2025年03月14日

浜離宮でマツと庭園 その2

2月27日に歩いたルート。(マップは上が南)
園内マップ

マップ下中央のお花畑とあるのが初回に書いた菜の花畑。秋にはコスモス畑になる。現在位置は海寄りの通路を2/3ほど南に上がったところ。


マツのお手入れ中。
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このマツの葉はどれも同じ色で、
枝?の先端から葉が出ている。
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こちらは遠目には2色で、
枝?全体から葉が出ている。
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マツが好きとはこのブログでも何度か書いたが、その姿を眺めるのが好きなだけで、実はマツのことをほとんど知らない。クロマツとアカマツがあってそれは樹皮の色が違う程度は理解しているものの、上の2つのマツはどれもクロマツに見える。でも葉の伸び方がまったく違うのはなぜ? そのうちマツについてもお勉強しましょう。


潮入の池を南から。
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このお伝い橋で池を渡る。
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途中に中島という小島があって、
右側が中島の御茶屋。
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家宣が建てたとあるので、将軍家別邸となった浜御殿初期からの存在。現在の建物は1983年(昭和58年)の再建。

解説の最後に御茶屋と茶室の違いが書かれている。
付け加えると

  将軍らが江戸城外へ出た際に使用する、
  幕府が関東各地に設置した常設の施設があり、
  宿泊用が御殿、休憩やレクレーション用が御茶屋と呼ばれ、
  多くは主要街道沿いに建てられた。

幕府用語的には御殿とは立派な邸宅なだけではなく、あくまで将軍用の邸宅を意味する。だからどんなに立派でも大名が住むのは大名屋敷。そしてここが浜御殿と呼ばれたのもその用語基準に基づいている。なお京都でお茶屋といえば舞妓さんたちと宴席を楽しむ場所(^^ゞ


中島から対岸までにさらに小さな「小の字島」。
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藤棚があった。
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そして対岸に到着。ここにあるマツは見応え充分。「浜離宮で菜の花その2」で紹介した三百年の松より形は美しい。三百年の松はちょっと葉が混み合いすぎ。
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鷹の御茶屋。
オリジナルは11代将軍家斉(いえなり 1787〜1837年)の時代で、
2018年(平成30年)に復元。
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靴を脱がずに見学できるのが素晴らしい!
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でも内部は拍子抜け。
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こんな小上がりがあって、
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それをいかに苦労して復元したかを説明するパネルが掲示されていたものの、復元する意味ある?というのが正直な感想。
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鷹の御茶屋をここから出て、
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その隣にあるのが燕の御茶屋。
2015年(平成27年)に復元。
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こちらは入室禁止。
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外からのぞく。
ちょっと変わった造りの和室ではあるとはいえ、わざわざ復元する意味ある?(2回目)
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潮入の池を離れて、先日サザンカとスイセンを見に出かけた新宿御苑を思い起こさせるような道を歩く。木々のウッソウ度合いは新宿御苑と較べればかなり軽めではあるが。
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サザンカとツバキはよく似ていて、花が散るとき

 花びらがバラバラに落ちるのがサザンカ
 バラバラにならず花の形のままポトンと落ちたらツバキ

それでこの木はーーー下に落ちている花を見るのを忘れた(^^ゞ
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新宿御苑でも見たヤツデの花。
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これは画像検索でアオキと表示されたが確信は持てず。
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森林ルートをさらに進んで菜の花畑の外れに出る。
あれっ、大手門に向かっているつもりだったのに道を間違えたみたい(>_<)
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でもおかげでまた菜の花畑を歩き、
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菜の花越しに(咲いてないけど)梅を眺め、
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イエローパワーをたっぷりと浴びられたので塞翁が馬で終わりよし。
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おしまい

wassho at 20:33│Comments(0) お花畑探訪 

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