*チューリップ

2022年12月18日

2023年シーズンのチューリップは1回お休み

5月の中頃に枯れたチューリップを抜いたままベランダに放置してあるプランター。例年なら11月の終わりには2023年に向けての植え付けが終わっているのに。

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2010年2月に鉢植えのまだツボミのチューリップを買ってきて、それが咲いたのがなぜかやたら嬉しくて、2011年シーズンからずっと続けてきたチューリップ・ガーデニング。思うところあって2023年シーズンは植えないことにした。

思うところあってと書いたものの、特に理由はなく、とりあえず1回やめてみるかと思っただけの話。あえていえばちょっとマンネリ化してきたという気持ちが、心のどこかにあったのかも知れない。

代わりに何かを育てようとは考えているが、今のところ具体的な計画はなし。ひょっとして春が来てチューリップが恋しくなったら鉢植えで買ってきたりして(^^ゞ

一応ご報告までm(_ _)m



なお過去の記事のうち、ベランダで育てていたチューリップに関しては

   パソコン:画面左側の「カテゴリ別アーカイブ」の「ベランダ・ガーデニング」
   の下にある「チューリップ」をクリックすれば表示される。

   スマホ:下のほうまでスクロールして「カテゴリーアーカイブ」をタップして、
   パソコンと同じく「ベランダ・ガーデニング」の下にある「チューリップ」
   をタップ。

またパソコンなら画面左の「記事検索」、スマホでは「カテゴリーアーカイブ」の2つ下の検索窓に「チューリップ」と入れて検索すると、ベランダのチューリップについて書いた記事以外に、チューリップ畑を訪れたものなど、記事の中にチューリップの単語が含まれるものがすべて表示される。

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2022年07月20日

2022年チューリップ総集編その4 定点時系列観察

定点で観察するのは必然的に何度も観察するわけだから、定点時系列観察というのは言葉的には意味がダブっているかも知れない。まあそれはともかく、チューリップがそこそこ大きくなってきたら、プランターの置いてある範囲全体を写真に撮って記録する習慣がついている。それによって特に何かを発見したことはないが。


それでは毎度お馴染みのフォーマットで。
基本的に1週間毎の土曜か日曜に撮影している。
なお今シーズンの初発芽は1月27日

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一番賑やかなのは4月9日と16日の写真。花の開き具合がかなり違うのは、おそらく16日が曇っていたせいだろう。とにかくこの2日を挟んだ期間が今年のピークだった。これは昨年より1週間遅い。それは2月の平均気温が昨年の8.5度と較べて5.2度と低かったのが影響しているように思う。

ベランダは細長いので、横方向から全体を捉えることができない(カメラ位置を引くことができないから)。それでこれは4月12日に室内から窓ガラス越しに撮った写真。今年はたくさん咲いたから、よっぽどうれしかったんだろう(^^ゞ
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今シーズンの特記事項は2017年シーズンに初めて現れ、それ以降も毎年発生していたアブラムシが出なかったこと。
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ちなみにベランダに並んでいるシルバーの物体は、光りを嫌うとされるアブラムシ対策としてペットボトルにアルミ箔を巻き付けたもの。ただし2019年シーズンから置き始めて、それでもアブラムシは現れ続けたたから効果はあまりない。多少アブラムシの数は減少したものの、それがアルミ箔によるものなのかは不明。

今年アブラムシが出なかったのは、おそらくアブラムシ殺虫剤入りの液体肥料を使ったから。肥料を撒いたのは2回程度だったのに効果は抜群。もっともたまたま今年はアブラムシが寄ってこなかった可能性もあり、何年か続けてみないと断定はできないけれど。
ハイポネックス原液 殺虫剤入り


話は変わるが、毎年こんな模様入りの葉ができるのに、
成長するにつれていつの間にか模様が消えるのが不思議。
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これは5月19日に撮った最後の写真。
まさに「ツワモノどもが夢の後」。
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2022年シーズンのチューリップ日記は今回にて終了。
またあっという間に2023年シーズンの植え付け時期がやってくる。

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2022年07月11日

2022年チューリップ総集編その3 ヘンタイ・ガーデニング(^^ゞ

花なんてものはキレイな姿を愛でたり写真に撮ったりするもの。私もあちこちのガーデンに出かけたときはそうしている。というか人間の脳は見たいものしか見ないので傷んだ花はあまり目に入らない。正確にいうなら脳が認識から除外する。

なんだけれど自宅で球根から栽培すると、芽が出たときから朽ち果てるまでを見届けてやろうという気になるから不思議。愛着とは別に、意外と形が面白かったり新たな発見があったりする。チューリップを育てている人は多いから、チューリップについて書かれたブログなどもたくさんあるだろうが、盛りの過ぎた花の姿をこんなにたくさん載せているのは他にないはずと、まったく無駄な自負を持っている(^^ゞ


さてチューリップ・ヘンタイの基本はやはり雄しべ雌しべかな。
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変態観察を続けて得た知識を紹介。チューリップの雌しべは3方向に分かれたものと、もっと複雑なヒダになっているものがある。
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これは3方向タイプだけれど、少し波打っている。
また黄色の雌しべは割と珍しい。
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3方向タイプで、それぞれが離れたタイプもある。
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そんなことを頭の片隅にでも置きながら、
雄しべ雌しべのカワイイ姿を眺めて、ヘンタイ初級者コースを楽しんでちょうだい。
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さてチューリップの花は日が当たると開いて、日が沈むと閉じる。この写真はツボミではなく、この日は雨で日差しが弱く、かなり満開になってきたチューリップが日中でも花を開かなかった姿。
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花が開くのは虫を誘い込んで受粉するためだろう。でもこれは欲張って開きすぎ! 隣の赤や黄色のチューリップ見較べて欲しい。白いチューリップはたいていこうなるが、他の色は特に濃淡での傾向がなく品種によるのだと思っている。
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上の状態にまで開いたチューリップも、日が暮れればある程度は閉じるというかスボむ。しかし、このように花びらが細くなるともう開きぱなしで、後は花びらが落ちるだけ。
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とにかくこの開ききったチューリップはとてもブサイク。一般的にはそうなる前に花がら摘み(痛んだ花を切り取ること)をするのだろうが、何となくそれもかわいそうな気がしてできない。まあその後のもっと朽ちていく姿を楽しむヘンタイ趣味も影響しているが。しかしヘンタイを自負していてもこの姿は苦手(>_<)
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赤いチューリップはガバーッと開くのではなく、
花びらが丸まっていくことも多い。
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そして徐々に巻きが強くなる。
花としては盛りを過ぎているのに、まったく色艶が衰えていないのがスゴイ。
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最後はチューリップとはまったく別物の花に。まるで分厚い唇みたい。
めでたく今シーズンのブサカワ大賞に決定。いや、これはこれで美しいかも。
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先ほどの雄しべ雌しべが剥き出しになったのと違って、まだ花びらが多く残っている状態のものを。この1枚か2枚の花びらが垂れ下がって、他のものがまだ立っている姿にけっこうソソられる(^^ゞ
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花びら&雄しべ雌しべシリーズあれこれ。
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こういう朽ちていく変化に興味が出ればヘンタイ中級者の仲間入り(^^ゞ
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雄しべについている花粉の色が変わるなんてことにも気づくようになる。
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これは今シーズンのオモシロ写真の上位2選。
2枚目はちびまる子ちゃんの花輪クンを連想しない?
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さて多くのチューリップは花びらが閉じなくなって、やがて散る。
つまり花びらを落とす。
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しかし散らずに、花びらがクシュクシュと縮むものもある。これがなかなかに風情を醸し出す姿で、それゆえになかなかプランターを片付けられない。
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同じ花での移り変わり。
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次の4枚の写真はけっこう生々しく撮れているから、もしパソコンでこのブログを読んでいるならクリックして拡大して欲しい。そしてその姿にゾクッとするものを感じたら、もうあなたもすっかりチューリップ・ヘンタイ上級者!
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2022年07月04日

2022年チューリップ総集編その2 答え合わせ

今シーズンは200球を植えて171本が咲き、開花率がメデタク90%に達したことは以前に書いた。答え合わせというのは、どの品種が咲いてどの品種が咲かなかったかの確認。

過去2シーズンの記録は

 2021年シーズン 21品種を植えて咲いたのが19品種、咲かなかったのが2品種
 2020年シーズン 24品種を植えて咲いたのが21品種、咲かなかったのが3品種

ただしこれはたくさん植えた中で1輪でも花が開けば咲いたとカウントしているし、商品カタログとかなり違った花が咲いても不問としている。上記の咲かなかった品種の割合は9.5%と12.5%で、2シーズンを通算すれば約11%。つまりチューリップの球根を10品種買えば、そのうちの1つは咲かない計算。他の花を育てたことがあまりないが、そんなものなのかなあ。かなり比率が高い気がするけれど。

さて今シーズンは

  21品種を植えて咲いたのが18品種、咲かなかったのが3品種

だった。比率は14.3%になる。開花率はよかったのに、ちょっとハラタツ(^^ゞ

以下は答え合わせの詳細。


1

単色のチューリップは1色1品種でカウントしている。
赤・白・黄色と紫は咲いたが、なぜかピンクが咲かず。単色は何度も植えていて咲かない色なんてなかったのに。微妙にショック。
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2

この国華園(球根販売会社)のみかんブレンドという商品は、以前にオレンジブレンドの名前で売られていた。オレンジの時はきれいな花を咲かせていたのに、みかんに名前が変わってから花姿がショボくなり、また開花率も下がった。それから敬遠していたのだがオレンジ色のチューリップが好きなので久しぶりに購入。

それで咲くには咲いたが、背が低くてパッとしない姿。また20球のうち咲いたのは10球未満でやはり開花率が低い。なおいろいろな品種をミックスしたブレンドとなっているが、咲いたのはすべて同じ品種。
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一口で言えばこの商品は品質が悪い。しかしそれを知っていても、オレンジ色のチューリップってあまり売っていないのが困ったところ。



3

カタログと較べるとずいぶんと赤が鮮やか。これはこれでキレイだが、赤いのは他にも植えているから、カタログのようなダークな赤が咲いて欲しかった。
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4

これもカタログとは色味と白い部分の割合がすいずんと違う。
また咲き進むにつれて、白い部分がほとんどなくなってしまう。
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5

これはカタログ通りの花姿。
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ブリスベンという品種。カタログと較べて、花びらとフリンジ(先端のトゲトゲ)のコントラストがかなり低い。カタログだとくっきりした2色なのに、実際はグラデーションといった感じだった。
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7

この4品種ではプリティプリンセスが咲いていない(>_<)

フォクシーフォックストロットは咲いたものの数輪のみ。
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クイーンズランドはカタログと相当に色が違う。
それとこの品種はとても背が低かった。まるで三頭身(^^ゞ
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シンフォニーはカタログと較べて、白とピンクの面積比率が逆だったが、ベランダで咲いた比率のほうが好みかな。
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8

ダブルシュガーは八重咲きには違いないが、
カタログより花びらが少なく、あまり八重咲き感がなかった。
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チャーミングビューティーは咲かず(>_<)


ハッピーアップスターは黄色が強い花だった。
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アイスクリームは過去に2回買って2回とも咲いていない。
3度目の正直となる今回は6球のうち4つがツボんで、うち2つが咲いた。
カタログのようなまさにアイスクリームみたいな花を見たかったのであるが、実際に咲いたのはまったく違うイメージでガッカリ。これではただの八重咲きの白(/o\)

またかなり背丈の低い品種で、他の株に遮られて日当たりが悪かったのかも知れない。私はもう買わないけれど、これから試してみるなら、他のチューリップと一緒にしないで独立したプランターを用意したほうがベター。
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9

これはカタログ通り。
色は個性のある赤で形もユリ咲きでキュート。ツボミの時から存在感があって楽しめる。これからもリピートすると思う。
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10

カタログと違って単色。これは以前もそうだったので想定内。不正表示はケシカランが、みかんブレンドのオレンジ色があまり咲かないのを補ってくれたので、そこそこ満足している。
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11

黄色の色合いも。白との比率もカタログとはずいぶんと違う。また白系チューリップあるあるで、少し日が当たるとガバーッと開いてしまい、朝早くしかキレイな姿を見られない。
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というわけで咲かなかったのは

  単色のピンク
  プリティプリンセス
  チャーミングビューティー

の3品種。それらの球根数は10球+6球+6球で22球。咲かなかった合計数は29球で、少なくともみかんブレンドだけで10球ほど咲いていないから計算が合わない。まっイイカ細かいことは。

ところで今シーズンの開花率は90%だったが、発芽率は100%近い数字だと思う。結果としてプランターはかなり密な状態になった。それで背の低い株あるいは後から育ってきた株の日当たりが悪そうなことが気がかりに。球根を植えるときに花の色バランスは多少考慮して配置しているが、それよりも背丈を優先すべきというのが今回の教訓。次の植え付けまで覚えていますように(^^ゞ

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2022年06月29日

2022年チューリップ総集編その1 キレイドコロ

今シーズンはめでたく開花率90%を記録したチューリップ。朽ち枯れていく姿も愛でながら5月19日にプランターを片付けた。開花中はもちろん毎朝ベランダに出てチューリップを眺め写真もたくさん撮る。ただそれが日常のこととなるので意外とブログには書かないもの。読み返してみると4月7日にほぼ満開になった時点が最後だった。


せっかくキレイに咲いたのだから見て見て見てと、総集編の第1回はキレイドコロの写真を中心に。まあ親バカ写真みたいなもので、単にカラフルなショットを集めただけであるが。

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狭いベランダにたくさんの株を植えているので、チューリプを一輪だけ他の花と被らないように撮るのはなかなか難しい。次はそんな中でそれなりに撮れているものを11枚。21品種を植えたからアップは半分ほどの計算。

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賑やかなのをもう少し。

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2022年05月20日

祝! 2022年チューリップ開花率90%

チューリップの花は満開が過ぎると、
このように花びらが落ち始め、やがて雄しべ雌しべだけの姿になる。
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普通は写真の上の状態になる前に、花がらを摘むといって茎から折ってしまうもの。でも私は散りゆくチューリップを眺めるというヘンタイ趣味があるのそんなことはしない。それどころか写真の下の状態になっても、他のキレイに咲いているチューリップの撮影の邪魔にならない限り残している。


それでも徐々にプランターから取り除く茎は増えるもので、これは4月12日に最初の花がら摘みをした写真。今年の満開のピークは4月10日の週で、満開になるとは最初に咲いた花が朽ち始めることでもある。
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3日後の4月15日にはこれだけに増えている。
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そしてこれが2022年チューリップの総花がら。
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何本あるか、つまりどれだけ咲いたかを確認するために並べる。
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上は20本、下は10本の束にまとめてある。そして一番下に1本。
ということで
 
  20本 × 6束 + 100本 × 5束 + 1本 = 171本。

植え付けた球根は200球だから

  200球 ÷ 171本 = 開花率90%

めでたく過去最高となる90%を達成!

