2025年09月18日
初めてのブルーインパルスのはずが その2
代々木公園の中央広場。
国立競技場方向、午後1時9分。
雨は降っていない。
写真だとすごく雲が低く思えるが実際はそうでもない。
予行演習のこの日の飛行開始時刻は午後1時15分。
航空自衛隊のホームページによると展示飛行の時間は
9月12日 午後1時15分〜1時40分
9月13日 午後12時25分〜12時50分
と25分間。そして「国立競技場で10分程度の展示飛行」「その後に都内各地を飛行」とあった。計算では最初に代々木公園上空を通過するのは1時25分となる。つまりあと16分。
前日に降った雨で地面は少し湿っていた。シートなしで芝生に座るのはちょっと気が引ける。仕方なくでその場に立って待つことに。電車やバスを待つのと違って、広い公園のど真ん中で何もしないで立ち続けるのは、何となく落ち着かないしなぜか疲れる。
午後1時15分。
代々木公園と国立競技場は1.5kmほどしか離れていない。競技場上空にブルーインパルスが飛来したなら、ここまで音が聞こえるはず。しかしまったく無音。まあ到着が遅れる場合だってある。
午後1時18分。
未だ飛行機の音は聞こえず。
スマホにブックマークしておいた航空自衛隊のホームページを確認する。
最初に出てくる「最新情報」の欄に飛行中止の記述はなし。
午後1時20分。
代々木公園は静かなまま。
周りを見渡すと公園にいる人に特に変化はなかったものの、1人だけいた長い望遠レンズのついたカメラを持った人の姿が見えない。もう見切りを付けたのだろうか。
航空自衛隊のホームページを再読み込みしても変化はなかったので、エックスでブルーインパルスを検索。すると「本日はブルーインパルスが飛ばなくて残念だったね」的な投稿を見つける(/o\)
え〜っ、雨は降っていないのに中止なの?
というのが「初めてのブルーインパルスのはずが」の顛末。前回に書いたように2021年の東京オリンピックでは音とスモークだけだった。今回は機体も見ようと思っていたのにショボーン。
最初に載せた写真の方向に歩いて行くと、中央広場内のフラワーランドと呼ばれるエリアがある。ここは代々木公園の第2バラ園的な存在。
でもまだ夏みたいな気候だからーーー
キバナコスモスはたくさん咲いていた。
キバナコスモスはコスモスの同属別種で親戚みたいなもの。
夏から咲いているのがコスモスとの違い。
少し色違いのキバナコスモス。
センニチコウ。
漢字では千日紅。以前に自宅で育てた百日草は149日間にわたって咲き続けたが、センニチコウは一年草なのでもちろん1000日も咲くのは無理。
ケイトウ。
ニワトリのトサカのような姿が有名で、それ以外にも面白い形になる。
ハツユキカズラ。
名前は初雪でも開花期は春。そして今は秋なのにピンクの花が咲いているように見えるが、これは葉。新しい葉は最初にピンクで、時間が経つと白そして緑に変化する。花の写真は→ここをクリック
パンパスグラス。
和名はシロガネヨシ。いわゆる西洋ススキ。
公園などでは巨大なものをよく見かけるが、ここのは普通のススキサイズ。
花を眺めたおかげで、ブルーインパルスが飛んでこなくて凹んだ気持ちがいくぶん回復。
中央広場を抜けて周回路で原宿門へ向かう。
この時期にこの色の花を咲かせている木はサルスベリ。
サルスベリは猿が滑るほど幹がツルツル。
加えて代々木公園のはかなりクネクネしている。
三本きのこの休憩舎と名前がついている東屋。
毎度おなじみの閲兵式の松。
ここがが陸軍の練兵所だった頃からある代々木公園の古参。
代々木公園を出て、散歩しながら帰ろうと表参道を歩いているとポツリポツリと雨が降ってきた。ブルーインパルスが見られなくて散歩もできないとはツイていない日である。仕方なく表参道駅から電車で帰宅。
電車の中でニュースをチェックしたら、なんと12時24分に飛行中止のニュースが配信されているではないか(>_<) つまり私が代々木公園に到着した時点で既に中止が決まっていたことになる。長い望遠レンズを持った人=飛行機を撮り慣れているがほとんどいなかったのは、そういう理由だったのか。それで私のような「にわか」だけが待ちぼうけを食らったわけだ。
それでも「にわか」は「にわか」なりに航空自衛隊のホームページをすぐにチェックできるようにブックマークしておいたのになあ。(飛行中止がニュースに載るとは思っていなかった)
そしてその後、
航空自衛隊はホームページではなくエックスで中止を告げていたと知った。
これをエックスの投稿時刻を調べられるサイトで確認すると12時21分。
またその前には「予定通り飛べますように」との投稿があり、
その時刻は午前9時11分。
朝から空模様を睨みながらギリギリ粘って、展示飛行開始の約1時間前に中止を判断した状況が伺える。私もブルーインパルスを見たかったけれど、自衛隊だって飛ばしたかったのだろう。それで「雨も降っていないのにどうして飛ばない」とゴキゲンナナメになって気持ちも晴れた。当たり前だが安全は何より大切。
ところで自衛隊のエックスを眺めていると、
ブルーインパルス関連でこんな投稿があった。
おそらくチームワークをアピールしたかったと推察できる。
しかしわざわざ
ボイス(声)
と表現する必要ある? 声だけでいいんじゃない?
だいたいボイスなんて音楽分野以外では日常会話で使わない。
それにこの文脈なら、
「声を出し合い」ではなく「声を掛け合い」やろ。
自衛隊の諸君には飛行技術だけではく国語力も磨いてもらいたいね。
自宅近くまで戻ってきた午後2時半。
晴れてきた(^^ゞ ナンデヤネン!
