2024年09月05日
原宿スーパーよさこい2024 その5
そろそろ帰ろうかと思いつつ、
もう一度「代々木公園ステージ」へ。
先ほどより人は少なくなって立ち見の最後列でこんな感じ。
ステージに上がっていたのは実践女子大学。
メルヘンっぽいコスチューム。音楽もそれに合わせた感じでアイドルグループのダンスみたいだった。まあどこも同じようなよさこいじゃつまらないから、これもまたよし。
次は、学生よさこいチームおどりんちゅ。
いろいろな大学のよさこい好きが集まったチームの模様。
こちらはコスチュームも和風テイストで、ザ・よさこい的な感じ。最後にまったく違うよさこい2つを見られてよかった。
ステージから離れて。
もっと離れて。
というわけで2015年に見た浅草のサンバカーニバル、2017年の高円寺の阿波踊りに続いて、今回の原宿スーパーよさこいで東京・夏の3大ダンスフェスティバルをめでたくコンプリート。
なお3大ダンスフェスティバルとは私が勝手に決めた名称。規模的には原宿スーパーよさこいと、10月に開催される池袋「ふくろ祭り」の一部である「東京よさこい」はほぼ同じ。でも個人的には原宿に馴染みがあるのでエコヒイキ(^^ゞ 今回の参加は106チーム。
ちなみにそれぞれが始まったのは
高円寺阿波踊り 1957年 徳島での起源は450年ほど前で秀吉の時代
浅草サンバカーニバル 1981年
原宿スーパーよさこい 2001年 徳島の阿波踊りに対抗して、高知で
よさこいが始まったのは1954年(昭和29年)
原宿よさこいの歴史が高円寺や浅草と較べて比較的浅いとはいえ、もう20年以上も続いている。その割には、そして表参道を閉鎖してまでパレードをやるのにその知名度はまったく高くない。東京に住んでいたら浅草サンバカーニバルは、まあほとんどの人が知っている。高円寺阿波踊りは1/4位の人かなあ。原宿よさこいは知っている人を探すのが難しいレベルだと思う。
その原因のひとつはボンクラな主催者にあるとして(まだネに持っている)、それにしても実にもったいない。もっとも見物客がが少ないおかげでパレードを見る場所取りには苦労しないし、ステージ前をのぞけば会場は混雑しておらず見物するには楽。でももっと盛り上がって欲しいな。やはり祭りはたくさんの人が集まらないと。
「代々木公園ステージ」のそばにある屋台村の様子。
そろそろ終了時刻が近いとはいえ、この寂れっぷり(>_<)
ところで主催者の告知が不十分なせいで、表参道でのパレードを見られなかった話は最初のブログに書いた通り。しかし考えようによっては「NHK前ストリート」と「代々木公園ステージ」は隣り合っているので、両方を行き来しながらパレードとステージを楽しむのが、結果的には一番よかったのかも知れない。NHK前ストリートは表参道と較べて距離は短いけれど、推しチームのパレードを追いかけるような見方をするのでなければ、どこか一箇所にとどまって見物するわけだし。
本日のきっかけとなった玉敷公園のよさこいは、女子中学生数人の創作ダンスのような内容だったので、本格的なよさこいを見るのは今回が初めて。
高知ローカルの祭りだったよさこいは、1992年(平成4年)に北海道でYOSAKOIソーランに発展し、それをきっかけに1999年(平成11年)には「よさこい全国大会」が開催されるまでに広まる。その頃はニュースでも各地のよさこいの様子がよく紹介されていた。
実はそのときの印象はあまりよくなかった。何となくヤンキーが特攻服もどきを着て、イキッて踊っているようなチームもあって、下品な祭りが流行りだしたなあと思っていた。
それから25年。
時代の流れでヤンキーらしさがなくなったのか、あるいは私がそれだけ歳をとって若い人が一生懸命踊っている姿を眺めるのが嬉しい年代になったのか(^^ゞ まあサンバも阿波踊りもそうだけれど、ニコニコしながら踊っている人を見ると楽しいし、こちらまで元気になってくる。このサンバ・阿波踊り・よさこいの3つは小規模なイベントなら全国各地で行われているので、探して出かけてみるのをお勧め。
ただ初めてよさこいを見て不満だった内容がひとつある。
それは
地方車(じかたしゃ)がジャマ!
