生活、日常

2021年01月05日

スマホの色選びにご用心

本当はタイトルを「間接照明などで夜は部屋の明るさを抑えている人なら、スマホの色を選ぶ時に是非とも注意すべきこと」にしたかった。でもあまりに長すぎるので。


昨年末にスマホを買い換えた。機種はiPhone 12 mini。まだ買い換えるつもりはまったくなかったのにどうして買い換えたのかとか、なぜその機種にしたのかなどは、いずれ機会があれば書くとして今回は色選びについて。

iPhone 12 miniには白、赤、青、薄緑、黒の5色のラインナップがある。
iphone-12カラー1


もっともベゼルレス(液晶画面の縁取りなし)だから、
色がついているのは裏側と側面だけになる。
iphone-12カラー2

iPhoneは今までは白いボディーを選んできた。ガラケーの時代も黒以外はなかった大昔は別として、白があれば白なければシルバーという選択だった。理由はシンプルで、いろいろなものに囲まれていてもすぐ目につくから。もちろん赤や黄色でもその理屈は成り立つが、ビジネスシーンでも使うものとしてはちょっと派手すぎる。

ーーーだったのだけれど、今回は青を選んだ。深い理由はない。何となく白に飽きた気持ちがあったのかもしれない。とにかくあまり何も考えずに取った行動だった。


     そして後悔している(/o\)

それは昼間でもそうであるが、特に夜になると部屋のどこにスマホを置いたのかわからなくなるからである。


私は部屋の照明が明るすぎるのを好まない。メインの照明を使うのは掃除をする時くらいで、それ以外は小型のダウンライトやスタンド照明で過ごしている。平均的な家庭と較べて感覚的には半分くらいの明るさかもしれない。深夜にはさらに照明を絞る。

スマホを置く場所は決まっていないが、ソファやデスクのサイドテーブルの場合が多い。ソファは紺色でサイドテーブルは黒である。そしてベゼルレスなので液晶がついていない時は真っ黒になるiPhoneは、まったく周りに同化してしまう。白いのは比較のために置いた今まで使っていた初代 iPhone SEである。
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裏面だと。(iPhone SEに貼ってあるのはカード入れ)
DSCF9679


iPhone 12 miniだけだと見事なカメレオンぶり。
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いつも決まった位置にスマホを置けばいいのだけれど、それができない性分なのよ。それなのにこういう日常の細かなイラッとすることが大嫌いというやっかいな性格でもある。


こんな側面と裏面を覆うケースなら白いiPhoneに変身させられるが、ケースを使うのは好みじゃない。それにこれを使えば、手に取る度に「なぜ最初から白を選ばない、このオロカモノ!」と自責の念に駆られそうである(^^ゞ
カバー


白かまたは目立つ色のカードケースを貼り付けるという手もある。
カードケース

初代のiPhone SEのApple Pay(おサイフケータイ機能)は、PASMOやSuicaといった交通系カードは対応していなかったので、カードケースにPASMOを入れていた。スマホとPASMOという2つの荷物が1つになって便利だったし、握った時にカードケースが滑り止めになって安心感もあった(日常の細かなイラッとすることが大嫌いな性格)。

しかし新しいiPhoneは交通系カードに対応しているので、そこに何を入れるのだという問題はある。だから、とりあえずは白あるいは反射か蓄光素材のテープかシールを貼るか、あるいはソファの肘掛けにでも小さなトレイを置いて、常にそこにスマホを置くように自分を躾けるか(^^ゞ などとあれこれ思案中。

本当はポンポンと手を叩いたり、あるいは「iPhone、どこ?」と呼びかけたら光ったり音が鳴って場所を教えてくれるといいのだが、まだそこまで便利にはなっていないようで。

というわけで「間接照明などで夜は部屋の明るさを抑えている人なら、スマホの色を選ぶ時に是非とも注意すべきこと」というお話。

wassho at 21:52|PermalinkComments(0)

2020年12月25日

サイレントナイト

やっぱり今年はメリークリスマスよりサイレントナイトといったほうが似合うかな。
ついでにコロナでサンタもCLOSEとおやじギャグ(^^ゞ

マスクのサンタ


3月25日に砧(きぬた)公園へ桜を見に行って、その日の夜に東京では外出自粛の要請が出された。27日からは桜の名所はすべて閉鎖。その時のブログに書いたのは、


   というわけで今年の花見は、この砧公園が最後になるだろう。な〜に、
   サクラは来年も咲くさとポジティブにいきたいところだが、冷静に書いておくと、
   1年後にコロナウイルスが終焉しているというのは現時点で単なる希望的観測で
   しかない。いったいどうなることやら┐(´-`)┌


この時は少し大げさに書いたつもりだったが、何となく来年もずっとコロナというのが現実味を帯びてきた。サクラはもう半分あきらめているけれど、クリスマスや忘年会は賑やかに楽しみたいなあ。


例によって、クリスマス頃に咲くクリスマス・カクタス。
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写真を撮ったのは12月20日で、その日から部屋の中に入れて開花を促進させている。もっとも5日間ほどじゃほとんど変化なし。お正月にはもう少し咲いていることを期待。

こちらは今年の春に挿し芽をしたやつ。花をつけるまで3年はかかる。
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いま咲いているのは挿し芽をして増やした2代目と3代目の株。もう勢いがなくなってきたので春になったら、元気なのだけを残してフレッシュな土に植え替える予定。


毎年、今頃によくいうギャグ。

      来週過ぎたら正月が終わってるよ(^^ゞ

コロナに対処しながら年の瀬を楽しみましょう。


wassho at 20:26|PermalinkComments(0)

2020年11月25日

夢の続き

希望とか目標の夢じゃなくて、寝ている時に見る夢の話。


いい夢、悪い夢にかかわらず相当にインパクトの強かった夢でも、夢の記憶って長続きしない。ありきたりの夢なら、ほとんど起きて数分すれば忘れているような気がする。

しかし目覚めた瞬間、まだ半分寝ているような状態の時に意識を集中すると、過去に見た夢を思い出すことができるのをご存じか。寝ぼけているのにどうやって集中するのだと言われるかも知れないが、そのようにしか表現のしようがないのでご勘弁を。

だからなんだという話だし、誰かとそんな話をしたこともないから、私以外の人も同じかどうかはわからない。だけれどもハッカーがネットワークの脆弱なポイントを突いて侵入するように、寝ぼけている時には脳回路にそういう入り口が出現するのだと何となく想像している。

意識を集中して感知できるのは、こんな夢を見たな、あんな夢もあったなという、まるで映画のタイトルを見た時のような凝縮した記憶である。今後はこの技を精進して、いい夢の続きを見られるようにしたい(^^ゞ

夢


wassho at 23:08|PermalinkComments(0)

2020年11月22日

25年間も不便なインターネット

1960年代から研究され、1982年にTCP/IPというコンピューター同士の通信規格が確立されたのが、今日につながるインターネットの始まりである。徐々に普及して日本でインターネット元年とされるのが1995年(平成7年)。

1995年はあの阪神・淡路大震災やオウム真理教によるサリン事件が起きた年である。世相的には安室奈美恵ファンがアムラー、女子高生がコギャルと呼ばれだし、野茂英雄がメジャーリーグに挑戦して大旋風を巻き起こした。また元祖デジカメのカシオQV-10が発売され、ピッチと愛称がついたPHSのサービスが開始される。さらに青島幸男が都知事に当選して世界都市博を中止し、沖縄では米兵少女暴行事件が起きたりした1995年である。

10年ひと昔というから25年前ならふた昔半かな。
色々となつかしいゼ。


話がそれた。

当時、インターネットの三大機能はWWW(ワールド・ワイド・ウェブ:ネットでファイルを読むこと)、FTP(ファイル・トランスファー・プロトコル:ファイルの送受信)、電子メールといわれていた。

そのWWWを一気に身近にしたのが、米国立スーパーコンピュータ応用研究所 (NCSA) からリリースされたMozaic(モザイク)というブラウザ。それが1993年のことで、私がインターネットに初めて触れたのもその頃。

MozaicをMacのResEdit(レズエディット)というプログラムツールを使って改良し、インターネット解説書籍の付録についていたプロバイダー無料アクセス権を使って接続した。もちろんピーピーガーガーと音がするアナログのモデム。日本語で書かれたホームページはまだ100件もなかったように思う。Yahoo!の検索も存在せず、どんなホームページがあるかの情報は書籍や雑誌頼りという今では考えられない状況。(知らない人も多くなったので書いておくと、検索の元祖はGoogleじゃなくてYahoo!ね)

当時、インターネット初体験の儀式として流行っていたのは、ルーブル美術館のサイトで絵を見るのと、ホワイトハウスのサイトにアクセスして、そこの記帳ページにメッセージを残すこと。後で大統領から返信があるといわれていた。もちろん両方とも訪れたけれど、インターネットのメールアドレスをまだ持っていなかったので返信は受け取れず。残念!

その後、しばらくしてからプロバイダーと契約。最初に選んだのは何とブリティッシュ・テレコム。その頃はATTなどの海外電話会社も国内でサービスを提供しており、日本企業のプロバイダーより内容が優れていたように記憶している。


懐かしさのあまり、また話がそれた(^^ゞ
まあ、そういうブログです。


さてブラウザである。ご承知のように一番の特徴はリンクが張ってあれば、そこをクリックして違うページやファイルに移動できること。

しかしである。
ブラウザはリンク先にジャンプする時に

   新しく別のページが開くのか
   今のページが新しいページに置き換えるのか

が事前にわからないという致命的な欠陥を持っている。

もちろん右クリックして「新しいタブまたはウインドウで開く」を選んだり、Macの場合はコマンドキーを押してクリックすることで、いわば手動で「新しいタブ」にジャンプさせることはできる(Windowsのことはよく知らない)。

しかし、もともと別のページが開く設定になっているのなら、右クリックやコマンドキーを使うのは無駄な作業である。だからクリックする前に、どのようにリンク先にジャンプするのかを示すべきなのである。

どうジャンプさせるかはページを作るときに指定する。例えば次のリンクは2020年11月19日の投稿にジャンプするがページの開き方を変えてある。

    別のページで2020年11月19日にジャンプす
    今のページで2020年11月19日にジャンプする


MacもWindowsもリンクが張ってある箇所にマウスを持ってくると、マウスのポインターの形が矢印から指の形に変わるようになっている。
マウスポインター

つまり、そこにリンクがあることを読み込んでいるからこういうことができる。だからそれをもうひと工夫して、ジャンプするのが別のページなのか今のページなのかで、ポインターの形を変えてくれというのが25年間続けている私の主張。ジャンプ前のページを残しておきたいこともあるのだから。

プログラム的には極めて簡単なことと思うし、それによって不便を被ることもないはずだが、なぜか25年経っても実現されない。私にとってインターネット最大のナゾである。もっともスマホやタブレットの時代になってパソコンを使う人が少なくなってきたが。


ついでにささやかな抵抗手段のご紹介(ただしパソコンの場合)。

Googleの検索では、検索結果の一覧表示でページ右上にある「設定」から「検索設定」を選ぶと「結果ウインドウ」という項目がある。そこで検索結果のリンクをクリックした時に別ページで開くかどうかを設定できる。ついでに「ページあたりの表示件数」も100件にしておくと検索がはかどる。表示件数を多くすると遅くなるような表記があるが、それは回線速度が遅かった時代の話で今は関係ない。Yahoo!も検索結果の一覧表示でページ右上にある「検索設定」から同じように設定できる。

ただしGoogleニュースは、Google検索での設定にかかわらず見出しをリンクすると別ページが開いてジャンプするが、逆にYahoo!ニュースはYahoo!検索での設定にかかわらず、別ページにジャンプしないで書き換わる仕様なのが不便。


まあとにかく、もしブラウザの開発者に知り合いがいたら、どうして別ページか今のページかを事前に知らせないのかを問い詰めて叱責をお願いします(^^ゞ それとYahoo!ニュースは別ページが開く仕様に変更して欲しいな。

wassho at 23:49|PermalinkComments(0)

2020年11月17日

「美人コンテストをマークせよ」を自宅で

中学生の頃に放送していたルパン三世で、今でも覚えているのはウクライナの銀狐が登場する「ニセ札つくりを狙え!」の他に、もう1つあることを以前に書いた。

それが「美人コンテストをマークせよ」という作品。窃盗団が美人コンテストを隠れみのにして、どこかの島で名画の闇オークションを開催。そこにルパンが潜入してその名画をごっそりいただくというような内容。

細かなストーリーは忘れてしまったが、強烈な印象として残っているのがラストシーン。まんまと名画を手に入れたルパン達は船で島から脱出する。そして名画を貼り合わせて帆のように風にはらませて、こう叫ぶ。

    絵ってのは、こうやって楽しむものだぜ、とっつぁん!

