2024年05月25日

再訪:善福寺川緑地 その2 杉並児童交通公園

前回に書いた4月7日に花見で善福寺川緑地を来たときに、訪れ忘れたところとは杉並児童交通公園。緑地の最も下流域の右岸にある。ただし善福寺川緑地は都立公園で、こちらは杉並区立だから善福寺川緑地に隣接していると書くのが正確。その名の通り交通をコンセプトにした子供のための施設である。
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園内には模擬の信号機が設置されており、
よい子がそれで学習中。
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足漕ぎ式のゴーカートでドライバー目線にもなれる。
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楽しそうなコース設定。
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日本では珍しいロータリー式の交差点も経験できる?
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実はこの公園に興味を持ったのはゴーカートがあると聞いたから。ゴーカートなんて長らく乗ってないし見てすらいない。児童公園では乗れないとしても久しぶりに目にしてみたいと思ったのがきっかけ。でも頭にあったのは子供用でもエンジンで走るゴーカート。まさか足漕ぎ式とは思っていなかった(^^ゞ


これはレンガ造りがいい雰囲気を醸しているミニ東京駅。
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蒸気機関車が停車中。
列車はコンクリート製でもレールは鉄でできていた。駅を出ていきなり曲がっているのはご愛敬。でもその先にはしっかり踏切もある。
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こちらは「すぎなみえき」。この駅構内にある看板(駅名標という)に「すぎなみえき」と書くと杉並駅駅になっちゃうよ。
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駅名看板に「駅」と書くのは普通。
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それはさておき、
この「すぎなみえき」にあるのは本物の蒸気機関車。
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D51形蒸気機関車、通称デゴイチ。
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蒸気機関車= Steam Locomotive = SL で名前を覚えているのはD51のみ。それはやはりデゴイチとの愛称が付いているからだろう。恐るべしネーミングの影響。SLは1965年から1975年(昭和50年)にかけて全国で通常の営業運転としては姿を消した。それで廃止される前にその姿を見ようとSLブームが起きる。たぶんその頃にデゴイチの名前を知ったのだと思う。

そういえば貴婦人と呼ばれているSLもあったなと思い出し調べてみると、
それはC57型という車種だった。(車種とはいわないか?)

写真は上がD51で下がC57。画像はhttps://x.gd/5in7Dとhttps://x.gd/N53o8から引用
C57のどこに貴婦人を感じるのかまったくわからない(^^ゞ
私にはC57のほうが車輪が大きくてダイナミックに思える。

D51


C57



「すぎなみえき」のD51はけっこうきれいにペイントされていた。
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運転席にも上がれる。
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メーター類は外されており、その跡がスマホやタブレット置き場に見えるのが笑える。ハンドルのようなものは逆転機と呼ばれる前進後退を切り替えるレバー。自動車のようにギアではなくネジを回すらしいが、ネットでの解説をチラッと読んだ程度では理解できなかった。
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考えてみると走っている蒸気機関車は見たことがない。特に興味はないのだけれど冥土への土産話に一度くらいは見に行こうか。関東だと4箇所ほどで観光運行している。ところで客車に乗っても蒸気機関車が引いていると何か違いがあるのかな。


公園の全体図。
面積は約0.9ヘクタール。
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公園は午後5時で閉園。
その前の4時半から、ゴーカートなどの貸し出しが中止になり模擬信号も消える。
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ゴーカートの他に自転車の貸し出しもあって、どちらも無料。このような交通公園はあちこちの自治体でも設けているみたい。もし私が子供の頃にもあったら、何度も免停にならずに済んだかも(^^ゞ

5月5日のこどもの日にふさわしいお散歩立ち寄り先でした。



ーーー続く

wassho at 23:53│Comments(0) 生活、日常 

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