よさこいでは地方車と呼ばれるトラック、祭りの一般用語で言えば山車(だし)がパレードを先導する。必然的に地方車が目の前を通り過ぎるまで、その後ろでよさこいを踊っているパレードが地方車に遮られてよく見えない。
この写真は地方車がかなり接近してからの撮影。
これをもっと離れた位置で見ている状況を想像して欲しい。
目の前まで来たパレードを見るだけでも楽しめるとはいえ、どうせならもっと長く眺めていたいもの。それにパレードの中間点からゴール寄りにいると、コスチュームの上側を脱いでのイメージチェンジがまず見られない。
長く続けてきたやり方に、よさこい初心者の私が文句を付けるのは気が引けるものの、サンバも阿波踊りも先導車はない。だから地方車が先頭にいなくてもパレードのペース維持には支障はないはず。地方車はパレードの最後尾にすべきと思う。
そうすると現在は地方車の後ろ向きに積んであるスピーカーを前に向ける必要がある。でもなんとかなるでしょう。音量が不足ならパレード列の中程にPA(音響装置)を積んだ手押し車を配置する手もある。夜間のパレード先頭を照らす照明だけはなんともならないが、まあ沿道に照明を増やしてちょうだい。
こちらは公式ホームページに載っていた審査結果。
全106チームでなにがしかの賞を取ったのは19チーム。そのうち高知県(他府県との連合も含む)のチームが9チームで、勝率的に計算するなら47%と半数近い。さすが本場の実力は伊達じゃないね。
入賞19チーム中、私が見たのは4チーム。次に来るときは過去の受賞歴を調べて、有力チームをたくさん見られるように見物の段取りを考えましょう。
この日の最高気温は34.4度。その割に雲が多くて日差しが弱く、日中もわりと過ごしやすかった。そして日が暮れるとまだ30度を少し下回った程度なのに、そこそこ風も吹いて涼しくなる。秋祭りの気配だなと感じたほど。
じゃせっかくなので渋谷あるいはもっと先まで散歩しながら帰ろうかと思ったのに、天気予報を確認すると午後8時より雨が降り出す予報。ひょっとしてゲリラ豪雨になったら困るので、無理をせず明治神宮前駅から電車に乗って帰宅。
それでも自宅に戻ってみると本日の歩数は1万歩を超えていた。
そんなに歩いたつもりはないのに、やはり明治神宮・代々木公園周辺は広いのだと実感。
おしまい
でも番外編がまだ残っている。
もう一度「代々木公園ステージ」へ。
先ほどより人は少なくなって立ち見の最後列でこんな感じ。
ステージに上がっていたのは実践女子大学。
メルヘンっぽいコスチューム。音楽もそれに合わせた感じでアイドルグループのダンスみたいだった。まあどこも同じようなよさこいじゃつまらないから、これもまたよし。
次は、学生よさこいチームおどりんちゅ。
いろいろな大学のよさこい好きが集まったチームの模様。
こちらはコスチュームも和風テイストで、ザ・よさこい的な感じ。最後にまったく違うよさこい2つを見られてよかった。
ステージから離れて。
もっと離れて。
というわけで2015年に見た浅草のサンバカーニバル、2017年の高円寺の阿波踊りに続いて、今回の原宿スーパーよさこいで東京・夏の3大ダンスフェスティバルをめでたくコンプリート。
なお3大ダンスフェスティバルとは私が勝手に決めた名称。規模的には原宿スーパーよさこいと、10月に開催される池袋「ふくろ祭り」の一部である「東京よさこい」はほぼ同じ。でも個人的には原宿に馴染みがあるのでエコヒイキ(^^ゞ 今回の参加は106チーム。
ちなみにそれぞれが始まったのは
高円寺阿波踊り 1957年 徳島での起源は450年ほど前で秀吉の時代
浅草サンバカーニバル 1981年
原宿スーパーよさこい 2001年 徳島の阿波踊りに対抗して、高知で
よさこいが始まったのは1954年(昭和29年)
原宿よさこいの歴史が高円寺や浅草と較べて比較的浅いとはいえ、もう20年以上も続いている。その割には、そして表参道を閉鎖してまでパレードをやるのにその知名度はまったく高くない。東京に住んでいたら浅草サンバカーニバルは、まあほとんどの人が知っている。高円寺阿波踊りは1/4位の人かなあ。原宿よさこいは知っている人を探すのが難しいレベルだと思う。
その原因のひとつはボンクラな主催者にあるとして(まだネに持っている)、それにしても実にもったいない。もっとも見物客がが少ないおかげでパレードを見る場所取りには苦労しないし、ステージ前をのぞけば会場は混雑しておらず見物するには楽。でももっと盛り上がって欲しいな。やはり祭りはたくさんの人が集まらないと。
