2025年04月08日
代々木公園でサクラ散歩 その2
「桜の園」の先にもサクラがあるので進む。
こちらは広場ではなく、ところどころの空きスペースでシートが広げられていた。「桜の園」よりずいぶんと人は少なくて落ち着いた雰囲気。
案内マップでは「雑木林」となっているあたり。
山にでも入って自然の中でサクラを眺めているような感覚を楽しめる。こういう場所はあまりないし、ましてやそれが原宿駅徒歩10分ほどなのだから貴重。
太陽が雲に隠れて写真的には少し暗いけれど、
満開のサクラを見上げましょう。
ネイチャーな気分でサクラを満喫。
この風景は見に来る価値があると思う。
中央広場へ移動。
ここにもかなりのサクラがある。
西側方向。
この雲の中に太陽が隠れているのよ。
東側方向はそこそこスッキリした青空なのに。
それにしても大きな木。
新緑もダイナミック。
それで ♪この木なんの木、気になる木〜であるが、
たぶんケヤキ。
代々木公園の面積は54ヘクタールで、中央広場はその約1/3を占めていて18ヘクタール。そのところどころにサクラが植えられている。だからお花見客の人口密度も低め。
ところでソメイヨシノの花は純白といってよく、
それが遠目だとわずかにピンクがかって見えるのは、開花してしばらくすると雄しべ雌しべのあたりが赤く色づくせい。つまり花びら自体は白いまま。
だから私はソメイヨシノがあまり好きじゃない(^^ゞ
これは桜色したサクラを見たくて、皇居のそばにある国立劇場の前庭にジンダイアケボノ(神代曙)という品種を見に出かけたときの写真。やっぱりサクラは「ほんのり桜色」でないと気分がワクワクしない。
このジンダイアケボノとコマツオトメ(小松乙女)の2品種が、ほんのり桜色かつソメイヨシノと樹形が似ていて開花時期もほぼ同じ。これらが早く普及するのを願っているものの、まだまだ認知すらされていなくて残念。
ほら「この桜吹雪、忘れたとは言わせねぇぞ!」と、片肌を露わに啖呵を切る遠山の金さんだってサクラは決して白じゃないのに。画像はhttps://www.shochiku-tokyu.co.jp/program/396/から引用
えっ、ソメイヨシノが真っ白で好きじゃないくせになぜ見に出かけているのかって? それはサクラとしての評価が低いとしても、なんとなく春の縁起物として眺めておきたくなるのよ。もっとも日常生活でこの時期にソメイヨシノを好きでないと言うと、話題に水を差すので口をつぐんでいる(^^ゞ
なお現在のソメイヨシノのほとんどは戦後から高度成長期中頃までに植えられた老木で、加齢によって色が抜けた=私世代が子供の頃に見たソメイヨシノは「ほんのり桜色」だったとの説がある。他にも温暖化の影響など様々な説あり。でも老木化は当たっているような気がする。子供の頃のサクラは絶対に真っ白じゃなかったし、私の髪の毛もずいぶんと白くなってきたから(関係ないか)。
ついでに書くと品種改良によってソメイヨシノが誕生したのは江戸末期から明治に掛けてといわれる。江戸時代にサクラといえば一般には山桜(これは色が濃い品種も多い)。遠山の金さんは江戸時代末期の人なので、入れ墨されているのが山桜かソメイヨシノかは微妙なところ。 (金さんは実在の人物で、入れ墨も史実と推定されている)
さて中央広場を横切ると、
3月1日に見に来た河津桜のゾーンがある。
どんな姿になっているかを確認しに行くと、実に新緑が鮮やかな状態になっていた。ちょっと予想外の姿で、知らなかったら河津桜あるいはサクラと思わなかったかも知れない。
新緑の河津桜とソメイヨシノのコラボ。
そして珍しいものを見つけた。
何か木に赤い実がついているように見えるが、
これはモミジの花。
この後にできるプロペラみたいな形の種は見たことがあるが花は初めて。
初物ゲットでラッキー。
園内をブラブラ散歩しながら原宿門へ向かう。帰るときになって雲が薄くなったのか、少し日差しが明るくなり始めたのは皮肉なもの。でもアルアルなこと。
満開のサクラを見上げて、
もっと見上げて、
真っ白じゃなく中央部に色が感じられる花を眺めて、
代々木公園のサクラ散歩は終了。
おしまい