国立競技場方向、午後1時9分。
雨は降っていない。
写真だとすごく雲が低く思えるが実際はそうでもない。
予行演習のこの日の飛行開始時刻は午後1時15分。
航空自衛隊のホームページによると展示飛行の時間は
9月12日 午後1時15分〜1時40分
9月13日 午後12時25分〜12時50分
と25分間。そして「国立競技場で10分程度の展示飛行」「その後に都内各地を飛行」とあった。計算では最初に代々木公園上空を通過するのは1時25分となる。つまりあと16分。
前日に降った雨で地面は少し湿っていた。シートなしで芝生に座るのはちょっと気が引ける。仕方なくでその場に立って待つことに。電車やバスを待つのと違って、広い公園のど真ん中で何もしないで立ち続けるのは、何となく落ち着かないしなぜか疲れる。
午後1時15分。
代々木公園と国立競技場は1.5kmほどしか離れていない。競技場上空にブルーインパルスが飛来したなら、ここまで音が聞こえるはず。しかしまったく無音。まあ到着が遅れる場合だってある。
午後1時18分。
未だ飛行機の音は聞こえず。
スマホにブックマークしておいた航空自衛隊のホームページを確認する。
最初に出てくる「最新情報」の欄に飛行中止の記述はなし。
午後1時20分。
代々木公園は静かなまま。
周りを見渡すと公園にいる人に特に変化はなかったものの、1人だけいた長い望遠レンズのついたカメラを持った人の姿が見えない。もう見切りを付けたのだろうか。
航空自衛隊のホームページを再読み込みしても変化はなかったので、エックスでブルーインパルスを検索。すると「本日はブルーインパルスが飛ばなくて残念だったね」的な投稿を見つける(/o\)
え〜っ、雨は降っていないのに中止なの?
というのが「初めてのブルーインパルスのはずが」の顛末。前回に書いたように2021年の東京オリンピックでは音とスモークだけだった。今回は機体も見ようと思っていたのにショボーン。
最初に載せた写真の方向に歩いて行くと、中央広場内のフラワーランドと呼ばれるエリアがある。ここは代々木公園の第2バラ園的な存在。
でもまだ夏みたいな気候だからーーー
キバナコスモスはたくさん咲いていた。
キバナコスモスはコスモスの同属別種で親戚みたいなもの。
夏から咲いているのがコスモスとの違い。
少し色違いのキバナコスモス。
センニチコウ。
漢字では千日紅。以前に自宅で育てた百日草は149日間にわたって咲き続けたが、センニチコウは一年草なのでもちろん1000日も咲くのは無理。
ケイトウ。
ニワトリのトサカのような姿が有名で、それ以外にも面白い形になる。
ハツユキカズラ。
名前は初雪でも開花期は春。そして今は秋なのにピンクの花が咲いているように見えるが、これは葉。新しい葉は最初にピンクで、時間が経つと白そして緑に変化する。花の写真は→ここをクリック
パンパスグラス。
和名はシロガネヨシ。いわゆる西洋ススキ。
公園などでは巨大なものをよく見かけるが、ここのは普通のススキサイズ。
花を眺めたおかげで、ブルーインパルスが飛んでこなくて凹んだ気持ちがいくぶん回復。
中央広場を抜けて周回路で原宿門へ向かう。
この時期にこの色の花を咲かせている木はサルスベリ。
サルスベリは猿が滑るほど幹がツルツル。
加えて代々木公園のはかなりクネクネしている。
三本きのこの休憩舎と名前がついている東屋。
毎度おなじみの閲兵式の松。
ここがが陸軍の練兵所だった頃からある代々木公園の古参。
代々木公園を出て、散歩しながら帰ろうと表参道を歩いているとポツリポツリと雨が降ってきた。ブルーインパルスが見られなくて散歩もできないとはツイていない日である。仕方なく表参道駅から電車で帰宅。
電車の中でニュースをチェックしたら、なんと12時24分に飛行中止のニュースが配信されているではないか(>_<) つまり私が代々木公園に到着した時点で既に中止が決まっていたことになる。長い望遠レンズを持った人=飛行機を撮り慣れているがほとんどいなかったのは、そういう理由だったのか。それで私のような「にわか」だけが待ちぼうけを食らったわけだ。
それでも「にわか」は「にわか」なりに航空自衛隊のホームページをすぐにチェックできるようにブックマークしておいたのになあ。(飛行中止がニュースに載るとは思っていなかった)
そしてその後、
航空自衛隊はホームページではなくエックスで中止を告げていたと知った。
これをエックスの投稿時刻を調べられるサイトで確認すると12時21分。
またその前には「予定通り飛べますように」との投稿があり、
その時刻は午前9時11分。
朝から空模様を睨みながらギリギリ粘って、展示飛行開始の約1時間前に中止を判断した状況が伺える。私もブルーインパルスを見たかったけれど、自衛隊だって飛ばしたかったのだろう。それで「雨も降っていないのにどうして飛ばない」とゴキゲンナナメになって気持ちも晴れた。当たり前だが安全は何より大切。
ところで自衛隊のエックスを眺めていると、
ブルーインパルス関連でこんな投稿があった。
おそらくチームワークをアピールしたかったと推察できる。
しかしわざわざ
ボイス(声)
と表現する必要ある? 声だけでいいんじゃない?
だいたいボイスなんて音楽分野以外では日常会話で使わない。
それにこの文脈なら、
「声を出し合い」ではなく「声を掛け合い」やろ。
自衛隊の諸君には飛行技術だけではく国語力も磨いてもらいたいね。
自宅近くまで戻ってきた午後2時半。
晴れてきた(^^ゞ ナンデヤネン!
wassho at 23:31│Comments(0)│
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