*チューリップ以外

2020年08月23日

夏にあきらめない

昨日はグラジオラスについて、倒れまくって手の施しようがないし、100株ほど発芽したものの既に半分以上が枯れたり抜けたりしていて、だからもう1輪だけでも花が咲いてくれればいいや程度の「夏にあきらめて」な気持ちであることを書いた。

しかし一晩たって、せっかく植えたのだからナントカしようと気が変わる。具体的には100株なら無理でも、株数が減ってきた今なら支柱で支えることもできるかなと。

幸い本日は午前中に大雨洪水警報も出た超豪雨が1時間ほどあり、そのせいか晴れた午後も気温は26〜27度と涼しかった。というか涼しかったからガーデニング作業をするやる気が出たのであるが。

ただし園芸用の支柱は数本しかない。ベンジャミンを挿し木で増やしたときに支柱代わりに使った菜箸が10本ほど。それと普通の割り箸。手持ちの資材はその程度。それでもできるところまで、とりあえずやってみるかと。


1本の支柱で2株を支える工夫。
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菜箸や割り箸などで株の下側で支えても、思ったよりは上手く立ってくれる。
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昨日と較べれば、ちょっとはサマになってきたかな。

  <昨日>
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  <本日>
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支柱を買ってきて、もうちょっとガンバルつもり。

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2020年08月22日

夏にあきらめて

「夏をあきらめて」は1982年に発表されたサザンオールスターズの曲。世間一般的には研ナオコのヒット曲として知られているかな。その歌詞に出てくるパシフィックホテルは、80年代後半まで茅ヶ崎に会ったリゾートホテル。何度か入ったことがある。あの夏の恋をあきらめなかったら、その後はどうなっていたかな?−−−とかホザいてみたい(^^ゞ


さて夏の恋ではなく夏のベランダが絶不調である(/o\)

株が倒れまくって手の施しようがないことを8月9日に書いたグラジオラス。もちろん状況が改善するはずもなく、あれから2週間経った本日の様子。
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茶色く枯れてきたものも多くなったので、それを抜いて数えると、まだ緑色のうちに根本から自然に抜けたものも含めて全部で59本になった(涙)
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115球を植えて100球ほどが発芽していたので、現時点で半滅以上である。
ところどころスッカラカンになってしまった。
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本日の全景。花茎はまだなく葉のみである。8月9日には「10株でも花を付けてくれれば御の字」と書いたが、今は「ひとつだけでもいいから」という願うような気持ち。
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▢▢▢▢▢
リンゴも不調である。6粒の種をまいて4つ発芽し1つが枯れたが、基本的に順調だったことは5月10日に書いた。それ以前の記録はページの最後にあるタグのリンゴをクリックしてちょうだい。他の品種も同じく。

これは、そろそろもう少し大きな鉢に植え替えようかなと思っていた7月5日の写真。
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ところが7月26日にハダニが発生しているのを発見(怒)
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写真をクリックして拡大すれば、うすい膜のようなものが見えると思う。これは2013年にヒマワリに発生したのと同じものと思う。

そしてハダニが原因かどうかは不明だが3株のうち1株が枯れる。
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ハダニは丁寧に洗い流し、それ以降は発生していない。しかし見つけたときにはかなり養分を吸い取られていたのか、しばらくしたら萎れ始め、これは8月9日の撮影。
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本日8月22日の様子。
おそらく秋風を感じることはできないだろう(悲)
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リンゴはもう1株残っているが、コイツは全然大きくなっていない。
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▢▢▢▢▢
柿はリンゴより早くダメになった。
7月5日には元気がなくなっており、
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8月9日にはかなり進行。
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そして本日8月22日。
左側は完全に枯れた状態。右側は一番上に新芽のようなものが出ているが、ここからの復活はない気がする(諦)
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▢▢▢▢▢
6月21日に植えたアメリカン・チェリーは2ヶ月経っても沈黙を保ったまま。
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夏をではなく、
夏にいろいろとあきらめるガーデニングになってしまって残念。

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2020年08月09日

グラジオラスは無理っぽいーーー

6月19日に球根を植えたら1週間も経たないうちに発芽したグラジオラス。
その後もグングン育ち、7月のうちは調子がよかったのだがーーー。


7月5日
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7月12日
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7月26日
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しかし7月の終わりあたりから倒れるものが多くなってきた。
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倒れたものは土を寄せたりして球根の向きを変えて角度を修正している。
しかし、こういうふうに折れ目がついてしまうと、それも不可能に。
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また茎を触るとスッと根本から抜けてしまうものもあって、
本日現在でもう10本は抜けた(涙)
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8月2日
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本日8月9日
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ほぼ毎朝、倒れた茎の修正をしてきたが
もう無理(/o\)
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数日前から枯れる株まであらわれた。
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グラジオラスは背丈が高いので支柱を立てろと解説してあるものが多い。115球の1本ずつに支柱を立てるのは不可能なので、プランターの何カ所かに支柱を立ててロープを巡らせ、ベランダのフェンスとで囲うようにして対処するつもりだった。そのエリアの中で傾く株はあるだろうけれど、少々は仕方ないかなと。またベランダのフェンスから離れた場所にある、その手が使えないプランターには背丈の低いバンビーノ種を植えた。

しかしこんなに背丈の低いうちから、ほとんど倒れるように傾くとは思っていなかった。また写真でもわかるようにグラジオラスの葉は薄くヒョロヒョロで少しの風で倒れたり折れてしまう。ちょっと想定外。

現在のところ生えているのは葉だけで、この後つぼみがつく花茎が出てくるはず。花茎が出たら株の強度は増すのかな。そうしたらまた対処のしようもあるのだが。
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とりあえず現在は半分諦めの境地。
115球植えて100球ほど発芽したが、10株でも花を付けてくれれば御の字程度の気持ち。

グラジオラスは意外に手強かったと打ちひしがれる2020年の夏(^^ゞ

wassho at 10:12|PermalinkComments(0)

2020年07月14日

緋牡丹のピンクがご臨終(>_<)

5月の初旬に植え替えをした時から、ピンク色の緋牡丹は元気がなく色が悪かった。もとに戻ることを願っていたものの、2日前の7月12日にご臨終を確認。残念。


昨年の12月にオレンジ色と一緒に世田谷のボロ市で買ってきた。
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その1年前に買った赤と黄色と4色揃い踏みの写真。3月1日撮影。
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5月4日。ショッキングピンクに近かったのに、かなり色が薄くなる。(写真の右端)
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5月17日。傷んでいる部分があるのを発見。
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6月21日。痛みが倍くらいに広がってきた。
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7月5日。傷んでいるのじゃなくて、その部分はもう死んでいるような状態。
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7月12日。一気に全体に広まってご臨終。
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せっかくまとめて4本を寄せ植えにしたのに(/o\) 他の緋牡丹に異常はないから、育て方ではなくピンクの個体が弱かったのだと考えている。しかし5月の末に多肉植物の「魅惑の月」が枯れたのに続いてだからショック。

実は緋牡丹というサボテンは色のついた丸い部分だけで、茎のように見える緑の部分は三角柱とかいう別のサボテン。緋牡丹は葉緑素を持たないので光合成ができず=成長できないので、他のサボテンに接ぎ木して育てられる。だったら野生ではどうなっているのか疑問なのだが、とにかくそういうことになっている。とりあえず三角柱は無事のようなので、しばらくはそのままで様子を見るとしよう。まったく面白みのない形ではあるが。

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2020年06月28日

もう発芽していたグラジオラス

球根を植えたのが9日前の6月19日。一部のプランターは土が足らなかったので、土を新たに買ってきた最初の水やりをしたのがその翌日。

それでほぼ1週間ぶりとなる本日、水やりをしようかとベランダに出てみると、グラジオラスがボコボコ発芽していてビックリ。
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4日前の24日にベランダに出た時には発芽していなかった。もっともこんなに早く発芽するとは思っていなかったから、プランターをよく見たわけではないので、発芽直後の小さな芽なら見逃していたのかも知れない。ちなみにチューリップなら植え付けてから発芽までに1ヶ月半から2ヶ月ほどかかる。


こうやって大きさを比較してみると、大きいのは発芽3〜4日経っているような気がする。
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数えたら発芽は40芽。
植えたのは115球だから現在35%の発芽率。品種による偏りはないみたいだ。

いつもとは違って初発芽は見逃したものの、ともかく発芽してメデタシ\(^o^)/

wassho at 21:23|PermalinkComments(0)

2020年06月23日

今度はアメリカン・チェリーの種まきに挑戦

昨日に書いたように、6月21日に種なし柿の種(おかしな表現だが、種なし柿を食べたら出てきた種)が発芽しないので、ポットをほじくってみたら白い2ミリくらいの虫に食い荒らされて、種の中身がなくなっていた。そんな害虫被害は想定外だったが、発芽自体はもうあきらめていたので、次の種を用意していた。


それがアメリカン・チェリー。この食べたてのホヤホヤの4粒の種を、柿の種(こう書くと違うものに思えてしまうが)を取り出したポットに植えた。
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種食い虫がいたポットなので、少し心配はしたが、棒で土をほじくっても虫はいないようだったし、だいたいこの「食べた果物の種を植えるガーデニング」は半分シャレでやっているので、まあいいかと。


ところで、そこら中に桜の木があるのに、それにサクランボがなっているのは見たことがない。調べてみたら、サクランボがなるのと花を観賞するのとでは、同じ桜でも種類が違うようだ。実を付けるほうの桜は桜桃(おうとう)と、なぜか桃の字を付けて区別する。実桜(みざくら)ともいう。もっとも花の桜も小さくて黒っぽいから目立たないが、実はなっているらしい。ただし食べられる味ではないとのこと。明日にでも桜の木を観察してみようと思う。


さてサクランボには和物とアメリカン・チェリーがある。私は断然アメリカン・チェリーが好き。和物は酸っぱすぎる。もっとも、いわゆる高級サクランボは食べたことがないのだが。

そのアメリカン・チェリーはアメリカからの輸入物である。ということはアメリカには桜桃の桜はたくさんあるということ。初代大統領のワシントン(1732〜1799)が父親の桜の木を折った話は有名であるが、それは桜桃だったのかな。少し調べたがよくわからなかった。

花のほうの桜は1912年に日本からワシントン(地名)へ贈られたものが、立派な桜並木になって毎年桜祭りが開催されるほど。でもアメリカでワシントン以外で花見をしている話は聞いたことがないから、やはりアメリカの桜は桜桃なんじゃないかなと思っている。
ワシントン桜


私のアメリカン・チェリーが芽を吹いて育ったら、じっくり調べることにしよう。

wassho at 20:45|PermalinkComments(0)

2020年06月22日

種なし柿の種を虫に食われていた

5月30日に柿の成長の様子をブログに書いた。

その後も順調で、最初に発芽した芽は種の皮が外れ、
もうひとつも近いうちに外れそうである。
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ただしこれは「種あり柿」を植えたポット。
「種なし柿」のほうは沈黙を守ったまま(/o\)
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もう無理だろうということで種を掘り出してみた。
1つは貝が開いたように口を開けている。
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開いていなかった方も、触ってみると力を入れることなく2つに割れた。
種の中に中身がない状態である。
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そしてどちらの種も内部にごく小さな白い虫がいた。体長は2ミリくらいで、かなりチョロチョロ動き回る。余りに小さくて鮮明な姿を写真に撮れなかったが、クリックで拡大すれば虫の形くらいは確認できる。
DSCF8022