美人コンテストをマークせよ

今でも目に焼き付いているそのシーンになぜかシビれた。当時は絵画に「高尚なもの」という既成概念を持っていて、それを打ち破ってくれたことが痛快だったのかも知れない。そろそろ社会への反発心も芽生える年頃である。

そんな心理分析はともかく、その時は単純に「ボクも大人になったら、こんなコトしよう」と憧れた。しかし、それから半世紀が経ったけれど名画を盗む度胸はなく(^^ゞ さりとて買い集める財力も持ち合わせず(/o\)


さてウチのマンションはいわゆるデザイナーズマンションで、内装にコンクリート打ちっぱなしの壁がある。そして展覧会に行くと展示作品のポスターが売られている。ある時、展覧会には年に何度も行くのだから、その度にポスターを買って壁に貼れば、ルパンと同じようなことができるのではと思いついた。(コンクリートだからスプレー糊で貼れる)


では世界初公開! 私の寝室の壁。
DSCF8151


下から煽ったアングルで。
DSCF8153

ポスターを貼っていない部分もある。実はこの壁の前にはハンガーラックとか色々と置いてあって、そこの壁は普段は見えない。これはいつかの大掃除で壁の前のものをどけたので、その時に撮影したもの。この状態になったのは3年くらい前で、だから今はもうポスターを貼るスペースが無くなってしまったのが残念。


さっき数えたら42枚あった。
これだけの名画に囲まれて寝ているヤツはいないだろうと無駄な自己満足(^^ゞ

wassho at 19:57|PermalinkComments(0)

2020年11月15日

バスルームでランタン

以前にバスルームの照明はつけない話を書いた。明るすぎるので代わりに洗面所の照明をつけぱなしにして、半透明のドア越しに間接照明的に使っている。暗いバスルームでリラックスするという目的で始めたのだが、最近もう少しだけ明るくしたいという気持ちになってきた。

まず考えたのはバスルームの電球を暗いものに取り替えること。しかしお風呂掃除をするときには明るさが必要。そのたびに取り替えるのも面倒である。

それで思いついたのがランタン。
もっともガソリンを燃やす昔ながらのこんなタイプではなく、
no title


小型で充電式のLED電球を使ったランタン。
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大きさのイメージ。
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ポイントは電球色になることと明るさの調整ができること。それと防水性。
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Amazonなどで探せばたくさんの種類がある。価格は2000円ちょっとのものが多い。これを選んだのは白一色のデザインなので室内で使うにはよかろうと。
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白一色のものを選んだおかげで、
最初からバスルームに備わっていたかのように違和感がない。
IMG_2608

電球の反対側が磁石になっていてバスルームの壁に固定できる。ユニットバスは表面はプラスチックでも、実はポリエステル樹脂金属積層鋼板という磁石が使える素材でできている。


オリジナルの照明器具と並べたところ。
IMG_2606


結果は大満足。明るすぎず暗すぎず、いい感じでバスルームに光が回っている。明るさはランタンの光量調節の半分程度のところで。体感的には白熱灯換算20ワット位で照らしているかな。

たった2000円の投資だからコストパフォーマンスは最強。照明はとにかく明るくなきゃイヤという人以外なら万人にお勧めする。

wassho at 19:58|PermalinkComments(0)

2020年10月15日

オッサンのリュック

iPhoneの写真を整理していたら出てきた見知らぬ人。
撮影したのは今年の3月。

IMG_2300のコピー

すっかり忘れていたけれど、こんな写真を撮ったのは

   オッサンが
   ビジネスウエアを着て、ビジネスデザインのリュックなのに
   思い切り下のほうで背負って

いたから。

どう感じるかは人それぞれの感性だとしても、私には思わず写真を撮るほど

   痛いなあ(/o\)

と感じる光景だった。

でもどうしてこんなに低くしちゃったのだろう。
ワカモノはリュックをダラーンとさせているから、そうしないとダサいと指さされるとでも思ったのかな。だとしたら痛い上になんだかお気の毒。

リュックをどう背負うかは、性別・年齢・服装・リュックのデザインや大きさで変わってくる。まあオッサンになればなるほど難易度が上がるというか、ヘタに若作りするとミットモなくなる危険性が大。とりあえず彼の場合は、もっと上で昔ながらの位置にとアドバイスしておこう。それといい歳なんだからポケットのジッパーは閉めようね。



アウトドア用品だったリュックが、ファッショナブルなデザインになって、若い女性がハンドバッグやショルダーバッグと同じようなアイテムとして使うようになったのは1980年代の中頃からだったように思う。それと徐々に一部は低い位置に背負うというよりぶら下げるようにもなった。

ただし、それを裏付けるような文献は見つからず、これは単なる私の記憶である。なぜそんなことを覚えているかというと、アイドル全盛時代の小泉今日子を青山かどこかで見かけて「顔ちっちゃ!リュック低っ!」と思ったのが印象的で今でも覚えているから(^^ゞ

プレゼンテーション1

ファッションの路上定点観測を行っているアクロスのホームページで、いろんな時代のリュック姿を見ることができる。色々と移り変わりがあって面白い。上の写真は下記のそれぞれのページからの引用。

 1985年9月
  https://www.web-across.com/observe/cnsa9a000006pokf.html
 1988年6月
  https://www.web-across.com/observe/srnrj2000002c0n2.html
 1991年9月
  https://www.web-across.com/observe/srnrj2000002u77k.html
 1999年10月
  https://www.web-across.com/observe/d6eo3n000001v626.html
 2008年2月
  https://www.web-across.com/observe/d6eo3n000004mek4.html
 2010年3月
  https://www.web-across.com/observe/cnsa9a0000050m7f.html
 2012年3月
  https://www.web-across.com/observe/cnsa9a000008j165.html
 2013年9月
  https://www.web-across.com/observe/srnrj2000001g8ve.html
 2014年2月
  https://www.web-across.com/observe/srnrj20000027pvc.html
 2015年12月
  https://www.web-across.com/observe/srnrj2000003byf3.html

また同ページのデータによると街ゆく人(若者中心)のリュック比率は

  1985年 男性1.1%  女性0.8%
  2015年 男性23.0% 女性13.4%

と30年間で男性は20倍、女性は17倍に増えている。ビジネスリュックが一般化してきたのはここ最近だから、2020年現在ではもっと増えているだろう。

私もビジネスバッグはリュックオンリーだし、オフ用にもいくつか持っている。やはり両手がフリーになるのは便利だし楽だから。しかし年齢と共にカジュアル系は難しくなる。あのジジイ、ブッサイク!と笑われないよう気をつけないと(^^ゞ

wassho at 22:47|PermalinkComments(0)

2020年10月06日

服を虫に食われていた!

何の変哲もないけれど、そこそこ気に入っていたグレーのウールジャケット。写真の撮り方が悪くてまったくおしゃれに見えないが、割と有名なデザイナーのものだった。
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先ほど帰ってきて、ハンガーに掛けようと前身頃を開いたときに、
たまたま照明にかざすような位置関係になって、
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裏地越しにこんな光が透けて見えた。
IMG_2580


ナンジャこれはと背中側を見ると(/o\)
IMG_2585


アップでしっかりお見せしましょう(>_<)
一番大きいのは8mm×5mm位の大きさ。
IMG_2582


何かに引っかけたのなら穴にはならないと思う。それにこんなふうに分散しているのもおかしい。これが虫に食われたというやつなのかな。今までこんなことになったことがないのでよくわからないが。経験がないのだからクローゼットやタンスの防虫剤というのも使ったことがない。

それにしてもこんな大きな穴の開いた服を着ていたなんて恥ずかしい。いつから開いていたのかな。服を着るときに穴なんてチェックしないからなあ。

それよりも問題はクローゼットに入っている他のジャケットやスーツである。もし全滅していたら絶叫する。
The_Scream

恐ろしくてまだ確かめていない(^^ゞ

wassho at 21:01|PermalinkComments(0)

2020年10月05日

レジ袋が減らない

レジ袋

7月からの有料化に備えて春頃からレジ袋は捨てずにとってあった。それらを使い切ってからエコバッグなどを買えばいいかなと。なんたってレジ袋ほどカバンの中でかさばらないものはないし。数えていないけれど多分50枚ほどある。

数回ほど使えばボロボロになると思っていたのに、レジ袋は思っていた以上に丈夫だった。3ヶ月が経った今も最初にエコバッグとして使ったレジ袋を未だに使っている。見た目は超クシャクシャになったが、汚れもなければ穴も開いていない。次のレジ袋にバトンタッチするのがいつになるかまったく想像がつかないくらい。

死ぬまでに使い切れるかなと、ふと思ったり(^^ゞ

wassho at 20:52|PermalinkComments(0)

2020年09月29日

缶入りコーラは蒸発する

どうでもいい話ではあるが、あまり経験した人はいないと思うので。


小学校か中学校だったのかの記憶はないが、あるときの遠足が雨で中止になった。その遠足に持っていこうと缶入りのコーラを買ってあった。遠足がなくなって残念な気持ちがあったからか、すぐにそのコーラを飲む気になれず、しばらくそのままにしてあった。

ひょっとしたら秋の遠足で、その後に寒くなって飲む機会をなくしたのかもしれない。それでコーラを勉強机の上に設けられていた棚に上げた。(高校生になった頃に勉強部屋を増築したので、その棚があったということは小学校か中学校の時の話なのである)

かなり天井に近いところにあった棚で、そこに置いたことでコーラのことはすっかり忘れてしまった。先ほど書いた勉強部屋を増築した時には、いろんなものを移動させるからその時に見つけた。しかし新しい部屋のクローゼットの中に押し込んでしまい。そして大学2年生の時に実家を改築することになり、またそのコーラを見つけた。

中止になった遠足が中学3年生の時だとしても、その時点で5年も経っている。見た目に異常はなかったが飲む気は起きずに再びクローゼットの奥に(^^ゞ 次に見つけたのは社会人4年目に東京に引っ越すことになり、あれこれ荷物を整理しているときである。もう10年ものの立派なビンテージ。

その時に思ったのは「こんな古いコーラを持っている奴はそういないだろう」「そうだ、記念にこのままとっておいて死ぬときに飲もう!」ということ。腐ったり変質するだろうって? どうせその後に死ぬのだから別にいいじゃない(^^ゞ


ただしそのコーラは東京に持ってこずに実家に置いたままになっていた。そして長い年月が流れる。数年前に実家に置いてあったものを整理することになり、すっかり忘れていたコーラとご対面。最低でも45年は経っているもはやクラシックである。

「あっ、あのコーラだ」「昔は死ぬときに飲もうなんてシャレで思っていたけれど、そろそろ現実味を帯びる年齢になったなあ」などと感慨深く思いながら、クローゼットの奥に鎮座していたコーラを手に取ってビックリ仰天!

    缶の重さしかなかった

コーラが漏れたのかと思い周辺の場所を見たが、そんな形跡はなし。つまり半世紀近く経過するうちに蒸発したのである。もちろん缶が破れたりはしていないから、蒸発する箇所はないはずだが、接合部のミクロあるいはナノ単位の隙間から長い時間をかけて蒸発したのだと思われる。とりあえず缶飲料は蒸発するという事実を知る。


死に水はコーラで取ってもらおうと思っていたのに(取ると表現するが臨終の際に水を飲ませること)残念である。さらに後悔しているのは、そのコーラ缶を荷物整理の際に間違って捨ててしまったこと(>_<)

ちなみにこんな缶だった。
色が今とは違って、ちょっと高級感があるね。
缶コーラ


写真引用:https://pbs.twimg.com/media/CTruxl3VEAA6m4E?format=jpg&name=large

wassho at 22:56|PermalinkComments(0)

2020年09月11日

雨と晴れの境目

これは本日に大阪で撮られたニュース写真。タイトルは「ゲリラ豪雨をもたらす巨大雨柱」となっていた。

雨柱

なかなか見られない光景だと思うが、どうして雨柱の全体を写真に捉えなかったのだろう。右側がどこまで続いているのか気になるじゃないか(^^ゞ


この写真では雨が降っているところと、降っていないところが雨柱によってきれいに分かれている。ところで普通の雨でも降っているところと、いないところの境目はあるはず。もっとも境目付近で雨量は徐々に少なくなるから気づきにくい。だから境目を目撃したことのある人はほとんどいないと思う。

でも私はある(自慢)。


それは中学校の時。私は水泳部だった。校庭の隅にプールがあり、その隣には屋外のバスケットコートがあった。夏休みに練習していると、たまに「水泳部〜、頼むう〜」とバスケ部員がプールとコートの境にあるフェンスまでやってくるので、プールの水をバケツで掻き出してかけてやったものである。

ある日、カンカン照りの快晴だったのが突然に雲行きが怪しくなった。しばらくするとゴォーと大きな雨音が聞こえだした。しかし雨は降っていない。??と思ってプールの外を見ると、雨は校舎のあたりに降っていた。そしてゆっくり校庭のほうに雨雲が移動し、しばらくしてプールも土砂降りになった。いわゆる夕立レベルの雨の強さ。

しかし雨はプールを横切っていったものの、プールとバスケットコートの境にあるフェンスのところで止まった。そして2〜3分もしないうちに雨は上がり、すぐにカンカン照りに戻った。

   ナンデヤネン!
   水がいるのはコッチや!