今までの記録は

   2010年 100% ただし4つのツボミをつけている鉢植えを買ったので参考値
   2011年 80% ただし数えてはいないので印象値
   2012年 80% ただし数えてはいないので印象値
   2013年 80% ただし数えてはいないので印象値
   2014年 79%
   2015年 23%
   2016年 57%
   2017年 74%
   2018年 58%
   2019年 48% 球根を減らしたので見かけの開花率は34%
   2020年 74%
   2021年 75% 
   2022年 90% \(^o^)/ \(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

とりあえずメデタイが、毎年育て方はほとんど同じなので、何がこの開花率に結びついたのかはよく分からず。天候気温は年によって多少は違うものの、それよりも球根の品質が年によってバラついているのではないかと思っている。


現在のプランターはこんな状態。
そろそろ片付けないと。
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ところで茎を束に整理しているときに不思議なものを見つけた。
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チューリップは1つの茎に1つの花を咲かせるもの。しかしこれは花が咲いた後の雄しべ雌しべの他に2つのツボミの残骸が残っている。こんなのは初めて見た。一種の奇形だろうか。


枯れたチューリップの写真ばかりになってしまったので、
満開のときの1枚を。
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2022年04月07日

満開\(^o^)/ ところにより不作(/o\) なチューリップ

4月1日にベランダのチューリップが、
そろそろ賑やかになってきたことを書いた。

初開花の3月26日。
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6日後の4月1日。
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そしてさらに6日経った本日4月7日の様子。
めでたく満開!
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と喜びたいところであるが、
奥に植えたチューリップと手前とではちょっと成長に差がある。
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最も不作な部分を真上から。
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もちろん品種によって開花時期は違うとしても、全体的にここまで差が出たことは今までなかったように思う。ベランダの場所によって日当たりが違うのもいつものことだし。未だツボミすらない株も多いけれど、まあ気長に待つこととしよう。


それ以外に今年の特徴はなぜか香りが強いこと。チューリップはほとんど匂いのしない花。しかし今年はベランダに出るとかすかに花の香りを感じる。別にいい匂いじゃないがヘンな匂いでもない。どれか香りのある品種でも植えたかと個別にクンクンしてみたが、ひとつひとつの花単独では特に感じられず。今のところナゾ

また茎が倒れてしまうのは毎年悩みの種だが、今年は倒れたり傾いたりするものが多い。茎を反対側に曲げてみたり(あまり無理にすると折れる)、茎の根本の土を押したりして角度を変えて対処しているがなかなか戻らない。しかし、たまに上手くいくと嬉しいから、これもチューリップ栽培の楽しみのひとつかも。
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写真を何枚か。
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♪♪並んだ 並んだ 赤 白 黄色(^_^)
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2022年04月01日

だんだんと賑やかになってきたベランダのチューリップ

3月26日に最初のチューリップが開花したときの写真がこれ。
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上の写真だと拡大しないと、どれが咲いているのか分からないくらいだが、
翌3月27日になるとさらに3つ開花。
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そして賑わいだしてきた3月30日。
毎朝、無駄に早起きする気持ちが分かるでしょ(^^ゞ
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初開花したときに花のサイズが小さくて気になっていた黄色のチューリップ。しかし4日経って大きくなってきた。写真センターの少し斜めになっているのがそれ。その下は開花2日目のもの。チューリップの花は咲いてからも成長することを忘れていた。
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ツボミのときにこれは単色ではないと思っていたのは、たぶんアプリコット・ビューティーという品種。今のところまだ単色だが、そのうち模様が現れてくるはず。
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紫も顔をのぞかせだした。
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これが4月1日。
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本日は4月になったというのに最低気温が3.9度と真冬の寒さ。また朝は雨も降っていて日差しは弱かった。チューリップの花は基本的に日中は開いて夜になると閉じる。


でもこんな天候だと閉じたまま。
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ちなみに開くときは花びらの内側が伸びて開く。逆に閉じるときは花びらの外側が伸びる。この開閉で伸びるを繰り返すから、チューリップは花がだんだんと大きくなる。


こちらの黄色はフォクシー・フォックストロット
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とりあえず赤・白・黄色と揃って咲いてくれてうれしい。
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では斉唱ください(^^ゞ

  ♫ どの花見てもキレイだな〜

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2022年03月26日

つぼみだした〜1つ咲いたチューリップ2022

初発芽したのは1月27日
その時に、

  今年は少し寒い気もするが、初発芽はだいたい例年通りのペース。
  ということは最初のツボミができるのが3月15日前後で、初開花は3月20日頃と予想。

と書いた。

しかし2月の平均気温が昨年の8.5度に対して5.2度と、かなり冷え込んだので成長は遅れ気味に。それでも3月になって急激に気温が上昇した日もあったせいか、現在のところ当初予想の1週間遅れといったところ。


これは3月20日の写真。
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品種によって大きさに差があるものの全体的に勢いが出てきた。
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間隔の開いているところは発芽していない。
1つの球根が2つ芽を出したりするので(育つのは1つだけ)発芽率を捉えるのは難しいが、だいたい10球根ほど発芽していない。植えたのは200球だから推定発芽率は95%と上出来。
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そして最初のツボミを確認。
というわけで今シーズンの初ツボミ日は3月20日。
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5日後、すなわち昨日である3月25日の様子。
少しツボミが増えている。
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黄色と赤。
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これは単色ではない品種だろう。
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フリンジ咲き(花びらの先端がキザギザ)のツボミ。
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開花するのは週明けと思っていたら、
本日にメデタク黄色チューリップが開花\(^o^)/
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まあこれで開花なのか、ツボミが膨らんできたのか微妙なところである。
でも本日を今シーズンの開花日に認定。
ちなみに昨年は3月16日だったから、10日遅れということになる。
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ただし花がずいぶんと小さい。
それと朝に見たときには茎がまっすぐだったのに、撮影した午後2時には少し傾いているのも気になる。小さい花にもかかわらずに。


一般にチューリップは寒い冬を越したほうが生育によいとされる。1月と2月の平均気温を足して2で割った「冬がどれだけ寒かったか簡易平均気温」の値を見ると、今シーズンは5.05度で、栽培を始めた過去12年間でトップタイの寒さ。ただし同じ5.05度だった2018年シーズンの開花率は58%とワースト3に入る低さなのである。だから「チューリップは寒い冬を好む説」はあまり信用していない。

3年前と4年前は48%と58%という悲惨な開花率で心が折れた(/o\) ここ2年は75%前後に持ち直したが、今シーズンは何とか80%台に乗って欲しいところ。

さて、
チューリップの開花を見るために、
無駄に早起きな日々が始まるかな(^^ゞ

wassho at 19:09|PermalinkComments(0)

2022年01月27日

2022シーズンのチューリップが初発芽

もうそろそろかなと思いベランダに出てみたら、
めでたく初発芽していた。
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この大きさだと芽が出たのは2日ほど前だろう。
でも発見した日を初発芽日としているから、今シーズンは1月27日に認定。


こちらは、この写真だと分からないが、
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近寄ってみるとこの通り。
こちらは間違いなく今朝の発芽。
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今年は少し寒い気もするが、初発芽はだいたい例年通りのペース。
ということは最初のツボミができるのが3月15日前後で、初開花は3月20日頃と予想。

wassho at 20:15|PermalinkComments(0)

2021年12月13日

ベランダに妖怪が棲んでいる?

先日に書いた2022シーズンのチューリップの植え付けの件。

今年は日本で一番配送の遅い国華園が、催促をしていないのに球根を送ってくるという前代未聞の出来事と、もうひとつ摩訶不思議な現象が発生したということを書いた。今回は後者のお話。
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それはなぜか土が減っていたということ。
昨年に使っていた土をプランターから取り出し、新しい土を加えてプランターに戻したら、すべての土が入ってしまったのだ w(゜o゜)w


順に説明すると

使っているプランターは幅60センチの60型と言われるタイプが8個。これは1つにつき14リッターの容量がある。だから合計112リッターの土が入る。

ただし植え付けるときはすり切り1杯まで土を入れるが、水やりでこぼれたり球根を抜くときに土も一緒に出てしまう。だから今年の作業をする前に、土はプランターの上から2センチほど下がったところまでしか入っていなかった。それを考慮に入れて計算すると100リッターの土が残っていたことになる。

植え付けの準備として、まずその昨シーズンの土をフルイにかけて5ミリ程度の小石と、それ以外の半分砂のような状態の土とに分けた。

その5ミリ程度の小石と、フレッシュな培養土と腐葉土を1:1:1の割合で混ぜた。これが球根の下側に敷く土。球根の上側には半分砂のような状態の土をそのまま使い回す。

1:1:1の割合で混ぜた土を22リッター入りバケツに満杯で2杯作った。だから新たに投入した土は44リッター×2/3=30リッターである。


  100リッターの古い土と、新しい土30リッターの合計は130リッター。
  プランターの容量は112リッター。

だから18リッターが余るはずなのに、すべてがプランターに入ってしまった。どちらかといえば微妙に足らなかったくらいである。18リッターといえば大きなペットボトル9本分。かなりの量なのに。


補足すると

60型プランターに植えられなかった余った球根を丸形プランターに植えたが、昨年も同じことをしているので計算式からは外した。

実際は鉢底石を敷くから60型プランターに14リッターの土は入らない。しかし鉢底石もネット入りの同じものを使い回しているので、計算から除外してもリッター数値はともかく、土が余るという結論は同じになる。

それに球根の体積を計算に入れていないから、上記の計算よりさらに土は余るはずである。


まあとにかく絶対に余るはずの土が、きれいさっぱりと全部プランターに入ってしまってビックリである。いったい18リッターもの土はどこに消えてしまったのだろう。

実は古い土をプランターから取り出してフルイにかける作業は、暇を見つけながら何日かに分けて行った。したがって植え付け作業の最終日まではゴミ袋に取り分けた土をベランダに放置の状態。

その間に妖怪「土食い」に食べられたとしか説明が付かないのだけれどーーー

妖怪


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2021年12月03日

2022シーズン チューリップの植え付け

前代未聞の出来事が起きた。

いつも球根を購入している国華園は日本一配送が遅い会社〜9月に発注しても11月半ばを過ぎても商品は届かず〜でも問い合わせのメールを入れると3日ほどで送られてくる〜だからその特性を理解していれば球根を自宅で長く保管せずに済んで便利ーーー

ということを毎年のように書いてきた。
しかし今年は何と!催促もしていないのに11月中旬に球根が届いた!!!
どうしたのだ国華園、何があった? 心を入れ替えたのか?

あまりの驚きに、いつもは行わない検品をしたくらいである(^^ゞ



さてチューリップの植え付け作業は、時間を見つけて少しずつ進め本日に完了した。
手順はだいたいいつも通り。

1)
球根を掘り起こしたまま放置してあったプランターの土をフルイにかけて、5ミリ程度の小さな石や粒と、それ以外に分ける。

2)
新しい培養土、新しい腐葉土、そしてフルイにかけたというかフルイに残った5ミリ程度の小さな石や粒を1:1:1の割合で混ぜる。昨シーズンは5:4:3だった。少し水はけを悪く感じたのが培養土の割合を少なくした理由。

いつも書いているが、なぜかこのマゼマゼが大好き(^^ゞ

3)
プランターに敷いた鉢底石が隠れる程度まで上記の土を薄く入れる。そして緩効性の化成肥料を撒く。昨年に初めて使った緩効性肥料は球根の下に入れるのか上なのかで迷ったが、今年は上下のダブルで入れることにした。特に理由はなく単なる思いつき。ただし使っている分量はごく僅かである。

4)
先ほどの土をプランターの半分くらいまで入れる。

5)
そして球根の配置。
長方形のプランターに8球・7球・8球の3列で23球。8プランターで184球になる。購入したのは188球だから、余った4球は別の丸形プランターに。

ところが今年は20球入りで買った3種類の球根に予備球が1つずつ入っていた。予備球なんてサービスは今までなかった。やはり国華園では何かが起こっている?
IMG_0853

ただし3つの予備球のうち1つは傷んでいて使えず。そのための予備球ではあるけれど、何となく損した気分。
IMG_0848

ということで188+3-1-184=6球を丸形プランターに植えることになった。つまり2022年シーズンの総植え付け数は190球。


6)
並べた球根の上に、フルイにかけた小さな石や粒じゃないほうの土を入れていく。石や粒を取り除いているから砂に近いような状態である。この土は100%昨年からの使い回しでフレッシュな土は入っていない。でも根は球根の下に伸びるのだから、球根の上はどうでもいいんじゃないかという判断(正しいかどうかは知らない)。

ただ土というのはだんだんと酸性になっていくらしい。そしてチューリップが好むのはアルカリ性の土壌。それはマズいわけである。しかし私は水やりに風呂の残り湯(もちろん冷めた状態で)をよく利用している。そしてセスキを入浴剤として使っている。セスキはアルカリ性だから、それでバランスが取れるのではと勝手な理屈。

7)
上記の土をプランターの上から1センチほどまで入れ、そこに少量の緩効性肥料をまた薄く撒く。先ほどの「根は球根の下に伸びる」と矛盾するが、これは肥料の成分がゆっくりと下に染み出ていくのを期待してのこと。

