2025年05月31日
あやせローズガーデン
2025年春バラのメインイベントは神奈川県綾瀬市にある「あやせローズガーデン」。5月11日にNHKの「趣味の園芸」でその存在を知った。なかなか都合が付かず訪れたのは5月26日。時期的にはちょっと出遅れたかと心配したものの、それは杞憂で満開の素晴らしいバラに迎えられた。
地図で白くなっているのが綾瀬市。横浜中心部の西側、湘南エリアの北側に位置している。交通情報で「東名・綾瀬バス停から何キロ渋滞」とよく聞くので名前は知っていたが、しっかりと位置を確認したのは始めて。東京都には清瀬市があって、どちらもマイナーなので(ゴメン)混同しそう。
ついでに神奈川県の区分地図。画像はMap-It マップイット(c)から引用
清川村、中井町、大井町、開成町は初めてその名前を知った。でも清川村には宮ヶ瀬湖があり、東名高速には秦野中井と大井松田のインターチェンジ、そして開成町はよくツーリングした南足柄に行く途中なので、意識はしていなくてもバイクやクルマで通っている。なお中井町・大井・開成ともに「ちょう」ではなく「まち」と発音する。
相鉄線(相模鉄道)の「さがみ野駅」で下車。
あやせローズガーデンもそうだけれど、平仮名を使う名称は文章の途中だと「 」を入れないと読みにくいからやめて欲しいと昔から主張している。でも平仮名を使うネーミングはどんどん増えるばかり(/o\)
(/_')/ソレハコッチニオイトイテ
ここまでの経路は東急東横線→東急目黒線→東急新横浜線→相鉄新横浜線→相鉄本線と5つの路線。でも東急と相鉄が相互乗り入れが2023年3月に開業したので、乗り換えたのは多摩川駅(田園調布駅の隣)で東横線から目黒線への1回だけ。
私鉄や地下鉄の相互乗り入れが進んでとても便利な世の中になっている。ただたまに列車の行き先がとても遠くの地名で、どちらに向かっているのかわからない場合があったりもする。
駅前のロータリー。
あのバスに乗る。
使えるのは吉岡工業団地行きと長後駅西口行きで1時間に3本。駅を降りて10分ほどでバスが来てラッキー。歩くと45分くらい、バスだと10分弱。
観音入口の停留所で降りてバスで来た道をしばらく進む。
200メートルほど歩くと工事中の囲い。
その内側はもう「あやせローズガーデン」。
さらに進むとローズガーデンの幟(のぼり)。
あやせローズガーデンは5月1日にオープンしたばかり。
光陵公園の中にあやせローズガーデンはある。
公園に到着。
ここは綾瀬市の市立公園。開園は1976年(昭和51年)で面積は4.4ヘクタール。2019年から改修工事を進め、野球場を多目的フィールドに作り替え、以前よりあったバラ園もローズガーデンにリニューアルして昨年の5月にオープンする予定だった。当初の計画では入場料400円の有料施設(元のバラ園は無料)。
しかし昨年2月に「予定どおりの工事完成は見込めるものの、昨年の寒さや夏の高温などの影響により植物の生育が有料施設としてふさわしい状態まで達しないため、オープンを1年延期します」と発表される。綾瀬市のプレスリリースはここをクリック
さらに9月には市議会の反発で指定管理者選定の議案が否決され、それと関連するのかどうかはわからないが、有料化も取り消された。何かとゴタゴタした中での再出発のようだ。
黄色で囲ったのが光陵公園で、この航空写真ではまだ完成していないローズガーデンはピンクの線。写真左側で木が密集しているのは「長峰自然の森」と呼ばれる自然保護区のようなところ。ただし神奈川県のホームページでは「長峰の森」となっている。
なぜか現在の光陵公園の全体マップが見当たらない。これは綾瀬市のホームページで2024年02月02日更新のページに掲載されていた平面図。
これを見ると野球場の位置は変わらず、芝生広場を駐車場にし、日本庭園とバラ園と一緒にしてローズガーデンを作ったと読み取れる。
さらに航空写真の範囲を拡大すると青い線で囲ったのは厚木基地。正確には米軍の厚木航空施設と、海上自衛隊の厚木航空基地で共同利用している施設。面積は507ヘクタール。ちなみに羽田空港1516ヘクタール、成田空港1137ヘクタール。
写真左下にピンクで塗ったのが「あやせローズガーデン」で、ここは厚木基地に隣接しているロケーションになる。
ところで先ほどの神奈川県の区分地図を見て欲しい。綾瀬市と厚木市の間には海老名市が挟まっている。実は厚木基地は綾瀬市と大和市に立地していて厚木市とは無関係。なのにどうして厚木基地なのかは諸説あって不明。開設されたのは帝国海軍時代の1942年(昭和17年)。その頃の正式名称は調べられなかったが、厚木海軍航空隊が置かれていたから通称は厚木基地だったはず。
