2024年08月27日
原宿スーパーよさこい2024
それは8月24日の土曜日のこと。
最高気温予想は35度だったので、この日はどこにも出かけずエアコンの効いた部屋でゴロゴロしているつもりだった。でも昼過ぎにSNSを見ていて、原宿でよさこい祭りをやっていると知る。正式名称は「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい 2024」。
でも、おかしいな?
4月に埼玉県加須市の玉敷公園へフジを見に行ったとき、イベント広場でよさこいダンスを披露している女子中学生くらいのグループがいて、その話をブログにも書いた。
よさこいについてはあまり知らなかったので、そのときにいろいろと調べていたら8月24日〜25日に原宿でも開催されると知る。だから8月になったら思い出せるようパソコンのスケジュールソフトにセットしておいたはずなのに。
確かめてみると
2025年の8月10日に知らせる設定になっていた(>_<)
ポスターにあるよう開催は
24日 10時〜19時30分
25日 10時〜17時30分
である。
真っ昼間は暑いので午後4時か5時頃から見物したい。
そうなると必然的に本日に見に行くしかない。
既に誰かを誘うには遅すぎたので、寂しくボッチでお祭りにお出かけ(^^ゞ
なお「よさこいって何だっけ?」な人は玉敷公園のブログにイロハ的な情報を書いておいたので、下記のリンクからご参照を。意外な人物がその普及に関連していてビックリするよ。
玉敷公園のフジ その3&よさこい
https://wassho.livedoor.blog/archives/53479295.html
よさこいには踊りながらのパレードとステージでのダンス披露がある。公式ホームページのマップを見ると、パレードは表参道とNHK前の2箇所。両者はずいぶんと長さが違う。これは表参道がメインのパレード会場に違いないと考え、まずは表参道で見物して、その後に3箇所あるステージのどれかを見ればいいかと計画を立てる。
表参道駅到着は午後4時半。
青山通りと表参道が交わっている場所。
青山通りの渋谷方向と赤坂方向。
表参道を原宿駅のほうに歩いて行く。
よさこいの音楽がガンガン聞こえているかと思っていたのに、いたって静かである。
ティファニーとAppleストア。
手前にはフェラーリが走っていて現在の原宿らしい風景。
それにしてもよさこいの音楽が聞こえないし、そして祭りの空気感も皆無。まったく普段のファッションストリートである表参道と変わりがない。そろそろパレードエリアのはずなのにと思いながら歩いていると、
や、や、やってもうたあ!!!!!
表参道のパレードは翌日25日だけだった。
しかしポスターにそんな記載はないし、公式ホームページも相当に細部まで読み込まないと表参道のパレードが25日だけとはわからない。よさこいの主催者は原宿表参道欅会という商店街振興組合。相当にボーッとした連中に違いない。
明日に備えて準備整った様子。
ただ一般的には審査席ではなく審査員席やろ。
まあボンクラ主催者がやることだからと、まだ腹のムシが治まっていない(^^ゞ
表参道と明治通りが交差する神宮前交差点までやってきた。
これは今年の4月にオープンした東急プラザ原宿「ハラカド」。
こちらの左側は1978年(昭和53年)からあるラフォーレ原宿で、右側は東急プラザ表参道「オモカド」。2012年(平成24年)に「東急プラザ 表参道原宿」として開業したが、ハラカドのオープンに合わせてオモカドに変更された。
でも同じ交差点にあるのに原宿角と表参道角なのはちょっと無理があるかな。ちなみに原宿も表参道も町名ではなく、このあたりは神宮前が住所になる。
神宮前の交差点をさらに進むと、
右手に2020年に新駅舎になった原宿駅が現れる。
背後の木々は明治神宮のもの。
そこを超えると明治神宮の原宿口で、よさこいのステージが設けられている。目の前にいる着物姿はもちろんよさこいに参加する女性。派手な衣装の多いよさこいにしてはごく普通の着物に見えるけれど、足元を見ればしっかり地下足袋(じかたび)。
この時のステージは子供や高齢者向けのよさこいだったようで、コスチュームも法被(はっぴ)を揃えているだけだし、私が見たかったイメージとは違っていたのでチラ見しただけで素通り。
歩道橋の上から。
そして90度右を向くと代々木体育館で、
大勢の人が集まっている。
ここはよさこいの会場ではないものの、
何をやっているのだろうと気になってフラフラと。
LOVE IT と書いてラヴィットと読む。ラヴィットとはTBSの朝番組。
そしてこれは「ラヴィットファミリーによるラヴィットファンのための大感謝音楽祭」との触れ込み。ラヴィットファミリーとは番組出演者を指し、必ずしもミュージシャンではないようだが、番組を見たこともないし芸能界には疎いのでよくわからず。
ライブはもちろん体育館の中で。しかし「入場券がなくてもグッズはお買い求めいただけま〜す」とのアナウンスがこの広場に流れていて、そのひとつがこの缶バッチ。これがラヴィットファミリーなのだろう。
ところでその中のヒヤシンスは、
どう見てもチューリップのパロディだよね?