8)
通常は1〜2センチほどのウォータースペースを設けるのがセオリーだが(水やりで水が溢れないため)、少しでも土の深さを稼ぐためプランターの高さギリギリまで土を入れるのが私の流儀。だから水やりは時間が掛かる(^^ゞ


土を被せた写真じゃつまらないので、プランターに球根を並べたところを。
たくさん咲いてくれますように。
IMG_0851

IMG_0852


ところで国華園が催促もしていないのに商品を送ってくるという前代未聞の出来事については冒頭で書いた。実はもうひとつ、理屈では説明できない摩訶不思議な現象が発生した。今シーズンは何かとハプニングが起きるのかも。

摩訶不思議な件については、いずれまた。

wassho at 21:37|PermalinkComments(0)

2021年09月27日

2022年シーズンのチューリップ球根を発注

懲りもせずまたチューリップを植えることに。
今シーズンで13年目になる。


どんな品種を買うか・組み合わせるかの球根選びは、楽しいようで意外と面倒でもある。それで過去には横着をして、ベーシックな品種ばかりを選んだり、逆にほとんど変わり種の品種だけで揃えたこともあった。花が咲いてみると前者はちょっと物足りなく、後者ではチューリップが咲いたという感じがあまりしなかった(/o\)

昨シーズンは

  基本の単色5色セット75球
  5品種詰め合わせ30球を3種類
  1つだけ単品で20球

という内容。つまりほとんど自分で選んでいない(^^ゞ
詰め合わせセットはバラエティ感が出るように組み合わされているから、これを買うのが間違いがなくてかつ楽な方法である。しかし今年は少し自分の考えを盛り込んで選んでみようかと。


  チューリップ 球根 大球 5色50球セット (各10球) 1290円
  これはベースとしてほぼ毎回購入している。
1


  みかんブレンド (無選別) 20球 690円
2

オレンジのチューリップが好きなので、ほぼ毎回選ぶのであるが、なぜかオレンジ色はどの品種も開花率が低くてあまり咲かない。あるいはオレンジと書かれていたのに赤に近い品種のこともあった。

この「みかんブレンド」は以前に「オレンジブレンド」という名前で売られており、キレイなオレンジ色のチューリップが咲いた。しかし「みかんブレンド」になってから購入した時にほとんど咲かなかったので、それ以来敬遠してきた商品。

しかしオレンジ単色の品種は他にないので再チャレンジすることに。カタログに黄&橙と書かれているのが不安材料だが。7〜8株でいいからオレンジ色のチューリップが咲いてくれることを願う。



さてチューリップの変わり咲きには八重咲き、ユリ咲き、パーロット咲き、フリンジ咲きなどがある。どれも魅力的ではあるものの、私が一番好きなのは花びらの周辺がトゲトゲになるフリンジ咲き。フリンジとは縁(ふち)というのが基本的な意味。

そして今回はフリンジ品種を単品で4つ選んだ。

  ベルサーチ 6球 390円
3


  スイーツパラダイス 6球 390円
4


  ハワイ 6球 390円
5


  ブリスベン 6球 490円
  これは八重咲きでもある。
6


そろそろ選ぶのも面倒になってきたので(^^ゞ 詰め合わせセットを。

  人気バルブオブザイヤーセット 4種24球 (各6球) 1390円
7

このセットにはクイーンズランドというフリンジ咲きが入っている。
だから今シーズンのフリンジ品種は合計5つになる。たぶんこれまでで最も多い。


  人気八重咲セット 4種24球 (各6球) 1790円
8

この中のアイスクリームという品種を、以前に植えたことがあるが咲かなかった(発芽したかどうかも不明)。過去の失敗品種は避けるようにしているが、このユニークな花の形を是非見てみたくてリベンジすることにした。


再び単品で、

  プリティラブ 20球 890円
  これはユリ咲きの品種。鮮やかさに期待。
9


  アプリコットビューティ 20球 890円
10

この品種は杏(あんず・アプリコット)色なので、「みかんブレンド」が不作だった時の保険の意味も兼ねて選んだ。昨シーズン(今年の春)に咲いたのはこんな感じ


  スイートライト 6球  490円
11


合計188球で9190円、別途送料が900円かかって合計1万90円。

メインの縦長プランターに植えられるのは8球・7球・8球の3列で23球だから、
8プランターで184球。余る4球は別の丸プランターに植えることになる。

発注日は昨日の9月26日で、購入先は日本一配送が遅い国華園。どうせいつものように11月下旬になっても送られてこず、問い合わせをすると3日後に届くというパターンになると思う。ある意味わかりやすく使い勝手のいいお店。ちなみに今年からホームページにはこんな表示が書かれていた。
100

「場合がある」ではなく「必ず」だし
「1ヶ月以上」ではなく「2ヶ月近く」でしょ(^^ゞ


とりあえず楽しみに待つとしよう。

wassho at 23:05|PermalinkComments(0)

2021年07月10日

チューリップ総集編 2021 その4

総集編「その3」を書いたのが6月1日。その時はあと3回は書く予定で(ネタを考え済みで)、だから文末に「ーーー不定期に続く」と記した。それなのに1ヶ月が経った今、何を書くつもりだったのかまったく思い出せない(/o\)

まあ、どうせたいしたことを書くわけじゃないからと気を取り直し(^^ゞ 、前回はチューリップが朽ちていく姿の写真だったので、今回はカッコよく撮れた写真にしようかと。

しかし今シーズンに撮った写真を見返して、コレといった写真がないことに気づくーーー

その理由として考えられるのは

  (1)私の撮影テクニック不足というか、いい構図を見つられない感性の鈍さ。

  (2)今シーズンだと188球を植えていて、それはベランダ・ガーデニングとしては
     数が多い部類だとは思うが、所詮は188球に過ぎず開花数は141で、これぞと
     いう姿形のチューリップが出現するには数が少なすぎる。

客観的に考えて原因は(2)だと思っているが、じゃあ今まで大規模なチューリップ園に行った時に、どれだけカッコイイ写真を撮れたかと自問すると(1)も相当に占めていると認めざるを得ないのがツラいところ。



さて、
たいした写真はないのだから、もったいを付けずに今シーズンのナンバー1から。題して「あまりチューリップに見えないし、盛りを少し過ぎて花びらも開きすぎているけれど、光の当たり方の偶然で、何となくミステリアスな雰囲気に撮れたで賞」とでもしておこうか。
11DSCF2808



後はごく平凡な写真。
12DSCF1941

13DSCF2930

14DSCF2925


黄色と赤はよく似合う。
21DSCF3083


黄色とオレンジもいい感じ。
22DSCF3613


でも黄色とピンクの組み合わせはイマイチかな。
23DSCF3617


これは写真的にまったくまとまりがないのであるが、ベランダ・チューリップの雰囲気をよく捉えていると自分では気に入っている1枚。同好の士ならわかってくれるかも知れない。
32DSCF3578



花を撮る時にいつも悩むのは背景をボカすべきか、そうでないかということ。ブログ本文の画面で小さくなっている写真では差が出ないので、クリックなどで拡大して見較べて欲しい。上が背景のボケが大きい写真で、下が小さい写真。
1DSCF2957

2DSCF2958

カメラのレンズには「絞り」という、まさに口径を絞る装置が備わっている。それは光量を調節する機能であると同時に、ピントが合う前後の範囲を操作する役割も果たしている。絞りを開くとピントの合う範囲が狭くなり、被写体前後のボケが大きくなる。反対に絞りを絞るとピントの合う範囲が広くなり、被写体前後のボケは小さくなる。
1絞り

2絞り

どうしてそうなるのかの説明は難しいから省略するが、遠くを見る時に目を細めることがあるのは、目というレンズの絞りを絞ってボケを少なくする=よりくっきりと見るため本能的に行っている動作である。



チューリップは逆光が映える花だと思っている。光が花びらから透けていれば、適当に撮った写真でもそこそこサマになる。ただし逆光による効果が強力すぎて、比較すると逆光でない写真がつまらなく見えてしまう嫌いもあるが。
11DSCF3138

12DSCF3050

14DSCF3049


逆光じゃなくても「色の白いは七難隠す」と同じように、
光線が強ければ写真も生き生きしてくるもの。
21DSCF3054

22DSCF3059


こんな明と暗の境目も好き。
23DSCF3057


朽ちていく姿も光があればより美し。
31DSCF4275

32DSCF4303


逆光 of the year はこの写真。
41DSCF3139




今シーズンは珍しく室内から窓ガラス越しにも撮ってみた。1枚目の右下に少し反射が写り込んでいるものの思っていたよりクリアに撮れた。黙っていればわからないだろう。

より広い範囲を、あるいは密集的に撮れるのでうれしい。
1DSCF2997

2DSCF2986




改めて写真を眺めてみたが、やはりどこか物足りない。そこで今までに撮ったベランダ・チューリップで私がベストだと思っている1枚を。
2014DSC05033

これは2014年の撮影。これから咲こうとするチューリップの生命力と、背景の無機質なコンクリート打ちっぱなし壁との対比が気に入っている(知らなきゃそう見えないだろうが)。



もう夏になってチューリップの話をするのもミスマッチだし、6月1日に何を書こうとしていたのかを思い出さない限り、今シーズンの総集編はこれにておしまい。

wassho at 10:15|PermalinkComments(0)

2021年06月01日

チューリップ総集編 2021 その3

総集編その3は毎年恒例となった、おそらく他ではあまり見られないであろう、朽ちていくチューリップを愛でる特集。そんなものを見て何が楽しいとヘンタイ扱いされることもあって、それを否定はしないが、犬や猫のペットを最後まで看取ってあげるのと同じでしょと反論しておこう。


ところで、毎年チューリップを眺めてきて気づいたのは花の朽ちかたに2種類あること。

まず、すぐには散らずに、徐々に花びらが乾燥し変形していくパターン。この経過に味わいもあるし、たまにおもしろい形になるからヘンタイに目覚めたのだと思う(^^ゞ
11DSCF2825

12DSCF3010

13DSCF3467

13DSCF4207

15DSCF4209

16DSCF4206

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もうひとつは花びらが、まだそれなりに瑞々(みずみず)しい段階で、パラッと落ちてしまうパターン。
11DSCF3124

12DSCF3576


花びらがすぐに落ちるのは変形するパターンと較べるとつまらない。でも花びらの1枚だけが落ちたり下がったりして、雌しべ雄しべが覗いている状態になったのものは、神秘的な雰囲気がしてわりと好き。
DSCF3471

DSCF4196

DSCF4249




ついでに雌しべ雄しべのことも書くと、
このように雌しべが緑で、雄しべが黄色なのが一番多い。
1DSCF3037


色の薄い雌しべもある。
2DSCF2841


花びら・雌しべ・雄しべの色が全部揃うのは珍しい。おそらく黄色以外の色では揃わないと思う。※黄色い花びらのチューリップがすべてこうではない。
4DSCF2867


雌しべ雄しべの話じゃないけれど、花の奥に模様のあるチューリップもある。
5DSCF2413


雄しべは黄色が多いが黒っぽいものも。
6DSCF2412


真上から撮影の集合写真。
DSCF3073




朽ちていく様子を連続写真で。
雌しべの先端のツブツブにピントを合わせるのがけっこう難しい。※クリックで拡大して見てちょうだい。1枚目はちょっとピントが合っていない(/o\)
1DSCF3638

2DSCF3119

3DSCF3514

4DSCF3469

5DSCF3515

6DSCF4239




花びらが早く落ちてしまう朽ちかたはつまらないと先ほど書いたが、たまにはこんな変わった形になることもある。
DSCF3564

DSCF4238


それでもやはり変形パターンのほうがおもしろい。
最後の1枚を今シーズンの朽ちていく大賞に決定。
1DSCF4291

2DSCF4283

DSCF4242

DSCF4295




いずれにせよ最終的には雌しべ雄しべだけの姿になる。
DSCF3503


花びらがなくなったら切り取って、シーズンの最後に開花した本数を数えている。
DSCF3554


もしこんな光景を見てカワイイと思ったら、
あなたもヘンタイ・チューリッパーの素質あるかもよ(^^ゞ
DSCF4243



ーーー不定期に続く

wassho at 22:10|PermalinkComments(0)

2021年05月31日

チューリップ総集編 2021 その2

総集編その2は4月13日に書いた「2021年チューリップの答え合わせ」の修正。答え合わせとは購入した球根のうちどれが咲いた・咲かなかったかを判別する意味で使っている。


アンジェリケという品種について、その時の写真とコメントをそのままコピペしておく。
1

      「アンジェリケ」
       色は近いが見本は八重咲きなので、これはアンジェリケじゃないかも
       知れない。しかし、だったらこれは何なのだという疑問がーーー。
2

つまり八重咲きではないという決定的な違いがあるものの、他に当てはまるものがなかったので、このチューリップをアンジェリケと認定せざるを得なかったということ。なお植えた球根は全部で21品種。


しかし答え合わせをした後に、本物のアンジェリケが咲いた(^^ゞ
31DSCF3558

32DSCF3566


それぞれの数日後。
41DSCF3596

42DSCF3637

派手さがかなり異なるが、ネットで調べたらどちらもアンジェリケとして紹介されていたので、これがアンジェリケで間違いないだろう。

結局アンジェリケは4つか5つ咲いたかな。最も遅く咲き始めたので、今年のシーズンを締めくくる品種となった。

ただし最後に咲いたアンジェリケは、ほとんど色がついていなかった。これと一番派手なアンジェリケが同じ品種というのは無理があるだろう。国華園(球根を購入した園芸店)はもっと品質管理をしっかりして欲しい。
51DSCF4321


まあそれでもアンジェリケの答え合わせができてよかった。
ただし、だとしたら、
たくさん咲いたこの品種は何だったのだという疑問は解けないまま。
DSCF3559



ーーー続く


wassho at 20:57|PermalinkComments(0)

2021年05月30日

チューリップ総集編 2021

2010年の2月につぼみ状態の鉢植えチューリップを気まぐれで買ってきて、それがキレイに咲いたのがうれしくて、その年の秋からベランダで球根を植え始めたチューリップ。早いもので2021年で12年目のシーズンを迎えた。