こちらは広場ではなく、ところどころの空きスペースでシートが広げられていた。「桜の園」よりずいぶんと人は少なくて落ち着いた雰囲気。
案内マップでは「雑木林」となっているあたり。
山にでも入って自然の中でサクラを眺めているような感覚を楽しめる。こういう場所はあまりないし、ましてやそれが原宿駅徒歩10分ほどなのだから貴重。
太陽が雲に隠れて写真的には少し暗いけれど、
満開のサクラを見上げましょう。
ネイチャーな気分でサクラを満喫。
この風景は見に来る価値があると思う。
中央広場へ移動。
ここにもかなりのサクラがある。
西側方向。
この雲の中に太陽が隠れているのよ。
東側方向はそこそこスッキリした青空なのに。
それにしても大きな木。
新緑もダイナミック。
それで ♪この木なんの木、気になる木〜であるが、
たぶんケヤキ。
代々木公園の面積は54ヘクタールで、中央広場はその約1/3を占めていて18ヘクタール。そのところどころにサクラが植えられている。だからお花見客の人口密度も低め。
ところでソメイヨシノの花は純白といってよく、
それが遠目だとわずかにピンクがかって見えるのは、開花してしばらくすると雄しべ雌しべのあたりが赤く色づくせい。つまり花びら自体は白いまま。
だから私はソメイヨシノがあまり好きじゃない(^^ゞ
これは桜色したサクラを見たくて、皇居のそばにある国立劇場の前庭にジンダイアケボノ(神代曙)という品種を見に出かけたときの写真。やっぱりサクラは「ほんのり桜色」でないと気分がワクワクしない。
このジンダイアケボノとコマツオトメ(小松乙女)の2品種が、ほんのり桜色かつソメイヨシノと樹形が似ていて開花時期もほぼ同じ。これらが早く普及するのを願っているものの、まだまだ認知すらされていなくて残念。
ほら「この桜吹雪、忘れたとは言わせねぇぞ!」と、片肌を露わに啖呵を切る遠山の金さんだってサクラは決して白じゃないのに。画像はhttps://www.shochiku-tokyu.co.jp/program/396/から引用
えっ、ソメイヨシノが真っ白で好きじゃないくせになぜ見に出かけているのかって? それはサクラとしての評価が低いとしても、なんとなく春の縁起物として眺めておきたくなるのよ。もっとも日常生活でこの時期にソメイヨシノを好きでないと言うと、話題に水を差すので口をつぐんでいる(^^ゞ
なお現在のソメイヨシノのほとんどは戦後から高度成長期中頃までに植えられた老木で、加齢によって色が抜けた=私世代が子供の頃に見たソメイヨシノは「ほんのり桜色」だったとの説がある。他にも温暖化の影響など様々な説あり。でも老木化は当たっているような気がする。子供の頃のサクラは絶対に真っ白じゃなかったし、私の髪の毛もずいぶんと白くなってきたから(関係ないか)。
ついでに書くと品種改良によってソメイヨシノが誕生したのは江戸末期から明治に掛けてといわれる。江戸時代にサクラといえば一般には山桜(これは色が濃い品種も多い)。遠山の金さんは江戸時代末期の人なので、入れ墨されているのが山桜かソメイヨシノかは微妙なところ。 (金さんは実在の人物で、入れ墨も史実と推定されている)
さて中央広場を横切ると、
3月1日に見に来た河津桜のゾーンがある。
どんな姿になっているかを確認しに行くと、実に新緑が鮮やかな状態になっていた。ちょっと予想外の姿で、知らなかったら河津桜あるいはサクラと思わなかったかも知れない。
新緑の河津桜とソメイヨシノのコラボ。
そして珍しいものを見つけた。
何か木に赤い実がついているように見えるが、
これはモミジの花。
この後にできるプロペラみたいな形の種は見たことがあるが花は初めて。
初物ゲットでラッキー。
園内をブラブラ散歩しながら原宿門へ向かう。帰るときになって雲が薄くなったのか、少し日差しが明るくなり始めたのは皮肉なもの。でもアルアルなこと。
満開のサクラを見上げて、
もっと見上げて、
真っ白じゃなく中央部に色が感じられる花を眺めて、
代々木公園のサクラ散歩は終了。
おしまい
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│お花畑探訪