2025年04月27日
足立区都市農業公園でまずはサクラから その2
気象庁による東京のサクラ開花宣言は3月24日で満開宣言が3月30日。その後に真冬並みの寒さに戻ったりして開花は例年より長持ちしたとはいえ、この日は4月9日だからさすがにソメイヨシノはもう終了。
でもここはソメイヨシノ以外もたくさんあって、まだまだ充分に楽しめた。だいたい「ほんのり桜色」でなく「真っ白な」なソメイヨシノは好きじゃないし(^^ゞ 足立区のホームページによると公園全体で約50種類250本余の桜が植えられ、中央芝生広場は約30種類90本。前回に紹介した江北五色桜の説明看板には約30種類80本とあり、公園内の案内看板では単に芝生広場だけれど、まあ細かいことはいいでしょう。でも品種別の本数は知りたいな。
芝生広場で見頃を終えているのはパスして、
きれいに咲いているサクラのみ撮影。
「高砂」
花びらの数はそれほど多くないものの、
花が密集して咲きモフモフと典型的な八重桜のイメージ。
「白妙」
花びらが波打っているのがカワイイ。
「鬱金桜」
昨年に西郷山公園で見つけて「黄色いサクラが咲いている!」とびっくりしたウコンザクラ。鬱金とは二日酔いに効く、カレーのスパイスにも使われるウコンね。ウコンザクラを見たのは西郷山が生まれて初めてだったので、とてもレアな品種だと思っていたけど、この公園にはたくさんあった。
しかし西郷山のは確かに黄色を感じたのに↓ここのは薄く緑がかっている。
しばらくしたら緑が抜けて黄色になるのかな。
どちらかといえば同じく西郷山にあった、
緑色のサクラである御衣黄(ギョイコウ)↓の色を薄くした感じ。
まあ御衣「黄」というくらいで緑と黄色は近い。また色の種類に黄緑だってある。
「八重紅枝垂れ」
これは芝生広場を周回する通路にあって、
新緑と「ほんのり桜色」の対比がタマリマセン。
「八重紫桜」
ほんのり桜色、しっかり桜色、どちらもイイネ!
「日暮」(ヒグラシ)
「手弱女」(タオヤメ)
「たおやめ」とは優美、繊細な、あるいはかよわい女性を指す言葉。辞書には「なよなよと優美」とも載っているが、「なよなよ」は今では否定的なニュアンスなのでちょっと違和感がある。「たおやかな女性」とも言うがほとんど死語かな。なんとなく別の意味の「おおらか」を連想しがち。
また漢字で書く「手弱女」にも優美や繊細を感じないけれど、これは万葉集の頃からある言葉なので当時とは感覚が違うのかも知れない。なお「たおやかな」には「嫋やかな」と別の漢字がある。おんなへんに弱いなんて、そんな時代があったんだね(^^ゞ 対義語は「ますらお:益荒男」。強い、たくましい、勇気がある男性の意味。なぜか私は童話の金太郎が思い浮かんでしまう。
ちょっと箸休め。
同じ木に紅白の花が咲く源平咲きのモモ。その名前は源平合戦で源氏が白、平家が赤の旗を使っていたのに由来する。運動会などで紅白に分かれるのもオリジナルは源平合戦。
ひとつの花に2色混じるのは「絞り咲き」ともいう。
サクラは芝生広場を取り囲むように植えられている。
実にいい景色ではあるものの回れ右をすると、
この公園は高速道路沿いでクルマの騒音が途切れない(/o\)
「太白」(タイハク)
「嵐山」
山桜のように開花時に緑ではなく茶色の葉が出てくるタイプのサクラ。
やはり見栄えはちょっと劣る。
「朱雀」(スザク)
新緑の若葉とサクラ。
私の好きな新緑のモミジも少しだけサクラと一緒に。
何となく趣のある建物。
両サイドに家臣や使用人の居住スペースがあるいわゆる長屋門。
でも立ち入り禁止で階段を上れなかった。
芝生広場を一段高い位置から。
こちらの新緑はドングリができるコナラ。
ぶら下がっているのはコナラの花。
先ほどの長屋門に回り込んで接近。
隣に江戸時代後期の古民家もあった。
どちらも柵があって近づけず。
鎧兜は本物ではなく、
五月人形。

端午の節句に備えて、
こちらでは鯉のぼりのポールを設営中。
古民家の近くにディープピンクなモモの花。
ゴッホにあのヒマワリやアイリスのタッチで描いてもらいたいね。
荒川の堤防に出て上流方向。
公園の横を通って荒川に合流している新芝川の水門。
魚を釣り上げている彫刻。
上を見すぎヤロ(^^ゞ
ここから富士山が見えるらしい。
この日は「ふ」の字も拝めず。
下流方向。
サクラ並木の足元にチューリップ。