これがその原点ともいうべき鉢植えチューリップ。
今でもこれが咲いた時の感激は何となく覚えている。
79030d10


当初からガーデニング日記としてブログにアップしてきたが、
総集編を書き始めたのは2014年から。

では定点観測写真を。なお原則として土曜か日曜に撮影している。

スライド1

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スライド9

ピークは4月3日の週だったのがわかる。今シーズンは開花率75%と数字的には悪くなかったが、開花時期がやや分散していた。だから開花率74%の昨年と較べて満開感はわずかに劣ったかな。


プランターの横にあるシルバーの物体はアルミ箔を巻き付けたペットボトル。光が苦手とされるアブラムシ対策として置いてある。

いつもはプランターの右側、つまりプランターとベランダのフェンスの間に多くを配置していたが、今年はプランターの左側に置いてみた。ベランダに差し込んだ光が反射してチューリップに当たるようにという目論見。

しかしプランターを片付けた5月8日には3株ほどにアブラムシがついているのを発見。これは昨年とまったく同じ日付と株数。というわけでアルミ箔ペットボトルをどこに置こうと、あまり関係ないようである。


ーーー続く


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2021年05月05日

2021年チューリップの開花率は75%

プランターの後片付けはまだ手を着けていないが、
花が散った後に切り取っておいた雌しべの数を数える作業は済ませた。

ひと束が10株。
DSCF4348

14束と1株で合計141株。
植えた球根は188球なので

    141÷188=75%

が今シーズンの開花率。
めでたく昨シーズンより1ポイントの向上\(^o^)/

ちなみに過去の記録は
   
   2010年 100%
   2011年 80% ただし数えてはいないので印象値
   2012年 80% ただし数えてはいないので印象値
   2013年 80% ただし数えてはいないので印象値
   2014年 79%
   2015年 23%
   2016年 57%
   2017年 74%
   2018年 58%
   2019年 48% 球根を減らしたので見かけの開花率は34%
   2020年 74%
   2021年 75%

開花率は70%を超えると満足感が高く、50%越えならそこそこは楽しめるといった感じ。それが2015年の23%あるいは2019年の34%という数字だと、精神的に立ち直るのに夏までかかる(^^ゞ

なお今までブログに書いてきた数字と若干違うのは、2014年以降について植え付け個数と開花数を再確認したから。


2年続けて高めの開花率になったが、それでも見方を変えれば1/4は咲いていないということになる。それを購入金額に当てはめて計算してみると

   2020年 13143円 × 26% = 3417円
   2021年  9515円 × 25% = 2379円
       ※どちらも送料は記録していなかったので含まず

とそれなりの金額となり、ちょっとムカつく。

さっきまで75%も咲いた!と喜んでいたのに、あまり分析的に物事を見るのも考え物かも知れない。とはいえ普通の商品なら不良品が1/4なんてあり得ない。世間一般のチューリップの開花率ってどれくらいなのか少し気になるところ。

総集編はいずれそのうち。

wassho at 10:50|PermalinkComments(0)

2021年04月13日

2021年チューリップの答え合わせ

ベランダのチューリップは既に終盤突入の雰囲気となってきた。今年のピークは3月30日から4月5日あたりまでだったかな。開花率は全部が咲き終わってから摘み取った茎を数えないとわからないが、印象として6割は超えたと思う。満開感はあと一歩足りなかったものの、そこそこ楽しめたシーズンだった。

4月2日の写真。
DSCF2997


さて
これから咲く花はもうないので、今回は球根の商品カタログと照らし合わせて、どれが咲いたかの答え合わせ。植えたのは21品種で合計185球


a


「クリームアップスター」
見本とはかなり違うし八重咲きでもない。しかし黄色に赤がわずかに入るのはこれしかなかったので、これをクリームアップスターと強引認定。ただし1つしか咲かなかった(怒)
a-1DSCF1938


「プリティウーマン」
a-2DSCF2934


「ビューティートレンド」
a-3DSCF2929


「パープルプリンス」
普通球のムラサキとの違いを判別できないが、初期に咲いたこちらがパープルプリンスなのだと思う。
a-4DSCF1923


「サンネ」
色の濃さがかなり違うがーーー
a-5DSCF2925




b


「アプリコットビューティー」
これも見本とは色が違うが、この色の系統で消去法で当てはめるとこれになる。もっとも色的にはカタログ写真より、こちらのほうがアプリコット(あんず)に近い。
b-1DSCF1910


「アンジェリケ」
色は近いが見本は八重咲きなので、これはアンジェリケじゃないかも知れない。
しかし、だったらこれは何なのだという疑問がーーー。
b-2DSCF2870


「ストロングゴールド」
パープルプリンスと同じく普通球の黄色との違いを判別できない。黄色はたくさん咲いたから、とりあえずストロングゴールドも咲いたことは間違いない。
b-3DSCF2939


「ロココ」
この色と形の花は咲いていないゾ(激怒)


「フレーミングパロット」
植えた数だけ咲いたけれど、すべて茎が伸びずに低い位置で咲いたーーーというより力なく開いた。また6球のうち半分は黄色の色が抜けて白っぽい。そんなこんなで、この品種のゴージャスさを楽しめず。
b-5-1DSCF2979

b-5-2DSCF3120




c


「フラッシュポイント」
普通はツボミの段階で花の色がわかるものだが、このフラッシュポイントまさかの大変化。花弁の一部にツボミの時の面影が残っているのがわかると思う。
c-1-1DSCF1929

c-1-2DSCF2397

開花した後は、すぐにガバーッと開ききってしまうので、キレイに咲いているのは2日間程度。ただしこの状態になってからは長持ちする。
c-1-3DSCF3019


「バレリーナ」
オレンジ系は期待していたのに、2つしか咲かなかった(憤怒)
c-2DSCF3537


「マンゴーチャーム」
c-3DSCF2390


「マウントタコマ」
c-4DSCF3108


「ファンシーフリルス」
大好きなフリンジ(花弁のギザギザ)なのに1つしか咲かなかった(怒髪天)
c-5DSCF2928




no title

普通球は5色とも咲いた。

0-1DSCF2861

0-2DSCF3022

0-3DSCF3105

0-4DSCF3087

0-5DSCF3085




これだけ品種名や価格が書かれていないが、
これは「キャンディーコーナー」という品種のカタログ写真。
d

これを20球も植えたのに1つも咲かなかった。
許せない !!! もう怒の熟語を思いつかないくらい怒 !!!
だれか国華園に行って暴れてきて欲しい。刑務所にはちゃんと差し入れするから(^^ゞ

wassho at 19:14|PermalinkComments(0)

2021年03月31日

賑やかになってきたベランダのチューリップ

ブログにしていない花見がまだ5ヶ所も残っているのだけれど(^^ゞ
サクラの話もちょっと飽きたのでチューリップで箸休め。


今年は3月16日に初開花した。
その後はまずまず順調で7日後の3月23日にはこの程度だったものが、
0DSCF1932


さらにそれから8日後の本日はこれくらい咲いている。
1DSCF2909


ただし3月22日に書いたように全体的に背丈が低い傾向はあって、
こんな一頭身チューリップもできている。
2DSCF2810


それと背丈が低い割には、
倒れるチューリップの比率が高いのも今年の特徴でちょっと残念。
3DSCF2405



では光いっぱいで輝いている写真を。
DSCF1947

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wassho at 19:27|PermalinkComments(0)

2021年03月22日

チューリップが初開花したものの背丈に不安が

東京でサクラの開花宣言が出た3月14日に、ベランダのチューリップもツボミがひとつ膨らんだことを書いた。

そして2日後の16日にメデタク初開花\(^o^)/
DSCF1896


前日にはなかった紫色のツボミも膨らんできた。
DSCF1895

サクラの開花は今年・去年ともに平年より12日も早かった。それは暖冬の影響とされる。今年の冬はそんなに暖かな印象はなかったのに。しかし寒い日もあったが、暖かな日も多かったということで、気象的にトータルでは暖冬になるらしい。人間の感じ方よりサクラのほうが気温を正確に反映するものだと感心。

そして昨年のベランダチューリップの初開花は今年と3日違いの3月19日。
当時のブログには

    過去9年間の初開花日の中央値は3月30日。
    やはり暖冬の影響で今シーズンは10日ほど早い。

と書いてある。チューリップも気温に正直だし、またサクラの開花時期と連動していることも改めてわかった。


初開花はうれしいのだが何となく気になることが。それは開花した株も含めて、全体的に背丈が低いのである。写真は20日に撮った紫チューリップ。
DSCF1912

いつ咲いてもおかしくないくらいに膨らんでいるが、それにしては茎が伸びずにズングリムックリな状態。2016年にも背丈が伸びず一頭身チューリップができたりしたが、その時は開花率が57%と低かった。その再現が起こらないように祈るばかり。


本日22日の写真。
紫チューリップはなんとか葉の中からツボミを持ち上げられそうになってきた。
それと開花第2弾として黄色チューリップが咲いた\(^o^)/
1DSCF1918


最初に咲いたこの薄オレンジは、もう茎が曲がって倒れていた。
なんとか茎を反対方向に曲げて立て直す。
2DSCF1921


黄色は縁に細く赤い線。
ただこの黄色も薄オレンジも発注した球根のカタログに同じ写真がない(^^ゞ
3DSCF1925


ツボミいろいろ。
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発芽率は目分量だけれど95%は超えていると思う。ただし発芽率と開花率は相関しないのが気の抜けないところ。まあしかし、こうやってハラハラ・ドキドキするのもガーデニングの楽しみのうちではある。

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2021年03月14日

靖国でサクラが開花し、ベランダではチューリップがつぼんだ!

気象庁は本日3月14日に東京でのサクラの開花を発表。平年より12日早く、去年と同じく統計を取り始めてから最も早い開花とのこと。

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この開花宣言というのは「標本木で5〜6輪以上の花が開いた状態となった最初の日」に出すと定められている。東京の標本木は靖国神社にある。ところで、どうして5輪や6輪ではなく5〜6輪と幅を持たせているのかは不明。それと「開く」というのも、微妙な状態の時があると思うけれど。


(/_')/ソレはコッチニオイトイテ
桜を観察する気象庁職員。
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開花を宣言する気象庁職員。
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こちらは気象庁のサクラの開花状況を伝えるホームページ。
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よく見るとこんなことが書いてある。
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ということはサクラが咲きそうになると1日に3回も見に行っているのか?
他に仕事ないのか(^^ゞ


(/_')/ソレもコッチニオイトイテ
ともかく今年もサクラが咲いてメデタシである。
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でもやっぱりソメイヨシノは白に近い色だな。河津桜や寒桜ほどピンクでなくても、ジンダイアケボノやコマツオトメくらいの色がないとやはり物足りない。ソメイヨシノをディスると厭がられることが多いので、あまり言わないようにしているのだが。



さてそんなニュースを見た後にベランダに出てみると、
つぼんでました2021チューリップ\(^o^)/
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つぼみ予備軍がもうひとつ。
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定点観測記録

2月2日 初発芽の日
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2月28日
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本日3月14日
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来週あたりから咲き始めると思うので、
また無駄に早起きする日々が始まります(^^ゞ

wassho at 20:54|PermalinkComments(0)

2021年02月02日

2021年のチューリップ発芽は2月1日

東京は1月後半になって最高気温が10度を超える日が多くなった。昨日は14度もあって夜も暖かかったので、そろそろかな?と思って今朝ベランダに出てみると、

発芽してました\(^o^)/
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小さいのはこれくらい。
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手前はピンボケになったがサイズの比較。
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この2つが同じ発芽日とは考えづらいので、2021年の初発芽日は昨日の2月1日と認定。発芽は全部で17。初発芽の数としてはかなり多い。急に暖かくなったからかもしれない。


チューリップは寒い冬を越したほうがよく花が咲くといわれる。だから2月の中頃くらいまでは厳冬なのが望ましいと今まで思っていたがーーー

改めて1月と2月の平均気温と開花率を過去7年間で比較してみると、
それは関係ないことがわかった(^^ゞ
気温と開花率

まあベランダレベルでは、気温より他の要因が影響すると考えたほうが良さそうである。

ところで「プランターの表面が乾いたら水を〜」とよくいわれるが、ペットボトルをカットしたもの(つまり透明容器)で挿し芽をした時にわかったのは、表面が乾いていても土の中、水分を吸う根の部分はまだかなり湿っていること。園芸の世界って誰かが言ったことが、検証もされずにずっと引き継がれて、いつのまにか確固たる真理扱いされているものが多いと思う。

もちろん、そういうことは園芸に限らず世の中には色々ある。特にネットが普及してからはコピペ、コピペで情報が広まるので、その傾向が強くなったと感じている。もっともらしい文章をネットで見つけても、それは「その分野の専門家」が書いたのではなく、「文章の専門家」つまりはライターがネットで拾い集めた情報をそれっぽくまとめただけのものもあるから注意が必要である。

もっとも何でもかんでもファクトチェックしてられないから、ある程度は割り切らなければいけないのは仕方ないところ。

ちょっと話が脱線したが、今年もたくさん咲きますように。

チューリップイラスト


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2020年12月04日

2021シーズンのチューリップ植え付け

珍しいことが起きた。
10月4日にチューリップの球根を発注したが、その時のブログにこう書いている。

    例によって国華園の出荷は11月中頃だろう。クレームのメールを入れる
    とすぐに出荷されるからスケジュールを立てやすいが。

しかし何と今回は1週間後に球根が届いた!!!
ビックリマークを3つもつけたが、国華園で買い物をしたことがある人なら、その気持ちはわかってくれるはず。それにしてもどうした国華園、心を入れ替えたのか?(^^ゞ

ーーーと喜んだのもつかの間、届いたのは5セット注文した球根のうち3セットだけ。でも心を入れ替えた国華園なら、残りもしばらくしたら発送されるだろうと思っていた。

しかし、それは甘かった。やはり国華園は国華園である。待てど暮らせど残りの球根は届かず。それで例年通り11月の半ばに催促のメールを入れる。月曜日に問い合わせて、火曜日に「週末までに出荷する」との返事が来て土曜日に届いた。いつものパターンである。心は入れ替わっていなかったみたい。


