2025年03月19日

三分咲きから満開になった林試の森の河津桜

昨年の2月は暖かくて、自宅近くの林試の森で河津桜は2月20日に満開となった。寒かった今年の2月は、2月24日に偵察した時点でまだ三分咲き。しかし急激に気温が上昇する週間予報だったので、そのときのブログに満開は次の週末だろうと書いた。

さてどうなっているか。
3月2日に林試の森で答え合わせ。


西側より河津桜のある芝生広場に近づく。
今までにも書いているけれど、この広場に芝生はない。
(/_')/ソレハコッチニオイトイテ

遠くからでも満開とわかる\(^o^)/
10-DSCF6948


東側に植えられている河津桜。
この木だけロープが張られて保護されている。
11-DSCF6950


そしてメインの北側(つまり南向き)はご覧の通り。
12-1DSCF6952


参考までにこれが2月24日の写真。
そのわずか6日後だから満開になるまで早いものだね。
12-2


1週間前と違ってお花見する人多数。
とはいってもほとんど地元民しか来ないのでそれほど混雑はしていない。
13-DSCF6961

14DSCF6957


林試の森に河津桜があると知ったのは2019年の3月末。もちろんその時期では見頃はとっくに終了。満開になる来年の2月には見に来るぞと当時のブログにも書いたのに、翌年になってコロッと忘れてしまい(/o\) 、2021年からは2月になったら「林試の森・河津桜」とパソコンに表示されるようにスケジュールソフトをセットしてある。

それ以来は毎年。
今年で5回目の満開を見られて幸せ。
20DSCF6967


少し見上げて、
21DSCF7020


もっと急角度で見上げて。
22DSCF6976


たくさんの花に、
23DSCF6972


近づきましょう。
25-DSCF6987

26-DSCF7023

27-DSCF7025

28-DSCF7026

やはりサクラはピンクでないとね。


お約束の逆光写真も忘れずに。
30DSCF6998



3月15日付けのブログに河津桜が植えられている場所は少ないと書いた。
しかし調べてみると河津桜の歴史は以外と浅いとわかった。

 1955年(昭和30年)、伊豆の河津町で、
 草むらで芽吹いていた1メートルほどの苗木が偶然発見される。
 発見者が自宅の庭に植えて育てたところ11年後の1966年に開花。

 調査の結果、オオシマザクラとカンヒザクラの交配種に、
 さらにカンヒザクラが交雑した新種と判明する。
 1974年に河津桜と命名され、翌年には河津町の木に指定。

 その頃より河津町では、河津川や河津駅周辺に200本あまりの植栽を始める。

 それらが成長した1991年(平成3年)に第1回河津桜まつりを開催。
 集まった観光客はわずか3000人(>_<)

 しかしその後、1997年に10万人、1999年には100万人を突破!
 現在は河津川沿いに850本、河津町内で8000本の規模!


私が河津桜をいつ知ったかもう記憶がないが、おそらく河津桜まつりが有名になった1997年から1999年頃だろう。伊豆にはこんなキレイな色のサクラがあるんだと興味を持ったのは覚えているものの、その歴史背景までは知らず、昔からあるサクラの品種だとばかり思っていた。

河津桜の名前が全国区になって約25年。それだけの年数で現在の状況は、よく広まったのかそうでないのかはなんとも言えないものの、とにかくもっと河津桜が見られる場所が増えて欲しいもの。50〜100本ほどの河津桜を眺めて身も心もピンクに染まりたい(^^ゞ



<おまけ>
芝生のない芝生広場(2回目)の外れにウメも少しだけある。
紅梅もあるのだがもう散ってしまった。
40-DSCF7029

42-DSCF7031

43-DSCF7032


wassho at 22:17│Comments(0) お花畑探訪 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