2024年06月26日

餃子に酢ソース

お好み焼きソースの工場を見学するテレビ番組があって、
最後にそこの社員が考えたお好み焼きソースに合う料理が紹介されていた。

そのひとつが餃子のタレとしてお好み焼きソースを使うこと。餃子の材料は小麦粉と豚肉とキャベツなのだから、お好み焼きと同じで合わないわけがないとの触れ込みだったと思う。それ以外にも何点かの料理があったがもう忘れてしまった。たぶん私が作らない料理だったからだと思う。


それで先日に餃子を焼いたので試してみた。
使ったのはいわゆる中濃ソース。
ソース

ところで関東はトロッとした中濃ソース、関西はサラサラのウスターソースが主流である。また関西はウスターソース以外にとんかつソースやお好み焼きソースなど、複数のソースを使い分けている家庭が多い。

下記は日本ソース工業会が2021年に実施した調査で、自宅に常備しているソースの種類を示している。数字は% 表はhttps://nippon-sauce.or.jp/topix-past/16002.htmlから引用
日本ソース工業会

まるで醤油の濃口・薄口の違いのよう。醤油の場合は「出汁を取る」という料理文化の波及度合いから違いが生まれたと理解している。しかしソースなんてのは日本で広まったのが明治中期以降なのに、どうして地域によって違いが生まれたのだろう。また名古屋のうどんやきしめんは濃い色の出汁で関東風なのに、ソースに関しては関西寄りなのも興味深い。

何かと奥が深そうなのでいずれ調べましょう。そういえば中濃ソースなどとウスターソースの粘度の違いが何によるのかも理解していない。



さて餃子にソース。
まずは酢醤油でいつもの味を確認。

そしてソースをつけて食べてみる。
合わなくはない。
小麦粉と豚肉とキャベツでお好み焼きと同じとの理屈はうなづける。
でもちょっとソースの味が勝ちすぎて辛い。

そこで普通は酢醤油なのだからと酢でソースを割ってみる。
日本の酢はなかったのでドレッシング用のワインビネガーを使用。

ソースだけより酢ソースのほうが餃子に合う。
これはこれで悪くない。

ただし、
これから餃子は酢ソースで食べるかと問われたら、やはり酢醤油にする(^^ゞ


まっ、その程度の結論ではあるけれど、
ものは試しに、あるいは途中の「味変」としてトライしてみてちょうだい。何より酢ソースなんて日本人の1%の1%のそのまた1%も味わったことがないと思うから、それだけ特別な体験が出来るよ。

wassho at 20:22│Comments(0) 生活、日常 

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