今年はまとまった時間が取れなかったので、何日もに分けて少しずつ作業を進めた。球根を植え終わったのが本日の午前中。11月の中頃はまだ暖かかったので、結果的にいいタイミングだったと思っている。

第1ステップはプランターから土を取り出してフルイにかけること。土をほぐすのと、小さな石と土を分ける、それと土の中に残っている球根の根を取り除くのが目的。もっとも根は1/4ほどを取り除くのが精一杯。

その作業をしていると、昨シーズンに使った10個のプランターの3つからコガネムシ(カナブン)の幼虫が出てきた。そういうことがあると話には聞いていたが、実際に経験したのは初めてである。コガネムシなんてベランダで見かけた記憶はないのに、いつ産み付けられたのだろう。

けっこう大量で合計30匹ほどいた。根を食い荒らす害虫であるが、踏みつけるのはかわいそうなので、マンションの敷地の外へ放り投げてあげた(^^ゞ 土をいじっている途中だったので撮影はなし。どんな姿か見たければ、次のリンクからヨソのホームページの写真をどうぞ。ちょっと気持ち悪いよ。

   コガネムシの幼虫のリンク


第2ステップは今シーズンに使う土作り。新しく買った培養土を5、新しく買った腐葉土を4、フルイ分けした小さな石を3の割合で混ぜていく。国華園の培養土はいい土だが、少し水はけが悪いので、いつも腐葉土を混ぜている。小さな石も混ぜたのは何となく思いつきで。石といっても直径はせいぜい5ミリ程度。

バケツにたくさん入れるとかき混ぜられなくなるので、少し入れては混ぜ〜少し入れては混ぜの繰り返し。なぜかこのマゼマゼが大好きな私。花も好きだけれど、この土いじりのためにガーデニングをやっているところもある。


第3ステップは鉢底石を敷いたプランターの半分程度まで、この土を入れていく。球根の下までがフレッシュな土、それより上は前回の土の使い回しというのを基本としている。ワンシーズンですべて捨てるのはちょっとモッタイナイ。

第4ステップは球根の配置。60型プランターに8球・7球・8球の3列。品種によって芽の出る時期、株の大きさ、花が咲く時期が違うから栽培的には同じ品種をまとめたほうがいい。でもいろんな品種が混じり合って咲いているほうが楽しい。どちらにするか毎年迷うが、結局は両者の中間をとる妥協策になる。

記念撮影。
ベランダは、この作業中は足の踏み場もない状態になるので全景はなし。右側のアルミホイルを被せたペットボトルはアブラムシ対策で、以前から置いてあるもの。あまり効果ないけど。
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なお1つのプランターに8球・7球・8球の3列だから23球。8プランター使って184球。購入したのは185球だから1つ余るはずが、なぜか4つ余った。どれかの品種にいくつか余分に入っていたのだろう。その4つは別の丸プランターに植えた。ということで2021シーズンはプランター9つ体制。


第5ステップは球根の上に土をかける作業。第2ステップでブレンドした土がまだ少し残っていたので、球根が半分隠れる程度まではそれを使えた。その後は昨シーズンの土。フルイにかけてあるので、ほとんど砂に近い状態。

球根が隠れる程度からもう少し土を入れた段階で肥料を撒いた。これは今回が初めての試みになる。今まではある程度株が大きくなってから、週に1回の水やりの時に液体肥料を使っていた。だいたい球根植物に肥料が必要なのかどうか疑問だが、まあものは試しにと。

使ったのはマグァンプK中粒という緩効性肥料。緩効性(かんこうせい)というのは、ゆっくりじわじわと効くタイプの肥料。
マグァンプK中粒

ところで栄養は根から吸収するのだから、肥料は球根の下に撒くのが合理的に思える。しかしネットで調べると上に撒けというのもあった。また芽が出てから追肥として地面に撒けというのも。どれが正しいのかわからないが、球根の上は古い土ということもあって、とりあえず肥料は上に撒いた。そこから染み出た養分がゆっくりと花の咲く頃に下まで到達してくれることを期待して。今から考えると、プランターによって肥料を撒く位置を変えて比較すればよかったと思う。いわゆる後の祭り(^^ゞ

分量はパラパラ程度。白い粒がマグァンプ。
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最後にプランターの縁まで土を入れて作業は終了。普通はウォータースペースを残すといって、水やりした時に土がこぼれないように縁から1〜2センチ下のところまで土を入れるのが常識。でも60型プランターはチューリップにとっては少し深さが足りないので、縁までギリギリというか少し山盛り気味に土を入れることにしている。水やりに時間がかかるし、それでも土がこぼれるけれど、まあ仕方ないかと。


今年は久しぶりにチューリップがたくさん咲いてくれた。
来年もその調子が続きますように。

wassho at 23:49|PermalinkComments(0)

2020年10月04日

2021年シーズンのチューリップ球根を発注

グラジオラスはまだ10数株ほど枯れずに残っているが、9月22日に書いたように花茎は未だに出現せず。もう10月になったのであきらめた。写真も撮っていない。


気を取り直して来シーズンのチューリップ球根を発注。2020年シーズンは開花率74%と久しぶりにマトモに咲いてくれてうれしかった。2021年も満開になりますように。

その昨シーズンは、いつもの国華園だけではなく富山県花卉球根農業協同組合というところからも初めて購入した。色について宣伝に偽りありな品種もあったが、まあまあイイ感じに咲いたので今年も買おうと思ったらーーー。

いろんな品種を混ぜ合わせたセット商品の内容が昨年と同じ(>_<) 昨年のセット内容に大きな不満はなかったが、まったく同じものを買うのもためらわれて、それで今年は国華園のみということに。すべてを単品で選ぶのは大変なのでセット商品が中心である。


  チューリップ 球根 中咲セット 5色75球 (各15球) 2189円
no title

まずはベーシックな普通品種。この手のものはいつも買っているが、今回は「咲く時期が揃っている」という謳い文句のセットがあった。早咲き、中咲き、遅咲きの3種類あって、それぞれの開花時期が

     早咲き:3月中旬〜4月中旬
     中咲き:4月上旬〜下旬
     遅咲き:4月下旬〜5月中旬

とある。その期間の範囲内に咲くのではなく、その期間のどこかで揃って咲くという意味だと思う。それで3月中旬や5月中旬はまずいだろうと消去法で中咲きのセットを選ぶ。本当に咲き揃うのか疑問&楽しみ。


次にベーシックではない品種のセット。あれこれ迷ったが、途中で面倒になって同じシリーズのセットを3本買うことになった。よくあるパターン(^^ゞ

  バルブオブザイヤーAセット 5種30球(各6球) 2189円
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  バルブオブザイヤーBセット 5種30球(各6球) 2189円
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  バルブオブザイヤーCセット 5種30球(各6球) 2189円
c


最後に球根の数量調整で選んだ品種。安いけれどなかなか面白い色模様である。

  キャンディコーナー 20球 759円
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以上の21品種で合計185球。プランターに植えられるのは、8球・7球・8球の3列で23球×8プランターの184球。久しぶりにほとんど過不足なく買えたので、来シーズンは60型以外のプランターを予備で使うのはなし。

例によって国華園の出荷は11月中頃だろう。クレームのメールを入れるとすぐに出荷されるからスケジュールを立てやすいが(^^ゞ

さて、チューリップが咲く頃にコロナは治まっているかな?

wassho at 20:28|PermalinkComments(0)

2020年05月23日

チューリップ2020 総集編

シーズンを締める恒例の総集編。

散々だった2019シーズンから一変して、今シーズンのチューリップはよく咲いてくれたのでブログもたくさん書いた。というわけで残っているテーマは時系列の記録写真くらい。


ところで時系列記録は週末の土日に撮ることにしている。しかしなぜか今シーズンは4月21日(火)というのが混ざっていた。コロナの自粛のせいで曜日感覚がおかしくなっていたのかも知れない。

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ピークは4月4日。別の品種でもう1回賑やかになるかと期待したものの、そこから徐々にフェードアウト。4月11日から25日は全体写真だとみすぼらしいが、個別に花を眺める分にはそれなりに楽しめた。

参考までに2019年と2020年のピーク時の比較。
いかに去年がダメダメだったかが分かる。
2019-20ピーク比較


写真でプランターの横にある銀色のモノは、光を嫌うアブラムシ対策でペットボトルにアルミホイルを被せたもの。昨シーズンから始めた。効果は微妙だけれど大量発生は防いでいるような気もする。

というわけで今年も見つけた憎きアブラムシ。
発見は5月8日。
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3株ほどについていた。
これで2017年の初発生から4シーズン連続になる。それまでは何もなかったのに、どうしてその時からアブラムシが来るようになったのだろう。

またいつも思うのだが、チューリップが元気な時ではなく枯れかけてから発生するのが不思議。こちらとしては、そのほうが助かるけれど。ひょっとしたら動物でも死肉が好きなのもいるから、そういう習性なのかな。

なお今まではベランダの南側から発生したが、今回は北側のプランターだった。


基本的には春のひとときを楽しませてくれたチューリップの労をねぎらい? すべて枯れ果てて緑色が抜けてからプランターを片付けるのだが、5月8日にアブラムシを見つけたので翌日の5月9日に撤収。
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来シーズンもたくさん咲きますように。

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wassho at 21:19|PermalinkComments(0)

2020年05月18日

2020年シーズン チューリップの開花率は74%

今シーズンはかなり楽しませてくれたベランダ・チューリップ。昨シーズンは散々だったので、もうチューリップはやめようかと半分思っていたけれど、いい時も悪い時もあるのがガーデニングなのかも知れない。


さて恒例の雌しべの本数確認。
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ちなみにこちらが昨シーズン。
62本しかない。
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ひと束10本にして数えてみると156本あった。
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植えたのは212球なので
 
   156本 ÷ 212球 = 開花率74%\(^o^)/


過去の開花率を並べてみると歴代3位の記録。全体的な勢いは今までで最高によかったと感じていたが、23品種を購入したうちの3品種がまったく発芽しなかったのが響いたみたい。

   2014年 80%
   2015年 25%
   2016年 57%
   2017年 79%
   2018年 58%
   2019年 48% 球根を減らしたので見かけの開花率は34%
   2020年 74%


それと毎年のことだが、シーズン後半になると小さなツボミのまま終わってしまう株が出てくる。それが今年は多かったような気がする。
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ここに並べたのは15本だが、もっと小さいまま萎んでしまったのもあるので、もう10本くらいはあったかも知れない。
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ところでチューリップが咲き始めた頃、昨シーズンと違って勢いよく咲いていくので嬉しくなり、調子に乗ってチューリップの後に植える花を買ってしまった(^^ゞ

植え付けは1ヶ月後の予定。
何を植えるのかは、その時のお楽しみということで。

wassho at 20:33|PermalinkComments(0)

2020年05月16日

チューリップの散りゆく風情を愛でる

あまり賛同は得られないかも知れないが、盛りを過ぎて朽ちていくチューリップを眺めるのも意外と楽しいものである。たまにとても面白い表情を見せてくれることもある。そんなわけで毎年、株を引き抜くまで写真を撮り続けている。こんなヘンな写真がたくさん見られるブログは他にないだろうという無駄な自負を持って(^^ゞ


まずはちょっとキレイドコロから。
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味のある形のヤツラ。
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時系列バージョンで。
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関係ないけど「壁の花」という言葉を最近は聞かなくなったような?


忘れちゃいけない雄しべ雌しべの観察。
まだみずみずしいものや、すっかり干からびたものも。
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盛りを過ぎた後に観察していると意外な発見もある。

この白いユリ咲きのチューリップは満開の時に雄しべ雌しべは見えず、散り始めると種?みたいなものが出てきた。
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またチューリップの雌しべの先端は、一般に3つに分かれているものだが、
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この品種の雌しべは変わった形をしている。こんなのは初めて見た。
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直射日光が当たったり、それによって透けたり陰影ができると写真的においしいとブログに書いた。それは散りゆくチューリップでも同じ。
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遠目にはちょっとシャレオツなカットを最後に。
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ルパンの五ェ門じゃないけれど「また、つまらぬものを撮ってしまった」(^^ゞ

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2020年05月08日

チューリップは成長にも撮影にも太陽光が必要

本当は今シーズンのいい写真を選んで「2020チューリップ・ベストショット」のようなタイトルにするつもりだったのだが、たいした写真がなかったので(^^ゞ方針を変更した。


写真を上手に撮るには感性やテクニックやカメラ性能よりも、まずは背景の青空だというのは常々思っているところ。それと多少関連するが、今シーズンのチューリップ写真を整理していて、太陽光の大切さもあたらためて感じたしだい。

論より証拠。
似たようなアングルで直射日光があるなしの比較を。

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※パソコンで読んでいるならクリックして写真を拡大した方が違いが分かる。

感じ方は人それぞれかも知れないが、私には光の当たっている写真のほうが生き生きとして魅力的に思える。また光が当たれば影もできるわけで立体感も増す。それによって花のクォリティ(値段と言ってもいい)がワンランク上がったように感じる。これからは初めて人と会う時は、第一印象をよくするために晴れた日に外で会おうかな(^^ゞ


ちょっと趣向を変えて水滴写真。今シーズンは咲き始めてから雪が降ったり、かなりの豪雨の日もあって、ベランダチューリップに水滴のつくことも多かった。

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水滴がついていると盛りの過ぎたチューリップも趣があるように見えたりする。
人と会う時は豪雨の日を選ぶべきか?

