2024年07月19日

中国のIHコンロは中華鍋の形をしている

前回のリバースATMに続いて「ところ変われば品変わる」の第二弾。

それを知ったのはドキュメント72時間というNHK番組。番組画像は2枚とも公式ホームページより引用編集

1番組タイトル

内容をかいつまむと、

  中国の病院では病院食がないか、高いか、充実していないか理由は
  忘れたけれど、入院患者の食事は家族が用意するのが基本。

  それで病院の近くに貸し台所を提供している場所があり、
  そこでご飯を作って病室まで運ぶ。

番組はそこの利用者の様々な人間模様の紹介なのだが、
今回のテーマとは関係ないので(/_')/ソレハコッチニオイトイテ


上の写真で人がたくさんいるのがその貸し台所。

これは頭上から撮った画像。
2俯瞰写真

写真上側が食材を切ったりするまな板コーナーで、
その反対側にたくさんのコンロが並ぶ。

中国なので皆さんは中華鍋っぽい形のもので調理をしている。
この写真ではわからないが使われているのはIHコンロ。
そしてビックリしたのは、

  中国のIHコンロは中華鍋の形に合わせてある!

との新発見。


番組の動画や画像ではコンロが写っている場面が見当たらなかったので、「中華鍋 IHコンロ」を中国語の「炒锅 电磁炉」にして中国語サイトを検索してみた。

家庭用と業務用。
日本の中華料理店でIHコンロを使っているところもあるのかな?
3IH1

4IH2


こんな大きいのもある。 
5IH3


ご存じのように日本のIHコンロはフラットな構造。
底の丸い中華鍋は使えないね。
6国産IH


中華鍋の形をしたIHコンロは、
まさにところ変われば品変わるの典型例。
コンロのような身近なもので、そんな発見があるなんて思ってもみなかった。
世界は狭くなったようでまだまだ広い。



参考までに中国のIHコンロがすべて中華鍋の形をしているのではない。
そりゃ中国だって底の平たい鍋やヤカンも使うわけで。
7-1中国IH


これなんかは中華鍋型とフラットの両方を組み合わせている。
中華鍋型は「凹面电磁炉」と呼ぶみたいだ。
7-2

IHコンロはガスコンロより熱量が大きいので、元々中華料理には向いている。オール電化の家に住んでいて、でも中華鍋を振りたい人は輸入してみたら。

wassho at 21:55│Comments(0) 生活、日常 

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