2024年09月26日
101回目の姿勢改善 その3
骨盤が少し後傾していて、上半身が仰け反り(のけぞり)気味なのが私の姿勢。それを20年ほど前に考案したコマネチ・メソッドで矯正し、さらに2022年に知った頭にお手玉メソッドでうつむき加減の癖も直って、完璧とは言わないまでも、これでもう十分でしょうと思っていた。
ところが先日、正しい姿勢とは
壁に背を向けて立って
カカト、ふくらはぎ、尻、肩甲骨、頭が壁につき、
腰のところには手のひらが入る程度の隙間ができる
とのチェック方法を知る。
今の私なら楽勝のはずと思って試しにやってみると、
頭が壁につかない!
指3本分も壁から離れている!!
−−−とショックな結果に愕然とする(/o\)
顔を少し上向きにすれば頭は壁に接するものの、それではお手玉が落ちてしまう。背中は既に壁についているわけで、その状態から頭を壁に付けるには、顔の向きを変えないまま水平に後ろへ引くしかない。
これがけっこうキツい。
やたら胸が張るし腹筋にも力が入る。
この姿勢を維持したり、ましてやこのまま歩くのはかなり困難。
「完璧とは言わないまでも、これでもう十分でしょう」とは、自分でそう思っているだけ。専門家はもちろん周りの人にも意見を求めたりしていないし、よく考えたら全身が映る鏡などでチェックしたこともない。判断基準はあくまで身体に無理のない、力みが感じられない楽ちん感や気持ちのよさ。だいたいが格好いい姿勢を目指したのではなく、正しい姿勢が楽だと気付いたところから私の姿勢矯正は始まっている。
どこが悪かったのだろうかと考える。
上半身の肩より下の状態は100回目(修辞的表現)の姿勢改善であるお手玉メソッドで、自分史上かつてないほど無理がなく楽ちんな状態にある。無理やり壁に頭を付けにいった101回目の姿勢がより正しいとは思えなかった。
そうなると問題は首より上。
そこで思い当たったのがストレートネック。
何年か前にいわゆる五十肩の痛みがひどくて病院に行った。腕は上げられるのに、横に水平に伸ばせないと私らしいひねくれた症状(^^ゞ 何が困るって服の袖に腕を通すのがひと苦労だった。
そのときのレントゲンで医者が「肩の骨には異常ないですね〜」「あっ(五十肩とは関係ないけれど)首はストレートネックです」と言っていた。そんな単語は初めて聞いたので「それってヤバいですか?」と尋ねると「別に心配はない」との話で特には気にすることもなく。
ちなみに病院で痛み止めの塗り薬や湿布を出されたものの、これといった効果は感じられずに2回目の通院もしなかった。それでも3ヶ月位したら自然と治った。まあ五十肩なんてそんなもの。
そのストレートネック。
頸椎(けいつい・首の骨)は緩やかに湾曲しているのが正常。
それが真っ直ぐに伸びてしまっている状態を指す。
最近はスマホの見過ぎ→下を向いてばかりでそうなる人も多いみたい。
そして猫背の人はたいていストレートネック。
猫背の人の多くは骨盤が後傾している→上体が後ろに傾く→それを避け上体のバランスをとるために背中を丸め、頭を前方に突き出すのでストレートネックになる。
同じく骨盤が後傾していても猫背には向かわず、仰け反りっぱなしだったのが私の姿勢。それじゃ顔が空を向いてしまうので顔を正面に向ける。つまり背骨基準で見ればうつむいている状態。それで見かけは猫背とまったく正反対な姿勢なのにストレートネックになったと推察。あくまで素人判断ではあるが。お手玉メソッドをするまで、歩くときにややうつむき加減だったのもストレートネックの影響で自然と頭が下がっていたのかも知れない。
さてこの「壁付きテスト」結果に対して、
肩までの上半身は、従来のお手玉メソッドで問題ないはず
頭がつかないのはストレートネックのせいなので仕方がない
というのが今のところの判定。
ストレートネック改善の方法もいろいろあるようだが、まだよく調べていない。ストレートネックが原因で首が痛いとか凝ったりもしておらず、それを治そうとのモチベーションが湧いていないのが現状。
でもでも、しかししかしである。
実は現在、頭も壁につくように心掛けて歩いているのだ。
後頭部を水平に少し後ろに引っ張られるような意識を持って。
もちろん指3本分は無理なので1本あるいは半本くらいかな。
なぜならそうするとお腹が引っ込むから!
