2026年06月10日
芝浦中央公園で春バラ
5月11日に砧公園で見たバラは、思っていた以上に咲きっぷりがよくとても楽しめたので、もう一箇所くらい見に行こうかと。その裏には今年はボタンではずれを2回引いてしまい、それを取り戻して帳尻を合わせたい気持ちもあった(^^ゞ
そこで思い出したのが2023年10月に訪れた品川駅そばにある芝浦中央公園。バラ園の面積は小さいながらに区立公園に併設のバラ園としてはレベルが高かった印象が残っている。
ところでバラにはいくつもの分類基準があって、そのひとつが開花時期を示す
一季咲き
四季咲き
一季咲きは春のみの開花。四季咲きは一季咲きを品種改良したもので春・夏・秋・冬に咲きそうなネーミングだけれど、日本の気候条件だと実際には春と秋の二季咲き。だから春は一季咲きと四季咲き両方のバラが咲き、秋には四季咲きのバラのみが咲く。バラ園で両者をどのような比率で植えているのかはまちまちとはいえ、一季咲きをまったく植えないところはおそらくない。また一季咲きは四季咲きと較べて花数が多く、さらに四季咲きの株も秋より春のほうが花数が多いので、春のほうがバラ園は賑やか。ぶっちゃけ秋バラの花数は春バラの半分かそれ以下。
一方で秋バラの魅力として
花の色が濃い
花がやや小ぶりになるが形が整っている
香りが濃厚
開花期間が長い
などが一般に言われる。しかし同じバラ園を春と秋に続けて見に行かないと、色や形の違いには気付きにくい。また確かに香りは秋バラのほうが濃厚。それでも香り全体としては一輪の香り × 花数となりバラ園に漂う香りが強いのは春バラ。
話を芝浦中央公園に戻すと前回は秋バラシーズン。でもかなり満足度は高かったので、さらに春バラなら期待できるだろうと。訪れたのは5月13日。
なお芝浦中央公園の特徴などについては前回に書いている。
興味があればそちらを参考に。
芝浦中央公園で秋バラ
https://wassho.livedoor.blog/archives/53463712.html
芝浦中央公園で秋バラ その2
https://wassho.livedoor.blog/archives/53463761.html
品川駅の港南口。
商店街を抜けると見えてくる写真中央奥のビルは、
品川シーズンテラス。
このビルのエスカレータを使うと、
公園横の階段を上がらずに公園に入れると前回に学習済み。
ビルのロビーを抜けるとこの景色。品川シーズンテラスと芝浦中央公園は下水処理場の建物屋上に設けられた人工地盤の上に建設されている。
線路方向には高輪ゲートウエイ再開発エリアのビル。
前回はまだ工事中だった。
バラ園は公園の奥にある。
新緑を愛でながら通路を進むと途中で通行止。
この先は閉鎖なの?バラ園には行けないの?
進行方向右側にも壁が建てられているが、
一番奥で別の通路につながっているかも知れないと思い、
進んでみたものの壁に切れ目はなし(>_<)
この公園の人工地盤の下にある下水処理場では改修工事が進められていて、その影響で広場の半分が閉鎖されている。それは前回も同じだが、工事の進捗に伴って階段を上がる出入り口からでないと、バラ園に入れないように通路も変更されたのかと思い広場を引き返す。
それにしても閉鎖エリアはほとんど鉄製の壁で覆われているのに、通路のところだけ透明なアクリル板だったのは、通路としての見通し景色を遮らない配慮だろうか。だとしたらなかなか芸が細かい。
広場の片隅に噴水。
ここはバラを見終えてから寄るつもりだったけれど、
お先に恒例のシャッタースピードを速めた止まる水しぶき。
なぜか水しぶきのあるところではこれをやらないと気が済まない。
ほとんど病気(^^ゞ
いったん公園から道路に降りようかと思ったら、このゲートの向こう、先ほどの通路より線路側にもう1本の通路があった。そういえば前回も階段を上がってその通路を通ったのだったと勘違いに気付く。
その通路では東京タワーも見える。
前回も見えていたものの、ここは品川でこの公園はJRの線路に平行した南北の細長い敷地。いってみれば海沿い立地なので、その延長線上に東京タワーが見えるのが不思議。
でも地図で確認するとこのような位置関係だった。
東京タワーはもっと内陸寄りにあるとイメージしていてちょっと意外。しかし考えてみれば東京タワーから浜松町の駅まで徒歩で行ける距離だから、別におかしくはないか。品川区や港区なんてホームグラウンドのはずなのに地理的な把握はいい加減だと反省。
まだ咲いていたツツジに寄り道。
通路を真っ直ぐ進んで、
突き当たりを右に曲がると、
バラ園に到着。
予想通りにいい感じで咲いている。
花数は前回の秋バラの5倍はある。