こいつらが柿の種の内部を食い荒らしたのだろうか。だとしたら、どうして種あり柿は被害がなかった? それに土の中に元から潜んでいたのか、それとも匂いでも嗅ぎつけて、どこかからやってきて土の中に潜り込んだのか? 何かとナゾ

少し調べてみたが、似たような事例を見つけられず。
気が向いたらそのうちじっくり調べてみよう。

なお撮影はすべて6月21日。

wassho at 23:37|PermalinkComments(0)

2020年06月19日

グラジオラスの植え付け

すっかり忘れていて6月もそろそろ後半になってしまったが、前回に書いたように、ようやく本日に植え付け。作業は午後4時頃から。


土は基本的にチューリップのものをそのまま利用する使い回し。グラジオラスは「じゃがいもの作れるところなら育つ」といわれるくらい痩せ地でも育つらしいから。

まず、チューリップを抜いた後はプランターに入ったままになっていた土を、半分くらい取り除いて別のバケツに移す。そのプランターに残った土の上に炭化鶏糞を薄く振りかける。プランター当たり手でひと握りの半分ほど。

その上に新しい培養土。プランター当たりふた握り分をほど撒いたら、手持ちの培養土がなくなってしまった。ちょっと足りないと思ったので、その上に腐葉土を追加。こちらは握り3つ分。

ということで今回は階層的に土を足しただけでマゼマゼはなし。
腐葉土の上に球根を置いていく。


普通球のグラジオラス60球は65型のプランターに6球×2列で各12球を植え付け。チューリップなら23球入れているから、かなり余裕を見た配置。

6色あるので

   赤白黄桃緑紫     赤白黄桃緑紫
   赤白黄桃緑紫     紫緑桃黄白赤

と同じ色を2列揃えたのと、逆方向から並べたパターンを作り、またスタートする色の順番を変えたりして合計5プランター。

バンビーノ35球は同じ色を3つずつ並べ、全体的には適当に配置して65型を3プランター。ラッフル20球は丸形のプランターに10球根ずつの2プランター。
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ラッフルは少し詰め込みすぎた。同じサイズの丸形プランターがもう1つあるから、3プランターにしてもいいのだが、チューリップの時と違って、この季節はベランダには観葉植物がたくさんあるので、できるだけプランターの数を少なくしたかった。

というわけでラッフルは球根3つを間引き。(間引きとはいわないか)
右側はもう1つ減らしたほうがいいかも。
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この後、バケツに移していた土を球根の上に被せる。
ただしチューリップを植えた時はプランターに満タンまで入れた土は、チューリップを引き抜いた時に球根にひっついて9割くらいに減っている。それをふたたび満タンにするので少し足りなくなる。結局ラッフルを植えた丸形プランターに被せる土がなくなってしまった。
(深さを稼ぐためウォータースペースを設けないのが私の流儀)

土を買いに行くのはもう面倒なので、
ラッフルには明日まで裸で過ごしてもらうことにした(^^ゞ


特に意味は無いけれど、プランターに並べた球根を超ローアングルで。
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wassho at 19:34|PermalinkComments(0)

2020年06月16日

次のガーデニングはグラジオラス

今年はチューリップの生育がよかったのがうれしくて、チューリップの後に植える花をつい買ってしまったことは以前に書いた。

それがグラジオラス。

注文は4月2日に国華園で。
国華園にしては珍しく1週間くらいで球根が届いた。

グラジオラスにしたのに深い意味はない。チューリップを片付ける5月中旬以降に植え付けられて、次にチューリップを植える11月下旬までに咲き終わる花の中で、何となく賑やかで楽しそうだったから。なお昨年はユリを育てたが、あれはチューリップと同時期に植え付ける。

購入したのは以下の3セット。

「普通球6色60球セット」 1,399円
6色セット


「ラッフルセット 5種20球」 1399円
ラッフル


「 バンビーノ福袋 35球 (3〜4品種見計らい)」 869円
バンビーノ


グラジオラスは子供の頃に実家で咲いていた記憶があるが、まったく知識なし。品種は直感で選んだ。普通球はその名の通り普通のグラジオラスで、ラッフルは花びらがフリルのようになるゴージャスタイプ。バンビーノは背丈の低い品種。

グラジオラスで少し躊躇したのは背丈の高さ。バンビーノでも50〜70cm、それ以外は80〜120cmとカタログにある。ネットで調べると、倒れないように支柱を立てろとか書いてある。そんな面倒なことはできないのですべてバンビーノにしたかったのだが、国華園には上に書いた品種しかなくて。

でも昨年のユリは80〜120cmで倒れることはなったので、今回も何とかなるんじゃないかと。全部で115球あるから、すべてに支柱は立てられないけれど、まとめてロープを這わせるなど、出たとこ勝負で臨機応変に対応するつもり。


ところでグラジオラスは球根を植えてから3ヶ月で開花するらしい。それで5月に植えると8月に咲くことになるが、真夏だと高温で花の色が汚くなるので、5月を避けて3〜4月か6月に植えろと球根に同封されていた説明書に書いてあった。

それで6月になったら植えるつもりが、すっかり忘れていた。実は球根は玄関に置いてあるのだが、4月からそこにあるので見慣れて存在感がなくなってしまい(^^ゞ

とりあえずこの2〜3日中に時間を作って植えるつもり。





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2020年06月08日

サンセベリアの植え替え

2年前の2018年、秋の終わりの11月6日

  夏にサンセベリアの葉が増えすぎてプランターがギュウギュウなので、
  株分けしないといけないが、もうすぐ休眠期だから、
  それは次の春に実施する。

ということをブログに書いた。これはその時の写真。
no title


そのつもりだったのだが、春になって、そろそろ室内からベランダに移そうかと思っていた4月の頭に、半分くらいの葉の根本が腐ったようになって折れるという事態に(/o\)

原因は不明。たまにそういうことは起きるが、あんなにたくさんの葉が折れたのは初めて。何が悪かったのだろう。

葉が減ってしまったので、2019年春の株分けは中止。


2020年の現在も、葉の数に対するプランター容積は余裕があるが、ごそっと抜けた株もあるので、プランターの中での位置のバランスが悪くなってしまった。
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それに以前にも書いたように、虫がついているわけでもないのに、
葉に穴が開いたり、ギザギザになったりと痛んだものが目立ってきた。
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DSCF7980


というわけで株分けで増やすのではなく、痛んだものを取り除く「株減らし」を目的とした植え替えをした。作業は昨日6月7日。

3つのプランターから抜いたサンセベリア。
葉は重ねて並べたので、この見た目の2倍くらいの分量がある。
とても色艶がいいのに、どうして葉が痛むのかナゾ。
1DSCF7994


株をバラしてみると、こんなに大きな穴が開いているものもあった。
2DSCF7998


ショウガみたいなサンセベリアの根。
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痛んだ葉をを取り除くと残ったのは1/3くらい。土はチューリップ用に買った残り物で、培養土5割、腐葉土2.5割、赤玉2.5割くらいで新規にブレンド。
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左のプランターは葉の両側に縦のラインが入っている。
これがサンセベリアのオリジナルの姿。

サンセベリアは葉を切って土に挿しておくと、新しい葉が出て増やすことができる。ただしその場合は、なぜか縦のラインが出ずにオリジナルと違う模様の葉になる。それが真ん中のプランター。1番右のプランターにはラインありと、なしをミックスして植えてみた。


葉に穴が開いたりギザギザになる原因がわからないので、
対策のしようもないのだが、とりあえず元気にキレイに育って欲しい。

wassho at 23:14|PermalinkComments(0)

2020年05月31日

魅惑の月が逝く

朗報の後は悲報である。

5月4日に金盛丸と一緒にポットからプランターに植え替えた魅惑の月だったが、
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19日に弱っているのを発見。
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23日には腐りかけたようになってきた(>_<)
DSCF7953

ピンボケでわかりづらいが、土の表面に白いものがたくさんある。
塩? ナンデ?
DSCF7960



昨日の30日。
まだ少し形を残しているが触ったら崩れた。
ご臨終確定(৹˃ᗝ˂৹)
DSCF7966

しかしこの白い結晶は何なのだ。
塩のように思えるが、舐めて確かめる勇気は出ず。
DSCF7967


さらにベンジャミンのプランターに敷いてあるウッドチップにも、別の形状の白い破片のようなものがあるのを見つけた。これはどこかから剥がれ落ちたような感じである。まったく正体不明。
DSCF7982


23日には魅惑の月以外の、金盛丸と緋牡丹のプランターには異常はなかったが、昨日には一部に白い結晶が見られた。もっとも魅惑の月が枯れた原因がこの結晶とは限らないのだが。

ネットで調べると炭酸カルシウムが固まる白華現象と、カビが原因の白絹病というが画像的に近かった。しかし白華現象は土にはできないし、白絹病も違うと思う。土の表面にあるのはどう見ても鉱物結晶だ(2つ前の写真をクリックで拡大してもらうとよくわかる)。ベンジャミンの白い破片は手がかりすらつかめず。

とりあえず白い結晶は除去した。ベンジャミンの白い破片も。
いずれにしても謎すぎる。

wassho at 10:08|PermalinkComments(0)

2020年05月30日

柿は垂直に成長中

ベランダガーデニングに朗報と悲報がーーー。

まずは朗報から。

柿が5月13日に種まきから100日後に発芽したものの、どうも元気がなさそうと前回に書いた。しかしそれは取り越し苦労だったようで。

これが5月17日。
頭を持ち上げるパワーが感じられなかった。
DSCF7945


しかし19日には90度になり、
DSCF7950


23日には45度くらいにまで。
DSCF7954


しかも2つ目の芽も見えてきた!
DSCF7955


ただし種の部分はまだ固くて葉がでる気配なし。
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そして本日30日の先ほどの撮影。
垂直にまっすぐにまで伸びた。
2つ目も90度。
DSCF7964


種ももうすぐ取れそうである。
DSCF7965


なおこの柿は前回も書いたように「種あり柿」のほう。「種なし柿」は依然として発芽の気配なし。ひょっとしたら「種なし柿」なんだから、その種は種としての機能を持っていないのかも。種の見た感じは「種あり柿」との違いはなかったが。

とりあえず柿は順調なんだけれどーーー(/o\)

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2020年05月17日

柿も発芽!ーーーしたけれど

2月2日に食べた後の種を植えたリンゴと柿。
リンゴは36日後の3月9日に発芽したが、柿は沈黙のまま。
5月いっぱいは水やりを続けて、それでダメだったら諦めようと思っていたが、

5月13日に発芽しているのを発見\(^o^)/
DSCF7943

2月2日からはちょうど100日後になる。

種からは根と芽が反対方向に伸びるものと思っていたが、種から根が伸びて、種の部分を押し上げ、そして種のところが葉になるようである。

しかし種が重いのか、4日後の本日も芽は曲がったまま。種がようやく地面から離れた程度。そして地面に近いところの色が微妙なのが気になる。種を触ってみると固い種そのものの感触で、外して葉を出せる感じではなかった。
DSCF7945