と嘆くバスケ部員(^^ゞ

校庭を見ると雨が降ったところと降らなかったところで、一直線に色分けされていた。顧問の先生が「こんなことは滅多にない」といっていたのを覚えている。実際その通りで、あれから50年近く経ったけれど、雨と晴れの境目を体験したのは今のところあれが最初で最後である。

しかしこういうのは確率の問題だから、今のようにゲリラ豪雨が日常茶飯事になってくると体験する人も増えてくるかな。待ちきれない人はゲリラ豪雨に遭ったら、境目を目指して走りましょう(^^ゞ

wassho at 23:13|PermalinkComments(0)

2020年09月10日

カレーシチュー

先日のこと、何の脈絡もなく「小学校の給食にカレーシチューというメニューがあった」ことを思い出した。どうしてそんなことを突然に閃くかな。いつもながら脳の働きは不思議である。

けっこう頻繁に登場したメニューだった記憶がある。けれどもカレーシチューがどんな味だったかが思い出せない。カレー味なのは確かだとして、具体的にどうカレーで、どうシチューだったんだろう。味が思い出せないくらいだから、それが好きだったのかどうかも不明である。好きじゃなかったから思い出せないのかな。

しかし味は思い出せないくせに、頭の中がカレーシチューで一杯になってしまったた。考えてみるとカレーシチューとは、世の中で給食にしか存在しない不思議なメニューである。レストランで食べられるところはないし、ルーやレトルトとしても売られていない。

とりあえずスーパーでレトルトのカレーとビーフシチューを買った。両方を温めてボウル皿に入れて混ぜる。思ったよりおいしかったが、給食の味がこれじゃなかったことは確かである。もちろんそれは想定していたこと。しかしその時は、何でもいいからカレーシチューを食べないと気が済まなかったのである(^^ゞ

給食


改めて調べてみると「懐かしのカレーシチュー」と手作りレシピがいろいろと公開されていた。どうやら給食でもカレーシチューはもう提供されていないらしい。埼玉県鶴ヶ島市の学校給食センターのホームページによると、

    現在の給食ではあまり出されることのないカレーシチューですが、
    1976年以前の給食では、コッペパンやソフト麺との組み合わせで出される
    ことがあったメニューです。

とある。

現在の給食は米飯を出すのでカレーは普通にカレーライス。コッペパンやソフト麺が主流の時代は、もう少しサラッと調理する必要があり「ポトフの仕上げにカレールーも使って味付けしたカレーシチュー」が主流だったようである。調べているうちに何となく味の記憶もよみがえってきた。

それにしても給食の時間って楽しかったなあ。冷静に考えればどうってことのない献立なのに、友達がたくさんいて、将来に夢や希望があればメシは旨いということか。食べているものは今のほうが断然レベルが上なのに、あんな体験がもうできないのは寂しいね。


wassho at 22:44|PermalinkComments(0)

2020年09月09日

アイスコーヒーのブレンド

2018年は9月24日に「ほぼ3ヶ月ぶりにホットコーヒーを淹れた」ことをブログにしている。夏が暑すぎてホットのコーヒーは3ヶ月間ほど飲んでいなかったという話。それで本年2020年は本日に久しぶりのホットコーヒー。だいたい2ヶ月ぶりかな。今年も暑かったけれど、超絶猛暑の記憶が未だに残っている2018年よりはマシだったということか。身体は正直なものである。

と思ったら東京の7月と8月の平均気温は、

       7月  8月
  2018年 28.3度 28.1度
  2019年 24.1度 28.4度
  2020年 24.3度 29.1度

と8月に限れば今年と去年のほうが2018年より高い。2018年は7月の気温がやたら高いから、8月になった頃にはもうヘロヘロだったのかな。もっとも気温の平均値だけでは正確なところは語れないので、やっぱりここは1ヶ月早くホットコーヒーを飲んだという身体の感覚を信じることにしよう。

コーヒー豆


ところでこの夏はアイスコーヒーをたくさん作った。淹れる回数が多いということは、それだけ創意工夫する機会も増えるということ。それで発見したゴールデンレシピを。

私の淹れるアイスコーヒーは水出しである。水出しコーヒーは味はいいが香りに乏しいという難点がある。でもアイスコーヒーは冷やすときに香りも飛ぶので、たくさん作るのに手間の掛からない水出しにしている。

作り方は極めてシンプル。豆を挽いてお茶パックや出汁パックと呼ばれる紙の袋に詰め、冷水ポットに沈めておくだけ。そのまま冷蔵庫に入れて6〜7時間で出来上がる。だから創意工夫といっても、できることは豆の分量の加減くらいしかない。

あれこれ試して私がベストだと思ったのは、水2リッターに対してコーヒーメジャーに軽く山盛り8杯分の豆を挽くこと。もっともこれは魔法瓶構造のタンブラーやマグカップを使って氷を入れないで、つまり氷で薄まらずに飲むという前提だし、そもそもが水代わりにガブガブ飲むアイスコーヒーとしてのことだから、人によって好みは違うだろう。

それでポイントは8杯の豆のうち2杯はアイスコーヒー用でない普通のホットコーヒー用の豆を使うこと。比率でいうなら3対1。これでとてもクリアな味わいのアイスコーヒーが出来上がる。いわゆるブレンドの妙。もっともこれは創意工夫というより、暑いのでホットコーヒーは淹れない〜その豆が古くなってしまうとモッタイナイいう倹約精神から生まれたものであるが。


だから是非お試しをというレベルのものじゃない。
何の手間も掛からずに好みの味になって、ちょっとうれしかったというお話。

wassho at 21:58|PermalinkComments(0)

2020年08月15日

レクイエムでBON

お盆に先祖の霊が帰ってくるなんてことはもちろん、死後についての宗教的な諸々のことはモーソーの産物、あるいはそれに乗じたマーケティング戦略としか思っていない。だからあの世なんて信じちゃいないのだけれど、亡くなった人達を悼むことの意義までを否定しているわけじゃない。

それでかれこれ20年くらいになる私の風習は

   お盆の前後のどこか1日に
   朝から晩までレクイエムをかけて
   亡くなった人達に思いをはせる

こと。

時期としては仏教と関係ないから別にいつでもいいのだが、お盆で世間的にそういう雰囲気になってくるし、その頃は休みの場合も多いからという理由。すっかり忘れて秋頃になることもたまにある(^^ゞ


レクイエムというのはクラシック音楽のジャンルのひとつ。キリスト教には11月2日に「死者の日:万霊節」というのがあって、死者が天国に入れるように祈る式典が行われるらしい。その時に使うのがレクイエム。昔は鎮魂曲や鎮魂歌ともいったが、それは誤訳だということでレクイエムとそのまま使うことが多くなった。葬式の時にも流すものなのかどうかは知らない。

もっともレクイエムをかけるのは、キリスト式に悼むのではなく単なるBGMとして。レクイエムは合唱付きの構成になっており、なんと歌っているのかはまったくわからなくても、それっぽい雰囲気は演出してくれる。モーツァルト、ヴェルディ、フォーレのが3大レクイエムとされるが、私はブラームスの「ドイツレクイエム」がわりと好きかな。バッハのマタイやヨハネの受難曲を加えることもある。


そして世間のお盆と一番違うのは思いをはせる対象。身内はもちろんとして、基本的には私と何らかの関わりがあり亡くなった人すべて。まだ忘れていませんよという挨拶のつもり。あの世を信じていないのだから、どこに挨拶しているのだという話になるが、あの世はこの世で生きている人間のためにあるのだと思っている。

そしてついでにといっては失礼だけれど、お盆は終戦の時期でもあるので戦争で亡くなった人達も。もうこうなると冥福を祈るという宗教的なものと変わらないが。まあ何かと矛盾した行動を取るのが人間というものである(^^ゞ


レクイエムはほぼ1日中かけているが、亡くなった人のことを丸一日考えているわけではもちろんない。折に触れてというところ。それで今年は2015年に亡くなった友人のことを特に思い出す。心臓が悪く医者にはオリンピックまでがんばりましょうと言われていたのだが−−−。そのオリンピックもコロナのせいでなくなり、つくづく世の中とはわからないものだと思ったりの8月15日である。
朝顔


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2020年08月10日

スイカにレモン汁

スイカに塩をかけると、そのしょっぱさが甘みを引き立てる。子供の頃はそうやって食べていた時期もあったが、いつの間にかかけなくなった。品種改良によって、そんなことをしなくても充分に甘くなったからかな。ぜんざいに塩というのも聞くが、あれって最初から塩を入れて作るものなの? 少なくとも私はぜんざいに塩を振りかけたことはない。


さて昨年の秋頃にスイカにレモン汁をかけるという食べ方を知った。何となく興味を引かれ、ようやく季節が巡って本日にメデタク実現。

食べる前はどんな味になるのか想像が難しいけれど、
食べてみるとスイカにレモン汁をかければ、こうなるよねと、わかりやすい味になった。

つまり食べたことにない人に説明は難しいのだが。レモンの酸っぱさと、スイカのざくっとした食感が合わさって何となくトロピカルな味になるというか。スイカとは別の果物を食べている感じである。

それでレモン汁をかけると圧倒的においしいかというとそうでもない。スイカを何切れか食べるときに、味の変化を楽しむには面白いといったところ。当たり前ながら、レモン汁をかけ過ぎるとスっぱいよ (^^ゞ

でも試してみて損はないと思う。
コロナの夏をあれこれ楽しみましょう!
スイカ


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2020年08月05日

インターホン修理の顛末 その2

金曜日、約束の午後5時にアイホンのサービスマン氏から「少し遅れたが今から向かう、30分ほどで到着する」と電話があり、マンションの玄関から電話があったのが5時44分。つまり44分の遅刻だが、まあそれくらいは仕方ないでしょう。

インターホンって、普段はその存在すら意識していないが故障すると不便なもの。オートロックだと、玄関まで降りていかなくてはならないのでなおさら。
オートロック

ちなみにアイホンというのは名古屋に本拠がある、インターホンの老舗でありパナソニックとシェアを二分するトップメーカー。もはや代名詞になっているピンポーンという呼び出し音はアイホンが始めたらしい。

同社は1954年から「アイホン」を商標登録しているので、日本ではAppleのiPhoneが商標として認められなかった。そこで両者が協議してアイホンがiPhoneを商標登録してAppleに貸し出すという方法をとっている。iPhoneの説明にはどこかに「iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています」という但し書きがあるはず。そして、その使用料は年間1億円といわれている。濡れ手に粟とはまさにこのこと。実にうらやましいかぎり。


さて東京電力のサービスマン氏は作業服にヘルメット姿だったが、アイホンはワイシャツにスラックスという普通のビジネスウエアだった。電柱に登る可能性もある東京電力とは作業範囲が違うか。それでもサービスマン氏の腰には工具を刺しておくベルトが。なぜかたまにあれが欲しくなるときがある(^^ゞ

インターホンのパネルを外して、数カ所をテスターで測って1〜2分後に「ヒューズが飛んでいますね」とサービスマン氏。それはちょっと意外だった。

ヒューズというのは電気が規定以上に流れたときに飛ぶもの。故障したのは電力メーターの異常で電圧が下がったときなのに。電力メーターの故障の最初に電圧が上がっていたのか。しかし電力メーターに増幅機能はないし、もしそうでもブレーカーが飛んでカットするはず。まあよくわからないことが起きるのが世の中の常である。

他に故障している箇所もあるかもしれないが、まずはヒューズを交換ということになった。結果、それだけでインターホンは作動し、自室の玄関との通話、マンション玄関との通話とオートロックの解除も問題なかったので修理は完了。作業時間は30分ほどだったかな。


ついでに「電力メーターが故障した その4」で書いたオートロックを開くことのできる暗証番号のことを尋ねてみた。やはり検針などの作業用の暗証番号はあるとのこと。複数を設定できるらしい。また何が違うのかを聞き忘れたが住民用の暗証番号もある。ただそれを住民に教えているマンションはほとんどないだろうとの弁。もっともそれを知っていたところで、鍵をなくした場合は部屋には入れないからあまり役に立たないが。



話はまったく変わるけれどマンションの玄関ではなくホテルの部屋のオートロック。私は今まで2回ほど「やらかした」ことがある。しかも海外で(/o\) だから言うのじゃないけど、マンションのオートロックに防犯上の意味はあるが、ホテルのオートロックはたいして利便性が向上するわけでもなく、何のためにあるのかよくわからない。あんなものは全世界で禁止して欲しい!

あのクリスティアーノ・ロナウドもやらかしている(^^ゞ
そういう設定のCMだけど。



おしまい

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2020年08月04日

インターホン修理の顛末

7月23日から5回にわたって書いたのは、電力メーターが故障して電圧が下がったときのときの話。その2回目と4回目で触れたように電圧の変動によってインターホンが故障した。

東京電力がマンション管理会社に連絡して、そのどちらかから修理についての連絡が入るというのが東京電力のサービスマン氏の説明だった。しかし1週間経っても音沙汰なかったのでマンション管理会社に連絡することに。

東急住宅リース連絡センターに電話すると「こちらの連絡センターに東京電力との記録はないが、本社と協議しているかもしれないので調べて返事する」という回答。もう営業時間終了間際だったので、返事は明日になるとの断りを受ける。

翌日早くに連絡がある。インターホンのメーカーに連絡して修理に向かわせるとのこと。連絡遅延の原因がどこにあるのかは敢えて問いたださなかった。こんなことは滅多に起きないので、それを知ってもたいして役に立たないと思ったから。

その時に尋ねられたのはインターホンがアイホン製かパナソニック製のどちらかということ。管理会社ならそれくらい把握しておけと思うが。実は故障するまでどこのインターホンかなんて知らなかった。故障したときにシゲシゲと眺めたのでアイホン製と知っていたしだい。管理会社を通じて修理を依頼するマンション住まいの人は、インターホンのメーカーを確認しておきましょう。

電話オペレーター


1時間後にアイホンから電話が来る。このレスポンスはナカナカの早さ。これがノーマルなのか、あるいは東急住宅リースから対応が遅れた案件だから急いでくれと頼まれたのか。

電話してきたのはオペレーターのような感じの女性で、まず型番を尋ねられた。VH-RMと書いてあると答える。電話の向こうで説明書を探しているような音。どうも見つけられないらしい。12年前に建ったマンションだと言ったのだが、あまり助けにならなかったらしく、なんとかVH-RMに近い機種の説明書を見つけた様子。しかし「ドコソコにナントカというボタンはありますか?」「ありません」というような会話が2回ほど続く。

そしてパネルの左側面中央に電源スイッチがあるとオペーレーターからの説明。電力メーター故障の4回目に書いたように、インターホンには電源スイッチはないと思っていたからビックリ。スイッチがないというのは私の判断ではなく、東京電力のサービスマン氏がそういっていたので疑いもしなかった。修理の対応はよかったのに、実はいい加減なヤツだったのかアイツ?