この公園を訪れた本来の目的であるチューリップ畑は、
この下の河川敷にある。
ーーー続く
でもここはソメイヨシノ以外もたくさんあって、まだまだ充分に楽しめた。だいたい「ほんのり桜色」でなく「真っ白な」なソメイヨシノは好きじゃないし(^^ゞ 足立区のホームページによると公園全体で約50種類250本余の桜が植えられ、中央芝生広場は約30種類90本。前回に紹介した江北五色桜の説明看板には約30種類80本とあり、公園内の案内看板では単に芝生広場だけれど、まあ細かいことはいいでしょう。でも品種別の本数は知りたいな。
芝生広場で見頃を終えているのはパスして、
きれいに咲いているサクラのみ撮影。
「高砂」
花びらの数はそれほど多くないものの、
花が密集して咲きモフモフと典型的な八重桜のイメージ。
「白妙」
花びらが波打っているのがカワイイ。
「鬱金桜」
昨年に西郷山公園で見つけて「黄色いサクラが咲いている!」とびっくりしたウコンザクラ。鬱金とは二日酔いに効く、カレーのスパイスにも使われるウコンね。ウコンザクラを見たのは西郷山が生まれて初めてだったので、とてもレアな品種だと思っていたけど、この公園にはたくさんあった。
しかし西郷山のは確かに黄色を感じたのに↓ここのは薄く緑がかっている。
しばらくしたら緑が抜けて黄色になるのかな。
どちらかといえば同じく西郷山にあった、
緑色のサクラである御衣黄(ギョイコウ)↓の色を薄くした感じ。
まあ御衣「黄」というくらいで緑と黄色は近い。また色の種類に黄緑だってある。
「八重紅枝垂れ」
これは芝生広場を周回する通路にあって、
新緑と「ほんのり桜色」の対比がタマリマセン。
「八重紫桜」
ほんのり桜色、しっかり桜色、どちらもイイネ!
「日暮」(ヒグラシ)
「手弱女」(タオヤメ)
「たおやめ」とは優美、繊細な、あるいはかよわい女性を指す言葉。辞書には「なよなよと優美」とも載っているが、「なよなよ」は今では否定的なニュアンスなのでちょっと違和感がある。「たおやかな女性」とも言うがほとんど死語かな。なんとなく別の意味の「おおらか」を連想しがち。
また漢字で書く「手弱女」にも優美や繊細を感じないけれど、これは万葉集の頃からある言葉なので当時とは感覚が違うのかも知れない。なお「たおやかな」には「嫋やかな」と別の漢字がある。おんなへんに弱いなんて、そんな時代があったんだね(^^ゞ 対義語は「ますらお:益荒男」。強い、たくましい、勇気がある男性の意味。なぜか私は童話の金太郎が思い浮かんでしまう。
ちょっと箸休め。
同じ木に紅白の花が咲く源平咲きのモモ。その名前は源平合戦で源氏が白、平家が赤の旗を使っていたのに由来する。運動会などで紅白に分かれるのもオリジナルは源平合戦。
ひとつの花に2色混じるのは「絞り咲き」ともいう。
サクラは芝生広場を取り囲むように植えられている。
実にいい景色ではあるものの回れ右をすると、
この公園は高速道路沿いでクルマの騒音が途切れない(/o\)
「太白」(タイハク)
「嵐山」
山桜のように開花時に緑ではなく茶色の葉が出てくるタイプのサクラ。
やはり見栄えはちょっと劣る。
「朱雀」(スザク)
新緑の若葉とサクラ。
私の好きな新緑のモミジも少しだけサクラと一緒に。
何となく趣のある建物。
両サイドに家臣や使用人の居住スペースがあるいわゆる長屋門。
でも立ち入り禁止で階段を上れなかった。
芝生広場を一段高い位置から。
こちらの新緑はドングリができるコナラ。
ぶら下がっているのはコナラの花。
先ほどの長屋門に回り込んで接近。
隣に江戸時代後期の古民家もあった。
どちらも柵があって近づけず。
鎧兜は本物ではなく、
五月人形。

端午の節句に備えて、
こちらでは鯉のぼりのポールを設営中。
古民家の近くにディープピンクなモモの花。
ゴッホにあのヒマワリやアイリスのタッチで描いてもらいたいね。
荒川の堤防に出て上流方向。
公園の横を通って荒川に合流している新芝川の水門。
魚を釣り上げている彫刻。
上を見すぎヤロ(^^ゞ
ここから富士山が見えるらしい。
この日は「ふ」の字も拝めず。
下流方向。
サクラ並木の足元にチューリップ。
この公園を訪れた本来の目的であるチューリップ畑は、
この下の河川敷にある。
ーーー続く
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