リンゴの時のように「元気に発芽した」という感じがしない。
このまま成長するのかな?
ちょっと不安。

なおこの発芽はポットに4粒植えた種あり柿のほう。
種なし柿はポットの土を少しほじってみたが発芽の気配はまったくなし。

気長に見守りましょう。

wassho at 15:33|PermalinkComments(0)

2020年05月10日

リンゴの発芽を鉢分け

4月25日に順調に成長中とブログにしたリンゴの発芽。
それから半月ほど経った5月9日の様子。

  <4月25日>
DSCF7490

  <5月9日>
DSCF7913

葉が大きくなって日陰ができるので、そろそろ間引きの時期かと。
ただし種6粒を植えて4発芽したうちの1つはご臨終 Ω\ζ゜)チーン
DSCF7914


3本を1本に絞るのはまだ時期尚早な気がしてきて、
2つのプランターに分けることにした。

1本を引き抜いて根を観察。一番下で少し枝分かれしている。
それにしても、この極細の「茎」が本当に「幹」になるのだろうか。
DSCF7915


鉢分け完了。
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左側はいずれ1本にするとして、このプランターサイズで大丈夫なうちは2鉢体勢で育てるつもり。プランターをサイズアップしなければならなくなった時、そこまで大きくなったリンゴの1つを捨てられる自信はーーーない(^^ゞ

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2020年05月09日

緋牡丹と多肉植物の植え替え

植物学的には多肉植物>サボテン。育てているのは緋牡丹(ひぼたん)と金盛丸というサボテン、そして魅惑の月という多肉植物だからタイトルが正確じゃない。でも私の頭の中で緋牡丹は独立していて、小さいサボテンは多肉植物という独自の分類になっている。


現在のベランダ・ラインナップは緋牡丹が4本。
1DSCF7887


左が金盛丸で、右が魅惑の月。
2DSCF7894


ゴールデンウィークにこれらを植え替えた。目的は昨年の12月に世田谷ボロ市で買ってきたままのポットに入っている多肉植物を大きなサイズの鉢に植え替えることと、緋牡丹を4本まとめて寄せ植えにすること。


それぞれを鉢やポットから抜く。
左側は2018年の12月に買って、2019年の11月に白い鉢に植え替えた緋牡丹。右側が2019年の12月に買ったままポットに入っていたもの。
3DSCF7888


右側は想定通りだけれど、左側の根が少ない。
昨年の12月に植え替えた時は、右側と同じくらいの長さがあり、それをこの写真のようにカットした。そこから成長していないというか逆に減少しているようにも思える。
4 151dd6de

左側が入っていた白い鉢は赤玉4割、バーミキュライト4割、培養土2割の配合だった。引き抜く時に感じたのはバーミキュライトがけっこう詰まった状態になっていたこと。赤玉は水はけがいいだけ、バーミキュライトは水はけがよくて保水力もあるような気がして、バーミキュライトを多めに入れたからだろうか。粒子は砂くらい細かいから固まりやすいのかなあ。もっとも根が少ないのが土のせいかどうかは不明だが。


右側の根の長いのはカットした。
5DSCF7890


緋牡丹は植え替えの際に、根を数日は乾かせとネットに書いてあったので、
ベンジャミンのプランターに並べる。
6DSCF7891




金盛丸と魅惑の月はこんな感じ。
何となく元気良さそう。
DSCF7895


植え替え完了。
DSCF7896

金盛丸のコブの部分は切り離して土に植えれば育つ、つまり株を増やせるらしい。しかし、こぶ付きが何となくカワイイので当面はこのままのつもり。

先ほど書いたように、緋牡丹を植えていた白い鉢はバーミキュライトが多めだったが、残りの4ポット分の土と混ぜたらイイ感じになったので、それをそのまま使った。つまり新しい土の投入はなし。あまり栄養はいらない植物だから大丈夫じゃないかと。ただしチューリップの球根を買った時にオマケでついていた顆粒状の肥料を混ぜておいた。分量的にはごくわずかで気持ち程度の配合である。


4日後に緋牡丹を1つのプランターに。
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前回の土は使い切って、こちらは新たに赤玉7割、培養土3割くらいでブレンド。今回はバーミキュライトなし。オマケの肥料も入れた。植え替えたら1週間は水をやらないらしいので現在放置中。


ところで右奥の緋牡丹。本来はピンクなのに、どうも元気がなくて色が悪くなってきた。何となくしぼんできたような気もする。これは購入した時の写真。この色に戻ってくれるかな?
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2020年04月25日

発芽したリンゴは順調に成長中

2月2日に植えて3月9日頃に発芽したリンゴは、
現在このような状態。

DSCF7490


種6粒のうち4つが発芽。
1つはひ弱な感じだが、残り3つは元気いっぱい。
いずれ間引きしなければならないが、当面はこのまま育てるつもり。

もしこのまま順調に育てば盆栽のような小さなサイズの木にしたいと思っている。しかし盆栽って、どうやって小さいままにしているのだ? そのうち調べるけれど、盆栽をまったく知らない未経験者が、種から盆栽にチャレンジするのも面白かろうと。

なお一緒に種をまいた柿はまったく発芽せず。
でも5月いっぱいまでは、水やりは続けて様子を見るつもり。

wassho at 11:17|PermalinkComments(0)

2020年03月13日

リンゴの種が発芽!

リンゴを食べた後の芯から種を取り出してシャレで植えてみたのが2月2日
一昨日の朝、暖かさ度合いを確かめるためにベランダに出てみたら発芽しているのを発見!
頭が黒いのは、まだ種の皮を被っているから。
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3月8日の日曜日にチューリップの水やりをした時には発芽していなかった。それなりに芽が伸びているから発芽したのは9日かな。だとしたら36日間で発芽したことになる。

植えておいて言うのもおかしいが、まさか発芽するとは思っていなかった。
とにかくメデタシ\(^o^)/

リンゴの種は6粒撒いたから、まだ芽が出てくるかな。
一緒に種を植えた柿も発芽するかな。

久しぶりにワクワクする春のベランダである。

wassho at 06:30|PermalinkComments(0)

2020年02月04日

桃栗3年柿8年 リンゴは?

去年の秋に柿を食べていて、この種を植えたら芽が出るのかな?と思い種をとっておいた。すっかり忘れていたのだが、棚にキッチンペーパーに包まれた不審なものを発見し、開いてみたらその種だった。

おそらく種まきは春にするものと思うが、春まで待ったらまた忘れるだろうからと、植えてみたのが2月2日の日曜日。

写真がピンボケなのはご容赦をm(_ _)m

けっこう乾燥して種の表面がしわくちゃになっている。
これは「種なし柿」から出てきた種(^^ゞ
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こっちは「種あり柿」の種。
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ついでにリンゴの種もとってあった。
リンゴの種はしわくちゃになっていない。
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ベランダに転がっていたポットに植えた。土は培養土と赤玉土を半分ずつ。
レンガ色がリンゴで6粒。黒いポットにガムテープを2枚貼ってあるのが種なし柿2粒、もうひとつに種あり柿4粒。
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ところで桃栗3年柿8年とは、物事をなすには時間がかかるという教訓を示した言葉だと思っていた。しかし調べてみると本当に種を植えてから実を収穫できる期間がそれくらいとのこと。

それにしても、挿し芽で増やすクリスマス・カクタスが花を咲かせるのは3年後である。2017年9月に挿し木したベンジャミンは約2年半経った現在もたいして大きくならず、いまだ木ではなく枝といった感じでひょろっと細いままだ。だから柿の8年はともかく、桃や栗が種から植えて3年で実がなるというのはどうにも信じ難い。

でも農協系のホームページで確認したから桃栗は3年なんだろう。
ただし柿はもう少し早いらしい。


ところで桃栗3年柿8年を調べていると、桃と栗と柿に続いて他の植物について表現している言葉がたくさんあった。

   桃栗三年柿八年、梅は酸い酸い十三年、梨はゆるゆる十五年、
   柚子の大馬鹿十八年、ミカンのまぬけは二十年

   桃栗三年柿八年、梅はすいすい十三年、柚子の大馬鹿十八年、
   林檎にこにこ二十五年、銀杏のきちがい三十年、
   女房の不作は六十年、亭主の不作はこれまた一生

   柚子(ゆず)は9年で成り下がり 梨のバカめは18年

   梅は酸いとて13年 柚子は9年花盛り 枇杷(びわ)は9年でなりかねる

ほとんど言葉遊びである。ユズについては18年説と9年説で2倍の開きがある。また「桃栗三年、後家一年」というものまであった(^^ゞ


桃栗3年柿8年と違って、これらに書かれている年数は正確ではないようである。リンゴが収穫できるまで25年もかかるなら育てる農家はいないはず。それで色々調べてみるとリンゴは5〜6年といったところ。これはぜひウチのベンジャミンに見習わせたい。


ポットに植えたリンゴと柿は、もちろん実がなるほど成長するなんて事は期待していない。ひょっとして芽が出てくれたら面白いかなという程度の遊び。なんたって食べカスだからコストゼロでのお楽しみ。

夏になったら桃にもチャレンジしよう。

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2020年01月07日

お正月のクリスマス・カクタス

クリスマスの頃に咲くからクリスマス・カクタスなのに、
今年は室内に取り込むのが遅れてお正月に咲いた。撮影は1月5日。

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昨年の6月にはハマキムシに食い荒らされ、夏になってもヒョロヒョロした状態で心配だったが、何とか例年通りに咲いてくれた。まあそれは、あまりたくさん咲かないということなんだけれど(^^ゞ

少しでも満開感が出るようにアングルを工夫してみる。
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クリスマス・カクタスは花が下を向くので撮りにくい。
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下からあおって撮ったり、
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空中に浮いているように狙ってみたり、
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トリミングを工夫したり。
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こいつは雌しべの先端がズングリしている。
こういう形になったのは初めて。
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ハマキムシのダメージがあって、昨年はできなかった挿し芽を春には行うつもり。ただし、その株が花を咲かせるのは早くて3年後。ガーデニングをやっていると気が長くなります。

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2019年12月29日

チューリップはクリスマスに初発芽

サボテンと多肉植物をヒナタボッコさせようとベランダに出てみると、
早くもチューリップが発芽していた。
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8つのプランターのうち4つで発芽が見られ全部で10芽。数が多い割には芽の大きさに差がほとんどないから一斉に発芽したと思われる。とりあえず今シーズンの初発芽は12月25日のクリスマスということにしよう。


今まで12月中に初発芽することはあまりなかった。
過去の初発芽日と、ついでに開花率のデータを調べると

   2014年  1月8日 80%
   2015年  1月25日 25%
   2016年  12月24日 57%
   2017年  1月30日 79%
   2018年  1月4日 58%
   2019年  1月20日 48%

初発芽の時期と開花率はあまり関係なさそうなのでひと安心。

ところでチューリップは冬が寒いほど春に良く育つ。しかし今年は暖冬の予報(/o\) 暖冬だと発芽率・開花率も下がるし、成長しても背が低くてブサイクなチューリップになる。とりあえず1月と2月には氷河期が来て欲しい。