「代々木公園ステージ」のそばにある屋台村の様子。
そろそろ終了時刻が近いとはいえ、この寂れっぷり(>_<)
ところで主催者の告知が不十分なせいで、表参道でのパレードを見られなかった話は最初のブログに書いた通り。しかし考えようによっては「NHK前ストリート」と「代々木公園ステージ」は隣り合っているので、両方を行き来しながらパレードとステージを楽しむのが、結果的には一番よかったのかも知れない。NHK前ストリートは表参道と較べて距離は短いけれど、推しチームのパレードを追いかけるような見方をするのでなければ、どこか一箇所にとどまって見物するわけだし。
本日のきっかけとなった玉敷公園のよさこいは、女子中学生数人の創作ダンスのような内容だったので、本格的なよさこいを見るのは今回が初めて。
高知ローカルの祭りだったよさこいは、1992年(平成4年)に北海道でYOSAKOIソーランに発展し、それをきっかけに1999年(平成11年)には「よさこい全国大会」が開催されるまでに広まる。その頃はニュースでも各地のよさこいの様子がよく紹介されていた。
実はそのときの印象はあまりよくなかった。何となくヤンキーが特攻服もどきを着て、イキッて踊っているようなチームもあって、下品な祭りが流行りだしたなあと思っていた。
それから25年。
時代の流れでヤンキーらしさがなくなったのか、あるいは私がそれだけ歳をとって若い人が一生懸命踊っている姿を眺めるのが嬉しい年代になったのか(^^ゞ まあサンバも阿波踊りもそうだけれど、ニコニコしながら踊っている人を見ると楽しいし、こちらまで元気になってくる。このサンバ・阿波踊り・よさこいの3つは小規模なイベントなら全国各地で行われているので、探して出かけてみるのをお勧め。
ただ初めてよさこいを見て不満だった内容がひとつある。
それは
地方車(じかたしゃ)がジャマ!
よさこいでは地方車と呼ばれるトラック、祭りの一般用語で言えば山車(だし)がパレードを先導する。必然的に地方車が目の前を通り過ぎるまで、その後ろでよさこいを踊っているパレードが地方車に遮られてよく見えない。
この写真は地方車がかなり接近してからの撮影。
これをもっと離れた位置で見ている状況を想像して欲しい。
目の前まで来たパレードを見るだけでも楽しめるとはいえ、どうせならもっと長く眺めていたいもの。それにパレードの中間点からゴール寄りにいると、コスチュームの上側を脱いでのイメージチェンジがまず見られない。
長く続けてきたやり方に、よさこい初心者の私が文句を付けるのは気が引けるものの、サンバも阿波踊りも先導車はない。だから地方車が先頭にいなくてもパレードのペース維持には支障はないはず。地方車はパレードの最後尾にすべきと思う。
そうすると現在は地方車の後ろ向きに積んであるスピーカーを前に向ける必要がある。でもなんとかなるでしょう。音量が不足ならパレード列の中程にPA(音響装置)を積んだ手押し車を配置する手もある。夜間のパレード先頭を照らす照明だけはなんともならないが、まあ沿道に照明を増やしてちょうだい。
こちらは公式ホームページに載っていた審査結果。
全106チームでなにがしかの賞を取ったのは19チーム。そのうち高知県(他府県との連合も含む)のチームが9チームで、勝率的に計算するなら47%と半数近い。さすが本場の実力は伊達じゃないね。
入賞19チーム中、私が見たのは4チーム。次に来るときは過去の受賞歴を調べて、有力チームをたくさん見られるように見物の段取りを考えましょう。
この日の最高気温は34.4度。その割に雲が多くて日差しが弱く、日中もわりと過ごしやすかった。そして日が暮れるとまだ30度を少し下回った程度なのに、そこそこ風も吹いて涼しくなる。秋祭りの気配だなと感じたほど。
じゃせっかくなので渋谷あるいはもっと先まで散歩しながら帰ろうかと思ったのに、天気予報を確認すると午後8時より雨が降り出す予報。ひょっとしてゲリラ豪雨になったら困るので、無理をせず明治神宮前駅から電車に乗って帰宅。
それでも自宅に戻ってみると本日の歩数は1万歩を超えていた。
そんなに歩いたつもりはないのに、やはり明治神宮・代々木公園周辺は広いのだと実感。
おしまい
でも番外編がまだ残っている。
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