インターフォンは壁の左際近くに設置されており、普段はパネルの左側面は見えない。それでパネル左側面をのぞき込んでみると、中央に電源スイッチのようなものはなかった。しかし上部に何か切り込みが。そこを押してパネルを外すためのもののように見えたが、彼女によるとそれは電源スイッチのカバーらしい。押しても指でずらしても動かなかったが、ツメで引っかけるとカバーが開いた。

当然スイッチはオンの状態。それをオフにしてオンに戻してを2〜3回繰り返したが変化なし。ということでようやく故障だと確定される。

修理は最短で4日後の土曜日になると言われた。しかし遅い時間でもいいのでと申し入れて、金曜日の午後5時に来てもらうことになった。こういうときはあまり欲張らないのが交渉のコツ。先方もある程度は余裕を見ている可能性はある。ただし「明日に来い」とゴネて、スケジュール調整の可能性があったとしても、OKしたら最初に返答した立場がなくなるから受け入れられる可能性は低い。何事も腹八分目が大事。まあとにかくこの週は土日の都合が悪かったので話がまとまってよかった。


ーーー続く

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2020年07月29日

カビの生えたお菓子を食べてしまった(>_<)

たまにスーパーやコンビニで目についたお菓子を衝動買いすることがある。その時は「あっ、これ食べたい」と思って買うのだけれど、家に着いた頃にはそんな気持ちがすっかりなくなっているから、まさに衝動買いの典型である。もちろん捨てはしないが、それを食べるのはしばらく先になる。


先日もそんな衝動買いをセブンイレブンでしてしまった。期間限定商品だったのか、もう店頭にはないし公式ホームページにも載っていなかった。写真はネットで拾ってきたものだが、多分これだったように思う。
抹茶わらび餅1

これはわらび餅である、つまり生菓子である。パッケージに「要冷蔵」と書かれている。でも抹茶の写真に惹かれて衝動買いしただけだから、まったくそんな表示は気にしていなかった。そして例によって自宅に持ち帰った頃には興味もなくなり、いつものようにリビングの片隅に放置(/o\)

思い出してみると、これはパフェなどを売っている冷蔵庫陳列棚で売られていた。しかし、その陳列棚の上部は冷蔵庫ではなくクッキーなども並べられている。それと要冷蔵のお菓子って中身が透けて見えるパッケージものが多いから、それらが影響して冷蔵庫で保存する意識を持たなかったのかもしれない。


正確には覚えていないものの、多分5日間は常温で、すなわち真夏の高温多湿な室内に置きっぱなしになっていた気がする。そして運命の日がやってきたのは4連休初日の7月23日の深夜、そろそろ24日になろうとする頃。

その時はテレビでAmazonプライムのビデオを見ていた。こういう場合はビデオというのかな? まあとにかく映画を見ていた。しばらくして小腹が空いて抹茶味のお菓子があったと思い出す。

もともと夜は照明をあまり明るくしないで過ごすことが多い。じっくり映画を見るときはテレビの上の小さなダウンライト2つだけでかなり部屋は暗い。これがカビに気がつかなかった第1の要因。

ソファに抹茶わらび餅を持ってきて、テレビを見たままパッケージを破り、テレビを見たまま内蓋を開け、中に入っていた楊枝で1つ食べた。つまりお菓子にはほとんど目をやらないで口に入れた。これが痛恨となる第2の要因である。
抹茶わらび餅2

別にヘンな味はしなかった。思ったより甘くないなと思った程度。映画に気をとられていたので何を食べたのかの認識もあまりなかった。残りのわらび餅の入っている容器をソファに置き、そのまま映画を見続けた。

10分ほど経って、2つめを食べようと容器を見た。残りの3つのうち、2つが白と緑(暗いので緑色には見えていなかったが)に分かれたツートンになっており、1つには白い円のような模様がわらび餅の表面に見えた。変わったわらび餅だなと思いながら、容器を手元に引き寄せて初めて

    白いカビが生えている!! 

のに気がついた(>_<)

白くて細い短い繊維が立って密集しているようなカビだった。ビックリしてすぐ捨てたので写真は撮っていない。さきほどネットで調べてみたが似たような画像は見つからなかった。

とりあえず映画鑑賞は中断。
さてどうする?

ノドに指を突っ込んで吐き出そうか。
辛そうだし、そんな荒技をした経験はないので躊躇する。
しかしそれ以外に方法は思いつかない。

だが結局、小さなわらび餅の表面の最大で5割程度にカビが生えていたとして、たいした分量じゃないし、口にしたときに違和感もなかったし、10分以上たって吐き気もしないからーーーという根拠があるような無いような理由で何もしないと決めた(^^ゞ

その後に1時間ほど映画を見たが特に何も起きず。翌朝も体調に変化なく快便。ほぼ6日が経過した現在もピンピンしているから影響はなかったのだろう。ネットでざっと調べただけで鵜呑みにはできないとしても、少々のカビを食べても胃酸で死滅するから大丈夫らしい。もちろんカビの生えた食物は他も傷んでいるから食べるべきではないよ。


これを教訓に、今後はお菓子を衝動買いしても要冷蔵かどうか必ず確認しよう。そういえば幼い頃はバアちゃんに「ながら食いをしちゃダメ」といわれていたのを思い出した。年寄りのいうことはよく聞いておくものである。

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2020年07月28日

電力メーターが故障した その5 2015年製のスマートメーター

故障した電力メーターが2015年製だとサービスマン氏との会話で判明したのは「その3」で書いた通り。

ブログを書くときに電力メーターについて少し調べてみると気になる記事を見つけた。

  不具合発生のスマートメーター、東京電力が取替作業を完了
  スマートジャパン 2020年4月15日
  https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/2004/15/news127.html

  東京電力、不具合発生のメーター取り替え完了を報告 約9万台に影響
  環境ビジネスオンライン 2020年4月16日
  https://www.kankyo-business.jp/news/024796.php


これらの記事によると、2015年3〜12月と2016年8月〜9月に製造された東光東芝メーターシステムズ製のスマートメーター(電力メーター)に欠陥があったので、メーカーが東京電力パワーグリッド(東京電力の送電部門)に取り替えを申し入れ、2020年4月13日に9万7000台の作業完了を発表したとある。別の記事によると交換が発表されたのは2018年12月26日だから、完了までに1年と3ヶ月半を要したことになる。

スマートメーターとは従来のアナログ電力メーターに替わるデジタルの電力メーターで、情報を送信できるので検針の必要がなく、またスマート家電と連動してより簡単に電気を「見える化」できるらしい。詳しくは調べていないものの、ユーザーすなわち一般市民としては特に知っておく必要はないだろう。

新旧メーター

ただしスマートメーターは電力小売り自由化とも関連しており、東京電力はその設置が大幅に遅れ「大失態」と報じられてもいる。

  東京電力が大失態、スマートメーターの設置に大幅な遅れ   
  スマートジャパン 2016年3月4日
  https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1603/04/news090.html


こちらが欠陥商品だった東光東芝メーターシステムズのスマートメーター。故障した自宅のメーターの写真は撮っていないが、S15の文字があったのは記憶に残っている。

欠陥メーター

自宅のメーター故障で考えられる可能性は

1)
欠陥メーターだった。この場合は東京電力の交換作業から漏れていたことになる。「大失態」の記事を読むと東京電力のずさんさがわかるし、そういう社風・体質が交換作業でも引き継がれていた可能性は高い。

ちなみに「スマートメーター交換業務」でネット検索すると当時の「交換スタッフのバイト・パート募集」の広告が残っていて多数ヒットする。研修は受けるようだが、未経験者でも応募可能とある。中にはテキトウなヤツもいただろう。


2)自宅のメーターは2015年製でも対象となる3〜12月に製造された欠陥商品ではなかった。通年で製造されているとするならば、その確率は2/12=1/6=16.6%。う〜ん、微妙なところ。

でも結局、その正常な商品も故障したことになる。まあ4回も故障したテレビも東芝製だから別に慣れているけど(^^ゞ


スマートジャパンと環境ビジネスオンラインの記事では東京電力についてのみ書かれているが、当時の報道を見ると中部電力でも同じメーターが設置されたとされている。

また発火した事例や、それに関する隠蔽工作を指摘する記事もある。

  スマートメーターの発火事故が続発する「根深い事情」
  ダイヤモンド・オンライン 2019年3月12日
  https://diamond.jp/articles/-/196561


というわけで東京電力と中部電力の管内に住んでいるなら、とりあえず上に貼った写真を参考に電力メーターを確認したほうがいいかも。


おしまい


追記:ここで取り上げた参考記事の消滅に備えて「スマートメーターの発火事故が続発する根深い事情」以外の記事を「続きを読む」のページに引用しておく。ただし引用したのはテキスト部分のみで図説などは貼り付けていない。


         ※後日追記
         ※なぜか別ページの「続きを読む」続きを読むにならずに、
         ※本文と同一ページに表示されています。
          ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓続きを読む

wassho at 18:17|PermalinkComments(0)

2020年07月27日

電力メーターが故障した その4

今回の電力メーターの故障状況を時系列で並べるとこんな感じ。
ただしあくまで私の推測。

1)
まず故障直後に急激な電圧低下を引き起こした。100ボルトで動作するパソコンは95ボルト以下になると落ちるらしいが、おそらくもっと下がっただろう。なぜなら故障直後にキッチンの照明を付けると普段の1/3程度の明るさだったから。ただし明るさと電圧は正比例ではないと思う。

2)
その後、電圧は徐々に回復あるいは急激に大きく低下したのは一瞬だけだったかも知れない。故障から30分後くらいにパソコンを付けてみたら起動した。動作にも異常なし。ということは95ボルト以上は出ている。ただし照明は95/100の明るさではまったくなかったのが、明るさと電圧が正比例でないことの根拠。

またこの時点でサーキュレーター(扇風機の一種)は極めて弱くしか回らなかった。消費電力を確認すると60ワットとたいした数字じゃないのに不思議。

3)
その後さらに電圧が回復してくるのは前回に書いた通り。東京電力のサービスマン氏が来たのは故障発生から2時間後。その時にはサーキュレーターも通常通り回っていた。ただし洗面所や風呂場の電球は、故障直後とあまり変わらない明るさだったのがナゾ。



さて電力メーターを交換した後に室内の確認作業をしたら、インターホンのパイロットランプが消えているのを発見。サービスマン氏に告げると、まずブレーカーのパネルを外し個別スイッチに検電棒のようなものを突っ込んでチェックしていた。そこに異常がないことを確認してインターホンのパネルを確認。今まで気にもしていなかったがインターホンには電源のオンオフスイッチというものがない。

結論は電圧低下で故障したとなった。サービスマン氏によるとインターフォンはオートロックの操作、火災やガス漏れの警報器も兼ねていて「割と繊細な機器」らしい。それで電力メーターの故障は東京電力の責任→それによって起きたインターフォンの故障も東京電力の責任ということになり、東京電力からマンションの管理会社に連絡して、そのどちらかから修理についての連絡が私にあるとの説明だった。(パソコンが壊れたら弁償してくれたのかな?)

サービスマン氏が帰って1時間後くらいに彼から電話が掛かってきた。内容はマンションの管理人は常駐かどうかの質問。毎日はいないと思うと答えると、明日もう一度電力メーターを確認したいとの話なので、午前中なら在宅していると答える。

翌日午前10時くらいにサービスマン氏から電話。玄関まで降りてオートロックを開けないとと思ったのに、もう中に入っているという。

うすうす気づいていたが、電力や水道の検針の人達はマンション管理会社から暗証番号か何かを知らされてオートロックを開けるのだと思う。引っ越しの時も大手運送会社だとオートロックのドアを開きぱなしにして荷物を運んでいる。おそらくあれも暗証番号で操作している。そういう暗証番号って定期的に変更しているのかな。していることを前提にはできないと考えるべきだろう。

つまりオートロックは、ある程度以上の情報収集力を持った相手には無防備なのだ。まあそんなプロフェッショナルに狙われていないから別にいいけど(^^ゞ

サービスマン氏は電力メーターの作動確認に来ただけのようで、10分ほどしたら作業終了しましたと電話があり、この日は顔を合わすこともなし。


それで現在の問題は、あれから1週間以上経つのに未だにインターホンの修理連絡がどこからもないこと。前回、故障の連絡をして2時間で問題が解決して、日本っていい国だなあと書いたけれど、全然ダメじゃん(/o\)
インターホン


それと電力メーターをについてネットで調べていたら、少し気になる情報を見つけた。


ーーー続く

wassho at 23:12|PermalinkComments(2)

2020年07月25日

電力メーターが故障した その3

インターホンが故障してオートロックを部屋から解除できないので、玄関まで東電のサービスマン氏を迎えに行く。マスクにフェイスシールドのコロナ装備だった。

30歳代くらいでナカナカのイケメンに思えた。しかしマスクをしてヘルメットも被っているから目元だけでは正確にはわからず。話はそれるけれど、最近は街でキレイな女性を見かけても、この人は本当に美しいのか、あるいは後ろ姿美人のようなマスク美人なのかなどと想像してしまう(^^ゞ

エレベーターで私の部屋の階まで上がる。エレベータの扉が開くと電力メーターの音が飛び込んでくる。ただし東電に連絡した1時間前と較べると音は少し小さくなっている。また部屋の照明などの明るさも、この時点で少し回復していた。

メーターボックスの扉の前まで行く。下側にある水道メーターは扉になっていて開閉できるのに、上にある電力メーターはのぞき窓があるだけでパネルははめ殺しである(パネルをとるにはネジを外す必要がある)。どうしてなんだろう。それとこの中にガスのメーターはない。今まで気にしたこともなかったが、どこにあるのかな?