日光浴中の緋牡丹。
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トゲを抜けばゼリーキャンディみたいでおいしそう(^^ゞ
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金盛丸。
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手前は「魅惑の月」という多肉植物。
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サボテンや多肉植物は暑い国が原産のイメージだが、この3品種は寒さにも強いらしい。とはいっても今の季節は部屋の中に入れているが、たまに日光に当てるようにしている。

こいつらが日を浴びているのを眺めていると、
こっちもポカポカしている気分になるから面白い。

wassho at 16:10|PermalinkComments(0)

2019年12月21日

金盛丸と魅惑の月と緋牡丹

ボロ市で買ったサボテンは金盛丸という品種。
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トゲが可愛かったから選んでみた。
現在、直径約6センチで小さいコブは約2センチ。
白い花が咲くみたいだ。


多肉植物は「魅惑の月」という変わった名前。
種類が無数にあるからネーミングにも苦労するんだろうな。
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似たような形がたくさんある中で、これが一番バラっぽかった。
高さのある金盛丸が大きく見えるけれど、これも直径約6センチ。


緋牡丹(ひぼたん)はピンクとオレンジ。
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去年買った赤と黄色の緋牡丹も一緒に全員集合。
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なかなかいい感じじゃない。
こっち方面に深入りしそうな予感(^^ゞ

wassho at 11:24|PermalinkComments(0)

2019年12月20日

緋牡丹を買いにボロ市へ

去年のボロ市で緋牡丹(ひぼたん)というサボテンの赤と黄色を買った。
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他の色も揃えて寄せ植えでも作ろうと思いつつズルズルと1年が。
私の行動範囲で緋牡丹を売っている店はないし、
現物を見ないで通販で買うのは何となくためらわれた。
商品代より送料のほうが高かったりもするし。

というわけで、そうだ!またボロ市で買おうということに。


世田谷のボロ市は毎年12月15〜16日と1月15〜16日の開催。
混雑している15日の日曜は避けて16日に行ってきた。

それでもこんな賑わい。
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会場の風景や出店しているお店は去年と変わらないから写真はほとんど撮らず。雰囲気を知りたかったら昨年の投稿を見てちょうだい。
   http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/53304273.html
   http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/53304615.html

去年になかったものといえばコレ。
日本も徐々にキャッスレス社会が進行中。
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お目当てのエリアに到着。ここは植物のお店が並んでいる。
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こういうのもいずれ手を出そうとは思っているが。
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多肉植物のお店。
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こちらはサボテンコーナー。
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サボテンも多肉植物の1種。その違いの定義をよく知らないが、トゲの有無じゃないらしい。でも、こうやってグループごとに分けられていると雰囲気はずいぶん違う。ちなみにサボテンはほとんど同じ大きさで、500円のものの隣に5000円のが置いてあったりするから値札には要注意である。

ここでサボテンと多肉植物を1つずつ買った。緋牡丹は売っていなかったので別の場所で。どんなものを買ったかは次回にでも。


ボロ市は、江戸時代にワラジに編み込むためのボロ布を売っていたのが発祥。その流れを汲んで今も骨董品のお店が多い。欲しいと思うものはないのだけれど、それを眺めながらぶらぶらするのは楽しい。骨董以外も珍しいものがいろいろ売られている。

昨年の投稿を見てもらえばわかるが、
それにしてもここは断捨離とは真逆の精神に満ちあふれているエリアである。

wassho at 23:30|PermalinkComments(0)

2019年11月28日

奇跡を体験したのだけれど

昨年の世田谷ボロ市で買った、緋牡丹というサボテンを植え替えたことは以前に書いた。その植え替えの時に少し根を切った。そうした場合、根は水を吸わなくなるのでしばらくは水やりをしないものらしい。

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それで1週間ほどが経った最初の水やりの時のこと。

土は赤玉土4割、バーミキュライト4割に培養土が2割のブレンドである。つまりほとんどが赤玉土とバーミキュライト。ガーデニングをやっている人ならわかると思うが、この場合は砂並の水はけとなる。

水を注いだ。
プランターの縁いっぱいまで水が溜まる。
すぐに鉢底から水が抜けるはず。

ーーーしかし、水は溜まったまま。

    なんで?????

まるで脳がシステムエラーを起こしたような気分。
じっとプランターを見つめる私 (。。)

勘違いして培養土を8割にしてしまったか? でもそんな間違いは考えづらいし、プランターの表面に見えているのも赤玉土とバーミキュライトだけだし。

1分以上経過。
状態に変化なし。

どんなに水はけの悪い土を使ったとしても、そんなことはあり得ない。
ひょっとして夢でも見ているのかと思ったくらい。

プランターを少し揺すってみたが、土の中にあった空気が泡となって出てきただけ。
見なかったことにしてベランダから部屋に戻ろうか(^^ゞ


しかしプランターを持ち上げて、ようやく原因がわかった。プランターの底には水が抜けるように丸い穴が1つあいている。そこに鉢底石がスポッとはまって塞いでいたというわけ。

しかし鉢底石というのはいびつな形をした石である。それなのに潜水艦なみに水が漏れてこない。ということは、いびつな形のどこかに断面では円となっている部分の石があって、それがたまたまプランターの穴のサイズとぴったりと一致したということになる。

鉢底石

断面が円となっていること、それがプランターの穴のサイズと一致して、その石が穴の真上にあったなんてーーー確率的にはあり得るとしても、そんなことが起きるなんてまるで奇跡じゃないか!



生まれて初めて体験した奇跡は、実にドーデモイイことだった(^^ゞ

wassho at 22:07|PermalinkComments(0)

2019年11月04日

緋牡丹の植え替え

昨年の12月に世田谷のボロ市で買った緋牡丹(ひぼたん)というサボテン。
これは購入直後の12月24日に撮った写真。
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今年の5月29日。
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昨日11月3日。少し色が濃いのはカメラの設定ミス。
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ほとんど成長していない(^^ゞ

買ったときのポットのままだからかな。でも大きな緋牡丹って見たことがないから、こんなものなのかもしれない。夜店の金魚のようなつもりで買ったので、ほぼ1年経っても元気な姿でいてくれてうれしい。

ポットから植え替えなかったのは、緋牡丹にはピンクやオレンジもあって、それも買って、他に小さなサボテンも加えて寄せ植えにしようと思っていたから。でも行動に移すことなくズルズルとーーー。

たまたま100円ショップで陶器の小さな鉢を見つけたので、とりあえず2本で植え替えることにした。もうすぐ部屋の中に入れることだし。

ポットから引き抜いた様子。
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少しだけ根をカット。
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土は赤玉4割、バーミキュライト4割、培養土2割に、くん炭と油かすを少々。すべてベランダにあったもので配合は適当。栄養はあまりいらないみたいだから、水はけ重視でマゼマゼ。


植え替えた緋牡丹。
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ちょっと鉢が小さかった。
春になったらまた考えましょう。

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2019年08月05日

ベンジャミンの矯正と剪定

2017年の7月に三つ叉になっていたベンジャミンの幹を1本切った。樹形を整えるというより、葉が上部で広がりすぎて、冬になって部屋に入れるときにスペースを取り過ぎるというのがその理由。

でもまだ幅広いし葉が多すぎる。
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幹をもう一本切るのはリスクが高そうな気がする。
それに途中から曲がってブサイクだ。

ベンジャミンは柔らかい木なので、2〜3本の幹をねじって1本に仕立てたものをよく見る。
みき


しかし、25年以上は経っているこの老木では無理。
それで2本の幹をロープで引っ張って間隔を狭くしてみた。これで上部の広がりを抑えるという作戦。それほど無理な力は加えていないが、だいたい半分くらいの間隔になった。
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それから葉っぱをチョキチョキ剪定。
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ちょっと切りすぎたかな。
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本当はこういう風に丸くカットしたかったのだけれど。
丸く

伸びたものを切るのではなく、形を整える剪定をしたのは初めて。
まあ、そのうち上手にカットできるようにになるでしょう。


剪定したのは約1ヶ月前の7月7日。
今のところ葉が枯れたりなどの影響は見られない。
多分問題ないだろう。

wassho at 07:50|PermalinkComments(0)

2019年07月28日

ユリは7月中旬に終了

6月16日にピンクが初開花し、続いて21日に黄色も咲いた。
植えた球根はピンク、黄色、白の3色。
そして白いユリが咲いたのが7月7日。
3色でカラフルに咲いて欲しかったのだが期待はかなわず。


ベランダの手すりにもたれかかって咲く白ユリ。
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今年の梅雨は長くて、つい先日まで日照時間の短い日々が続いた。写真的にも光量不足でイマイチさえない。おかげでこんな写真は撮れたけれど。
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花びらに毛が生えているような状態はピンクや黄色では見られなかった特徴。
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これは光線の加減ではなく、ひとつだけ花粉の色が違うのが咲いた。
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現在はすべて咲き終わってベランダにはグリーンだけが残っている。
今までの経緯をポイントで記録しておくと、

  9つ植えた球根のうち8つが発芽。
  ただし、そのうちの1つは成長が途中で止まりツボミをつけず。
  発芽しなかった&成長が止まったのはピンクのユリ。
  だから3色3球づつ植えたけれど、ピンクが育ったのは1株だけ。

  ピンクと黄色は商品パッケージとはまったく違う薄い色の花が咲いた。
  思った以上に背丈が伸びて、支柱を用意すべきだったかも。
  日光を求めてベランダの外側に向いて咲く傾向があるので、
  室内からはあまり見栄えがしない。
  ベランダに出ると濃厚な香りが楽しめる。

といったところかな。

1株1花のチューリップと違って、1つの株に次々と花が咲くのはよかった。でも色によって開花時期が違うし、咲いたのは合計7株だからボリューム的に物足りなかったかな。もっともユリというと、バイクツーリングで訪れたこういう風景を思い浮かべてしまう私のイメージギャップもある。
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来シーズンも植えるかどうかは未定。植えるなら今回の特大球じゃなくて、普通サイズにして色数を増やすと思う。ただチューリップと一緒にやるとなるとベランダのスペース的にもう限界なのが悩みどころ。

wassho at 11:25|PermalinkComments(0)

2019年07月01日

黄色しか咲かないユリ

6月16日にピンクが初開花し21日には黄色も咲いたユリ。
さて、これからカラフルに楽しめるかと思っていたのだが、
ピンクは2つ咲いただけで、現在は黄色しか咲いていない。
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それも黄色か白かはっきりしない色(/o\)
ちょっと期待外れ。
でもベランダに出るとユリの甘い香りがしていい気分になる。


ユリを育てるのは初めて。それで新しい発見があった。
開花したばかりのユリの雄しべは、こんな形で花粉もほとんどない。
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まるでプラスチック製のように見えて固そう、触ったら指が切れそうにも思えるが、実際は草花的に柔らかい。


2日くらいで見慣れた雄しべの形になり花粉の量も増える。
形的に閉じて増えるのが不思議。
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そして花粉が増えてしばらくたつと、雌しべから蜜のようなものが垂れてくる。受粉のために虫を誘っているのか、あるいは写真のように雄しべがくっつきやすくするためなのだろうか。
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その蜜を指で取ってみるとイメージ通りかなりネバネバしている。
甘い香りが漂っているのだからと舐めてみると、まったく味はしなかった。
何事も試さずにはいられない性格(^^ゞ


