2025年09月09日

サルができるのにヒトはできないブルブル

イヌは身体が水に濡れるとこのように、
身体をブルブルッと震わせて水滴を振り払うのはご存じのはず。画像はhttps://levees-u.com/blog/9242/、動画はhttps://x.gd/PZwDA(短縮URL使用)から引用編集
1犬



大型犬の場合は1秒間に4.3回ブルブルして、4秒間で身体を濡らしている水分の70%を振り払えるとの研究報告もある。しかしイヌの胴体は背骨を中心として左右に30度しか動かせない(頭や首は別)。時計に例えると背骨を12時とすれば11時から1時と狭い範囲。それでも皮膚が大きくたわむらしく、それによって左右90度すなわち9時から3時までねじって、しかもたわんだ皮膚がムチのようにしなって遠心力を高める仕組みになっている。

イヌ以外でもクマ、シカ、ライオンなど
体毛があるたいていの哺乳類動物はこのブルブル動作ができる。
クマ

シカ

ライオン


実はこのブルブルに子供の頃からとても憧れている(^^ゞ だって最終的にはタオルを使うとしても、こんな風に水を払い落とせれば気持ちよさそうじゃない。

でも残念ながら人間にはできない。
ずっと以前に調べたことがあって、まだネットもない時代でどうやって調べたのかよく思い出せないのだけれど、二足歩行の動物は四足歩行の動物とは筋肉の付き方・動かし方が違ってブルブルできないとの結論に達したように記憶している。もちろん体毛がなく道具も使える人間にブルブルを行う必然性もない。



しかし衝撃的な映像をテレビで見た。

番組の趣旨は動物にも種類あるいは群れによって、固有に引き継がれる文化と呼べるものがあるとの内容。最初に登場する動物はサルで、まず宮崎県幸島(こうじま)の芋を海水で洗って食べる事例。次に長野県地獄谷の温泉に入るサル。どちらも何となく知っていて、海の近くに住むサルは芋を海水で洗う、温泉のあるところに住んでいるサルはお湯につかると思っていたのだが、これは幸島と地獄谷のサルだけに見られる行動とのこと。

そして地獄谷の映像にびっくり。
温泉から上がったあとにブルブルしてる! 映像はNHK地球ドラマチック9月6日放送より引用編集


最初は「えーっ、サルはブルブルできるの!ナンデナンデ?」と驚いた。ただし冷静になって映像をよく見ると、大きくブルブルできているのは頭部だけで身体はほとんど動いていない。4秒で70%の水分を振り払うイヌとはずいぶんと差がありそうだ。やはりサルは基本は四足歩行とはいえ二足でも歩けて、イヌなどの四足歩行オンリーの動物とはやはり身体の作りが違う。

それなのに身体が濡れたときの本能としてブルブル動作が備わっているのに驚いた。人間も頭は振れるけれど、あんなに振ったらクラッとするのがわかっているから脳を守るためにそういう動きはしない。



番組制作者にしてみれば「食いついたのソコ?」と言われそうな、
ブルブル好きな視聴者の感想でした。

wassho at 22:03│Comments(0) ノンジャンル 

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