結論から言うと電力メーターを交換して不具合は治まった。
その過程でわかったことが3つ。

1)大きな音の原因

前回に書いたように電流・磁界の関係で電力メーターが振動しているのだけれど、その電力メーターはメーターボックス内の壁ではなく、ボックスの中に間仕切りとして設置された薄い鉄板に固定されていた。電力メーターの振動がその鉄板を震わせて増幅され大きな音になっていたというメカニズム。コンクリートの壁に固定されていたら、こんな音はしないとサービスマン氏。まあその音のおかげで、素人の私が原因は電力メーターと早期に特定できたわけであるが。


2)電力メーターからは、2系統に分けられてブレーカーにつながっている

電力メーターの不具合で電圧が下がっているとして、暗くなった照明と明るさの変わらない照明があるのが謎だった。サービスマン氏の説明を聞いてわかったのは、電力メーターからは2系統に分かれてブレーカーにつながっているということ。故障したのは1系統で、だからそうでない系統につながっていた照明やコンセントには影響なかったのだ。ブレーカーの全体を操作するスイッチは1つしかないから、ブレーカー以前に電線が分かれているとは思っていなかった。


3)電力メーターは知らないうちに交換されている

こんな会話で判明したのは

   サービスマン「電力メーターの故障です」
   私     「老朽化ですかね」 
   サービスマン「いえ、普通の故障です」
   私     「新築で入居してから12年くらいだから」
   サービスマン「このメーターは2015年製ですね」

電力メーターの交換には電気を止める必要はなく、集合住宅の場合には事前に通知することなく交換されている場合があるらしい。でも今回はブレーカーを切ってから電力メーターを交換した。その理由を聞き忘れてモヤモヤしている(^^ゞ
ブレーカー


メーターを交換して、ブレーカーや照明の明るさなどを点検して作業に要したのは1時間弱くらい。最初にマンションの管理会社に連絡して時間を無駄にしたが、東京電力に電話したら1時間から2時間以内に係員を向かわせると言われ、その言葉通りに1時間後にサービスマン氏がやってきて、1時間で修理が終わった。

つまり故障して東京電力に電話して2時間で問題解決。
これってけっこうスゴくない?
日本っていい国だなあとちょっと感激した。


ただしまだ、すべてが一件落着にはなっていない。


ーーー続く

wassho at 17:57|PermalinkComments(0)

2020年07月24日

電力メーターが故障した その2

電力メーター

廊下に出て、どうやら電力メーターに不具合が生じていることまではわかった。
しかし、どうして電力メーターなどから音がするのだ?

そこで昔の電力メーターは銅線を巻いたコイルのようなものが見えていたことを思い出す。コイルに電流を流せば磁界が生じる。磁界にはN極とS極があって引き合ったり反発したりする。電流の流れ方がおかしくなり、その引き合ったり反発したりする作用が超短い周期で発生し、つまり振動になり、それがメーター全体を震わせて音が鳴っているのだろうか。今の電力メーターはデジタルでコイルがあるのかどうか知らないけれど、コイルがなくても電流が流れれば同じく磁界は生じるから、原因は似たようなところだろう。

その推理が正しいかどうかは別として、とりあえず回ってもいない換気扇から大きな音がしているのが超常現象でないとわかって安心した(^^ゞ


部屋に戻ってプレーカーを切ってみる。原因が電力メーターにあるのなら関係ないはずだが、ひょっとしたらリセットされるかと期待して。残念ながら効果はなかった。


次は修理の依頼。
このマンションの管理会社は東急系列である。1階にある掲示板によると

  専有部(室内)の設備故障に関する問い合わせ先:東急住宅リース連絡センター
  共有部の設備異常に関する問い合わせ先:東急ビルメンテナンス

となっている。電力メーターは廊下にあっても、あれが専有なのか共用なのかはちょっと微妙なところ。でも漏水・停電等は東急ビルメンテナンスへと別の張り紙もあったので、そちらに連絡することにした。

スマホの履歴で時刻を確認すると

14時12分
東急ビルメンテナンスに連絡して状況を説明。担当が席を外しているので15分ほどで折り返すといわれる。

14時31分
東急ビルメンテナンスから電話。再度、状況を話す。〇〇〇(よく聞き取れなかった)と相談して連絡するといわれる。

15時00分
東急住宅リース連絡センターより電話がくる。やはりこちらの担当だったのか。また状況を説明する。内容を確認するので、そのまま待ってくれといわれる。話し口調からして、電話をしてきたのはオペレーターだと思われる。

1分ほど待ってオペレーターが戻り、電力メーターのトラブルのようなので東京電力に直接連絡して欲しいといわれる。

何となくたらい回し感があって気分を害した。しかし、それももっともだと思い、わかったと返事する。なお東急ビルメンテナンスと東急住宅リース連絡センターの対応の感じは悪くなかった。


15時11分
東京電力のカスタマーセンターに電話する。4回目となる状況説明。もう立石に水のごとくスラスラ喋れる(^^ゞ

60分から120分以内に係員を向かわせるとの返事。ずいぶんとピンポイントな設定の返事だと驚く。

16時15分
電話を終了してほぼ1時間後、東電の修理担当者から、今マンションの玄関にいると電話がある。なぜそこから電話してくる?

そういえばカスタマーセンターに連絡した時に「廊下に設置してある電力メーターの修理をするが、状況確認の必要がある場合、部屋の中に立ち入ってもいいか?」とわざわざ尋ねられたことを思い出す。プライバシー関連については何かと慎重なご時世になって、それで東電はピンポンする前に電話で許可を取るのか?と一瞬思ったがーーー

実はその時点でインターホンが故障していて、それでの電話だった。電圧が下がった時に電源が切れてしまったらしい。オートロックを解除できるかと言われて試してみたが反応せず(インターホンのパネルでオートロックも操作する)。

というわけで玄関までお迎えに行く。


ーーー続く

wassho at 17:20|PermalinkComments(0)

2020年07月23日

電力メーターが故障した

先日の昼間に自宅で仕事をしていると、突然パソコンの電源が切れて画面が真っ暗になった。まあそういう現象は、あり得ないことじゃない。しかし、この時はパソコンが切れたと同時にキッチンの換気扇が唸りだした。換気扇は回っていなかったし、普通に換気扇が回る音がウォーンだとすれば、ヴァーンという音で、しかも強モードの2倍くらいの音量。

   ポルターガイストの怪奇現象か!
   出たな妖怪(^^ゞ

とりあえず換気扇を確認しようと思い、キッチンに入り照明のスイッチを入れる。

   電球が暗い?

感覚的には普段の半分程度の明るさしかない。ブレーカーが落ちて電球が点灯しないならわかるけれど、暗いってどういうこと?

他の照明も付けてみた。あちこちのコンセントから電源を取っている電気スタンドのランプは暗かった。廊下、トイレ、洗面所も暗い。不思議なことにリビングと寝室のメインの照明は暗くなかった。

テレビのスイッチを入れるとついた。テレビとパソコンは別のコンセントから電源を取っている。パソコンとコンセントが共通の、デスクの下に置いてあるサーキュレーター(扇風機みたいなもの)も止まっていたので、テレビ側のコンセントにつないでみた。ファンは回ったものの、かなり弱々しく風を起こせるレベルじゃない。


どうも電圧が下がっているようだ。しかしいわゆる停電とかブレーカーが飛んだりして電気が来なくなる経験はあっても、電圧が下がるなんて話は聞いたことがない。それに電源系統(配線別)によって、どうして差があるのだ。さらに回ってもいない換気扇からなぜ大きな音がしているのだ!

状況の理解がまったくできなかったが、一旦ブレーカーをオンオフしてみようと考える。ブレーカーは玄関脇にある。それで玄関に行くと扉の向こうから何か音が聞こえている。わっ! ひょっとして火事とか?と慌てて玄関ドアを開けるとガァーとものすごい騒音が響いている。

廊下に出てみると音はこの扉の奥から聞こえていた。
IMG_2517

この中には電力メーターや水道メーターが収められている。つまり電力メーターが唸っていたのだ。さらにメーターの奥にはいろんな配管も通っているので(扉上部の網目から何本かのパイプが見える)、電力メータの音がその配管を伝わって換気扇のダクトで反響していると思われた。

とりあえず音についての謎は解けたが。


ーーー続く

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2020年06月10日

テレビメーカーにお願い

ブラウン管の時は部屋のコーナーに斜めにテレビを置いていた。
いわゆる薄型大型テレビになってからはソファの正面に移動した。
現在、多くの家庭でテレビは座る場所と正対した位置にあると思う。

それで無理を承知のお願い。

テレビがついていない時、あるいは映し出される映像が暗いシーンの時に、テレビを見ている自分の姿が映り込む。これをなんとかして欲しい。

この季節、部屋の中ではパンツとTシャツだけである。
そんな自分を見たくない(^^ゞ

TV


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2020年05月12日

断熱マグカップで2杯目のカフェ・アメリカーノ

2年前に「魔法瓶タンブラーは夏の必需品」という話を書いた。
そろそろまた活躍する季節である。
1

その時に保冷力があるなら保温力もあるけれど、ホット系は飲み干すまでの時間がコールド系に較べて短いから、それにはメリットを感じないとも書いた。

ーーーが、しかし昨年の秋頃からこんな魔法瓶マグカップを使っている。

2


正確にいうなら断熱性のあるマグカップ。
ステンレス製でごく薄い真空層を持つ二重構造になっている。
3


どうして買ったかというと、2杯目のコーヒーはチンして温め直すより、熱いまま保温しておいた方が劣化しないと気づいたから。それでフレンチプレスならぬ急須で淹れるコーヒーには魔法瓶水筒を使っていたのだけれど、カフェ・アメリカーノ(エスプレッソのお湯割り)用のエスプレッソは量的に魔法瓶水筒とマッチしないのが気になって。ただしコーヒーを冷ましてしまうことによる味の劣化はエスプレッソのほうが顕著。


断熱マグカップといっても熱は上から逃げるので、その保温力は陶器製のマグカップと較べて「チョットはマシかな」程度である。しかし、この製品にはこんなフタが付属しており、それを被せることで保温力は格段にアップする。
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マキネッタでエスプレッソを淹れる。それを2つ買ったこの断熱マグカップに分けて注ぐ。1つはお湯も注いですぐに飲む。もう1つはフタをしておき、後で再度沸かしたお湯を注いで飲むという使い方をしている。(1つ目は断熱マグカップの必要はないが)


フタは普通の樹脂製で断熱性は持っていない。だから魔法瓶水筒のような保温力はないのだが、2杯目を飲むまでの30分から長くて1時間程度であれば、カフェ・アメリカーノだからお湯も足すのでトータルでは満足できる程度の保温力にはなる。そして冷めたエスプレッソに水を足してチンして温めるより、このやり方のほうがフレッシュな味わいを楽しめるので満足している。

もっとも、そのレベルなら陶器のマグカップにフタをしても同じかも知れない。断熱マグカップを買う時にそこまで考えが及ばなかっただけのこと。クヤしいから断熱マグカップと陶器マグカップにそれぞれフタをした場合の比較実験はしていない(^^ゞ



繰り返しになるが、断熱マグカップはフタをしない限りそれほど保温力は高くない。いつまでも暖かいまま飲めると期待して買っちゃダメよ。でも他にメリットが3つある。


その1は軽いこと。
測ってみると163gだった。陶器のは331gで約2倍の重さ。断熱マグカップの上から1cm当たりまで水を入れると441gになる。同量を陶器に移すと609g。441gに慣れると、たまに609gを持った時に重くていやになるーーーほどのことはないが重たいなあと感じる。人間は楽な方に流れがち(^^ゞ


その2は茶渋がつかない。
今のところコーヒーにしか使っていないから正確にはコーヒー渋。陶器のはきれいに洗ってもいつの間にか茶渋がこびりつく。断熱マグカップの内側はステンレスのままで塗装はされていない。ステンレスには茶渋はつかないものなのか? 半年ほど毎日使い続けて、今のところ漂白剤や激オチ君の出番はない。


その3は飲み口が熱くならない。
陶器マグカップなら最初に飲む時の唇に伝わるアチチという感覚。ごくわずかな不快感なんだけれど、それもチリも積もればナントヤラ。そのことから解放されるのは思ったよりハッピー感あり。

なお飲み口は極薄で口当たりもいい。断熱タンブラーのほうは飲み口が鋭角なのが気になったが、こちらは同じメーカーで構造も一緒なのに、わずかに丸みのある飲み口に加工されている。この飲み口の断熱タンブラーがあるなら買い換えたいくらい快適。


断熱タンブラーほど絶賛お薦めではないが、そこそこお薦めかな。

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2020年04月18日

4度目のテレビ修理は新品に交換 その2

「どこを修理する?」の質問に対する回答は「前回と同じ基板を交換」とのことだった。まあそうなるだろう。でも本当にそれで治るのか?

