2026年04月09日
国立競技場へ
3月28日に新宿御苑でサクラ巡りを終えて時刻はまだ12時半。そのまま帰るにはもったいない天気。そこでとりあえず国立競技場へ向かう。外苑の周回路からいつも見ていても、その敷地内まで立ち入ったことはなかったので。もちろん競技場の中までは見られないが。
新宿御苑の千駄ヶ谷門を出てJRの線路沿いに進む。左側は御苑の塀(へい)で最後に通った桜園地あたり。電車との距離はこれだけしかなく、苑内の南東側は電車の車輪と線路がきしむ騒音がうるさいのが新宿御苑のマイナス点。
高架下をくぐって、
千駄ヶ谷の駅を過ぎ、東京体育館の横を通り抜ける。
目の前に見えている国立競技場に気を取られて、それらの写真は撮り忘れた。
国立競技場に到着。
新宿御苑の千駄ヶ谷門からは7〜8分の距離。
近づいて外観の特徴である木製のルーバーを見上げる。
見えている部分までの高さは41.5m。屋根のてっぺんだと47.4m。
さらに近づくと今まで見たことのない未知の構造物のようで、軽いトリップ感を味わえる。ただし首をそらして上を見ているせいもある(^^ゞ
最上段のルーバーは屋根で覆われていて雨をしのげるようになってはいても、その機能にルーバーは関係ない。それより下のルーバーは細長い角材が隙間だらけで建物から突き出しているだけ。つまりこれらのルーバーに実用性はなく装飾のためにあるとわかる。(それが悪いといっているわけではない)
ところで建物で雨よけや日差しを遮る構造には軒(のき)と庇(ひさし)がある。画像はhttps://www.daiken.ne.jp/blog/detail.html?id=6316から引用
国立競技場のこのルーバー部分は何と呼ぶのだろうと調べたら、何と「軒庇」なる造語を作っていた!パソコンで変換できないよ。画像は公式ホームページから
さて2015年にまで遡ると、この競技場は既に国際コンペで決まっていたザハ・ハディド(イラク出身でイギリスの建築家)の案をスッタモンダして取り下げ、隈研吾(くま・けんご)の案に切り替えて建設したいきさつがある。
ザハ・ハディド案
隈研吾案
ザハ・ハディド案では建設費用がかさむとの理由だったものの、デザインで見るならザハ・ハディド案が圧倒的に素晴らしい。このようなランドマークとなり得る建築には独創性と、ある種のエグさも必要。そうでないと時代の風雪に耐えられない。エッフェル塔だって建設当時は無用にして醜悪と非難囂々だった。隈研吾の案はまるで無印良品のように無個性で人畜無害なデザイン。ファッションや家具ならそれもありだが、こんな巨大建築には向かないし退屈。
ほら、1964年(昭和39年)の東京オリンピックのときに、
丹下健三が設計した代々木競技場(体育館)だって。
これくらいイキってくれないと。
(/_')/ソレハコッチニオイトイテ
スタジアムに沿って歩く。
何かプレートが見えたので、
近寄ってみると、2021年のオリンピックでメダルを獲得した人が刻まれていた。ずっと名前が残っていいね。
それにしてもコロナの影響で1年遅れて2021年にオリンピックを開催したのに、名称が東京2020オリンピックなのは未だに違和感がある。まあニイマルニイマルで覚えやすいけれど。
そのまま壁沿いに進む。
でも通路じゃ景色がつまらないので外に出ましょう。
国立競技場は三菱UFJフィナンシャル・グループが今年からネーミングライツ(命名権)を取得し「MUFGスタジアム」となった。正式名称は「国立競技場」のままで略称が「MUFG国立」と少しややこしい。まだ3ヶ月ちょっとしか経っていないからあまり浸透していないような。またエムユーは発音しにくいね。
そして写真右側に見えているのがドコモゲート。これはネーミングライツとは別のスポンサー契約で、4つある出入り口のひとつにドコモの名前がつけられている。運用開始は4月から。この日は4日前でもう看板は完成。
しかしこう企業名が並ぶと何となく「金まみれ」なイメージになるというかナショナルスタジアムとしての威厳がそがれるというか、そんな気がしなくもない。
ただし、それも仕方ないのだろう。
この日は何も開催されていなかった。そこで国立競技場で何をやっているのか、ちょっと興味を持って公式ホームページで調べてみるとビックリの数字。
2024年12月 スポーツ2件 イベント2件
2026年1月 スポーツ6件
2026年2月 スポーツ3件
2026年3月 スポーツ5件
2026年4月 イベント5件
2026年5月 スポーツ4件
2026年6月 スポーツ2件
2026年7月 イベント1件
確認できたのはこれだけ。6月以降はこれから埋まるのかも知れないが、とりあえず単純計算すると243日間で30件。稼働率は12.5%で月に4日足らずしかない。逆にいえば月のうち25日は休業。これじゃスポンサーなしではやっていけない。
もう少し歩く。
彫刻があった。
全体の広さの割にこういった飾りの要素は少なめに感じた。
最後にまたルーバーを見上げて、
ここで国立競技場とはお別れ。