参考までに「心の旅」は1973年(昭和48年)のヒット曲。
歌詞の中に「もしも許されるなら、眠りについた君を、ポケットにつめこんでそのままつれ去りたい」との一節がある。当時の関西では横山プリンという芸人がよくDJをしていて、その歌詞を指して「お前らか!韓国の偉い人を誘拐したのは!」といったので、ラジオを聴きながらまさに牛乳吹いた状態になったのをよく覚えている(^^ゞ (同年に起きた金大中氏拉致事件をネタにしたジョーク)
代々木体育館を出てNHK前ストリートに向かう。
フットサルコートを過ぎて、
左折した通路がパレード会場。
この付近にいるのは出番待ちのチーム。
ソフトバンクの犬みたいだなと思っていたらーーー
先に進んでこれが現在パレードしているチームの最後尾。
チーム名は倭奏(わっか)。
先頭まで追いかける。
これこれ、こういうのド派手でエネルギッシュなのが見たかったのよ。
このチームは衣装もダンスも可愛い感じ。
と思っていたら、だんだん激しい動きになってきた。
いったん動きを止め呼吸を整えて、
気合いを入れる。
決め顔、いただきました!
また笛を取り出して、
その次は鳴子(なるこ)と呼ばれるカチャカチャと音の出る道具に持ち替える。
最後に旗振りが通る。
よさこいではフラフと呼ばれる。フラフ VLAG はオランダ語で旗の意味(英語ならフラッグ)。よさこい発祥の高知県では端午の節句にこいのぼりと並んで掲げられるらしく、それがよさこいにも取り入れられたようだ。でもどうして高知でオランダ語?
そしてパレードは200mほどでフィニッシュ。
時間にして10分ほど。やはりちょっと短い気がする。
でも初めて本格的なよさこいを見て、
気持ち的にエンジンがかかってきた感じ。
ーーー続く
最高気温予想は35度だったので、この日はどこにも出かけずエアコンの効いた部屋でゴロゴロしているつもりだった。でも昼過ぎにSNSを見ていて、原宿でよさこい祭りをやっていると知る。正式名称は「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい 2024」。
でも、おかしいな?
4月に埼玉県加須市の玉敷公園へフジを見に行ったとき、イベント広場でよさこいダンスを披露している女子中学生くらいのグループがいて、その話をブログにも書いた。
よさこいについてはあまり知らなかったので、そのときにいろいろと調べていたら8月24日〜25日に原宿でも開催されると知る。だから8月になったら思い出せるようパソコンのスケジュールソフトにセットしておいたはずなのに。
確かめてみると
2025年の8月10日に知らせる設定になっていた(>_<)
ポスターにあるよう開催は
24日 10時〜19時30分
25日 10時〜17時30分
である。
真っ昼間は暑いので午後4時か5時頃から見物したい。
そうなると必然的に本日に見に行くしかない。
既に誰かを誘うには遅すぎたので、寂しくボッチでお祭りにお出かけ(^^ゞ
なお「よさこいって何だっけ?」な人は玉敷公園のブログにイロハ的な情報を書いておいたので、下記のリンクからご参照を。意外な人物がその普及に関連していてビックリするよ。
玉敷公園のフジ その3&よさこい
https://wassho.livedoor.blog/archives/53479295.html
よさこいには踊りながらのパレードとステージでのダンス披露がある。公式ホームページのマップを見ると、パレードは表参道とNHK前の2箇所。両者はずいぶんと長さが違う。これは表参道がメインのパレード会場に違いないと考え、まずは表参道で見物して、その後に3箇所あるステージのどれかを見ればいいかと計画を立てる。
表参道駅到着は午後4時半。
青山通りと表参道が交わっている場所。
青山通りの渋谷方向と赤坂方向。
表参道を原宿駅のほうに歩いて行く。
よさこいの音楽がガンガン聞こえているかと思っていたのに、いたって静かである。
ティファニーとAppleストア。
手前にはフェラーリが走っていて現在の原宿らしい風景。
それにしてもよさこいの音楽が聞こえないし、そして祭りの空気感も皆無。まったく普段のファッションストリートである表参道と変わりがない。そろそろパレードエリアのはずなのにと思いながら歩いていると、
や、や、やってもうたあ!!!!!