  私      「いっそ新品に交換しない?」
  サービスマン 「いや、それはちょっとーーー」

もちろん、これは想定内の反応。

しかし過去2回交換してダメだった基板を、また交換しても結果は同じになる可能性は高いはず。するとさらに修理するループが続くから、新品にした方がメーカーとしても合理的ではないのかーーー

そのようなやりとりを何回かして、最終的に新しいテレビと交換となった。私の意見をもっともと思ったのか、単にまた修理するのが面倒と考えたのかは分からないが。とりあえずクレーマー的に責め立てたわけじゃないよ(^^ゞ

ついでに書いておくと修理はメーカーにとっても負担だろうが、私にとってもかなりの負担である。なんだかんだで修理に来てもらう日は半日近くつぶれる。それと突然に電源が落ちるトラブルが頻発すると、また落ちるんじゃないかとテレビを見ていても落ち着かなくて、それがけっこうストレス。

なお前回に書いたハードディスクのテストは行われなかった。


レグザ720X

さて交換されたのは新品といっても現行モデルじゃない。レグザの720Xという2018年9月に発売されたモデル。2019年6月には730X、今年2020年2月に740Xが発売されているから2世代前のモデル。でも交換前のテレビは2013年11月発売のモデルだから5年分新しくなった計算になる。それにしても720Xから9ヶ月で730X、その7ヶ月後に740Xだからモデルチェンジのサイクルが早い。

前のテレビはZ8というモデル。
現在の東芝ラインナップで同等品として交換された720Xとの違いとしては

1)47インチから49インチになった

これの体感的な違いはゼロ。

ちなみに2月の時点では720Xシリーズはまだ販売されており、55インチとの差額は5万円ほどだった。その5万円を払うから55インチにできないかと持ちかけたが、修理としての交換だからとの理由で断られる。ここは粘りどころかとも考えたものの、サービスマン氏をあまり困らせてもと思い留まることにした。


2)4K になった。

BSとかは契約していないので別に4Kが欲しかったわけじゃない。現在は50インチ前後より大きなテレビは、すべて4Kなので自動的にそうなっただけ。

地デジの2K放送でも、4Kパネルの性能を生かして従来よりキレイな映像になるというのが東芝に限らずメーカーのうたい文句。しかし特に違いは感じない。2KパネルのZ8を横に並べて較べたら違いはあるのかも知れないが、まあその程度の違い。

もちろんパネルの解像度は違うので、画面に近づいた時に見える画像の粗さは、相当顔を近づけてもあらわれない。でもそんな風にしてテレビを見るわけじゃないのでメリットとはいえず。

そんなわけで4Kテレビの持ち腐れ状態だった。しかし先日docomoのキャンペーンでAmazonのプライム会員になったので、4Kの映画が見られるようになった。4Kの感想はまた別の機会に。

なお4Kパネルのせいかどうかは分からないものの、720Xの画面はデフォルトでかなり暗い。全体的にではなく白だけが暗いあるいは黄ばんでいるというか。あちこち調整して何とか見られるようになった。時間のある時にさらに設定を追い込もうと考えていたのに、そのうち目が慣れてしまい(^^ゞ ちなみにZ8はデフォルトで満足できる画質だった。


3)低音用スピーカーがある。

おかげで前のテレビより音はずいぶんとよくなった。ただしオーディオのスピーカーと較べるとまだまだなので、映画や音楽番組の時はオーディオから音声を出している。

もっとも最初は低音だけがやたら強調されているような変な音質だったが、しばらくしたら低音以外の音域とのつながりがよくなってきた。いわゆるエイジング効果だけれど、こんなにわかりやすく音が変化した経験は初めて。


他にも録画関係のリモコンボタンの割り当てが変わって、私の使い方では少し不便になった。それとリモコン操作や電源オンオフの反応が悪くなった。4Kテレビは全般的にそうらしいと聞く。でも他の4Kテレビを操作した経験がないので何ともいえない。



想定外だったのは交換とはいえ、前のテレビの保証期間内の「修理としての交換」との建前になって、新品としての保証期間がないこと。つまり前のテレビの5年保証が切れるまでが保証期間。正確には覚えていないが、おそらくもう切れた。ただし修理保証の期間が3ヶ月あるので、あと1ヶ月くらいはそちらの保証が続くが。それにしても、つまらぬ建前で顧客満足度を下げる会社である。

だからでもないが、この720Xの特に49インチは液晶パネルに不良品が多いと口コミがあったので、設置時に念入りにチェックした。具体的にはパソコンとつないで、さまざまな色や模様パターンを出力して確認。サービスマン氏もその不良品は数多く見ているらしく、確認作業を一緒にしながら「経験上、この個体は大丈夫」とのこと。是非そう願いたい。



さて新しいテレビに交換されてから約2ヶ月が過ぎた。現在までに何も問題は起きていない。だから前回に書いたようにハードディスクの問題ではなかったと思う。修理保証があと1ヶ月あるけれど、もしまた同じ故障をしたら、もう東芝に見切りを付けて別のメーカーのテレビを買うかな。

ただ東芝のテレビには、タイムシフトマシンという6チャンネル分を24時間自動で録画する機能が備わっている。長くなるので詳しくは書かないが、5年前に東芝のテレビを選んだのはそれが便利だと思ったのが大きな理由。そして実際に使ってみると、もうタイムシフトマシンなしのテレビは考えられないんだよなあ。そこが悩みどころ。

なぜかまた故障前提で考えているトラウマを抱えたワタシである(^^ゞ


おしまい

wassho at 12:11|PermalinkComments(0)

2020年04月16日

4度目のテレビ修理は新品に交換

2019年の11月14日に3度目となるテレビの修理を行った話を書いた。
2015年の今頃に買った、このテレビは故障続きだった。

最初はなんと搬入・設置後わずか10分で!

そして、その1年後に違う症状が出て修理し、それから3年半ほど経った昨年の11月にその症状が再発したので3度目の修理。簡単に書くと突然に電源が落ちたりする。

2度あることは3度あるともいうから、もしまた故障するなら5年保証の期限である今年の4月まで起きて欲しいと、半分冗談で思っていたのだけれど、なんと3ヶ月後の2月にまた同じ症状が出始めた(/o\)

故障イラスト

購入時の5年保証の期限内ではあるが、前回の修理保証3ヶ月の期限内でもあったので、販売店の窓口ではなく、3度目の修理をしてくれたサービスマン氏に直接連絡した。また違う人が担当になると最初から説明するのも面倒なので。

  私      「同じ症状が再発した」
  サービスマン 「申し訳ございません。修理に伺います」
  私      「それはいいけど、どこ修理する?」


テレビは(私のは)大きく5つの部品で構成されている。

   フレーム
   液晶パネル
   チューナーの回路基板
   電源関係の回路基板
   録画関連の回路基板

このうちフレームはただの構造体だから故障には関係ない。液晶パネルの不具合は回り回って他の回路に影響を及ぼし故障の原因になる場合もある。ただし正常時はまったく普通に写っているから、サービスマン氏によると今回はその可能性はないとのこと。また録画関連の基板も関係がないらしい。

それで怪しいのは電源関連とチューナーの基板となる。しかし昨年11月には両方を交換しているし、過去3回の修理でどちらも通算2回交換済みである。

こうなると考えられる可能性は3つである。

1)私の使い方が悪い。

しかし、どう考えても普通に使っている。それにテレビっ子ではないのでテレビをつけている時間も短い。テレビ自体が記録をとっているらしく、前回の修理の時に「稼働時間は短いですね」と言われた。またテレビ内部にホコリが詰まっていたりもなかった。


2)回路基板に欠陥がある。

基板を交換したのは5年前〜4年前〜半年前である。ただし今のテレビは1年ほどでモデルチェンジをするので、部品を作るのもの発売前後の一時期だけである。だから基板が改良されることはなく、新しく交換した基板にも欠陥は残ったまま。

もっとも設計上の欠陥ではなく(もしそうなら販売したすべてのテレビが故障してるはず)、製造上の不良なんだろうが。もしそうだとしたら今までにハズレを2回引いた私は、やはり日頃のおこないが悪いのか(^^ゞ


3)録画用のハードディスクに問題がある。

ハードディスクのトラブルが原因でテレビに不具合が起きるとは、前回の修理の時も言われた。今回も指摘されたが、以下を反論した。

   録画そのものにまったく異常はない。
   またハードディスクから異音や異常な発熱もない。

   ハードディスクはいったん不調になると、それが元に戻る可能性はまずない。
   修理から3ヶ月が経ってから症状が再発しているからハードディスクが原因とは
   考えづらい。その前は3年半も再発しなかったし、ハードディスクはその当時から
   同じものである。

   だいたいパソコンでも外付けハードディスクを使っているが、それが故障して
   パソコンの電源が落ちるなんて話は聞いたことがない。

でもハードディスクを疑いたくなるメーカーの立場も尊重して、サービスマン氏にはハードディスクを持ち帰ってテストしてくれてもいいとは伝えた。


ーーー続く

wassho at 21:08|PermalinkComments(0)

2020年04月13日

次々と破れる怪奇現象?

自宅にあるはずのものが、探しても探しても見つからないことはたまに起きるもの。
たいていはどこかに紛れ込んでいるのだろうが、どうしても説明がつかない場合もある。


2年ほど前のある日、スリッパの片方だけが忽然と姿を消した。
あんな大きなものがどうしてなくなる?

スリッパなんて脱ぐところはだいたい決まっているが、その周りには見当たらなかった。ちょっと意地になって、自宅を2メートル四方くらいに区画分けして徹底的に捜索した。それでも発見できず。私の家はバミューダ海域か(^^ゞ もちろん、あの大きさなので片方だけを間違って捨てたとは考えられない。


またベランダにはガーデニングで使うスコップとフォークのセットがあった。アルミの鋳物でちょっと洒落たヤツ。実物とは違うがイメージとしてはこんな感じ。
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3〜4年前だったと思うが、スコップだけがなくなった。
ベランダなので隠れる場所はない。もちろんエアコンの室外機周辺は確認した。

ベランダ以外では使い道がないので、別の場所に移動させることはない。常にベランダに転がっている状態だったが、アルミ鋳物で少し重いから風に飛ばされもしない。唯一可能性があるのは、培養土などの袋を捨てる時に、その中に入っていた可能性。しかしそういう袋を捨てる時は小さく折りたたんでレジ袋に詰め、それからゴミ袋に入れるのが習慣なので、それも考えづらいんだよなあ。


さてタイトルの「次々と破れる怪奇現象」であるが、
写真は私のおパンツ(≧×≦)
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ナゼか右脚のところが次々と破れる。
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今年になって、もう4つ破れた(/o\)

もちろん新品じゃないけれど、他の部分は時に痛んでいない。
(生まれて初めて自分のパンツをシゲシゲと観察した)
それにどうして右側だけ?


そして2週間ほど前、ベッドに入って掛け布団を引き上げるとビリッとカバーが破れる音がした。起きた時にはもう忘れていたが、数日後に寝返りを打った時にまたビリッと。

20センチほど破れていた、というか裂けたようになっていた。パンツと同じ状態である。縫うか安全ピンで留めるかしないと広がるなと思っていたのだが、ついズルズルと何もしないでいてーーー悲惨な状態の現在。
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羽毛布団を使うのはもうそろそろ終わりだけれど、次のシーズンまでには買い換えないと。このカバーを買ったのは10年くらい前。でも羽毛布団は1年の半分くらいしか使わない。老朽化して破れるには早い気がする。


パンツといい布団カバーといい、次々と破れるのがナゾである。
オカルトとかは信じないが、何か悪いことの前兆なのか。
イヤきっと、ヤブレカブレで突き進めという神様のお告げに違いない(^^ゞ

wassho at 22:51|PermalinkComments(0)

2020年03月29日

明明後日(しあさって)は4月なのに雪!