建築面積6.9ヘクタールの巨大建物の回りを約半周した。
でも散歩はまだ続く。
新宿御苑の千駄ヶ谷門を出てJRの線路沿いに進む。左側は御苑の塀(へい)で最後に通った桜園地あたり。電車との距離はこれだけしかなく、苑内の南東側は電車の車輪と線路がきしむ騒音がうるさいのが新宿御苑のマイナス点。
高架下をくぐって、
千駄ヶ谷の駅を過ぎ、東京体育館の横を通り抜ける。
目の前に見えている国立競技場に気を取られて、それらの写真は撮り忘れた。
国立競技場に到着。
新宿御苑の千駄ヶ谷門からは7〜8分の距離。
近づいて外観の特徴である木製のルーバーを見上げる。
見えている部分までの高さは41.5m。屋根のてっぺんだと47.4m。
さらに近づくと今まで見たことのない未知の構造物のようで、軽いトリップ感を味わえる。ただし首をそらして上を見ているせいもある(^^ゞ
最上段のルーバーは屋根で覆われていて雨をしのげるようになってはいても、その機能にルーバーは関係ない。それより下のルーバーは細長い角材が隙間だらけで建物から突き出しているだけ。つまりこれらのルーバーに実用性はなく装飾のためにあるとわかる。(それが悪いといっているわけではない)
ところで建物で雨よけや日差しを遮る構造には軒(のき)と庇(ひさし)がある。画像はhttps://www.daiken.ne.jp/blog/detail.html?id=6316から引用
国立競技場のこのルーバー部分は何と呼ぶのだろうと調べたら、何と「軒庇」なる造語を作っていた!パソコンで変換できないよ。画像は公式ホームページから
さて2015年にまで遡ると、この競技場は既に国際コンペで決まっていたザハ・ハディド(イラク出身でイギリスの建築家)の案をスッタモンダして取り下げ、隈研吾(くま・けんご)の案に切り替えて建設したいきさつがある。
ザハ・ハディド案
隈研吾案
ザハ・ハディド案では建設費用がかさむとの理由だったものの、デザインで見るならザハ・ハディド案が圧倒的に素晴らしい。このようなランドマークとなり得る建築には独創性と、ある種のエグさも必要。そうでないと時代の風雪に耐えられない。エッフェル塔だって建設当時は無用にして醜悪と非難囂々だった。隈研吾の案はまるで無印良品のように無個性で人畜無害なデザイン。ファッションや家具ならそれもありだが、こんな巨大建築には向かないし退屈。
ほら、1964年(昭和39年)の東京オリンピックのときに、
丹下健三が設計した代々木競技場(体育館)だって。
これくらいイキってくれないと。
(/_')/ソレハコッチニオイトイテ
スタジアムに沿って歩く。
何かプレートが見えたので、
近寄ってみると、2021年のオリンピックでメダルを獲得した人が刻まれていた。ずっと名前が残っていいね。
それにしてもコロナの影響で1年遅れて2021年にオリンピックを開催したのに、名称が東京2020オリンピックなのは未だに違和感がある。まあニイマルニイマルで覚えやすいけれど。
そのまま壁沿いに進む。
でも通路じゃ景色がつまらないので外に出ましょう。
国立競技場は三菱UFJフィナンシャル・グループが今年からネーミングライツ(命名権)を取得し「MUFGスタジアム」となった。正式名称は「国立競技場」のままで略称が「MUFG国立」と少しややこしい。まだ3ヶ月ちょっとしか経っていないからあまり浸透していないような。またエムユーは発音しにくいね。
そして写真右側に見えているのがドコモゲート。これはネーミングライツとは別のスポンサー契約で、4つある出入り口のひとつにドコモの名前がつけられている。運用開始は4月から。この日は4日前でもう看板は完成。
しかしこう企業名が並ぶと何となく「金まみれ」なイメージになるというかナショナルスタジアムとしての威厳がそがれるというか、そんな気がしなくもない。
ただし、それも仕方ないのだろう。
この日は何も開催されていなかった。そこで国立競技場で何をやっているのか、ちょっと興味を持って公式ホームページで調べてみるとビックリの数字。
2024年12月 スポーツ2件 イベント2件
2026年1月 スポーツ6件
2026年2月 スポーツ3件
2026年3月 スポーツ5件
2026年4月 イベント5件
2026年5月 スポーツ4件
2026年6月 スポーツ2件
2026年7月 イベント1件
確認できたのはこれだけ。6月以降はこれから埋まるのかも知れないが、とりあえず単純計算すると243日間で30件。稼働率は12.5%で月に4日足らずしかない。逆にいえば月のうち25日は休業。これじゃスポンサーなしではやっていけない。
もう少し歩く。
彫刻があった。
全体の広さの割にこういった飾りの要素は少なめに感じた。
最後にまたルーバーを見上げて、
ここで国立競技場とはお別れ。
建築面積6.9ヘクタールの巨大建物の回りを約半周した。
でも散歩はまだ続く。
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