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話を戻すと、これらは割と気に入ったカットなんだけれど、日の射している写真と見較べると、どうしても地味な気がしてしまう。

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ただし光が当たっていればすべてOKかというとそうでもなくて、これなんかはごく普通。

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光が当たっているだけでなく、この2枚目のように陰影があるとさらにヨシ。
いったいどこで人に会えばいいのだ?(^^ゞ

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引き続き光が当たっているシリーズを。ベランダは東向きなので、奥まで日が射すのは今の季節だと9時半から10時頃の間だけ。雲のない日に、その時間帯に自宅にいなければ撮れないわけで、太陽いっぱいの写真はあまり多くない。

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また自分の影がチューリップを覆わないために、横から光が当たっているアングルで撮ることになる。そういう逆光状態で光が透けると美しいが、品種によっては色がとても薄くなってしまうものもある。

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「色の白いは七難隠す」という言葉がある。こと写真に関しては「光が強いと七難隠す」かな。これの2枚目はもうピークを過ぎて、花びらの縁が少しシワになっている状態なのだが、まったく元気そのものに見えてしまう。

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太陽光の話は(/_')/チョットコッチニオイトイテ

ベランダではいろいろな品種を比較的混ぜ植えの状態で育てている。だから色が混ざった万華鏡のような写真を撮りたいとおもっているーーーが、まだまだ道は遠い。だいたい色によって咲く時期がバラバラだし。

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次のチューリップ日記は恒例の「あの写真」の予定。

wassho at 08:30|PermalinkComments(0)

2020年04月30日

2020年シーズン チューリップの答え合わせ 

過去2シーズンは開花状況が悪かったが、今シーズンは見違えるようにたくさん咲いてくれた。ひょっとしたらコロナウイルスはチューリップの成長を促すのかも(^^ゞ

現在は数本が咲いているのみでほぼ終了状態。これから開くツボミはもうない。最終的な開花率はプランターを片付ける時に数えるが、花が枯れて朽ちていくのを眺めるのも私のチューリップ鑑賞法なので、それはもう少し先になる。それで今回はどの品種が咲いたのか・咲かなかったのかの答え合わせを。


9月号Eセット 4種24球  2041円 国華園
9月号Eセット 4種24球  2041円 国華園

これは4品種とも咲いた。イエローバレリーとバレリーゲルギエフが初期に咲き、ジュテームがシーズン中頃から、そしてクミンズは今も咲いている。
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バルブオブザイヤー桃セット 4種24球 1717円 国華園
バルブオブザイヤー桃セット 4種24球 1717円 国華園

これも4品種完咲き。
ただし商品見本とはかなり違う花だった(/o\)

これが商品見本で左上にある品種。
かなり色が違うが他に似たようなものがないので、この品種だと認定することに。
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4月5日にブログに
「ツボミの時は普通種の白と思っていたら、咲くと縁にピンクの線が入っていてビックリ。そしてこんな品種は発注していないので2度ビックリ」と書いた品種。
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しばらくすると花びら全体に色がにじむように広がってきた。
ということで、これは商品見本で右上の品種。かなりイメージは違うがーーー。
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商品見本の右下の品種。
たくさん咲いたし、今シーズン一番よかった品種かも。
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商品見本の左下。
同じ品種の別の色を入れ間違えたんじゃないか?
でもちょっとゴージャスな雰囲気があったからヨシとする。
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バイヤー推奨セット 4種24球 2581円 国華園
バイヤー推奨セット 4種24球 2581円 国華園

これは一番楽しみにしていたアイスクリームという品種が咲かなかった(>_<)
それ見たさにこのセットを選んだのに。

それ以外の3品種。
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春いっぱい100球セット 5184円 富山県花卉球根農業協同組合

10品種×10球のセットだが咲いたのは8品種にとどまった。富山県農業協同組合は今シーズン初めて購入したが、「オレンジ色問題」もあってちょっと期待外れ。

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黄色と赤の一重咲き。
キレイだったが、どちらも背丈が伸びず。
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フリンジのピンク×ホワイト。こちらは花のサイズが大きくならなかった。
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このグループでは一重咲きの赤黄が咲いていない。
T2

一重咲きのピンク。
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フリンジの黄色は国華園のイエローバレリーと見分けがつかないが、比較的後のほうに咲いたこれを富山県農業協同組合のものと認定した。(先に咲いたのをイエローバレリーとしたのはバレリーゲルギエフと同時期の開花だったから)
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一重咲きの橙は咲いたけれど、色に問題が。
写真は単品で購入したもののところで。


このグループではユリ咲きの赤が咲いていない。
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八重咲きの白は変な形だった。はっきりいってブサイク。
6DSCF7283

ユリ咲きの紫はキレイだったが、とても大きな花でまっすぐに立てた株はなかった。それと日が当たるとすぐにガバーッとフルオープンになってしまう。
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お徳用20球入 オレンジ 810円 富山県花卉球根農業協同組
お徳用20球入 オレンジ 810円 富山県農業協同組合

春いっぱい100球セットの一重咲き橙と同じ品種。この商品見本のオレンジ色が詐欺なことは「富山県花卉球根農業協同組合の橙チューリップはオレンジ色にあらず」のページを見て欲しい。

オレンジじゃなくて朱色のチューリップがたくさん咲いた。
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お徳用20球入 白 810円 富山県花卉球根農業協同組
お徳用20球入 白 810円 富山県農業協同組合

シーズン後半にたくさん咲いた。
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というわけで購入24品種のうち開花したのは21品種(ただし商品カタログとは違う色も含む)。比率なら88%。購入先別では

   国華園          購入12品種中11品種開花 92%
   富山県花卉球根農業協同組 購入12品種中10品種開花 83%

もちろん、これは1つでも咲いたらカウントしているので全体の開花率とは一致しない。でも今シーズンはかなりの数字を記録するはず。


外出自粛のゴールデンウィークなので、これから撮りためたチューリップの投稿が多くなると思う。そこのところはStay at homeということでヨロシク。

wassho at 10:17|PermalinkComments(0)

2020年04月12日

富山県花卉球根農業協同組合の橙チューリップはオレンジ色にあらず

このテーマは毎回タイトルが長い(^^ゞ

3月27日のブログに書いたのは、

  赤のチューリップが20本咲いたが、赤の球根を20球も注文していない。
  それで調べたら、赤だと思っていたチューリップは橙(だいだい)チューリップらしい
  ことが分かり、それだって10球しか注文していないので、富山県花卉(かき)球根
  農業協同組合で買った10品種各10球の「春いっぱい100球セット」は、間違って
  橙チューリップを20球入れて、その代わりに他の品種が1つ入っていないのでは?

ということをだった。

さらにその後も橙チューリップが咲き続け30本の花が咲いた。ということは「春いっぱい100球セット」に入っていない品種は2つもあるのかとガッカリしていたのだがーーー。

しかし真相は「春いっぱい100球セット」とは別に、橙チューリップを単品で20球注文していたことが分かった。だから富山県花卉球根農業協同組合の梱包ミスじゃない。

でも私は納得していないのだ!


順を追って説明しよう。
これが球根を発注した時の「春いっぱい100球セット」の写真。
この時はいろいろ種類があっていいかなと思っただけで、ひとつひとつの品種を細かくはチェックしていなかった。
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3月27日に調べた時に、発注時にはなかった品種個別の写真を発見。
これを橙色というのはかなり強引というのは、その時にも書いた。
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実際に咲いた写真。白い星印のついているのが赤で、ついていないのが「橙」。色の表現は難しいけれど、あえて言えば「朱色」かな。断じて「橙(だいだい)」すなわちオレンジ色ではないではない。
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上の写真の「橙」は開花して日にちが経っているので、少し色が抜けている。咲き始めはこんな様子。白い星印の色に近い。これを赤チューリップだと思ったとしても当然でしょ。
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さて私が橙チューリップを単品で発注していたことを忘れていたのは、決してボケたのじゃなくて、ホームページで見たのがこんな商品写真だったから。
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まさにオレンジ色。
どう見ても別の品種を載せているか、あるいは画像加工で色を変えているやろ(怒)!

もうひとつの購入先である国華園とも過去にいろいろトラブルがあったから、それで今回は富山県花卉球根農業協同組合からも購入したのだが、チューリップを売っている会社にマトモなところはないのか?


これは2015年シーズンに撮った写真。
こういうオレンジ色のチューリップがベランダに咲くのを期待していたのに(涙)
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ただ「朱色」チューリップ自体は悪い色ではなかったことは書いておこう。光の透け方もキレイだった。もちろん全体のバランスが悪くなったので、富山県花卉球根農業協同組合にムカついていることに変わりないが。
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2020年04月05日

久しぶりの満開チューリップ

悲惨だった昨シーズンのトラウマは解消!
久しぶりにチューリップの花がベランダに溢れた\(^o^)/
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少し密集感を強調して。
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3月27日のブログに書いた4品種に加えて、
新たに咲いたチューリップは

普通種の赤と黄色。
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なお前回にも「普通種の赤」を載せているが、それは赤じゃなかったことが判明。
その件は日を改めて書く予定。


普通種のピンク。
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こいつは背丈が伸びてこないのが残念。普通種の赤と黄色も少し背丈が低い。やはり暖冬のせいかもしれない。同じことを過去にも経験した。


白の八重咲き。
普通の八重咲きとは形が違う。はっきりいってイマイチな姿。
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シルバークラウドという品種。
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これは普通種の白だと思っていたら、咲くと縁にピンクの線が入っていてビックリ。そしてこんな品種は発注していないので2度ビックリ! いったい何者?
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というわけで現在咲いているのは10品種。花数はざっと数えて90本くらい。植えたのは24品種・212球だから半分弱が咲いたことになる。今シーズンに植えたのは品種ごとに開花時期がかなり違う模様。だからこのまま順調にいけば、1週間後にはまったく違う満開風景が見られるはず。

  へへへーーーとほくそ笑んでいる(^^ゞ

wassho at 16:37|PermalinkComments(0)

2020年03月29日

明明後日(しあさって)は4月なのに雪!

本日の東京は雪である。
3月29日なのに、3日後には4月になるのに雪である。

正確には降ったのは朝だけで、その後は雨になり現在は雨も上がっている。
残念ながら、遅起きしたので降っている様子は見逃した(>_<)
でも窓から見下ろすと積雪の名残が。
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今頃に雪が降るなんて新記録かなと思って調べると、2010年と1969年と1967年に4月17日に雪が降った記録があった。3月だとランキング10位にも入らない。それにしても初雪の反対語が終雪とは知らなかった。読みは「しゅうせつ」。初雪が訓読みなのに終雪は音読みなのね。
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4月17日に雪が降るなんてすごいなあ〜、ひょっとしたらと自分のブログを確認してみると、しっかり書いてた(^^ゞ ブログにしたのはもちろん、雪が降ったことすらすっかり忘れていた。人間の記憶なんてそんなもの。本日の雪だって数ヶ月すれば忘れちゃうかな。


2010年のブログを読むと、この頃はトマトキムチ鍋に凝っていたみたい。私はおいしくできた料理があると、そればっかり作って、そのうち飽きてイヤになるというパターンが多い。このトマトキムチ鍋もまったくそうで、最後に食べたのがいつか思い出せないくらい。今日は寒いから久しぶりに作ってみるか。


寒いといえば気象庁によると、本日の東京の気温は午後12時22分に0.7度まで下がった。観測記録としてはこれが最低気温となるが、いわゆる天気情報では

   最低気温:午前0時から午前9時までの一番低い気温
   最高気温:午前9時から午後6時までの一番高い気温

ということなので、本日の最低気温は午前9時に記録した1.4度ということになる。また上記の定義では、日中に寒気が強くなり最高気温が最低気温より低い場合もあり得る。そういうことってあったのかな。


こんな気温が低いとベランダのチューリップもツボミのように閉じてしまう。もちろん夜はこうなっているのだけれど、昼間にこういう光景を見られるのは珍しい。

<3月27日>
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<本日>
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<3月27日>
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<本日> 赤チューリップがイチゴみたいになっている(^^ゞ
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雨粒のついたチューリップもいと美しきである。

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wassho at 17:31|PermalinkComments(0)

2020年03月27日

咲きそろい始めてきたが、実は注文通りに届いていなかったチューリップの球根


3月19日に初開花したチューリップ。
チューリップの苦手な暖冬だったし、
悲惨だった昨年のトラウマもあるので心配していたが、
約1週間ほど経って、だんだんと賑やかになりひと安心。
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現在、咲いているのは4種類。

黄色でフリンジ(花びらのトゲトゲ)のあるイエローバレリー。
普通種の赤。
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ユリ咲きの紫。
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赤いフリンジのバレリーゲルギエフ。
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日差しの強い時間帯に撮ると表情も違ってくる。
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こういうキレイなのが自宅のベランダで見られるのはうれしいのだけれど、
ふと、おかしなことに気がついた。
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赤のチューリップが多すぎる!
数えたら20本も同じ花が咲いていた。



それで購入当時のブログを調べてみると、これは富山県花卉(かき)球根農業協同組合で購入した「春いっぱい100球セット」に入っていたもの。10品種各10球で100球セットのはず。

改めて同組合のホームページで確認したら、購入当時と現在では写真が違っていた。とりあえず現在の商品説明を載せておく。
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203

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現在ベランダで咲いている赤チューリップは、色と形から判断して2枚目にある「一重咲き橙」だと思う。それにしても、この色でオレンジというのは相当に強引な設定。

そして、これが20本咲いているということは、他の品種が何か抜けていることになる。ちょっとガッカリ。もう咲いちゃったけれど、明らかに富山県花卉球根農業協同組合の梱包ミスだから、今からでも返品できるかな(^^ゞ


何かと一筋縄ではいかないチューリップ・ガーデニングである。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2020年4月12日追記
梱包ミスではありませんでした。
4月12日のブログに続きを書いています。
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/53352136.html

wassho at 21:04|PermalinkComments(0)

2020年03月19日

コロナに負けずに2020チューリップが初開花!