本日の東京は雪である。
3月29日なのに、3日後には4月になるのに雪である。

正確には降ったのは朝だけで、その後は雨になり現在は雨も上がっている。
残念ながら、遅起きしたので降っている様子は見逃した(>_<)
でも窓から見下ろすと積雪の名残が。
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今頃に雪が降るなんて新記録かなと思って調べると、2010年と1969年と1967年に4月17日に雪が降った記録があった。3月だとランキング10位にも入らない。それにしても初雪の反対語が終雪とは知らなかった。読みは「しゅうせつ」。初雪が訓読みなのに終雪は音読みなのね。
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4月17日に雪が降るなんてすごいなあ〜、ひょっとしたらと自分のブログを確認してみると、しっかり書いてた(^^ゞ ブログにしたのはもちろん、雪が降ったことすらすっかり忘れていた。人間の記憶なんてそんなもの。本日の雪だって数ヶ月すれば忘れちゃうかな。


2010年のブログを読むと、この頃はトマトキムチ鍋に凝っていたみたい。私はおいしくできた料理があると、そればっかり作って、そのうち飽きてイヤになるというパターンが多い。このトマトキムチ鍋もまったくそうで、最後に食べたのがいつか思い出せないくらい。今日は寒いから久しぶりに作ってみるか。


寒いといえば気象庁によると、本日の東京の気温は午後12時22分に0.7度まで下がった。観測記録としてはこれが最低気温となるが、いわゆる天気情報では

   最低気温:午前0時から午前9時までの一番低い気温
   最高気温:午前9時から午後6時までの一番高い気温

ということなので、本日の最低気温は午前9時に記録した1.4度ということになる。また上記の定義では、日中に寒気が強くなり最高気温が最低気温より低い場合もあり得る。そういうことってあったのかな。


こんな気温が低いとベランダのチューリップもツボミのように閉じてしまう。もちろん夜はこうなっているのだけれど、昼間にこういう光景を見られるのは珍しい。

<3月27日>
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<本日>
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<3月27日>
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<本日> 赤チューリップがイチゴみたいになっている(^^ゞ
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雨粒のついたチューリップもいと美しきである。

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wassho at 17:31|PermalinkComments(0)

2020年03月26日

City Pop シティ・ポップという海外のトレンド

1年くらい前から話題だったようだが、うかつにも知らなかった。
でもまだ何それ?な人のほうが圧倒的に多いと思うので紹介しておく。

City Popとは

   欧米でハマる若者が続出している
   1970年代後半から1980年代の日本のポップス

のこと。

具体的には山下達郎、竹内まりや、角松敏生、杏里、EPO、山下久美子、大滝詠一、大貫妙子、南佳孝などの名前がよく取り上げられている。あえて定義づければ「洗練された雰囲気のある、おしゃれな都会派ポップス」であり、その中でも少しリズミカルなものが受けているようだ。当時に「ナウなヤング」だった人なら「ああ、あのへんね」とわかるはず。そう「カーステ」でいつも聴いていたやつである。それで分からない人には、分かるように説明する文章力がないのでゴメン。

ユーミンは?サザンは?とか尋ねられても困る。私もCity Popは数日前に初めて知ったばかりなのでまったく詳しくない。でも先ほどの顔ぶれを見ると超メジャーじゃなく準メジャーなミュージシャンが多いようにも思える。また逆に当時も今も聞いたことがないようなミュージシャンが紹介されていたりする。なおその頃の日本でこれらの音楽をCity Popと呼んでいたという記憶はない。特にジャンル名はなかったように思う。


さて
ネットでの拾い読みを信じるなら、きっかけは竹内まりやの Plastic Love という曲を、誰かが動画に仕立ててYouTubeに投稿したことから。2017年7月の話。再生回数2500万回以上とバズった。残念ながらその動画は現在、著作権侵害の申し立てによって削除されている。

その後、ちゃっかりワーナーミュージックがブームに便乗して、2019年5月にミュージックビデオを公開しているので、そちらを貼り付けておく。でもオリジナルを見たいなあ。


私はけっこう竹内まりやのファンである。数えたらCDは5枚あった。彼女の魅力は「初めて聴いた曲でも、なぜか懐かしい気がする」ところかな。それはさておき、この Plastic Love は別にヒット曲じゃない。1984年発売の VARIETY というアルバムに収録されているが、後のベストアルバムには組み入れられず。そんな曲からブームが起きるのだから面白いもの。それも33年もたってから海外で。


関係ないけどアルバム VARIETY で当時29歳の竹内まりやはなぜかセーラー服。しかもデコルテ(鎖骨のあたりね)も露わに、またヘアスタイルは、まだバブル景気の数年前というのにジュリアナのオネエチャン風というアンバランス。ナゾ過ぎる。誰かこのジャケットに込められた制作意図を知っていたら教えて欲しい。
VARIETY

ところでCity Popで一番人気があるのが、竹内まりやと山下達郎なんだそうである。そして海外のファンは二人が夫婦だと知って超絶ビックリするらしい。日本人の感覚ならマイケル・ジャクソンとマドンナが実は夫婦だったみたいなものかな。

もっとも当時の「ナウなヤング」が、初めて山下達郎の写真を見た時に驚愕した「歌声とのあまりの落差」には遠くおよぶまい(^^ゞ 山下達郎とビル・ラバウンティは双璧だったなと、分かる人にしか分からない思い出話。※今と違って、その頃ビジュアルな情報は後になってから広まった


よく1周回ってまた流行りだしたなんていわれる。City Popは何周回っているんだという気もするが、確かなのはこれはYouTubeやSNSがなければ生まれなかったトレンドだということ。これからも思いもしないことが起きるのかも知れない。そういうのはコツコツ拾って楽しみましょう。

wassho at 18:32|PermalinkComments(0)

2020年02月18日

加湿器に関する発見

暖房を付けない状態でも外より部屋の気温が高いのは、体温や電気製品が発する熱があるからとして、それではどうして湿度は外より部屋のほうが低くなるのだろう。ナゾ


さて自宅には加湿器が大小の2つある。
2009年と2010年の冬に買ったものである。
加湿器

加湿器を購入した当時のブログにも書いてあるが、大きい方の加湿器の発する音がうるさいのが悩みの種だった。

この加湿器には運転モードが「標準」「省エネ」「静音」と3つある。標準と省エネの音量は同じで、静音だとぐっと閑かになる。加湿能力が不足しているので使っているのは常に標準モード。というわけでうるさいからリビングの隅っこに置いてあった。それでも映画を見る時などは、音が気になるから加湿器を止めているくらい。ちなみに加湿器大は静音モードでも、加湿器小の標準モードより音が大きい(>_<)

先日、どうせ部屋全体を充分に加湿しないのだから、ソファの横に置いて静音モードで使ったほうが身体にはいいのではないかと思いつく。実は小さいほうの加湿器はベッドの真横において寝る時に使っている。これがあるとなしでは目覚めた時の爽快感が違う。


というわけで加湿器大をソファの横に移動。場所的にはリビングの中央に近い位置。そしてスイッチオン。先ほどまでと同じ標準モードで作動し始める。

   あれ? 静か?

それなりに音はしているのだが、ソファに座って手を伸ばせば届くところに加湿器があるのに、リビングの隅っこに置いていた時より圧倒的にうるさくないのである。感覚的には半分くらいの音量。

ということは壁の反射によって騒音が倍増していたということ。
そんなことは考えもしていなかった。

というわけで現在はソファの横で標準モードで運転し、ソファに座る時には静音モードに切り替えている。少しだけ生活の快適度が向上した。

もし部屋の中で音を発するものがあるなら(あまり思いつかないが)、置き場所も工夫してみる事をお勧めする。


肝心の加湿度合いについては、ずっとソファに座っているわけでもないので、特に変わらずというのが実際のところ。

この加湿器の性能には不満があるのだけれど、その不満が募ってくるのがちょうど今頃の時期で、もう少しすれば使わなくなるから我慢しようという繰り返しで10年が経った(^^ゞ いったいいつになったら買い換えるのだろう。

ところでほぼ毎日の加湿器への水補給がチョー面倒である。建築業界と家電業界はコラボして、各部屋に加湿器直結の蛇口のある住宅を開発して欲しいな。

wassho at 19:30|PermalinkComments(0)

2020年02月10日

スノームーン

今日は駅から自宅に帰る時に見た月がきれいだった。
満月は昨日だったらしいが。
冬は空気が乾燥しているから月もクリアに見える。

ベランダからデジカメで撮ってみるも、暗いのでシャッタースピードが長くなり、手ブレでボケボケにしかならなかったのでUnsplashから借りてきた写真を。いつ、どこで撮られたものか不明であるが、色合いはさっき私が見た月に近い。

snow moon


満月は月ごとに名前がついていて2月はスノームーン。

名付けたのはネイティブ・アメリカンらしい。さぞロマンティックな名前が並んでいるかと思いきや、3月はイモムシだし8月はチョウザメである(^^ゞ ウルフムーンなんてかっこいいけれど、どうしてそれが1月なのかもよくわからない。

  1月 Wolf Moon(狼月)
  2月 Snow Moon(雪月)
  3月 Worm Moon(芋虫月)
  4月 Pink Moon(桃色月)
  5月 Flower Moon(花月)
  6月 Strawberry Moon(苺月)
  7月 Buck Moon(男鹿月)
  8月 Sturgeon Moon(チョウザメ月)
  9月 Harvest Moon(収穫月)
  10月 Hunter’s Moon(狩猟月)
  11月 Beaver Moon(ビーバー月)
  12月 Cold Moon(寒月)


ところで「月がきれいですね」というのが「I love you」という意味になるというのは、そこそこ知られた話。英語教師だった頃の夏目漱石が、生徒が I love you を直訳したので「日本人はそんな言い方はしないから、月がきれいですね、とでもしなさい」と言ったというエピソードが元になっている。

メッチャ無理のある意訳だと思うけれど、夏目漱石がーーーという説明がつくと反論できる文学者はいないかも。

これは一種の教養遊びみたいなもの。そしてこの「月がきれいですね」を受け入れる表現とされるのが「死んでもいいわ」というさらに無理のある言葉なのである。

こちらは二葉亭四迷がツルゲーネフの小説で、求愛された女性が男性に「Yours (ロシア語ではВаша)」と答えたのを「死んでもいいわ」と訳した事に由来する。いつの間にかそれを「月がきれいですね」とセットで使うことが教養遊びでのお約束になった。

   月がきれいですね
   死んでもいいわ

会話として成り立っていないと思うのだがーーー

Yoursは直訳するなら「私はあなたのもの」という意味。どうしてそれが「死んでもいいわ」になる? 恋人が死んだら悲しいじゃん。ひょっとしてロミオとジュリエットみたいな小説なのか? そのうち小説を読んで確かめようと思って30年くらいが過ぎた(^^ゞ


とりあえず、明日も月はきれいでしょう。

wassho at 21:10|PermalinkComments(0)

2019年12月25日

クリスマスに靴下の話

クリスマスのプレゼントといえば靴下がつきものだが、
どうしてこんな古びた、しかも穴の開いた靴下の写真を載せているかというと、
なんとこれは大学4年生の時に買ったスキーソックス!
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今じゃこんな白いソックスは履かないが、当時のスキーソックスはいわゆる「毛糸のソックス」的なものしかなかったのに、これはポップな感じだったのが気に入って買った。だからいつ買ったかまで覚えている。またこれは私が使っていたK2というスキー板のイメージにもピッタリだった。

ブランドはスノーバム。スポーツタカハシというお店のオリジナルブランドだったかな。そこはちょっと記憶が曖昧。
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大学を卒業しても30歳過ぎまではスキーに行っていたが、それでも年に数回がいいところ。だからソックスなんてほとんど痛まない。しかし、その後はスキーウエアなどと一緒にしまい込んでいたから、すっかり忘れた存在に。

それから10年ほどたった頃、もうスキーに行くこともないし、行くとしてもサイズが合わないから(^^ゞとスキーウエアを処分する時にこのソックスを再発見。

以来20年、冬の部屋履きソックスとして活躍してきた。実はこのソックスはアクリル製で、それほど暖かくはない。それでも12月の頭くらいまでは重宝する。そして驚異の耐久性。

   しかし先日とうとう穴が(/o\)


それにしても約40年よくぞ持ってくれたくれたと思う。もちろん実際に使っているのは40年間のごくごく一部だし、実は色違いでもう1足あるから「40年間のごくごく一部」×1/2がこのソックスの使用期間。それでも気分はほとんど苦労をともにしてきた戦友!

というわけで感謝を込めてブログに登場させたというわけ。

遅ればせながらメリー・クリスマス!

wassho at 08:33|PermalinkComments(0)

2019年11月28日

奇跡を体験したのだけれど

昨年の世田谷ボロ市で買った、緋牡丹というサボテンを植え替えたことは以前に書いた。その植え替えの時に少し根を切った。そうした場合、根は水を吸わなくなるのでしばらくは水やりをしないものらしい。

DSCF3655

それで1週間ほどが経った最初の水やりの時のこと。

土は赤玉土4割、バーミキュライト4割に培養土が2割のブレンドである。つまりほとんどが赤玉土とバーミキュライト。ガーデニングをやっている人ならわかると思うが、この場合は砂並の水はけとなる。

水を注いだ。
プランターの縁いっぱいまで水が溜まる。
すぐに鉢底から水が抜けるはず。

ーーーしかし、水は溜まったまま。

    なんで?????

まるで脳がシステムエラーを起こしたような気分。
じっとプランターを見つめる私 (。。)

勘違いして培養土を8割にしてしまったか? でもそんな間違いは考えづらいし、プランターの表面に見えているのも赤玉土とバーミキュライトだけだし。

1分以上経過。
状態に変化なし。

どんなに水はけの悪い土を使ったとしても、そんなことはあり得ない。
ひょっとして夢でも見ているのかと思ったくらい。

プランターを少し揺すってみたが、土の中にあった空気が泡となって出てきただけ。
見なかったことにしてベランダから部屋に戻ろうか(^^ゞ


しかしプランターを持ち上げて、ようやく原因がわかった。プランターの底には水が抜けるように丸い穴が1つあいている。そこに鉢底石がスポッとはまって塞いでいたというわけ。

しかし鉢底石というのはいびつな形をした石である。それなのに潜水艦なみに水が漏れてこない。ということは、いびつな形のどこかに断面では円となっている部分の石があって、それがたまたまプランターの穴のサイズとぴったりと一致したということになる。

鉢底石

断面が円となっていること、それがプランターの穴のサイズと一致して、その石が穴の真上にあったなんてーーー確率的にはあり得るとしても、そんなことが起きるなんてまるで奇跡じゃないか!