ところで最初の写真でわかるようにユリはかなり背が高い。ベランダのフェンスの1m20cmを超える。それで茎が傾いてしまう。ユリが大きなことはわかっていたが、ユリ園で見たユリはまっすぐ立っていたので傾くとは思っていなかった。
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ネットで調べると支柱を添えろと書かれているものもあったが、もはや手遅れ。それにそんなに長い支柱も持っていない。というわけで何本かの茎はベランダから伸ばした紐で引っ張っている。
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しかしフェンスに頭を突っ込んだり、
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もたれかかって楽をしようとするヤツがいたり。
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またユリ園で見ていたのと違って下向きに花が咲くのも想定外。
ユリ栽培初体験なので何かと悪戦苦闘中である。

wassho at 19:11|PermalinkComments(0)

2019年06月21日

黄色のユリも咲いた

6月16日に初開花したユリ。
翌17日には2つ目も開花。
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雄しべの花粉にピントを合わせて。
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そして本日、黄色のユリも開花。
\(^o^)/といきたいところだが、ピンクのユリの間に咲いているし花は下を向いていて、あれこれアングルを工夫しても、まったくインスタ映えしない(ブログだけれど)。
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ところでピンクのユリの花びらはもう傷み始めている。16日から数えると本日は5日目。思ったより長持ちしない。

それと16日に、咲いたユリは商品写真と違ってまだら模様で、これから色が濃くなるのかなと書いたが、まだら模様のまま痛み始めたからそうではないみたい。まだら模様もキレイだが、もうちょっと派手な方がいいかな。


さてチューリップは3月22日に初開花を報告して以降、例年と違ってまったくブログを書いていない。その理由はーーーお察し願いたい(涙)

いずれ総集編は書くつもりであるが。

wassho at 21:44|PermalinkComments(0)

2019年06月17日

ハマキムシが発生(>_<)

もう決して満開にはならないとしても、年末年始には赤い花を咲かせて、それなりに楽しませてくれるクリスマス・カクタス。写真は去年のクリスマスの様子

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例年はゴールデンウイーク頃に伸びた葉を剪定する。剪定といっても節状になっている葉の先を適当にちぎり取るだけだが。

しかし今年はゴールデンウイーク中にやりそびれ、そして5月10日からまさかの入院。28日に退院したものの、お腹にチューブが挿されたままの状態だった。というわけで1ヶ月以上遅れた昨日に剪定をすることに。

ベランダに出てクリスマス・カクタスを見ると、

    ナンジャ!! この黒いツブツブは!!!

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アップで。
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地面にも黒いツブツブがいっぱい。
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明らかに虫、すなわち害虫の糞である。
私のガーデニング生活はクリスマス・カクタスから始まったようなものだが、
こんな経験はしたことがない。

剪定は中止してネットで調べる。
どうやらハマキムシという害虫のようである。葉にくるまって隠れるのが葉巻虫の名前の由来らしいが、クリスマス・カクタスのような分厚い葉まで襲うとは。



この時点で虫のようなものは見当たらなかった。
とりあえず葉についた糞を古い歯ブラシでこすり落とす。

よく見ると被害甚大(/o\)
ハマキムシに食われてクリスマス・カクタスの葉がとても細くなってしまっている。
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左側があまり食われていない葉。
中央と右側は食われて細くなった葉。
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それにしてもすごい糞の量である。いつからいたのだと過去の写真を調べて見る。
すると、これは5月29日に撮った写真。異常なしのように思えるが、
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画像を拡大してみるとハマキムシがいた!
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つまり少なくとも5月29日から、約2週間半も食われぱなしだったことになる。
許してくれクリスマス・カクタスm(_ _)m


歯ブラシで糞を落としているときに念入りに観察したがハマキムシはいなかった。もう食い飽きてどこかへ行ったかと思ったら、土の表面のゴミを取り除こうと土を触っていると、土の中からハマキムシが出現。こいつらは危険を感じると土の中に隠れるみたい。
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ハマキムシは意外と速いスピードで移動する。
もちろん地面に落として踏みつけた。
その写真も撮ってあるが、グロいので掲載は自主規制(^^ゞ

出てきたハマキムシは2匹。プランターに割り箸を突っ込んで徹底的に捜索した。ほかの植物も確認する。どうやらもう大丈夫そう。


糞を落とし剪定も済ませたクリスマス・カクタス。葉先だけでなく食われた葉も根元近くからチギったので、相当にスカスカな状態。最初の写真と較べるとあまり違いがないように見えるが、5月29日の写真と見較べてほしい。逆にいえば、5月29日から葉を食われて、徐々にスカスカになった変化に気がつかなかったことを後悔。かなり心配だが、夏になれば葉がたくさん伸びてくるはず。しかし、またハマキムシがやってこないか今年は要注意観察が必要かも。
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それにしても小さなベランダでハマキムシ2匹で大騒ぎである。無農薬で栽培している農家ってたいへんだろうなと、あらぬ思いをいだいたハマキムシ初体験。

wassho at 23:58|PermalinkComments(0)

2019年06月16日

ユリが咲いた!

人生で初の入院をするなど、
令和になってからズッコケ感が否めないけれど、
本日めでたくユリが初開花\(^o^)/

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初発芽したのは3月17日なので、それから3ヶ月での開花となる。
半分咲きかけているのがあと1つ。昨日はどちらもこの状態だった。
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ツボミはたくさんあるので、これからが楽しみ。
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これは2週間ほど前の5月29日の写真。
ベランダのフェンスは1m20cmあるからユリというのは背が高い。
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ところで購入した球根はこの3色。
今は白とピンクのまだら模様だが、これからきれいなピンクになるのかな?
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何色でもいいから、たくさん咲いて、
入院で凹んだ私を楽しませておくれ。

wassho at 17:11|PermalinkComments(0)

2019年03月17日

ユリが発芽した

水やりのために先ほどベランダに出たら、
ユリが1つ発芽しているのを発見!

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なぜか紫色の芽。
こういうものなのか?
とりあえず初めてのユリ栽培で発芽したので
メデタシ\(^o^)/

wassho at 13:23|PermalinkComments(0)

2019年03月02日

チューリップは8割方発芽

1月20日に5つが初発芽して、2週間後の2月2日に33の発芽を数えたチューリップ。それから1ヶ月経った現在はこんな状態。だいたい8割くらいの発芽状況。ちなみに今年はいつもの184球から128球に減らした。

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球根の皮を被ったまま発芽しているヤツ。
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やたらヒョロッとしているヤツ。これはたぶん育たない。こんな隅っこに球根は植えていないから、手前の芽が本芽かもしれない。
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ユリはまだ発芽のキザシなし。
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定点観測位置。
iPhoneだともう少し背丈が伸びると全体をカバーできなくなる。
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新しいデジカメはもう注文した。ただし発売日が3月末の新機種を予約したので、チューリップの初開花に間に合うかどうか微妙なところ。

昨シーズンは
    つぼみが大きくなる:3月25日
    初開花:3月27日

その前のシーズンは
    つぼみが大きくなる:4月4日頃
    初開花:4月7日頃


発売日延期なんてことになりませんように。
カメラ業界ではたまにある話なのでちょっと気掛かり。

wassho at 18:35|PermalinkComments(0)

2019年02月15日

ベンジャミンの挿し木、育成失敗(>_<)

今までのいきさつに興味があれば、この昨年11月5日のエントリーを読んでもらうとして、その時はご覧のように元気な姿のベンジャミンの挿し木だったのに、

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それが見るも無残に12本のうち11本が枯れてしまった。まだ葉を残しているものもあるが、おそらくもう無理だろう。なお撮影のためにベランダに出しているが、もちろん今の季節は部屋の中に取り込んでいる。

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こうなった原因はわかっている。
ーーーそれは1月の初旬に剪定をしたから。

あまり詳しくないのだが、剪定というのは暖かくなってから行うのが普通だと思う。
それなのになぜ真冬に剪定をしたのかという言い訳をタラタラ書くのが本日のエントリー。



挿し木をして根付いたベンジャミンは、ある程度の大きさになった段階で倒れないように添え木をした。高さに応じて園芸用のポール、菜箸、竹串を使用。これは昨年1月の写真。
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1枚目の写真は昨年の11月で、そこそこ成長してベンジャミンの背丈が菜箸や竹串より大きくなっている。だから菜箸は園芸用ポール、竹串は菜箸に替えるつもりだった。しかしグズグズしているうちに冬になり。ようやく交換したのが年明け冬休みの最後の日。だから2枚目の写真はほとんどが菜箸になっている。

添え木の交換だけをすればよかったのだがーーー。

元々は親のベンジャミンが三つ叉になってブサイクだったので、1本の幹を切り落として、それをそのまま捨てるのは忍びないというので始まったのが、この挿し木プロジェクト。だから二叉、三つ叉にならないまっすぐな幹にしたいという気持ちが強かった。それで添え木交換の時に改めてベンジャミンを眺めてみると、かなり枝分かれしており。

このまま枝分かれが幹になっては困る。それにお店でよく見るような木の上部だけに葉が茂っている状態にしたいから、下のほうの枝は切ったほうがいいのではないかなどと考え出す。ただしこの時期に剪定をしてはいけないという意識はあった。

ところで成木のベンジャミンは冬になると葉を落とす。数えたことはないが感覚的には葉の枚数は半分くらいになるかな。ほとんど冬眠のような状態になり、葉を維持することが負担になるから落とすのだと思う。じゃ枝を切っても大丈夫?

少し考えれば葉を落とすのと枝を切るのはまったく違うことなんだけれど、人間というのは自分の都合のいい方向に解釈してしまうもので(^^ゞ

それでチョキチョキと剪定をしてしまったというわけ。
しばらくはなんともなかったが、3週間後くらいから急速に弱りだした(/o\)


12本も育てられないから、春になったら間引きする予定だったとはいえ可哀相なことをしてしまったm(_ _)m 最初から園芸用ポールを使っていた一番大きなベンジャミンだけは変わらずに元気。同じように剪定したのだが、大きいとそれだけ体力・対応力があるのかな。

何かと試行錯誤、悪戦苦闘中である。

wassho at 21:34|PermalinkComments(0)

2018年12月24日

メリークリスマス

メリークリスマスということでクリスマス・カクタス。世間ではシャコバサボテンあるいはデンマーク・カクタスと呼ばれることのほうが多いが、クリスマスの頃に花が咲くのでクリスマス・カクタスという名前がついている。
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撮影は先ほど。例年よりは多く咲いているが、例年通り満開にはならない。それについてはもう諦めの境地。ちなみに今年は10日ほど前から部屋に取り込んでいる。こいつは短日植物といって、日照時間が短くなると花を咲かせる。だからツボミができたら部屋に入れたほうがよく咲く。

もっとも屋外でも冬になれば日照時間は短くなるわけだし、同じ短日植物の菊やコスモスはそんなことをしないから(秋から冬に咲くのはたいてい短日植物)、少し合点がいかない点もある。しかし株が弱ってツボミはできても花が咲かない時期があって、その時に部屋に入れたら咲いたから、とりあえずそうすることにしている。