表参道のパレードは翌日25日だけだった。
しかしポスターにそんな記載はないし、公式ホームページも相当に細部まで読み込まないと表参道のパレードが25日だけとはわからない。よさこいの主催者は原宿表参道欅会という商店街振興組合。相当にボーッとした連中に違いない。
明日に備えて準備整った様子。
ただ一般的には審査席ではなく審査員席やろ。
まあボンクラ主催者がやることだからと、まだ腹のムシが治まっていない(^^ゞ
表参道と明治通りが交差する神宮前交差点までやってきた。
これは今年の4月にオープンした東急プラザ原宿「ハラカド」。
こちらの左側は1978年(昭和53年)からあるラフォーレ原宿で、右側は東急プラザ表参道「オモカド」。2012年(平成24年)に「東急プラザ 表参道原宿」として開業したが、ハラカドのオープンに合わせてオモカドに変更された。
でも同じ交差点にあるのに原宿角と表参道角なのはちょっと無理があるかな。ちなみに原宿も表参道も町名ではなく、このあたりは神宮前が住所になる。
神宮前の交差点をさらに進むと、
右手に2020年に新駅舎になった原宿駅が現れる。
背後の木々は明治神宮のもの。
そこを超えると明治神宮の原宿口で、よさこいのステージが設けられている。目の前にいる着物姿はもちろんよさこいに参加する女性。派手な衣装の多いよさこいにしてはごく普通の着物に見えるけれど、足元を見ればしっかり地下足袋(じかたび)。
この時のステージは子供や高齢者向けのよさこいだったようで、コスチュームも法被(はっぴ)を揃えているだけだし、私が見たかったイメージとは違っていたのでチラ見しただけで素通り。
歩道橋の上から。
そして90度右を向くと代々木体育館で、
大勢の人が集まっている。
ここはよさこいの会場ではないものの、
何をやっているのだろうと気になってフラフラと。
LOVE IT と書いてラヴィットと読む。ラヴィットとはTBSの朝番組。
そしてこれは「ラヴィットファミリーによるラヴィットファンのための大感謝音楽祭」との触れ込み。ラヴィットファミリーとは番組出演者を指し、必ずしもミュージシャンではないようだが、番組を見たこともないし芸能界には疎いのでよくわからず。
ライブはもちろん体育館の中で。しかし「入場券がなくてもグッズはお買い求めいただけま〜す」とのアナウンスがこの広場に流れていて、そのひとつがこの缶バッチ。これがラヴィットファミリーなのだろう。
ところでその中のヒヤシンスは、
どう見てもチューリップのパロディだよね?
参考までに「心の旅」は1973年(昭和48年)のヒット曲。
歌詞の中に「もしも許されるなら、眠りについた君を、ポケットにつめこんでそのままつれ去りたい」との一節がある。当時の関西では横山プリンという芸人がよくDJをしていて、その歌詞を指して「お前らか!韓国の偉い人を誘拐したのは!」といったので、ラジオを聴きながらまさに牛乳吹いた状態になったのをよく覚えている(^^ゞ (同年に起きた金大中氏拉致事件をネタにしたジョーク)
代々木体育館を出てNHK前ストリートに向かう。
フットサルコートを過ぎて、
左折した通路がパレード会場。
この付近にいるのは出番待ちのチーム。
ソフトバンクの犬みたいだなと思っていたらーーー
先に進んでこれが現在パレードしているチームの最後尾。
チーム名は倭奏(わっか)。
先頭まで追いかける。
これこれ、こういうのド派手でエネルギッシュなのが見たかったのよ。
このチームは衣装もダンスも可愛い感じ。
と思っていたら、だんだん激しい動きになってきた。
いったん動きを止め呼吸を整えて、
気合いを入れる。
決め顔、いただきました!
また笛を取り出して、
その次は鳴子(なるこ)と呼ばれるカチャカチャと音の出る道具に持ち替える。
最後に旗振りが通る。
よさこいではフラフと呼ばれる。フラフ VLAG はオランダ語で旗の意味(英語ならフラッグ)。よさこい発祥の高知県では端午の節句にこいのぼりと並んで掲げられるらしく、それがよさこいにも取り入れられたようだ。でもどうして高知でオランダ語?
そしてパレードは200mほどでフィニッシュ。
時間にして10分ほど。やはりちょっと短い気がする。
でも初めて本格的なよさこいを見て、
気持ち的にエンジンがかかってきた感じ。
ーーー続く
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