2024年04月24日
イヤホンのケーブルが絡まない方法
イヤホンのケーブルは絡まりやすいもの。携帯音楽プレーヤーと一緒にポケットに入れて、その後にポケットの中を触っていないのに取り出すと見事に絡まっている。カバンに入れても同じ。何と机の上に置いておくだけも絡まる!
今時はワイヤレスでしょ?と言われそうだが私は有線のイヤホンが好み。理由はふたつあって、ただでさえあれこれ充電しなければいけない機器が多いのに、これ以上は増やしたくない=充電忘れをしたくないから。それとワイヤレスのイヤホンはイヤホン内部でDA(デジタル・アナログ)変換している。言い換えればイヤホン自体が音作りをする。現在使っている携帯音楽プレーヤーの音をそこそこ気に入っているので、それを変えたくない気持ちもある。
以前はソニーのイヤホンをよく使っていた。それはセレーション加工という表面にわずかな凹凸を施した絡みにくいケーブルだったから。見た目は普通のケーブルとほとんど変わらない。最初は「本当に絡まない?」と半信半疑だったものの効果は絶大。ケーブルが絡むストレスは1/1000に減ったといっても大げさではない。なお英語でserrationとはノコギリの歯のような形状。
それからしばらくイヤホンは
ソニー製:セレーションコードだから
低音重視タイプ:主に聴くクラシックには、そのほうが安定感があって聴き疲れしない
1万円前後:私の耳にはそれくらいで充分
との明確な選択基準を持っていた。
しかし6〜7年前からソニーはワイヤレスに注力して、そういう中間価格帯のイヤホンを作らなくなってしまった。現在ソニーの有線イヤホンのラインナップは25万円から8万円と、5000円以下の2つのゾーンしかない。
さて現在使っているイヤホンはゼンハイザーの IE 100 PRO。これは発売直後の2021年7月にe☆イヤホンで購入。当時1万2870円。調べてみると価格は今もあまり変わっていないようだ。ただしゼンハイザーはドイツのメーカーで、その頃のドル円は110円で今は155円と円安だから、それにより値下がり分が相殺されている可能性もある。
ところで今頃になって、このイヤホンについてブログを書いていなかったと気がついた。超簡単にレビューすると、ごくニュートラルで素直な音質である。悪く言えば何の素っ気も特徴もない音。でも特に不満はない。また一般にイヤホンやスピーカーは最初は音が少し固く時間と共に馴染んでくるもの。馴染ませるのをエイジングというが、このイヤホンはまったくそれが必要なく、またしばらく使っても音が変わらなかったのを覚えている。
しかし約2年後の2023年の5月にケーブル断線(>_<)
今まで断線は何度も経験して、その度に買い換えてきたのが私のイヤホン歴。ただしこのIE 100 PROはケーブルの交換ができる。よく覚えていないもののケーブル交換ができるイヤホンで一番安かったからこれを選んだような記憶もある。
それでケーブルを交換(業界ではリケーブルと呼ぶ)しようと思ってビックリ。イヤホンより値段が高い商品がほとんど! リケーブルなんて音質にこだわるマニア向けだからそうなるのだろう。
ケーブルがなければイヤホンは機能しないので、何とかAmazonで3280円のケーブルを見つけて購入。いわゆる中華のノンブランド商品。写真で見えている端子の先にイヤホン本体を差し込んでリケーブル完成。オリジナルは断線したから聴き較べはできていないが高音域が若干キレイになってよし。ただし目隠しテストをすればわからない「気のせい」レベル。でもオーディオはそれが大事(^^ゞ
実はこのケーブルに変えてよかったのは音質よりもケーブルの柔らかさ。IE 100 PROは耳の後ろにケーブルを沿わせる、いわゆるシュア掛けをする設計。シュア掛けとはアメリカのShure(シュア)というメーカーが提唱しているイヤホン装着法。画像はhttps://e-earphone.blog/?p=1264934から引用改変
それでIE 100 PROのオリジナルケーブルでは、写真に示した部分が固められており装着しづらかったが、こちらはケーブルだけなので柔らかくシュア掛けしやすい。逆にゼンハイザーがどうして耳に近い部分を固めるのか疑問。
さてようやく本題。
新しく買ったケーブルは写真でわかるように2本ケーブルの撚り線になっている。このタイプは真っ直ぐなケーブルよりは絡みにくい。でも油断していると絡まってイライラする。イヤホンとはそういうものと半分は諦めていたところ、先日とある方法を思いつく。
それはフック。
グルグル・クシャクシャのまま放置するから絡むのだ。
イヤホンを携帯プレイヤーから外す。
フックに掛けておく。
それだけ。
もちろんこの方法は自宅やオフィスなどでしか使えず、移動中にポケットやカバンに入れている間に絡むのは防げない。しかしさあ出かけようと思ったらイヤホンが絡まっていて、それをほどくのに時間が掛かってイライラする事態は避けられる。振り返ってみると私の場合はそのケースが最も多い。
またケーブルがクルクルと捻れてヘンな癖が付いてしまうのも防げる。文章的に説明不足かも知れないが下の写真を参考に。そういえばまだ電話の受話器がカールコードでつながれていた昭和の時代、アイツは常に捻れていた(^^ゞ 画像はhttps://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0705/28/news018.htmlから引用