アーチは上の写真のも含めて4基。
こんなベンチにかかるハーフアーチも。
ツツジとバラのコラボ。
剣弁高芯(けんべんこうしん)咲き。
弁とは花びらで、それが尖っているから剣弁。花の中心=芯がが高く盛り上がっていて高芯。ただしこれはあまり尖っておらず半剣弁高芯咲きかな。バラの花形の見極めはけっこう難しい。
子供の頃に最初にバラという花を認識したのは剣弁高芯咲き。つまりバラ=剣弁高芯咲きと脳に刷り込まれた。それは多くの人も同じようで「バラ イラスト」で画像検索するとほとんど剣弁高芯咲きがヒットする。だからあちこちのバラ園に行くようになっても、昔は剣弁高芯咲き以外は「え〜こんなのバラじゃない」との気持ちだった。
でも最近はこんなカップ咲きも好き。
こちらはロゼット咲き。
ゴージャスな咲き方のバラ。嫌いじゃないものの、いまだにバラという感じがしない。この写真だけを見せられたら何の花か迷う。もちろんバラ園では周りがすべてバラなので、自ずとこれもバラだと認識できるとしても。
そのロゼット(rosette)の元々の意味はフランス語でバラのroseに、小さいを意味する接尾辞であるetteが付いた言葉。イタリア語ならrosaプラスettaでロゼッタ(rosetta)。葉巻のシガー(cigare)にetteがついてタバコのシガレット(cigarette)となり、カセットボンベやカセットテープのカセットは箱のcasse(英語でならケース)にetteがついた小箱のcassetteが語源。日本語なら石に「ころ」をつけて「石ころ」と表現するような使い方。
そうするとロゼット咲きは直訳すると「バラ咲き」となってバラの花の形の名前としては意味をなさない。しかし元々は小さなバラであったロゼットは、やがて円形に放射状に広がる「バラのような模様や形状」に意味が独立していき、タンポポのような地面に放射状に広がる葉を「ロゼット葉」と呼んだりもする。そして最終的にバラから離れて「円形に重なりあった花びらの構造」を示す言葉になる。シガレットと聞いていちいち葉巻を思い出さないのと同じ。英語でもバラのロゼッタ咲きは rosette bloom や rosette form である。
ーーー続く
そこで思い出したのが2023年10月に訪れた品川駅そばにある芝浦中央公園。バラ園の面積は小さいながらに区立公園に併設のバラ園としてはレベルが高かった印象が残っている。
ところでバラにはいくつもの分類基準があって、そのひとつが開花時期を示す
一季咲き
四季咲き
一季咲きは春のみの開花。四季咲きは一季咲きを品種改良したもので春・夏・秋・冬に咲きそうなネーミングだけれど、日本の気候条件だと実際には春と秋の二季咲き。だから春は一季咲きと四季咲き両方のバラが咲き、秋には四季咲きのバラのみが咲く。バラ園で両者をどのような比率で植えているのかはまちまちとはいえ、一季咲きをまったく植えないところはおそらくない。また一季咲きは四季咲きと較べて花数が多く、さらに四季咲きの株も秋より春のほうが花数が多いので、春のほうがバラ園は賑やか。ぶっちゃけ秋バラの花数は春バラの半分かそれ以下。
一方で秋バラの魅力として
花の色が濃い
花がやや小ぶりになるが形が整っている
香りが濃厚
開花期間が長い
などが一般に言われる。しかし同じバラ園を春と秋に続けて見に行かないと、色や形の違いには気付きにくい。また確かに香りは秋バラのほうが濃厚。それでも香り全体としては一輪の香り × 花数となりバラ園に漂う香りが強いのは春バラ。
話を芝浦中央公園に戻すと前回は秋バラシーズン。でもかなり満足度は高かったので、さらに春バラなら期待できるだろうと。訪れたのは5月13日。
なお芝浦中央公園の特徴などについては前回に書いている。
興味があればそちらを参考に。
芝浦中央公園で秋バラ
https://wassho.livedoor.blog/archives/53463712.html
芝浦中央公園で秋バラ その2
https://wassho.livedoor.blog/archives/53463761.html
品川駅の港南口。
商店街を抜けると見えてくる写真中央奥のビルは、
品川シーズンテラス。
このビルのエスカレータを使うと、
公園横の階段を上がらずに公園に入れると前回に学習済み。
ビルのロビーを抜けるとこの景色。品川シーズンテラスと芝浦中央公園は下水処理場の建物屋上に設けられた人工地盤の上に建設されている。
線路方向には高輪ゲートウエイ再開発エリアのビル。
前回はまだ工事中だった。
バラ園は公園の奥にある。
新緑を愛でながら通路を進むと途中で通行止。
この先は閉鎖なの?バラ園には行けないの?