もちろんコロナウイルスはチューリップに感染しない。
それはまあまあ気持ちの問題として、
ともかくメデタク本日にチューリップが初開花\(^o^)/
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過去9年間の初開花日の中央値は3月30日。やはり暖冬の影響で今シーズンは10日ほど早い。これが今後の推移や開花率に影響しないことを祈るばかり。


フリンジ(花びらのトゲトゲ)のあるイエローバレリーという品種。
花びらにある緑の筋はこれから消えるのかな?
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ツボミが4つ待機中。
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別の品種のツボミも1つ発見。
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イエローバレリーのツボミを最初に確認したのは3月13日。
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3月15日に葉の中から出てきて、
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3月17日には茎が伸びて、
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これが昨日3月18日の様子。
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全体的な成長の様子。まず2月1日。
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約1ヶ月後の3月3日。
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それから約2週間後の3月15日。
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まだ芽吹いたばかりのも少しある。
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発芽していない球根は5つ程度だと思う(正確に数えるのはなかなか難しい)。212球を植えたから発芽率は98%と上出来。ただデータはとっていないものの、発芽率と開花率は相関していないというのが実感。散々だった2019年シーズンのトラウマが消えていないので、何かと素直に喜べないでいる。

とにかくコロナを吹き飛ばすくらいたくさん咲いてちょうだい!

wassho at 18:20|PermalinkComments(0)

2020年02月01日

もう60%も発芽したチューリップ(/o\)

チューリップにとって冬は寒いほど春の成長につながる。だから1月と2月には氷河期が来ることを期待していたのに、東京の1月の平均気温は7.1度と暖冬である。ちなみに過去3年は6度を下回っている。

それでクリスマスに初発芽したチューリップは本日現在で6割ほど発芽している。どう考えてもペースが速すぎる。だから(/o\)なのである。
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ブログで過去3年の近い時期の状況を拾ってみると

2019年 開花率48%
  1月20日 初発芽
  2月02日 25%が発芽
  1月の平均気温 5.6度

2018年 開花率58%
  1月14日 初発芽
  2月18日 25%が発芽
  1月の平均気温 4.7度

2017年 開花率79%
  1月30日 初発芽
  2月18日 10%位と推定(一部の写真しかないため)
  1月の平均気温 5.8度

う〜ん、いやな予感しかしない。

品種によっては、まだあまり発芽していないものもあるが。
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こちらのプランターは球根を深く植えているので発芽が遅れ気味。
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少しくすんだ色をした芽が多いのも今年の特徴。多分品種の違いだと思うが、例年よりその割合が高いのがちょっと気がかり。
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今年もし開花率が50%を下回ったら、
もう育ててやらないゾとチューリップを脅している(^^ゞ

wassho at 13:49|PermalinkComments(0)

2019年12月29日

チューリップはクリスマスに初発芽

サボテンと多肉植物をヒナタボッコさせようとベランダに出てみると、
早くもチューリップが発芽していた。
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8つのプランターのうち4つで発芽が見られ全部で10芽。数が多い割には芽の大きさに差がほとんどないから一斉に発芽したと思われる。とりあえず今シーズンの初発芽は12月25日のクリスマスということにしよう。


今まで12月中に初発芽することはあまりなかった。
過去の初発芽日と、ついでに開花率のデータを調べると

   2014年  1月8日 80%
   2015年  1月25日 25%
   2016年  12月24日 57%
   2017年  1月30日 79%
   2018年  1月4日 58%
   2019年  1月20日 48%

初発芽の時期と開花率はあまり関係なさそうなのでひと安心。

ところでチューリップは冬が寒いほど春に良く育つ。しかし今年は暖冬の予報(/o\) 暖冬だと発芽率・開花率も下がるし、成長しても背が低くてブサイクなチューリップになる。とりあえず1月と2月には氷河期が来て欲しい。



日光浴中の緋牡丹。
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トゲを抜けばゼリーキャンディみたいでおいしそう(^^ゞ
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金盛丸。
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手前は「魅惑の月」という多肉植物。
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サボテンや多肉植物は暑い国が原産のイメージだが、この3品種は寒さにも強いらしい。とはいっても今の季節は部屋の中に入れているが、たまに日光に当てるようにしている。

こいつらが日を浴びているのを眺めていると、
こっちもポカポカしている気分になるから面白い。

wassho at 16:10|PermalinkComments(0)

2019年11月24日

2020年シーズンのチューリップ植え付け

いつも書いているように、日本一配送が遅い国華園に9月30日に発注したチューリップは、いつものように1ヶ月半後の11月中旬になっても届かず。そろそろ頃合いかと11月15日(金)に球根が届かないとメールを入れる。

返事はすぐに来て「今週末〜来週早々の出荷」とのこと。なぜか宅配の伝票番号は決まっているらしく伝えてきた。ちなみに言い訳は「今季は台風等 天候の影響で発送に遅れが生じ〜」とのこと。オマエラ毎年とろいヤンケ! 念のために書いておくと今年大きな被害をもたらした台風15号は9月9日、台風21号は10月12日が本州上陸である。再度書いておくがメールをしたのは11月15日。

そして翌日11月16日に商品を出荷したとのメールが届く。クレームを入れるとすぐ出荷されるのもいつものことで、ある意味、使い勝手のいい会社かもしれない(^^ゞ


11月16日に下準備。

ベランダガーデニングにとって土をどうするかは悩ましい問題である。古い土を熱湯消毒して、リサイクル剤を混ぜるということをやったこともあるが、基本は球根の下に新しく買った土を入れ、その上を古い土で覆うというのが私のスタイル。つまり毎年1/2ずつ土を入れ替えていることになる。

プランターの上半分の土は以前に取り除いておいた。それでこの日は残り半分の土を再利用のためにふるいにかける。一番の目的は固くなった土をほぐすこと。土の中に残っている根なども取り除かなければいけないのだが、なかなか細かい作業で十分にはできない。

今回、初めて行ったのが鉢底石をネットに詰めること。私の場合はふるいにかけるから、その際に土とは分離されるけど多少は作業効率がよくなる。
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ただし今までプランターには可能な限り鉢底石を薄く敷いていた。しかしネットに薄く詰めることは難しかった。結局8つのプランター分の鉢底石をネットに詰めると、プランター4つ分になってしまい(/o\)

というわけで鉢底石を追加購入。今度は最初からネットに詰められたものを買った。不思議なことにネット入り鉢底石より、ネットに入っていない鉢底石のほうが容量あたりの単価が高い。



昨日11月23日。

ネット入りの鉢底石が安いので品質を心配したが、まったく問題なし。ただしネットの編み目はかなり粗く、土がかなり入り込みそうな感じ。またネットが破れているものも少しあった。
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鉢底石の上に国華園で購入した「きれいに育てる花の土」と「最強腐葉土」を3:2で混ぜたものをプランターの半分まで入れていく。
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「きれいに育てる花の土」は昨年初めて買って、いい土だと思ったが少し水はけが悪かったので腐葉土を混ぜるという作戦。「最強腐葉土」はとても熟成されていている。しかし葉を細かくカットしてから腐葉土にしているようで、水はけ目的でカサを増やすには微妙なところ。でも大丈夫でしょう。


さて2年連続して開花率が悪かったので、今シーズンは国華園だけじゃなく富山県農業協同組合というところの球根も買った。国華園と違って同じ9月30日に発注して10月5日に到着。これが当たり前なんだけれど、やたら素晴らしく思える(^^ゞ

そして各球根が写真入りのパッケージに入れられていて、植え付けるときにベランダで配色等を考えやすい。
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国華園のは球根の名前が書いてあるだけ(/o\)
2

1つのプランターに6品種以上は植えるし、プランターに球根を置いた後はどの品種か覚えられず、結局は適当に植えることになるのだが。

昨日は雨だったので4時半頃から暗くなって、球根を並べたところで日没サスペンデッド。配列は8球・7球・8球の3列で8プランター。合計212球を買ったので、余った28球は昨年はユリを植えたプランターに。
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本日11月24日。

昼過ぎから作業再開。腐葉土がまだ余っていたので、昨年の土と2対3くらいで混ぜて球根が半分隠れるくらいまで撒く。その上から昨年の土を投入。最後に少し足りなくなって何も植えていないプランターの土なども使うのは毎年のこと。

狭いベランダで他の植物もあり、作業中は足の踏み場もなく、けっこうアクロバチックな姿勢を強いらる。最後に水やりして楽しい土いじりが終了。

後は3年ぶりにまともに咲いてくれることを願うばかりm(_ _)m

wassho at 18:24|PermalinkComments(0)

2019年10月07日

2020年シーズンのチュリーリップ球根を発注 その2

さて2020年シーズンに向けて発注したチューリップは


春いっぱい100球セット 5184円 富山県農業協同組合
1春いっぱい100球セット


富山県農業協同組合で他のセットも買うつもりだったが、10品種も入っているこのセットと品種が被るセットがほとんどだったので、残りのセットは国華園で買うことにした。

バイヤー推奨セット 4種24球 2581円 国華園
アイスクリームという品種に惹かれて(^^ゞ
2バイヤー推奨セット


9月号Eセット 4種24球  2041円 国華園
好みのフリンジ(花びらがギザギザになる)品種が3つ入っているので選んだ。
3 9月号Eセット

ところで赤いチューリップのバレリーゲルギエフはクラシックの指揮者と同じ名前。調べてみるとスペルも同じValery Gergiev。バラだと有名人の名前をつけた品種はたくさんあが、これもそういうことなのかな。少し調べてみたけれどわからず。


バルブオブザイヤー桃セット 4種24球 1717円 国華園
ピンクが多ければキレイかなというシンプルな理由。
4バルブオブザイヤー桃セット


お徳用20球入 オレンジ 810円 富山県農業協同組合
オレンジ色のチューリップが好きなので。
5お徳用20球入 オレンジ


お徳用20球入 白 810円 富山県農業協同組合
色物ばかりじゃクドくなってしまうので白も必要。もっとも開花する時期は品種によってバラバラなので、狙ったような効果を得られるかは咲いてみないとわからないが。
6お徳用20球入 白


以上の24品種で合計212球。プランターに植えられるのは、8球・7球・8球の3列で23球×8プランターの184球。だから28球余る。それは昨シーズンにユリを植えたプランターにでも植えようという算段。


発注したのは9月30日。いつもよりかなり早いのは消費税対策(^^ゞ 上に書いたのは8%の消費税込みでの値段。

富山県農業協同組合の球根は10月5日にもう届いた。国華園は私の知る限り日本でもっとも配達の遅い通販サイトなので、おそらく届くのは11月中旬だろう。ちなみにクレームを入れるとその翌々日くらいに届く(^^ゞ しかし国華園に同時に発注した園芸用土は10月2日、つまりAmazonと同じペースで届いたから、チューリップの球根だけどうしてそんなに発送が遅いのかはナゾ


とにかく来年はいっぱい咲いてくれることを願う。もし開花率50%を切ったら、もうチューリップはやめようかと考えている。←2019年シーズンのショックでかなり弱気


おしまい

wassho at 20:51|PermalinkComments(0)

2019年10月06日

2020年シーズンのチュリーリップ球根を発注

チューリップイラスト

2019年シーズンのチューリップは開花率48%。球根の数を減らしていたので、従来と較べると見た目の開花率では34%。総集編を除けば初開花の時しかブログもアップできない散々な状況だった。

実はその前シーズンも低調だったのでチューリップ・モチベーションが下がり、チューリップをやめる「予行演習」としてユリにも初めてチャレンジしてみたのが2019年シーズン。しかし香りはとてもよかったものの、3品種しか植えなかったこともあってイマイチ楽しめず。

というわけで来シーズンのユリはなし。ユリ以外に何を植えるか考えなければと思いつつ、グズグズしているうちに球根を発注する時期になってしまった。結局は懲りもせずまたチューリップだけを植えることにした。


2018年シーズンまでは1つのプランターに8球・7球・8球の3列で23球を植えていた。しかし開花率が下がってきたのは詰め込み過ぎが原因かと考え、2019年シーズンは8球・8球の16球に。23球でもよく咲いたシーズンもあったから論理的とはいえない行動であるが、とりあえず何か変えなきゃという気持ちから。残念ながらその甲斐もなく開花率はさらに下がったので来シーズンはまた23球に戻す。

   
2019年シーズンは13品種の球根を買って、そのうち3品種はまったく咲かなかった。発芽すらしなかった品種もある。つまり不良品の球根。まあ過去にも色々あったので、今回はいつもの国華園だけではなく購入先を2つに分けた。富山県花卉(かき)球根農業協同組合というところ。

バリエーションの豊富さという点では国華園が上。また国華園のほうが価格も安い。例えばごく普通の形の単色チューリップの普通サイズ100球で較べてみると

   国華園       1749円
   富山県農業協同組合 3630円

と2倍以上の差。国華園はオランダからの輸入品、富山県業協同組合は国産なのが価格の違いになっているのだろう。こんなところで日本の競争力のなさを実感するとは。しっかり咲いてくれれば我慢するけれど。


どんなチューリップを発注したのかは次回に。


ーーー続く

wassho at 23:39|PermalinkComments(0)

2019年07月23日

チューリップ2019(怒りと悲しみの)総集編 その5

5月5日にチューリップをプランターから抜く作業をした時に、
実はまだ青々としている株がいくつかあった。

もちろんそれは抜かずにキープ。
チューリップとは思えないニラみたいな葉である。おそらく原種系チューリップのサーモンジェムかと思われる。
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ベランダのスペースを広げたかったのでプランターは積み上げ状態で。
DSCF3165



原種系(野生のチューリップに近い品種)を植えたのは今年が初めてだったので、どう育っていくのだろうかと楽しみにしていた。

ところが5月10日からまさかの入院(>_<) 正確にいうと5月11日には退院して、5月15日から5月29日まで別の病院で再入院。

5月18日に一時帰宅した時は、付き添ってくれたSG君に頼んで水やりをしてもらった。でもそこから29日までの12日間は放置状態。


29日に帰宅してベランダに出てみるとご覧の状態。
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もっとも水不足で枯れたというより、普通に寿命が来てツボミもつけずに枯れたという気もする。5月5日の時点で株自体が小さく、ここから本当に花が咲くのかな?という気もしていた。



当時はまだお腹にチューブを挿入していた状態。チューリップのことなど構っておられず、とりあえず記録として写真を撮っただけだった。しかしこのブログを書くために先ほど写真を整理していてビックリ。

アブラムシが付いていた(>_<)
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5月5日の撤収作業の時にアブラムシは徹底的にチェックした。別の2つの株で数枚の葉に発生していただけだった。そしてこの原種系を除いて、すべてのチューリップをプランターから取り除いた。

ということは2枚目の写真にあるように、6株だけになったスカスカのプランターのチューリップを目指してアブラムシがまたやってきたのだろうか。あるいは株を抜くときに地面に落ちたアブラムシが移動したのか。ナゾ

写真でアブラムシが確認できたのは、完全に枯れているプランターの株だけである。そして他のプランターではまだ葉に緑の部分が残っている。ひょっとしてアブラムシに養分を吸い取られて枯れた?