たった83年前のことでも正確な事情がわからないのに、歴史学者は何100年、1000年以上前の出来事を、さも見てきたかのように解説するね(^^ゞ
ーーー続く
地図で白くなっているのが綾瀬市。横浜中心部の西側、湘南エリアの北側に位置している。交通情報で「東名・綾瀬バス停から何キロ渋滞」とよく聞くので名前は知っていたが、しっかりと位置を確認したのは始めて。東京都には清瀬市があって、どちらもマイナーなので(ゴメン)混同しそう。
ついでに神奈川県の区分地図。画像はMap-It マップイット(c)から引用
清川村、中井町、大井町、開成町は初めてその名前を知った。でも清川村には宮ヶ瀬湖があり、東名高速には秦野中井と大井松田のインターチェンジ、そして開成町はよくツーリングした南足柄に行く途中なので、意識はしていなくてもバイクやクルマで通っている。なお中井町・大井・開成ともに「ちょう」ではなく「まち」と発音する。
相鉄線(相模鉄道)の「さがみ野駅」で下車。
あやせローズガーデンもそうだけれど、平仮名を使う名称は文章の途中だと「 」を入れないと読みにくいからやめて欲しいと昔から主張している。でも平仮名を使うネーミングはどんどん増えるばかり(/o\)
(/_')/ソレハコッチニオイトイテ
ここまでの経路は東急東横線→東急目黒線→東急新横浜線→相鉄新横浜線→相鉄本線と5つの路線。でも東急と相鉄が相互乗り入れが2023年3月に開業したので、乗り換えたのは多摩川駅(田園調布駅の隣)で東横線から目黒線への1回だけ。
私鉄や地下鉄の相互乗り入れが進んでとても便利な世の中になっている。ただたまに列車の行き先がとても遠くの地名で、どちらに向かっているのかわからない場合があったりもする。
駅前のロータリー。
あのバスに乗る。
使えるのは吉岡工業団地行きと長後駅西口行きで1時間に3本。駅を降りて10分ほどでバスが来てラッキー。歩くと45分くらい、バスだと10分弱。
観音入口の停留所で降りてバスで来た道をしばらく進む。
200メートルほど歩くと工事中の囲い。
その内側はもう「あやせローズガーデン」。
さらに進むとローズガーデンの幟(のぼり)。
あやせローズガーデンは5月1日にオープンしたばかり。
光陵公園の中にあやせローズガーデンはある。
公園に到着。
ここは綾瀬市の市立公園。開園は1976年(昭和51年)で面積は4.4ヘクタール。2019年から改修工事を進め、野球場を多目的フィールドに作り替え、以前よりあったバラ園もローズガーデンにリニューアルして昨年の5月にオープンする予定だった。当初の計画では入場料400円の有料施設(元のバラ園は無料)。
しかし昨年2月に「予定どおりの工事完成は見込めるものの、昨年の寒さや夏の高温などの影響により植物の生育が有料施設としてふさわしい状態まで達しないため、オープンを1年延期します」と発表される。綾瀬市のプレスリリースはここをクリック
さらに9月には市議会の反発で指定管理者選定の議案が否決され、それと関連するのかどうかはわからないが、有料化も取り消された。何かとゴタゴタした中での再出発のようだ。
黄色で囲ったのが光陵公園で、この航空写真ではまだ完成していないローズガーデンはピンクの線。写真左側で木が密集しているのは「長峰自然の森」と呼ばれる自然保護区のようなところ。ただし神奈川県のホームページでは「長峰の森」となっている。
なぜか現在の光陵公園の全体マップが見当たらない。これは綾瀬市のホームページで2024年02月02日更新のページに掲載されていた平面図。
これを見ると野球場の位置は変わらず、芝生広場を駐車場にし、日本庭園とバラ園と一緒にしてローズガーデンを作ったと読み取れる。
さらに航空写真の範囲を拡大すると青い線で囲ったのは厚木基地。正確には米軍の厚木航空施設と、海上自衛隊の厚木航空基地で共同利用している施設。面積は507ヘクタール。ちなみに羽田空港1516ヘクタール、成田空港1137ヘクタール。
写真左下にピンクで塗ったのが「あやせローズガーデン」で、ここは厚木基地に隣接しているロケーションになる。
ところで先ほどの神奈川県の区分地図を見て欲しい。綾瀬市と厚木市の間には海老名市が挟まっている。実は厚木基地は綾瀬市と大和市に立地していて厚木市とは無関係。なのにどうして厚木基地なのかは諸説あって不明。開設されたのは帝国海軍時代の1942年(昭和17年)。その頃の正式名称は調べられなかったが、厚木海軍航空隊が置かれていたから通称は厚木基地だったはず。
たった83年前のことでも正確な事情がわからないのに、歴史学者は何100年、1000年以上前の出来事を、さも見てきたかのように解説するね(^^ゞ
ーーー続く
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