私のお腹には南海トラフや首都直下地震で食糧供給が途絶える事態に備えて??たっぷりと脂肪が蓄えてある(^^ゞ 骨盤が後傾し上半身が仰け反り気味を言い換えれば、お腹を突き出している姿勢になる。この状態ではほとんど妊婦さん並にお腹が目立ってしまう。コマネチ・メソッドあるいはお手玉メソッドで骨盤を立てると、上体が真っ直ぐになり=お腹を突き出さないので「見た目」が相当に改善される。
これは太っていない人の例。
それでも背中が仰け反っている←→真っ直ぐでこれだけ違う。写真はhttps://yogajournal.jp/17827から引用編集
そして骨盤を立てた姿勢で頭を後ろに引くと、なぜか腹筋に力が入って、より一層お腹が引っ込むのである。誰でも腹筋を使って意識的にお腹を引っ込められる。それが自動的に行われる感覚。なぜ頭を引くと腹筋がそう動くのか人体は不思議。
その度合いは、オリジナルの仰け反った姿勢から骨盤を立ててお腹が引っ込む量を10だとすれば、頭を後ろに引くとさらに1〜2程度引っ込む。お腹が出ている絶対値が大きいから、このプラス2はバカにならない。
あと10kg太ってもごまかせそう(^^ゞ
ドスコイ!
もうひとつの理由は、頭を引くのがストレートネックの解消にも多少は効果があるだろうとも期待して。もしそうなればまさに一石二鳥。さらに自然と腹筋も鍛えられたら一石三鳥とほくそ笑む。
ただし最初の回に書いたように、この頭を引くメソッドはそれまでに数々試した「何々の意識を持つ」方法と同じように、ついそれを忘れてしまうのが難点。視界の違いによって自動的に脳にスイッチの入るお手玉メソッドは例外中の例外なのだ。
またやはりその矯正に無理があるのか、歩く際にわずかに不安定な感じがする。わずか指1本分とはいえ、重い頭の位置がそれまでとは違う=身体の重心も変化するのが原因かも知れない。それと頭を引くと肩に少し力が入ってしまうのも課題。あくまで素人判断でやっているし、多くの知識をネットで得ているから、ひょっとしてまったく勘違いな姿勢改善法の可能性はある。
というわけで基本的にお手玉メソッドに満足していることもあり、この101回目の姿勢改善は様子を見ながらボチボチと進めている。コマネチ・メソッドとお手玉メソッド以外の「何々の意識を持つ」方法のように、いつの間にかまったく忘れてしまっても、それはそれで仕方ない。
でもお腹は引っ込めたい(^^ゞ
おしまい
ところが先日、正しい姿勢とは
壁に背を向けて立って
カカト、ふくらはぎ、尻、肩甲骨、頭が壁につき、
腰のところには手のひらが入る程度の隙間ができる
とのチェック方法を知る。
今の私なら楽勝のはずと思って試しにやってみると、
頭が壁につかない!
指3本分も壁から離れている!!
−−−とショックな結果に愕然とする(/o\)
顔を少し上向きにすれば頭は壁に接するものの、それではお手玉が落ちてしまう。背中は既に壁についているわけで、その状態から頭を壁に付けるには、顔の向きを変えないまま水平に後ろへ引くしかない。
これがけっこうキツい。
やたら胸が張るし腹筋にも力が入る。
この姿勢を維持したり、ましてやこのまま歩くのはかなり困難。
「完璧とは言わないまでも、これでもう十分でしょう」とは、自分でそう思っているだけ。専門家はもちろん周りの人にも意見を求めたりしていないし、よく考えたら全身が映る鏡などでチェックしたこともない。判断基準はあくまで身体に無理のない、力みが感じられない楽ちん感や気持ちのよさ。だいたいが格好いい姿勢を目指したのではなく、正しい姿勢が楽だと気付いたところから私の姿勢矯正は始まっている。
どこが悪かったのだろうかと考える。
上半身の肩より下の状態は100回目(修辞的表現)の姿勢改善であるお手玉メソッドで、自分史上かつてないほど無理がなく楽ちんな状態にある。無理やり壁に頭を付けにいった101回目の姿勢がより正しいとは思えなかった。
そうなると問題は首より上。
そこで思い当たったのがストレートネック。
何年か前にいわゆる五十肩の痛みがひどくて病院に行った。腕は上げられるのに、横に水平に伸ばせないと私らしいひねくれた症状(^^ゞ 何が困るって服の袖に腕を通すのがひと苦労だった。
そのときのレントゲンで医者が「肩の骨には異常ないですね〜」「あっ(五十肩とは関係ないけれど)首はストレートネックです」と言っていた。そんな単語は初めて聞いたので「それってヤバいですか?」と尋ねると「別に心配はない」との話で特には気にすることもなく。