いずれにしても侮れないアブラムシ。



さて昨シーズンの開花率58%に嫌気がさして、

   184球から128球に球根を減らす(スペースに余裕を持たせた方がいいかなと思って)
   違う花も育てようとユリに挑戦してみた

というのが今シーズン。しかし結果は開花率48%とまたもや大幅ダウン(/o\) 球根を減らして開花率も下がったので花数的には目も当てられない。アブラムシも3年連続で発生するし、チューリップ・モチベーションは限りなく右肩下がり。

さて来シーズンはどうしようかな。


おしまい

wassho at 20:18|PermalinkComments(0)

2019年07月22日

チューリップ2019(怒りと悲しみの)総集編 その4

それでは総集編名物の朽ちてゆくチューリップ。チューリップのブログはあまたあれど、こんな写真を毎年たくさん載せているのは唯一の存在だと自負している(何の自慢?)

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他の花の終わりの頃に、弱々しいツボミを出すのが毎年いる。
こいつらはいつもツボミのまま枯れていく。
3DSCF2390

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こんな姿になぜか心惹かれるものがある。
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いい形に枯れているのは一瞬で、しばらくすると醜くなってしまう。
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あまり早すぎてもツマラナイ。
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そんな違いがわかって、
さらに雄しべ雌しべも愛おしく思えたら、あなたもめでたくヘンタイ仲間(^^ゞ
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実にくだらない写真ではあるが、
こんな小さいものにピントを合わせるのはけっこう難しいんだゼ。
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たまに周りの花びらの色が被ってカラフルになる。
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最後に少しキレイめなのも。
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ーーー続く

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2019年07月21日

チューリップ2019(怒りと悲しみの)総集編 その3

今シーズンの新兵器。
ペットボトルにアルミ箔をかぶせたもの。
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目的はアブラムシ対策。ネットのどこかでアブラムシは眩しさに弱いので、日光を反射するアルミ箔が効果的という記事を読んだ。対象となっていたのはチューリップではなく、また畑に直接アルミ箔を敷き詰めるような対策だったが、それをアレンジしてみた。

ベランダには賞味期限がとっくに切れたミネラルウォーターのペットボトルが置いてある。飲み忘れたものを、震災で断水した時に手を洗ったりトイレを流したりするのに役立つかと思って。それを使ってアブラムシ対策器を作ることを思いつく。


ちなみにベランダには7〜8年置いてあるペットボトルもある。目で見たかぎり水が濁ったりの変質はない。いざとなれば飲めるんじゃないかと思うくらい。またペットボトルに巻かれているラベルはボロボロになって風で散りほとんど残っていないが、ペットボトル容器そのものは今も新品と同じ強度を保っている。プラスチックゴミによる海洋汚染がよく報じられているが、さもありなんである。


さてアブラムシ。
ガーデニング歴30年にして初めて目にしたのは2017年。この時は8つのプランターで育てているチューリップの2/3くらいにアブラムシが付くという大発生。翌年つまり昨年は1本の茎だけ。もっともこれはノーマークだった2017年と違い、常に警戒していたので早期に発見して駆除したから1本だけだったともいえる。

ただしどちらの年もチューリップの盛りが過ぎて枯れ始めようかという時期に発生している。だから実害はほとんどない。(チューリップに発生するアブラムシはそういうものなのか、ウチのベランダだけの現象なのかは調べていない)

だからアブラムシ対策といっても、ほとんど好奇心で始めたようなものだけれど、
ちょっと作りすぎたかな。
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それで効果はというと5月5日、枯れたチューリップをプランターから抜く作業をしているときにアブラムシを発見。数は少ないが、これも毎週観察していて早期発見したからだと思う。
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結論としてアルミ箔ペットボトルに効果はなかったかな(^^ゞ


ーーー続く

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2019年07月20日

チューリップ2019(怒りと悲しみの)総集編 その2

前回の書いたように、今シーズンは一度も賑やかにはならなかったので集合的写真はない。それで、どんな色や形のチューリップが咲いたのかの紹介。


この赤チューリップは八重咲きの「フラッシュポイント」という品種。紫は普通品種セットに入っていた紫か、ちょっと高級な品種セットに入っていた「パープルプリシス」という品種か見分けがつかず。今シーズンに植えた球根についてはこちらで。
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黄色も普通品種セットと高級品種セットの「ストロングゴールド」の区別が難しい。普通品種はこんなに背が高くならないから、これが「ストロングゴールド」かと思う。ストロングと名前がついている割に茎が長いのですぐ倒れてしまう。
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背が高いと他のチューリップとバランスが悪い。
でも写真的にはおもしろいかな。
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背の低い黄色チューリップ。先ほどの仮説が正しければこちらが普通品種。
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黄色と白のツーショット。白チューリップが普通品種なことは間違いないから、やはり背の低い黄色が普通品種かな。
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フリンジ咲き(花びらにギザギザがある)のファンシーフリルス。
これはすぐ色が薄くなってしまう。
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普通品種の赤チューリップ。
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太陽に透かされたチューリップを見るのが好き。
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カメラを買い換えてから白い被写体にもピントが合うようになってうれしい。この白チューリップはマウントタコマという八重咲きの品種。
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ダイナスティという品種。
思っていたより(国華園のホームページの写真より)色が薄い。
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こちらは太陽に透かされていたのと同じ普通品種のピンクチューリップ。
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球根を買ったときのブログで調べてみると、次の3品種がまったく咲いていないと判明。

   普通品種の紫か、同じく紫のパープルプリシスのどちらか
   ルーブルオレンジ
   サーモンジェム

許さん!
キチンと水やりしていたのに。
でも懲らしめる方法がない(^^ゞ


ーーー続く

wassho at 17:05|PermalinkComments(0)

2019年07月19日

チューリップ2019(怒りと悲しみの)総集編

今シーズンのチューリップ日記は、3月22日に黄色チューリップが初開花したことが「最後」になった。開花そのものが少なく、しかも開花時期がバラバラだったため、一度も賑やかな状態になることなく終わった。だからブログを書く気も起きず。

例年なら6月になって葉も茎も枯れ果ててから、チューリップをプランターから抜く作業をする。それは球根を来シーズンに使えるように太らせているのではなく、キレイに咲いて楽しませてくれたチューリップを最期まで見届けてあげようという気持ちから。単にグズグズしているという噂もあるが(^^ゞ

しかし今シーズンのチューリップにそんな気持ちは起こらず、ユリも植えてベランダが手狭だったので5月5日に撤収作業。


恒例の雌しべでの開花本数チェック。
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ひと山で10本なので今年の開花は62本。
植えた球根は128球だから開花率は48%(/o\)

過去の開花率を並べてみると

   2014年 80%
   2015年 25%
   2016年 57%
   2017年 79%
   2018年 58%
   2019年 48%

悲惨だった2015年に次いで低い結果である。

しかも例年なら1つのプランターに8球・7球・8球の3列で23球を植えるところを、今シーズンは8球・8球の16球にした。8プランターの総数で184球から128球に減らしたことになる。だから仮に62本を184球で割れば34%ということになる。感覚的にもそれくらいの咲きっぷりだったかな。まあとにかく今シーズンのチューリップはショボかった。


約1週間おきの定点観測。

         3月24日
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         3月30日
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         4月6日
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         4月13日
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         4月21日
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         4月27日
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         5月5日
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今シーズンでもっとも数多く咲いていたのは4月13日前後だったということになる。

過去の1番咲いていた時期の写真で較べても、やはり今シーズンは悲惨だった2015年とドッコイドッコイだったことがわかる。
スライド1

スライド2

スライド3


別のアングルで見てみると一目瞭然。

         2016年
2016DSC08822

         2017年
2017DSC04014

         2018年
2018DSC09435

         そして今シーズン
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私の落胆ぶりを想像して哀れんでちょうだいな(/o\)


ーーー続く

wassho at 19:52|PermalinkComments(0)

2019年03月22日

黄色チューリップから初開花!

昨日、桜の開花も発表された東京は、この3日間ほど最高気温が20度前後で暖かい。それにつられたのか2019年シーズンのベランダチューリップがメデタク初開花\(^o^)/

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3月16日に紫色のツボミが葉にくるまれているのを見つけたから、てっきりそれが最初に咲くと思っていた。しかし3日前からこの黄色チューリップの茎が急に伸び始め「ツボミが膨らみ色づく」というステップを踏まずにいきなり開花。今までこういうことはなかったから、今朝ベランダを見た時はちょっとビックリした。

これが昨日の写真。ツボミはまだ草の色をしている。
この状態から1日で開花するとは。
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まあとにかく、毎日早起きする季節がやってきました。

wassho at 19:28|PermalinkComments(0)

2019年03月21日

次のデジカメは富士フイルムのX-T30

正月明けに新宿御苑へロウバイを見に行った時にデジカメがダメになった。オートフォーカスのピントがまったく合わない。同時に液晶画面にレンズの絞り値が表示されなくなった。レンズ交換式のカメラなので、その時点では不具合が起きているのがカメラなのかレンズなのかは判明せず。もっともレンズが故障している確立は低いと思っていたが。

自宅に戻って別のレンズを装着してみると、そのレンズでもオートフォーカスは機能しなかった。なぜかレンズの絞り値は表示されたけれど、この時点でご臨終になったのはカメラ本体だと確定。

使っていたのはSONYのNEX-5Nというカメラ。購入したのは2012年の6月。発売はその1年ほど前。つまりもう8年前の製品。ということで修理ではなく買い換えることにした。ちなみにNEXというブランドはもうない。


カメラに詳しくない人のために書いておくと、レンズ交換式のカメラの場合、レンズとカメラが接するところをマウントという。その規格(構造)が各メーカーによって違うので、SONYのカメラには(原則として)SONYのレンズしか装着できない。だからキャノンやニコンのカメラを買って、私が持っているレンズを使うというわけにはいかない。

だから順当に考えればレンズはOKなのだからSONYのカメラを買えばいい。ちょうどNEX-5Nと同じ系統のα6400という機種が1月16日に発表されたところであり、それにするか、その1つ前のモデルで値段も落ちているα6300にするかなどと考えた。


しかし買ったのは富士フイルムのX-T30というモデル。これにしたのはいくつかの理由があるが、基本的には気分転換したかったというのが最大の決め手かな(^^ゞ

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カメラに装着しているレンズがXF18-135mmF3.5-5.6で、隣にあるのがXF10-24mmF4。どちらもズームレンズ。18や135というのはレンズの焦点距離。数字が小さいほど広角レンズ(写る範囲が広い)で大きければ望遠レンズ。NEX-5N用には3本のレンズを持っていた。でも撮影先でレンズ交換をしたのは7年間で数回しかない。つまり私はレンズ交換なんて面倒なことは出来ないタイプ。それでも2本買った理由はいずれそのうち。


16-70mmのレンズを装着したNEX-5Nとの比較。NEX-5Nが抜群にコンパクトなのでX-T30が大きく見えるが、実際はほどよいサイズといったところ。ただしちょっと重い。

IMG_1344


X-T30は発売前に予約して発売日の昨日に届いた。設計品質は高くても製造品質にはちょっと難のあるのが富士フイルムのカメラ。だから発売直後の製品はリスキーなんだけれど、NEX-5Nが壊れてしまったのでしかたなく。

それで本日はあれこれ設定の確認。NEX-5Nと較べると操作体系が少し複雑で、慣れるまで時間がかかりそう。それと液晶画面がスマホのようにタッチパネルになっているのだが、それで操作できるはずのいくつかの機能が上手く作動しない。不良品なのか私の設定や操作が間違っているのか。見当違いのクレームをつけて恥をかかないように、もう少し調べてみるつもり。


さっそく近所を散歩して試し撮りするつもりでいたが、説明書と格闘しているうちに時間が経ってしまい。それで記念すべき初撮影はベランダのチューリップ。どういうわけか1つの茎にツボミが2つできるというやっかいなことになっている(/o\)

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wassho at 18:20|PermalinkComments(0)

2019年03月16日

チューリップのツボミを覗き込む

葉の奥にツボミが隠れているのを2つ発見。
撮影は昨日。

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週の前半が暖かかったので生育が進んだみたい。
ちなみに13日の最高気温は19.1度もあった。
本日は12.3度でちょっと寒い。
咲き始めるのは例年通り3月下旬というのが今のところの予想。

wassho at 23:25|PermalinkComments(0)

2019年03月02日

チューリップは8割方発芽

1月20日に5つが初発芽して、2週間後の2月2日に33の発芽を数えたチューリップ。それから1ヶ月経った現在はこんな状態。だいたい8割くらいの発芽状況。ちなみに今年はいつもの184球から128球に減らした。

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球根の皮を被ったまま発芽しているヤツ。
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やたらヒョロッとしているヤツ。これはたぶん育たない。こんな隅っこに球根は植えていないから、手前の芽が本芽かもしれない。
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ユリはまだ発芽のキザシなし。
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定点観測位置。
iPhoneだともう少し背丈が伸びると全体をカバーできなくなる。
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新しいデジカメはもう注文した。ただし発売日が3月末の新機種を予約したので、チューリップの初開花に間に合うかどうか微妙なところ。

昨シーズンは
    つぼみが大きくなる:3月25日
    初開花:3月27日

その前のシーズンは
    つぼみが大きくなる:4月4日頃
    初開花:4月7日頃


発売日延期なんてことになりませんように。
カメラ業界ではたまにある話なのでちょっと気掛かり。

wassho at 18:35|PermalinkComments(0)

2019年02月02日

チューリップは33芽が発芽

1月20日に初発芽を5つ確認したチューリップ。
あれから2週間経った本日で33芽が確認できた。

球根は128球植えたから、今のところ約25%の発芽となる。
ペースとしては、そんなものかと思う。

一番大きいのでこれくらい。
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こんな隅に球根を植えていないのに、
壁際ギリギリを狙って発芽するやつが毎年必ずあらわれる(^^ゞ
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チューリップの育成にとって、冬は寒ければ寒いほうがいい。
でもエルニーニョ発生で何となく暖冬気味。
求む冬将軍!!!

wassho at 16:57|PermalinkComments(0)