例によって前書きと脱線が長かったけれどm(_ _)m
別にフックでなくてハンガーやドアノブやその他どこでも、
イヤホンを吊すだけだからとりあえずお試しを。
今時はワイヤレスでしょ?と言われそうだが私は有線のイヤホンが好み。理由はふたつあって、ただでさえあれこれ充電しなければいけない機器が多いのに、これ以上は増やしたくない=充電忘れをしたくないから。それとワイヤレスのイヤホンはイヤホン内部でDA(デジタル・アナログ)変換している。言い換えればイヤホン自体が音作りをする。現在使っている携帯音楽プレーヤーの音をそこそこ気に入っているので、それを変えたくない気持ちもある。
以前はソニーのイヤホンをよく使っていた。それはセレーション加工という表面にわずかな凹凸を施した絡みにくいケーブルだったから。見た目は普通のケーブルとほとんど変わらない。最初は「本当に絡まない?」と半信半疑だったものの効果は絶大。ケーブルが絡むストレスは1/1000に減ったといっても大げさではない。なお英語でserrationとはノコギリの歯のような形状。
それからしばらくイヤホンは
ソニー製:セレーションコードだから
低音重視タイプ:主に聴くクラシックには、そのほうが安定感があって聴き疲れしない
1万円前後:私の耳にはそれくらいで充分
との明確な選択基準を持っていた。
しかし6〜7年前からソニーはワイヤレスに注力して、そういう中間価格帯のイヤホンを作らなくなってしまった。現在ソニーの有線イヤホンのラインナップは25万円から8万円と、5000円以下の2つのゾーンしかない。
さて現在使っているイヤホンはゼンハイザーの IE 100 PRO。これは発売直後の2021年7月にe☆イヤホンで購入。当時1万2870円。調べてみると価格は今もあまり変わっていないようだ。ただしゼンハイザーはドイツのメーカーで、その頃のドル円は110円で今は155円と円安だから、それにより値下がり分が相殺されている可能性もある。
ところで今頃になって、このイヤホンについてブログを書いていなかったと気がついた。超簡単にレビューすると、ごくニュートラルで素直な音質である。悪く言えば何の素っ気も特徴もない音。でも特に不満はない。また一般にイヤホンやスピーカーは最初は音が少し固く時間と共に馴染んでくるもの。馴染ませるのをエイジングというが、このイヤホンはまったくそれが必要なく、またしばらく使っても音が変わらなかったのを覚えている。
しかし約2年後の2023年の5月にケーブル断線(>_<)
今まで断線は何度も経験して、その度に買い換えてきたのが私のイヤホン歴。ただしこのIE 100 PROはケーブルの交換ができる。よく覚えていないもののケーブル交換ができるイヤホンで一番安かったからこれを選んだような記憶もある。
それでケーブルを交換(業界ではリケーブルと呼ぶ)しようと思ってビックリ。イヤホンより値段が高い商品がほとんど! リケーブルなんて音質にこだわるマニア向けだからそうなるのだろう。
ケーブルがなければイヤホンは機能しないので、何とかAmazonで3280円のケーブルを見つけて購入。いわゆる中華のノンブランド商品。写真で見えている端子の先にイヤホン本体を差し込んでリケーブル完成。オリジナルは断線したから聴き較べはできていないが高音域が若干キレイになってよし。ただし目隠しテストをすればわからない「気のせい」レベル。でもオーディオはそれが大事(^^ゞ
実はこのケーブルに変えてよかったのは音質よりもケーブルの柔らかさ。IE 100 PROは耳の後ろにケーブルを沿わせる、いわゆるシュア掛けをする設計。シュア掛けとはアメリカのShure(シュア)というメーカーが提唱しているイヤホン装着法。画像はhttps://e-earphone.blog/?p=1264934から引用改変
それでIE 100 PROのオリジナルケーブルでは、写真に示した部分が固められており装着しづらかったが、こちらはケーブルだけなので柔らかくシュア掛けしやすい。逆にゼンハイザーがどうして耳に近い部分を固めるのか疑問。
さてようやく本題。
新しく買ったケーブルは写真でわかるように2本ケーブルの撚り線になっている。このタイプは真っ直ぐなケーブルよりは絡みにくい。でも油断していると絡まってイライラする。イヤホンとはそういうものと半分は諦めていたところ、先日とある方法を思いつく。
それはフック。
グルグル・クシャクシャのまま放置するから絡むのだ。
イヤホンを携帯プレイヤーから外す。
フックに掛けておく。
それだけ。
もちろんこの方法は自宅やオフィスなどでしか使えず、移動中にポケットやカバンに入れている間に絡むのは防げない。しかしさあ出かけようと思ったらイヤホンが絡まっていて、それをほどくのに時間が掛かってイライラする事態は避けられる。振り返ってみると私の場合はそのケースが最も多い。
またケーブルがクルクルと捻れてヘンな癖が付いてしまうのも防げる。文章的に説明不足かも知れないが下の写真を参考に。そういえばまだ電話の受話器がカールコードでつながれていた昭和の時代、アイツは常に捻れていた(^^ゞ 画像はhttps://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0705/28/news018.htmlから引用

例によって前書きと脱線が長かったけれどm(_ _)m
別にフックでなくてハンガーやドアノブやその他どこでも、
イヤホンを吊すだけだからとりあえずお試しを。