地下鉄はなぜか「丸ノ内線」。そして丸ノ内線に丸の内駅はないよ。
駅から地上に上がると青梅街道。
しばらく歩くとこんなのが目に入る。
いわゆる高圧送電線だと思うけれど、タワーじゃなくて電柱タイプは初めて見る。しかも真っ白。よくあるタワータイプより高さはかなり低いように思う。建てるのに必要な面積も少なくて済みそうなので建物密集地タイプなのかも知れない。
青梅街道を左折して住宅街に入る。
梅里中央公園に到着。ここまで駅から15分程度。
もう奥にロウバイが見えてテンションが上がる。
公園の雰囲気。
面積は約0.6ヘクタールで、ここに写っている範囲で全体の3/5くらい。
先ほど見えていたロウバイ。
早渕公園と違って、とりあえずロウバイに陽の光が当たっていてひと安心。
この通路は公園の北側。
いわゆる枝振りがあまりよくなかったので、公園を横切って西側に移動。
こちらの方が本数も多いしサイズも少し大きい。
濃い黄色とやや薄い黄色。
これは花の中心が赤紫だから和ロウバイ(単にロウバイともいう)。
このタイプはこれ1本しかなかった
中心が赤紫にならないロウバイには、ソシン(素心)ロウバイと満月、福寿などの品種がある。その違いはとても微妙でよく理解していない。梅里中央公園のロウバイは花の形が丸いから福寿かなあ。でもまったく自信なし。
まあそんなにたいした違いじゃないから、
ロウバイはロウバイということで楽しみましょう(^^ゞ
これは色が薄くて、
こちらは色が濃い。
この違いは品種ではなく個体差だと思う。
少し離れたところのロウバイには何やら黒いものがーーー
近づいてみると(>_<)
これはロウバイの実。
花が枯れたあと3月くらいに実をつけ、秋にこんなミノムシのような姿になる。つまり昨シーズンにできたもの。次の花を咲かせているのにどうして地上に落ちていないのだろう。いずれにせよ花を見るにはジャマで、ロウバイの自生を促すわけでもないのだから、公園を管理する人は取り除いておいて欲しい。
いつも書いているようにロウバイは黄色くて小さい花で、地面や周りの景色と同化してしまう。それゆえ写真に撮るのはもちろん、肉眼でも青空を背景にしないとバエない。窪地に植えられていた早渕公園ではそれが叶わなかったが、この公園では先ほどの写真のように青空と一緒に眺められて満足。
ーーー続く
wassho at 19:42│Comments(0)│
│お花畑探訪