ところで本日は天皇誕生日の振替休日。皇太子の誕生日は2月23日で天皇に即位するのは5月1日だから、来年は天皇誕生日の休日はなし(/o\) また昭和天皇の誕生日である4月29日は「昭和の日」として祝日になっているが、12月23日は「平成の日」とはならないらしいので残念。もっとも天皇は今上天皇で125代目だから、すべてを記念日にしていたら1年の1/3が祝日になってしまう。ちなみに明治天皇の誕生日である11月3日は「文化の日」だけれど、大正天皇の誕生日の8月31日は平日である。


ついでに先日の世田谷ボロ市で買った緋牡丹も。
こっちのほうがクリスマスぽい雰囲気かな。

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2018年11月06日

ちょっと困ったサンセベリア

このブログには初登場となるサンセベリア。割とポピュラーな品種なので、観葉植物に興味がなくても目にしたことがある人は多いはず。こいつは茎は地中に埋まっていて葉だけがニョキニョキ出てくるまさに「観葉」植物である。和名はトラノオ(虎の尾)。模様がそんな感じ。本当かどうか知らないけれど、観葉植物の中でもっとも空気清浄効果が高いともいわれている。

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サンセベリアの原産はアフリカで、そのせいか乾燥にめっぽう強い。どれくらい強いかというと、休眠状態に入る12月から3月くらいの間は一切水をやらなくてよい驚異の我慢強さ。冬の間は室内に取り込むから、そんなに低温にならないとしても、それでも水やりは不要。逆にその時期に水をやると根腐れしてしまうほど。

以前はそんなことを知らず冬でもたまに水をやっていた。すると葉の根本が腐ったようになって株から抜けてしまう。でもその葉を何等分かに切って土に挿しておくと、その葉の下からまた新しい葉が出てくる。

ただし、そうして増やしたサンセベリアは葉の模様が元のものと同じにならない。写真のセンターがオリジナル、両サイドは挿し葉で増やしたものである。挿し葉では葉の縁取りの部分のラインが消えてしまう。株分けで増やした場合はオリジナルの模様が保たれる。


買ってきたときは小さかったのに、いつの間にか大きくなり、株分けや挿し葉で3鉢になってしまった。そして今年の夏は猛暑だったので故郷のアフリカを思い出したのか、気がついたらあっというまに葉の枚数が増えていた。
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窒息しそうな密集度合いである。しかしもうすぐ休眠期なので株分けするのはためらわれる。来年の春まで息していてくれるかな?

そして暖かくなったら株分けはするとして、3鉢以上もサンセベリアは要らない。そうすると間引きをしなくてはいけない。それはツライのでどこかに姥捨て山をしてこようか。

植物を増やすのは、大好きな土いじりができるから嬉々としてやっちゃうけれど、増えたら増えたで、それをどうするかが悩みどころ。フリーマーケットで売る、あるいは譲るなどの話も聞くが、フリーマーケットでものを買ったことすらないし。


ところでサンセベリアを育てて6〜7年になるが、昨年からまるで白骨化のように葉が白くなったり、穴が空いたりするようになった。穴は虫の仕業かと思い注意深く観察したものの、それらしきものは発見できず。ネットで調べても特に情報なし。今もってナゾ
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とにかくもうすぐ部屋が狭くなる季節。

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2018年11月05日

ちょっと困ったベンジャミン

25年ほど一緒に暮らしているベンジャミン。2016年の5月に20年振りくらいに大きなプランターに移し、2017年の7月には三つ叉になっていた幹を二叉に剪定した。

幹が1本減ったせいか以前より少し元気になったような気がする。ただしプランターをサイズアップしたときに幹が太くなることを期待したが、2年たってもその兆候はあらわれていない。ちなみにこの写真は見おろすように撮っているので、二叉の角度が実際より開いて見えているかな。
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いつもベンジャミンと書いているが、見た通りこいつは斑入りのスターライトベンジャミンという品種。斑入り(ふいり)というのは白く斑(まだら)になることね。幹を1本切った以外はほったらかしのボサボサ頭なので、来年は丸い形に剪定するなんてことも試してみようかと思っている。
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というわけでこのベンジャミンについては順調というか普通に、育っているというか生きているというか。ちょっと困っているのが挿し木して増やしたベンジャミン達。

2016年5月にプランターを替え時に初めて挑戦した挿し木は、普通の土に挿すという無知で12本中11本を枯らしてしまった(/o\) 6月に残った1本と新たな3本で再挑戦。それも翌2017年1月までに全滅(>_<)

懲りずに2017年7月の三つ叉剪定時に18本で再々挑戦! そして9月までに6本が枯れた。でも枯れることを前提に18本も挿したのである。まだ12本も残っていると希望をつなぐ。

予想に反してその後は脱落者を出すことなく順調で、これが今年の1月の写真。
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そして現在。
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1月の時にも12本は多すぎると思っていたのに、もう枯れる気配なし! この春夏秋でどれくらい成長したかはプランターに1本挿してある菜箸と見較べればわかると思う。

ただ順調に大きくなってはいるが、いまだに「木」ではなく「枝」のようなままなのが気掛かり。ベンジャミンを25年ほど前に母親から貰ってきたとき、大きさはこの挿し木と同じくらいだったけれど、もっと「木」の姿をしていたような記憶がある。


もうすぐベランダの観葉植物を部屋に取り込む時期が来る。とりあえずこのまま取り込むつもり。他にもいろいろあるので、またリビングの窓際がプランターに占領される(/o\) そして春になって間引きするのは気が進まないから、出来たら冬の間に適当にご臨終してくれればと思ったりして。コウイウのを人間のエゴっていうのかな。

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2018年10月25日

ユリの球根も買った

実はチューリップと一緒にこっそりユリの球根も買った。深く考えてのことではなく何となく目についたから。だからユリの育て方もまだ調べていないが、とりあえずチューリップと同じく10月から11月に植えるらしい。ただし花が咲くのはチューリップより2ヶ月ほど後の6月から7月。

注文したのは「お楽しみ特大球カサブランカセット3種9球 2,980円(税込)」という商品。

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カサブランカというのはユリの代表的な園芸品種の1つ。園芸品種というのは品種改良されたという意味。メジャーな花=花屋で売っているような花というのは、野生種から品種改良されていろんなバリエーションがある。

国華園のホームページによるとこの特大球は球周22センチ以上とある。円に当てはめれば直径は3.14で割って7センチになる。だから買ったのは9球でも大きめのプランター3つが必要。チューリップのプランターが8つで、春になれば観葉植物もベランダに出す。置き場所は大丈夫かな?



ユリといえば以前にバイクツーリングで訪れた富士見高原リゾート花の里と、ハンターマウンテンで見た白樺林で咲くユリの花が忘れられない。その潜在意識があったからチューリップ以外の選択肢としてユリを選んだのかもしれない。今回上手く咲かせることが出来たら、その次は白樺にも挑戦するか(^^ゞ

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2018年01月18日

ベンジャミンの挿し木は順調

2016年に失敗して、2017年に再挑戦したベンジャミンの挿し木。
10月に鉢上げした後も順調に育っている。

チューリップの初発芽があった14日に観察撮影。もちろん現在は部屋の中に置いてある。サイズ的にはほとんど大きくなっていない。今は冬だから育っているというより、鉢上げしてから枯れてはいないというのが正確かも。
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奥に写っている一番長いのは鉢上げの時に支柱を沿わせた。残りはその後に傾いてきたので、1ヶ月ほど前に竹串や菜箸を使ってまっすぐにしている。枝というか幹がもっと太くなれば自然に直立するような気もするが念のため。


順調なのはうれしいけれどーーー。

2016年は12本を挿し木して全滅した。けっこう難しいものだと2017年は多めに18本を挿し木。そして2ヶ月で12本に。さらに1/3くらいになると予想していたのだが。冬になっても色つやもいいから、もう枯れることはないと思う。

となるとーーー。
ベンジャミンのように大きくなる観葉植物を12本も育てられない。もちろんこれから大きくなるにつれて、出来のいいものを選定していくことになる。しかし少し前まで植物が「痛い!」といっているような気がして「剪定」すらできなかった私にそんなことができるかな?

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2018年01月16日

今年のクリスマス・カクタスは

写真はチューリップの初発芽があった14日に撮ったもの。
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部屋の中に入れたのは正月明けだから全体的に咲き始めるのはもう少し先。しかし見ての通りツボミをつけていない葉のほう圧倒的に多いから、たくさんの花数を楽しむということにはならない。例年そうなのでもう諦めの境地。実は近所にクリスマス・カクタスを玄関先に置いているお宅があって、そこは毎年ビックリするくらいの満開。何が違うのかな? 育て方を教えてくれとピンポンしようかと、その家の前を通るたびに思う(^^ゞ


最初にクリスマス・カクタスを買ったのは2008年。挿し芽といって、春になって伸びた葉先をちぎって土に挿すと増やすことができる。挿し芽してから花が咲くまで育つのに3シーズン掛かる。右の鉢がオリジナルから増やした2代目で、左側は2代目を挿し芽した3代目。オリジナルの株も1本だけ残っていたが、冬になる前にご臨終となったΩ\ζ゜)チーン

それにしてもクリスマスの頃に咲くからクリスマス・カクタスのはずなのに、私の家ではすっかり節分カクタスになってしまっている。

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2017年10月29日

土のリサイクル

今年はプランターの土を熱湯消毒したので、チューリップの球根植え付けに備えて土のリサイクルをおこなった。おもには今までの土と前回に購入したリサイクル材と呼ばれる栄養豊富な土?を混ぜる作業。


まずはプランターの土をふるいにかける。熱湯消毒をする前に土と鉢底石を分けたり、中に残っている根などを取り除くのがセオリー。しかし手間やスペースの都合でプランターに土が入った状態で熱湯消毒をしている。

チューリップはヒゲ根。目の細かいふるいを使えばかなり分離できるが、効率が悪いので一番粗いふるいを使う。だから半分くらいはふるいをすり抜けてしまった。それと微粒子になった土も取り除くべきなのだが、それも手間が掛かるのでパス。だからふるいでしたことは鉢底石や以前に100円ショップで買った大きめの赤玉石を取り除いただけ。でもふるいにかけることによって土を耕す効果はある。


ふるい終わった土。洗面器2杯分をバケツに入れる。
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これがリサイクル材。チップとバーミキュライトが混ざっていた。同じメーカーのバーク堆肥もチップだったが、こちらの色はかなり薄い。メーカーのホームページによると中身はピートモス、堆肥、草炭、Feパウダーとある。
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リサイクル材を洗面器1杯バケツに入れる。つまりリサイクル剤の混合比率は1/3。この比率は直感で決めた。
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炭化鶏糞をスコップ2杯。
養分以外に土をアルカリ性にする効果もあるので。こちらも分量は適当。
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バケツで軽くかき混ぜて、ゴミ袋に入れて振り回してさらにかき混ぜる。
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延々とこの作業の繰り返し。休みの日に暇を見つけながら2時間×4日分ほどの作業量。面倒なんだけれど、なぜか土をマゼマゼするのが大好き。

途中でリサイクル材が足らなくなってきたのでバーク堆肥も使う。まあ似たようなものでしょう、きっと。それにプランターに戻す時にいくつかのゴミ袋からミックスすれば、すべてのプランターでほぼ同じ条件の土になるはず。