進行方向右側にも壁が建てられているが、
一番奥で別の通路につながっているかも知れないと思い、
進んでみたものの壁に切れ目はなし(>_<)
この公園の人工地盤の下にある下水処理場では改修工事が進められていて、その影響で広場の半分が閉鎖されている。それは前回も同じだが、工事の進捗に伴って階段を上がる出入り口からでないと、バラ園に入れないように通路も変更されたのかと思い広場を引き返す。
それにしても閉鎖エリアはほとんど鉄製の壁で覆われているのに、通路のところだけ透明なアクリル板だったのは、通路としての見通し景色を遮らない配慮だろうか。だとしたらなかなか芸が細かい。
広場の片隅に噴水。
ここはバラを見終えてから寄るつもりだったけれど、
お先に恒例のシャッタースピードを速めた止まる水しぶき。
なぜか水しぶきのあるところではこれをやらないと気が済まない。
ほとんど病気(^^ゞ
いったん公園から道路に降りようかと思ったら、このゲートの向こう、先ほどの通路より線路側にもう1本の通路があった。そういえば前回も階段を上がってその通路を通ったのだったと勘違いに気付く。
その通路では東京タワーも見える。
前回も見えていたものの、ここは品川でこの公園はJRの線路に平行した南北の細長い敷地。いってみれば海沿い立地なので、その延長線上に東京タワーが見えるのが不思議。
でも地図で確認するとこのような位置関係だった。
東京タワーはもっと内陸寄りにあるとイメージしていてちょっと意外。しかし考えてみれば東京タワーから浜松町の駅まで徒歩で行ける距離だから、別におかしくはないか。品川区や港区なんてホームグラウンドのはずなのに地理的な把握はいい加減だと反省。
まだ咲いていたツツジに寄り道。
通路を真っ直ぐ進んで、
突き当たりを右に曲がると、
バラ園に到着。
予想通りにいい感じで咲いている。
花数は前回の秋バラの5倍はある。
アーチは上の写真のも含めて4基。
こんなベンチにかかるハーフアーチも。
ツツジとバラのコラボ。
剣弁高芯(けんべんこうしん)咲き。
弁とは花びらで、それが尖っているから剣弁。花の中心=芯がが高く盛り上がっていて高芯。ただしこれはあまり尖っておらず半剣弁高芯咲きかな。バラの花形の見極めはけっこう難しい。
子供の頃に最初にバラという花を認識したのは剣弁高芯咲き。つまりバラ=剣弁高芯咲きと脳に刷り込まれた。それは多くの人も同じようで「バラ イラスト」で画像検索するとほとんど剣弁高芯咲きがヒットする。だからあちこちのバラ園に行くようになっても、昔は剣弁高芯咲き以外は「え〜こんなのバラじゃない」との気持ちだった。
でも最近はこんなカップ咲きも好き。
こちらはロゼット咲き。
ゴージャスな咲き方のバラ。嫌いじゃないものの、いまだにバラという感じがしない。この写真だけを見せられたら何の花か迷う。もちろんバラ園では周りがすべてバラなので、自ずとこれもバラだと認識できるとしても。
そのロゼット(rosette)の元々の意味はフランス語でバラのroseに、小さいを意味する接尾辞であるetteが付いた言葉。イタリア語ならrosaプラスettaでロゼッタ(rosetta)。葉巻のシガー(cigare)にetteがついてタバコのシガレット(cigarette)となり、カセットボンベやカセットテープのカセットは箱のcasse(英語でならケース)にetteがついた小箱のcassetteが語源。日本語なら石に「ころ」をつけて「石ころ」と表現するような使い方。
そうするとロゼット咲きは直訳すると「バラ咲き」となってバラの花の形の名前としては意味をなさない。しかし元々は小さなバラであったロゼットは、やがて円形に放射状に広がる「バラのような模様や形状」に意味が独立していき、タンポポのような地面に放射状に広がる葉を「ロゼット葉」と呼んだりもする。そして最終的にバラから離れて「円形に重なりあった花びらの構造」を示す言葉になる。シガレットと聞いていちいち葉巻を思い出さないのと同じ。英語でもバラのロゼッタ咲きは rosette bloom や rosette form である。
ーーー続く
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│お花畑探訪





