ちなみに病院で痛み止めの塗り薬や湿布を出されたものの、これといった効果は感じられずに2回目の通院もしなかった。それでも3ヶ月位したら自然と治った。まあ五十肩なんてそんなもの。
そのストレートネック。
頸椎(けいつい・首の骨)は緩やかに湾曲しているのが正常。
それが真っ直ぐに伸びてしまっている状態を指す。
最近はスマホの見過ぎ→下を向いてばかりでそうなる人も多いみたい。
そして猫背の人はたいていストレートネック。
猫背の人の多くは骨盤が後傾している→上体が後ろに傾く→それを避け上体のバランスをとるために背中を丸め、頭を前方に突き出すのでストレートネックになる。
同じく骨盤が後傾していても猫背には向かわず、仰け反りっぱなしだったのが私の姿勢。それじゃ顔が空を向いてしまうので顔を正面に向ける。つまり背骨基準で見ればうつむいている状態。それで見かけは猫背とまったく正反対な姿勢なのにストレートネックになったと推察。あくまで素人判断ではあるが。お手玉メソッドをするまで、歩くときにややうつむき加減だったのもストレートネックの影響で自然と頭が下がっていたのかも知れない。
さてこの「壁付きテスト」結果に対して、
肩までの上半身は、従来のお手玉メソッドで問題ないはず
頭がつかないのはストレートネックのせいなので仕方がない
というのが今のところの判定。
ストレートネック改善の方法もいろいろあるようだが、まだよく調べていない。ストレートネックが原因で首が痛いとか凝ったりもしておらず、それを治そうとのモチベーションが湧いていないのが現状。
でもでも、しかししかしである。
実は現在、頭も壁につくように心掛けて歩いているのだ。
後頭部を水平に少し後ろに引っ張られるような意識を持って。
もちろん指3本分は無理なので1本あるいは半本くらいかな。
なぜならそうするとお腹が引っ込むから!
私のお腹には南海トラフや首都直下地震で食糧供給が途絶える事態に備えて??たっぷりと脂肪が蓄えてある(^^ゞ 骨盤が後傾し上半身が仰け反り気味を言い換えれば、お腹を突き出している姿勢になる。この状態ではほとんど妊婦さん並にお腹が目立ってしまう。コマネチ・メソッドあるいはお手玉メソッドで骨盤を立てると、上体が真っ直ぐになり=お腹を突き出さないので「見た目」が相当に改善される。
これは太っていない人の例。
それでも背中が仰け反っている←→真っ直ぐでこれだけ違う。写真はhttps://yogajournal.jp/17827から引用編集
そして骨盤を立てた姿勢で頭を後ろに引くと、なぜか腹筋に力が入って、より一層お腹が引っ込むのである。誰でも腹筋を使って意識的にお腹を引っ込められる。それが自動的に行われる感覚。なぜ頭を引くと腹筋がそう動くのか人体は不思議。
その度合いは、オリジナルの仰け反った姿勢から骨盤を立ててお腹が引っ込む量を10だとすれば、頭を後ろに引くとさらに1〜2程度引っ込む。お腹が出ている絶対値が大きいから、このプラス2はバカにならない。
あと10kg太ってもごまかせそう(^^ゞ
ドスコイ!
もうひとつの理由は、頭を引くのがストレートネックの解消にも多少は効果があるだろうとも期待して。もしそうなればまさに一石二鳥。さらに自然と腹筋も鍛えられたら一石三鳥とほくそ笑む。
ただし最初の回に書いたように、この頭を引くメソッドはそれまでに数々試した「何々の意識を持つ」方法と同じように、ついそれを忘れてしまうのが難点。視界の違いによって自動的に脳にスイッチの入るお手玉メソッドは例外中の例外なのだ。
またやはりその矯正に無理があるのか、歩く際にわずかに不安定な感じがする。わずか指1本分とはいえ、重い頭の位置がそれまでとは違う=身体の重心も変化するのが原因かも知れない。それと頭を引くと肩に少し力が入ってしまうのも課題。あくまで素人判断でやっているし、多くの知識をネットで得ているから、ひょっとしてまったく勘違いな姿勢改善法の可能性はある。
というわけで基本的にお手玉メソッドに満足していることもあり、この101回目の姿勢改善は様子を見ながらボチボチと進めている。コマネチ・メソッドとお手玉メソッド以外の「何々の意識を持つ」方法のように、いつの間にかまったく忘れてしまっても、それはそれで仕方ない。
でもお腹は引っ込めたい(^^ゞ
おしまい
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