とりあえずチューリップの球根を植えるまで、このままゴミ袋の中で古い土とリサイクル材を馴染ませるつもり。しかし以前に土をアルカリ寄りにする苦土石灰を使った時にも思ったが、単に混ぜ合わせただけでリサイクル材が古い土に対して何か影響するのだろうか。反応を起こすには湿らすとかが必要な気もする。でもそうするとプランターに戻す時にサラサラっとできないので水は加えていない。まあ熱湯消毒しただけよりは効果はあるだろうと楽観志向で。


というわけで現在ベランダには10以上のゴミ袋があってゴミ集積所状態(^^ゞ

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2017年10月15日

ベンジャミンの鉢上げ

幹が三つ叉に分かれていてブサイクだし、葉の茂る部分が広くなってしまい冬に部屋で育てる時に場所を取る我が家のベンジャミン。そこで枝を1本切り、それを利用して昨年は失敗した挿し木に再挑戦したのが7月8日。

18本の挿し木のうち、8月19日までに4本、9月3日までにさらに2本、すなわち2ヶ月で3割が枯れた。最終的に1〜2本が「木」に育ってくれればいいのだが、枯れるペースがちょっと早かったので心配になる。

以上についてのエントリーはこちら


それから1ヶ月ほどの間に枯れた挿し木はなし。もう充分に発根したと考え、10月9日に鉢上げをした。鉢上げとは苗床で育てた苗がある程度大きくなって鉢に移し替えること。


10月9日の挿し木の状況。8月19日の時からほとんど成長していない。土は赤玉のみで栄養分はないから、これくらいが限界なのかもしれない。
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根が伸びているのはペットボトルの外からもよく見える。
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写真では反射してわかりにくいが、赤玉土のところどころに緑色のコケのようなものが発生している(右下から1/3位のところ)。いいことなのか悪いことなのかは知識不足でわからず。
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一番大きい挿し木を引き抜いたところ。
これだけ根が伸びていれば大丈夫じゃないかと思う。
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他のも引き抜いてみると根の出方が二通りに分かれていた。

枝のあちこちから根が伸びているもの。
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枝の一番下からしか根が出ていないもの。
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内訳は、枝のあちこちから根が伸びているものが6本。一番大きい挿し木もこのタイプなので合計7本。下からしか根が出ていないものが5本。なお根の周りにある丸いのは赤玉土ね。
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こうやって並べてみると、あちこちから根が伸びているもののほうが元気に成長しているような気がする。その7本だけを鉢上げすることも考えたが、昨年も鉢上げしてから全滅したのを思い出し、安全策を採って12本すべてを鉢に移植した。



土作りは先日購入したものから、赤玉土5割。
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ところでこの赤玉土。同じ「創和」というブランドの「細粒」を以前に購入したことがあり品質がよかったのでリピートした。細粒じゃちょっと細かすぎるかと思い今回は「小粒」を選択。しかし封を切ってみると粒の大きさが一定していない。細粒と小粒のミックスになっている。細粒の時は粒の大きさが揃っていたのに。


バーミキュライトを2割。
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チップ状になったバーク堆肥を3割。
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配合割合は単なる直感。栄養分がちょっと足らない気もするが、今回は水はけ重視で考えた。バケツで混ぜたらこんな感じ。
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プランターに鉢底石を入れブレンドした用土を少し入れて、そのうえに炭化鶏糞を薄く敷く。いわゆる元肥(もとごえ)のつもり。炭化鶏糞は謳い文句通りまったく匂いはしなかった。ちなみに普通の鶏糞堆肥はチョー臭い(^^ゞ
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特に意味はないが軽くかき混ぜてみる。
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一番大きい挿し木はかなり枝分かれしていたので剪定した。
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プランターの上まで用土を入れ、水をかけてから穴をグリグリ。根が長くて上手く入れられなかったので半分くらいに切った。たぶん影響はないと思うけど。
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長さの割に枝が細く曲がり気味だったので支柱を立てて紐で矯正。写真を撮った後もう少し上の部分も支柱に沿わせた。
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もうしばらくしたら部屋の中に入れなければならないから、残りはあちこちから根が伸びている6本と下から根が出ている5本を、それぞれ1つのプランターにまとめ植え。まだ小さいからケンカすることはないだろう。日当たりに難があるかもしれないから、時々プランターを回転させることにした。こちらも少し葉を切り落としてある。
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鉢上げから約1週間たった本日。特に変化なし。この数日で急に寒くなったことが気掛かりだが、部屋の中に入れると日光が不足するのでーーー。

さて次の春にはどうなっていることやら。

wassho at 12:31|PermalinkComments(0)

2017年09月24日

園芸の用土

ベンジャミンとチューリップ用にあれこれ買ったものが届いた。
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写真左下は赤玉土。「あかだまつち」と読む。省略しては赤玉ということが多いかな。その正体は関東ローム層の赤土の粒。ロームとは粘土が多く含まれている土壌。赤玉土として売られているものは大粒や細粒など粒の大きさによって分けられている。単に砕いたもの、粉にして丸めたもの、焼き固めたものなどがあるが、購入したのは丸めたもののようだ。

赤玉土は水はけがよくて保水性もあるのが特徴。ただし栄養分はゼロ。たいていの園芸植物は赤玉土と腐葉土を混ぜた用土で育つ。難点はいずれ崩れて微粒子になり用土を詰まらせること。


その右隣がバーミキュライト。蛭石(ひるいし)という鉱物を焼いて膨張させて作ったもの。特徴は赤玉土と同じ。耐火性があり軽量なので建築資材などにも使われている。単体で買ったのは初めてだが、培養土(それだけで植物を育てられるようにいろんなものをブレンドした土)にも多少は含まれている。

バーミキュライトの保水性は赤玉土より高いとのこと。現在ベンジャミンの挿し木を赤玉土だけで根を出させているが、もうすぐより「土らしい」用土に植え替えるので、その時に混ぜてみようと思っている。


写真右下は堆肥。ずっと堆肥は動物性のものを除き、腐葉土(葉っぱを発酵させたもの)をさらに完熟させたものと思っていた。しかし、それは不正解。

有機物を発酵させたものが堆肥の定義。腐葉土は葉っぱを原料とした堆肥という位置づけ。もっとも習慣として腐葉土を堆肥とは呼ばないが。

それで腐葉土以外の堆肥は動物性と植物性に分かれる。動物性は牛やニワトリの糞など(どちらもエサは植物だから遡れば植物性だけれど)。植物性の堆肥は樹皮、おがくず、ワラ、籾殻(もみがら)等で作ったものが多いようだ。いくつかの原料をブレンドしたものもある。

購入したのはバーク堆肥。バークとは樹皮のこと。植物性の堆肥で売られているのはほとんどバーク堆肥で、またなぜか樹皮ではなくバークという単語を使う。普通の植物堆肥はざっくりした土のような感じだが、購入したものはペレット(粒)に固められている。それがいいのかどうかわからないがとりあえず試しに。


写真左上は炭化鶏糞。鶏糞を乾燥させたものや堆肥にしたものは知っていたが、炭にしたものは初めて見たので、つい好奇心からクリック(^^ゞ アルカリ寄りらしいのでチューリップにはいいかと。


写真右上が土の再生材。前回のエントリーで書いたように、プランターに入っている土は熱湯消毒して有用な微生物なども殺してしまったので、この再生材を混ぜてリフレッシュさせる。中身はよくわからないが、通常の培養土に含まれている有機栄養分の約10倍を配合と書かれている。


次の週末あたりにベンジャミンの挿し木を植え替える予定。
マゼマゼする土いじりが楽しみ(^^ゞ

wassho at 19:26|PermalinkComments(0)

2017年09月23日

土の熱湯消毒

ヤカン沸騰

チューリップ2017シーズン総集編(5)で書いたように、今シーズンはアブラムシが発生した。殺虫剤とお酢を掛けた後にいなくなったものの、死んだのか逃げたのかはわからず。もちろん土の表面に落ちていないかも確認したが見あたらなかった。

ひょっとしたら土の中に逃げ込んだか? そうでないとしても卵とか生み付けていないだろうかの不安が動機のその1。(アブラムシの生態についてはまったく無知である)


またプランターの土はだんだんと劣化してくる。

  養分が植物に吸い取られて減る。
  土の粒子がだんだんと細かくなって水はけが悪くなったり酸素が届かなくなる。
  植物に悪影響のある雑菌が増える。

といわれている。シーズン毎に新しい土も足しているので養分と粒子についてはそれなりにケアできていると思うけれど、雑菌については手つかずだったのが動機その2。


というわけでプランターの土を殺菌してみた。ネットで調べると一番多いアドバイスが、黒いビニール袋に土を湿らせて入れ、薄い形に広げて真夏の日差しに数日あてろというもの。つまり蒸す方法。でもそれはベランダが狭いので、まったく無理ではないとしても、やるとしたら少しずつの作業になるので効率が悪すぎる。

鉄板の上で土を焼け!との過激な手段もあった。 面白そうだがそのために鉄板を買うのもどうかと。それに私の持っているアウトドア用のコンロでは火力が足りそうもない。

それで選んだのが熱湯消毒。プランターの上から熱湯を掛けるだけだから簡単。雑菌と共に土の養分を作り出す微生物まで死んでしまいそうに思うが、後で養分多めの土と混ぜればOKらしい。

チューリップのメインプランターは横幅65センチの通称65型といわれるサイズ。土の容量は12リッター位。それに対してヤカン2リッター分の熱湯を使った。プランターの底からたくさん滲み出してくるから量的には充分だと思う。



しかし、この作業はけっこう面倒だった。お湯を掛けるのは簡単でも、65型のプランターだけで8つある。それ以外にもいろいろあって植物を植えていないプランター全部を熱湯消毒したから、結局12回くらいお湯を沸かしたと思う。お湯沸き待ちの時間というのは実に中途半端で、ただ待っているくらいしかやることがなく。

そして、やってみて気づいたのは土の表面には熱湯が掛かったとして、底にいくにつれて温度がどれくらい保たれているのか?の疑問。それと熱湯が土に触れるのは一瞬である。だから表面は消毒できたとしても、底のほうは雑菌にとって繁殖しやすいちょうどいい湯加減だったりして(^^ゞ

もっともこの熱湯消毒も半分は土いじりの遊びだから、それほどシリアスには考えず。それでも念のために株を引き抜いた翌週の6月10日と、8月前半の2回実施した。


もう1ヶ月もしたら来シーズンのチューリップを植える時期である。ジャネーの法則に従って1年は加速度的に早く過ぎてしまう。

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2017年09月04日

ベンジャミンの挿し木に再挑戦

昨年の5月に20年ほど放置していたベンジャミンのプランターをサイズアップし、ついでに挿し木にも挑戦した。しかし普通の土に挿してしまい全滅(>_<) 6月に再度挑戦したもののうまく育たず、12月には4本から1本になってしまったことまではブログに書いた。

改めて報告すると、その最後の1本も年明け早々に枯れた(/o\)



ところでウチのベンジャミンは三つ叉に枝が分かれていてブサイク。まあ20年もろくに手入れしていなかったくらいだから、ブサイクかどうかはあまり気にしていないのだが、メインの枝が3本あるので、上で広がって葉が茂る面積がかなり広い。だから寒くなって部屋に入れた時にけっこう場所を取るのである。
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それで三つ叉のうちの1本をカットした。
ついでにもう1本余分な枝もカット。
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そして、それらの枝に付いていた葉で挿し木に再挑戦しようかと。
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以上が7月8日の話。


1週間後の7月15日に赤玉に挿す。
この時点で18本。ちょっと葉を残し過ぎかもしれない。
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ペットボトルを切って(底に穴も開けて)プランターにしたのはサイズ的にぴったりだと思ったから。でも使ってみると土の湿り具合がわかるというメリットがあることに気がついた。ガーデニングでは「表面の土が乾いたら、たっぷりと水をあげましょう」となどと書かれていることが多いが、表面が乾いても下の方はそれほどでもないことを発見。

昨年末にDeNAが運営するキュレーションサイトのWELQやMERYなどでコピペ(というか盗作)が横行していることが問題となった。しかし、まともな専門家が言うことでも、あまりにも昔から言い伝えられているものについては、何の検証もなくそれが正しいとされていることが多々ある。ガーデニングや農業の専門家で、土の表面が乾いている時に10センチ下30センチ下の土の湿り気状態がどうなっているかを分析したことがある人は1%の1%位じゃないかな。料理なんかでも「こうしたほうがいい」というセオリーがたくさんあるけれど、別のやり方と食べ較べたことあるのかと時々疑問に思う。



話がそれた。

1ヶ月少し経った8月19日の状態。何本かは枯れてしまった。長めに切ったペットボトルに挿した大きな枝も1本が枯れてしまったのはちょっとショック。
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枯れた枝は取り除いて育成続行中。
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ちなみに枯れたのは4本で、どれも根は出ていなかった。
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7月15日の写真と同じように並べて撮影。
見較べるとほとんど成長していない印象。
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昨日の9月3日現在。
さらに2本が枯れる。これで残り12本。最終的に1本か2本がまともに育ってくれればいいのだけれど、枯れるペースが早いのでちょっと心配になってきた。


なおいくつかのペットボトルでは根が成長している様子が見られた。
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いつ赤玉から土に植え替えるか、それをどんな土にするか思案中。


三つ叉から二叉にしたベンジャミンに問題は起きていないが相変わらずブサイク。それに昨年プランターを入れ替えた甲斐なく幹はひょろっと細いまま。ところで樹齢25年は経っているはずだが、こういう観葉植物の寿命ってどれくらいなんだろう?
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2017年03月26日

クロッカスとチューリップの状況

もうすぐ4月なのに本日の東京は正午で気温5.5度。ブルブルとまるで真冬の寒さ。21日に気象庁が靖国神社で桜が開花したと発表したけれど、満開になるにはまだしばらく時間が掛かりそう。


3月10日に開花したクロッカスは、その後も順調でたくさん花をつけている。
最初は黄色と紫の花だけで、その色の球根しか入っていなかったのかと思っていたら、
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白や、白と紫のミックスなんかも咲き出した。
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今日は雨で日差しがないから花はしぼんでいるものの、普段はベランダを賑やかにしてくれている。(これは昨日の撮影)
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チューリップも発芽は順調。

3月11日
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3月18日
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3月25日
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今シーズンは190球根を発注して、国華園のミスで4球少なく届き、後で16球送られてきたから差し引き合計は202球。8つの長方形プランターに植えられるのは184球で、例年なら残りは実家の庭に植えている。しかし今年は正月に帰省しなかったので丸形のプランター3つを買い増して202球すべてを植えた。また古いプランターをかき集めてクロッカスも植えたからベランダはプランターだらけである。


現在、発芽していないと思われるのは8球ほど。発芽していない部分を少し掘ってみても芽は伸びてきていないから、これらの球根はご臨終かと思われるΩ\ζ゜)チーン
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でも発芽率は(202−8)÷202=96%だからかなりの好成績かと。

しかしである。
去年の同じ日の3月26日には今にも咲きそうなツボミが11個もあり、一昨年も3月22日にツボミが膨らみ30日に開花している。それと較べると今年の生育は遅れ気味。

開花率は2015年シーズンが25%、2016年シーズンで57%とここ2年は惨憺たる結果。この96%の発芽率がぬか喜びでなければいいのだが。ゆっくりでいいからたくさん咲いて欲しいものだ。

wassho at 17:24|PermalinkComments(0)

2017年03月13日

クロッカスが開花

チューリップの球根を買ったらオマケでついてきたクロッカス。
3月7日にツボミが付いているのを発見。
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そして10日に黄色がめでたく開花。写真は11日の土曜日に撮ったもの。
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紫もツボミが大きくなってきた。
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黄色のツボミがもう1つ。同じ鉢の他の芽にはツボミの気配がないが、このツボミも前日までは同じようなものだった。クロッカスは一夜にして突然に膨らむみたいだ。
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さてチューリップは今のところ順調に発芽している。

2月18日
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2月25日
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3月11日
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ところで2月3日に少しは咲いたことをブログに書いたクリスマス・カクタス。室内に取り込まずベランダに出しっぱなしの鉢のつぼみは色つやも悪く、例年ならそのまま落ちてしまう。それなのに今年はーーー

2月18日:色が濃くなってきているのを発見。
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2月25日に3代目の挿し芽でメデタク1つ開花!ベランダで咲いたのは実に久し振り。
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ただし初代の挿し芽はツボミのまま(/o\)
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しかし3月7日には初代、3代目共に開花。
ツボミの数は少ないけれど、膨らんだものはすべて咲いたのでいちおう満開?
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                           (撮影は3月11日)


春は近かりしなり。

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2017年02月03日

少しは咲いたクリスマス・カクタス

1月10日に室内に取り込んだクリスマス・カクタス。しばらく変化がなかったが、17日から1週間ほど自宅を留守にして戻ってみると開花していた。写真はそれから約1週間後の30日に撮ったもの。
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花数はまあ予想通り。
でも今年は葉っぱが色つやよく元気なのに花が少ないのは、やっぱり残念というか不満。
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室内に取り込まなかった鉢は開花せず。
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これも予想通りだけれど、以前は普通にベランダで咲いていたし、クリスマス・カクタスは日が短くなると花を咲かす短日植物だといっても、自宅のベランダが夜間に照明が当たっているわけでもない。なぜ室内に移さないと咲かなくなったのかは不可解。

とりあえず今年も花を眺められたから良しとするか。

wassho at 20:57|PermalinkComments(0)

2017年02月02日

2017年シーズンのチューリップ発芽は1月30日

久し振りにベランダに出てみるとめでたく発芽していた。

寒いので毎日確認していたわけではない。
でもこれは、この日か1日前くらいの発芽と思われる。
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こちらはさらに1日前かも。
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写真を撮った1月30日は1月としては異例な最高気温20度近く。それを記念して?今年の初発芽をこの日と認定することにした。2015年は25%、2016年は57%とここしばらく低調な開花率が続いている。今年はなんとかたくさん咲いて欲しいものだ。


これはチューリップの球根を買った時にオマケとしてついてきたクロッカス。こちらのほうが成長は早く既に10以上の発芽がある。開花時期もチューリップより1ヶ月ほど早い3月らしい。
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クロッカスの名前は知っていても花の形はイメージできない人も多いかもしれない。私もそうだった。ウィキペディアの写真をリンクしておく。なかなかいい感じ。丈はあまり高くない花のようだ。何も調べずチューリップと同じように植え、同じように水やりしているけれど、今のところそれで大丈夫みたいで安心した。

wassho at 20:04|PermalinkComments(0)

2017年01月10日

またまた元気がなくなったクリスマス・カクタス

元気がなくなったり復活したりのクリスマスカクタス。今までの記録に興味があったらこちらのエントリーから参照してちょうだい。

昨シーズン、つまり2015年から2016年にかけての冬は割と調子よかったが、今シーズンは再びイマイチ。しかも葉はいい感じなのにツボミが少ないという今までになかった症状。


これは1月8日に撮った写真。
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いつまでたっても咲きそうにないツボミも、室内に入れると開くという法則を発見し、ここ何年かは年末に部屋に中に移してきた。でも今年はこの日までベランダに置いたまま。というのはツボミの数が少なかったから。クリスマス・カクタスは最初に葉っぱの先にゴマ粒のようなツボミをつけて、それがだんだんと大きくなる。しかし今シーズンは12月中頃に、ある程度のサイズのツボミがいくつかあった以外はゴマ粒すら見あたらないという非常事態。


でもようやくゴマ粒あるいはゴマ粒から少し成長したようなツボミもできてきたので、この日に取り入れたというしだい。
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上から見たところ。
例年になく葉っぱには力がみなぎっている感じがするのだが。
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実はこれは最初に買ってきたクリスマス・カクタスから、春になったら葉っぱをちぎって刺して増やしてきた2代目世代。

去年までキレイに咲いていた初代のプランターは、ほとんどの株が枯れたり腐ったりして絶滅寸前の危機(/o\)
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こちらは2代目から増やした3代目。夏頃まで2代目と同じような感じだったのに、いつの間にかプランターのセンター部分の株がなくなってしまい、またやたら葉が長く成長してブサイクな状態に。
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部屋に入れたのは2代目のみ。クリスマス・カクタスは短日植物といって、日が短くなると花を咲かすタイプなので薄暗い場所に置いてある。花が咲き始めたらリビングに移す予定だが、今のところ1ミリの変化もなし。10個以上咲かなかったら、新しいのに買い換えるぞと脅している(^^ゞ

wassho at 21:26|PermalinkComments(0)

2016年12月27日

ベンジャミンの挿し木 その3

5月15日にベンジャミンの挿し木に挑戦し、1回は失敗したもののセオリー通り土ではなく赤玉だけのポットに挿すことで、7月にはなんとか2本が発根したことを以前に書いた。


時期は忘れてしまったが、ほどなく残りの2本も無事発根。しかし合計4本のうち1本は早々に枯らしてしまう。そいつは枝がY字型というか変形トの字型で片方にしか葉がなかった。幹になったら1本でまっすぐ伸びてくれないと困るので、葉のあるほうの枝を切り取って残りの枝の横に挿した。発根していない状態では土ではなく赤玉ということはわかっていたが、つい横着。案の定それは枯れてしまい、葉がないほうの枝に葉芽が出ることもなく、そちらも枯れてしまった(>_<)



でもまだ3鉢あった。それらはまったく大きくはならないのだけれど、とりあえず見た目は元気な感じで夏が過ぎ、秋が過ぎ。そして11月の中頃にベランダから部屋の中に移した。するとだんだんと弱り始めーーー


これは12月23日の写真。
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回復するとは思えなかったので、引き抜いて成仏させてあげる
Ω\ζ゜)チーン


唯一残った鉢。萎れている葉もあるが、とりあえずまだ生命力は感じる。
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しかし7月10日に赤玉から土に植え替えた時から半年近く経っているのに、
まったくといっていいほど成長していない。

こちらが7月10日の写真。
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最初はこんなものなのか、あるいは現時点でもう失敗しているのかはよくわからない。何となく後者のような予感が(/o\)


幸いなことに、とても弱ってきたので20年振り位にサイズアップしたプランターに植え替えた親木のベンジャミンは、その後に元気を取り戻しまたたくさんの葉を付けるようになった。だから今回がダメでも、挿し木は何度でもチャレンジできる。

wassho at 19:57|PermalinkComments(0)