生まれて初めて体験した奇跡は、実にドーデモイイことだった(^^ゞ

wassho at 22:07|PermalinkComments(0)

2019年11月27日

コーヒーの微粉の謎

コーヒー豆を挽いた後に微粉を取り除くと、いわゆる雑味が減ってクリアな味わいになる。しかし雑味も味の要素なので、私の感覚ではドリップでは物足りない味になり、フレンチプレスではちょうどいいーーーということを2つ〜3つ前の投稿に書いた。

味の変化をどのように感じるかは個人差があると思うが、変化自体は事実である。
しかし、そこで大いなる疑問。

  どうして味が変化するのだ?
  キチンと挽けたものも、微粉となったものも同じ豆からできたものじゃないか。
  なのに微粉だけが悪者扱いに(/o\)


微粉について実験をした頃、ネットで調べると微粉を取り除くとどうなるかを記したものはたくさん見つかったが、その理由まで言及したものはなかった。今回は調べていないが、多分状況は変わっていないだろう。

その時に考えた仮説はこうである。

お茶を長く湯に浸しておくと渋みが出てしまう。おいしい成分が先に抽出されて渋味は後で抽出されるのだと考えられる。表現を変えれば渋味は抽出に時間がかかる。

お茶っ葉より粉茶のほうが抽出が早い。細かなものほど水分の浸透が早いからだと思う。

これと同じ理屈で微粉はおいしいコーヒーも出しているのだが、その細かさゆえ、あっという間に雑味も出てしまうのではないか。

     まあ知らんけど(^^ゞ


ところでコーヒー豆を挽く細かさ・荒さは

  エスプレッソ細挽き<ドリップ中挽き<フレンチプレス粗挽き

などのように器具によって変わってくる。これもなぜそうするかを説明したものは見たことがないのだが、抽出時間の違いと考えれば納得がいく。エスプレッソは短い時間でお湯がコーヒー豆を通り抜けるだけだから細かく挽く必要があるし、フレンチプレスは標準で4分と長くお湯に浸しておくから粗く挽かなければならない。

もっともこの仮説には欠陥があって、フレンチプレスに細挽きや中挽きを使って抽出時間を短くすればという理屈が成り立つ。ひょっとしたフレンチプレスが考案された頃、フィルターとなる金属メッシュを細かく作れなかったのかもしれない。しかし今のフレンチプレスに装着されているフィルターは充分に細かいし、そもそも私はティーポットで淹れているから関係ない。そのうち実験してみよう。


ところでコーヒー豆を挽く細かさ・荒さは抽出方式による抽出時間と関係してはずなのに、たまに缶コーヒーで「粗挽き」をセールスポイントにしているものがある。抽出方法も表示してくれないと意味ないんだけれど。

多分その「粗挽き」はハンバーグやソーセージのように、粗挽き=野趣あふれる味=男性的のようなイメージ訴求をしたいのだと思う。何とも的外れ。そういえば自分でコーヒーを淹れる人でも「豆は粗挽きに限る」なんて抽出時間を無視して通ぶったことをいう恥ずかしい人がたまにいる。

もっとも嗜好品なんて自己満足の世界であるが。


おしまい
100


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2019年11月23日

フレンチプレスなら微粉は取り除こう その2

微粉を取るには、専用の器具も売られているが茶こしで事足りる。
挽いた豆を入れて揺すればいいだけ。

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ただし微粉は軽いから揺すると、だんだんと上に溜まる。だからワンサイズ小さい茶こしを突っ込んで蓋をするようにして上下を反転させたりしている。でも気長にやれば1つだけでもやれなくはない。

こういった茶こしは100円ショップでもいろんなサイズが売られている。ただし網目の細かさは要チェック。あまり荒いものは適さない。

やってみればわかるが微粉というのはけっこうな量になる。目分量で挽いた豆の5%はあるかな。だから豆の量は気持ち多めに挽く。また振っても振っても無限に出てくるので、ある程度のところで諦める必要がある。(カッターが回転するタイプのミルだと微粉は少ないらしい)

前回に書いたようにペーパードリップだと、微粉を取るとスッキリしすぎて物足りない味になるが、フレンチプレスだとちょうどいいスッキリ度合い。いわゆる雑味のないクリアなコーヒーになる。お薦めである。


実はここからが本題。
どうして微粉を取り除くと雑味がなくなるのだ?


ーーー続く

wassho at 18:08|PermalinkComments(0)

2019年11月21日

フレンチプレスなら微粉は取り除こう

朝と昼はフレンチプレス、夜はマキネッタが私の基本的なコーヒースタイル。
もう3年くらい自宅でペーパードリップは使っていない。
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もっとも以前にフレンチプレスと急須で淹れるコーヒーは同じだと書いた。フレンチプレスはボダムのコロンビアという器具を使っていたのだが、500mlの容量が微妙に小さくてフラストレーションがたまっていた。サイズ的には2杯分のコーヒーを淹れられる計算でも、フィルターでコーヒー豆を押し込むと底に溜まったコーヒーをすべて排出できないのがその原因。


それでフレンチプレスのパッキンがヘタってきたのを契機に、急須じゃないけれど、しばらく前からこんなティーポットを使っている。サイズは750ml。底にコーヒーは溜まらないので、ギリギリまでお湯を入れれば3杯分を抽出できる。
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このティーポットに付属の茶こしは、目が細かくて優秀。
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それでもやっぱりコーヒーカップに多少のコーヒー粉は入ってしまう。
対策として200メッシュのとても細かな網目の茶こしも併用。
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さてコーヒー豆を挽くと、その際に豆が割れて微粉と呼ばれるものも一緒にできてしまう。コーヒー通にはその微粉を取り除いてから淹れる人もいる。

微粉を取り除くと雑味が減ってコーヒーの味がすっきりとクリアになる。基本的にはおいしくなるものの、この雑味というのがクセ者で、味の力強さをになっていたりする。豆の性質・品質や焙煎度合い、その他諸々が影響するから一概には言えないとしても、ペーパードリップで淹れるなら微粉を取り除くと物足りなくなるというのが私の見解。だから微粉の取り除きは、ずっと以前に数回の実験をしただけで終了。


一方でフレンチプレスはペーパードリップよりヘヴィーな味わいである。悪い表現をすれば、ちょっと味に「よどみ」がある。それではと微粉を取り除いて淹れてみたら、これがドンピシャの大正解!


ーーー続く

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2019年11月20日

皇居から日比谷公園

本日は紀尾井町で会合があって、その次の予定が日比谷だった。
時間的に余裕があったし、快晴の日差しが気持ちよかったので歩いて行くかと。


皇居のお堀。ビル群は半蔵門(地名)あたり。
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こちらは反対側の丸の内方向。
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警視庁の前にあるのが桜田門。昔は警視庁あるいは警察のことを桜田門と呼ぶ隠語があったが、今はもう使わないかな。(警察庁のビルも警視庁の隣にある)
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門の横にある櫓(やぐら)。
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桜田門は名前がややこしくて、まず江戸城に桜田門と呼ばれる門は2カ所ある。ここにあるのが「外桜田門」で、もっと敷地内部にあるのが「内桜田門」。内桜田門は桔梗(ききょう)門とも呼ばれ、単に「桜田門」という場合は外桜田門のことを指す。
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その外桜田門も2つの門を持つ構造で、内堀通りに面している「外桜田門の外側」が高麗門という名前。
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ピラミッドや西洋の城などは石をまっすぐに切り出しているのに、どうして日本の石垣はガタガタなのだといつも悔しい思いをしている(^^ゞ
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高麗門を真下から。
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高麗門をくぐってL字カーブの先にあるのが渡櫓門(わたりやぐらもん)。この右側で5枚前の写真の櫓(やぐら)とつながっている。
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2つの門をL字カーブでつなぐのは枡形門(ますがたもん)といって、敵を一気に侵入させないための構造。城を紹介する番組で、よく城マニアがそのことを自慢げに解説している。しかし枡形門は全国各地の城で採用されている。つまりバレバレの防御方法であって、攻める側も承知のことだから、どれだけの効果があったかは疑問だと考えている。


渡櫓門(わたりやぐらもん)を抜けると皇居前広場の端に出る。
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渡櫓門(わたりやぐらもん)を振り返る。
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コソッと松好き(^^ゞ
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日比谷公園に入ってイエローオータムを楽しむ。
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公園を横切りながら帝国ホテル方向に向かう。
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古代スカンジナビアのものだって。
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南極の石だって。なぜか設置場所が不自然。
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石のお金だって。
だんだんどうでもよくなってきた(^^ゞ
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宝くじの出張販売。こんなのは初めて見た。
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日比谷通りに出て帝国ホテル。
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隣は昨年オープンした東京ミッドタウン日比谷。実は住所が有楽町だけど(^^ゞ
※なお日比谷という住所はない
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思いがけずの都心お散歩でした。

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2019年11月14日

3度目のテレビ修理

2015年のゴールデンウイーク前に買った東芝のレグザZ8というテレビ。購入後10分で音が出なくなるという故障をやらかしてくれた。数日後にサービスマン氏がやってきて、原因不明ながら基板のひとつを交換

ブログには書かなかったが、購入から1年近く経った頃に、テレビを見ていると突然に電源が落ちたりするトラブルが多発。ハズレを引いたかなと思いつつ、また修理を依頼した。

その後、同じようなことがたまに起きても、テレビ本体の電源スイッチを長押しする「リセット操作」で、とりあえず症状は治まるのでそのままにしていた。

しかし1ヶ月ほど前から、また頻繁に電源が落ちるようになった。多いときは1日に3回。リセットすればとりあえず電源が入るけれど、すぐに落ちてしまう。また電源が入ったとしても、リモコンの操作をまったく受け付けない。電源コードを抜いて、また差し込むとしばらくは正常に作動する。その繰り返し。

というわけで先日、3度目の修理依頼。
入っていてよかった5年保証。


サービスマン氏がやってきてテレビの裏蓋を取り外す。レグザZ8はテレビの裏側から見て、左に電源関係の基板、右側に受信機本体の基板、中央下側に録画関係の基板の3つが取り付けられている。素人でこんなに詳しいヤツはそういないだろう、なんたって3度目(^^ゞ

最初の修理の時に受信機本体の基板を交換し、2度目には電源関係の基板を交換している。どうして故障するのだろうと不思議そうなサービスマン氏。本部に電話で相談したりしている。一般に電源が落ちる場合はコンデンサーという部品が不良な場合が多い。中に入っている液が漏れたり、部品が膨らんだりする。しかし目視では異常なし。以前にも書いたが、今時のセービスマンはテスター(電気がどう流れているかを測定する装置)で調べたりはしない。修理というのは基板ごと総取り替えすること。

とりあえず見た目には異常はないものの電源関係の基板を交換。「受信機本体は大丈夫?」と尋ねると「大丈夫とは言い切れないのですがーーーゴニョゴニョ」。話を聞くと前回までは購入後1年以内だったので東芝の費用負担での修理。今回は販売店の5年保証適用なので、販売店が契約している保険会社が費用を持つことになる。つまり保険会社に説明がつく修理しかできないらしい。

まあしかし、サービスマン氏と一緒に知恵を絞って?受信機本体の基板も交換。


ただし受信機本体の基板を交換すると、ハードディスクに録画してあるものは見られなくなる。それは交換の際に念押しされた。おそらくコピー対策で基板ごとにIDが振ってあり、それが変わるからというような仕組み。

しかしである。受信機本体の基板を交換する際、旧基板と新基板をケーブルでつないで情報の引き継ぎをする。詳しくは尋ねなかったが、作動開始日や稼働時間などテレビの経歴情報のようだ。だったら、そこで録画に関する情報も引き継いで、今までの録画も見られるようにすればいいのにと思う。サービスマン氏に文句を言っても仕方がないので言わなかったが、テレビメーカーの皆さんご検討を。

もっとも録画して一度見て、
また見ようと思って残しておいて、見たためしはないけど。


それにしても3回も故障するかな。似たようなケースはあるのかとサービスマン氏に尋ねると「ない」という答え。でも2回目のサービスマン氏は「ある」といい、交換したのは対策済みの基板だと教えてくれたような記憶が。テレビ内部の汚れやほこりもそれほどなかった。コールセンターの人は「通常の使い方ではない場合、無料修理の対象とならない場合がある」と言っていたが、それってどんな使い方?


2度あることは3度あるじゃないが、また同じ故障をしそうな気がする。
このテレビ、設計品質(性能)は評価しているが製造品質に問題があるような。
もしそうなら、5年保証のある来年の4月までに起きてくれればいいのだけれど。

テレビイラスト

2020年4月16日追記
 また故障しました(/o\)
 http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/53352448.html

wassho at 21:59|PermalinkComments(0)

2019年11月06日

間違って英文字で入力しても

パソコンを使っていて時々起きるのが、日本語で入力しているはずなのに英文字になっていること。どういうケースでこうなってしまうのか、よくわからない。エクセルでは特に頻繁に発生する。たいていはすぐに気がつくが、ある程度の長さを入力して、例えば

  間違って英文字で入力しても
      が
  matigatteeimozidenyuuryokusitemo

になんてなっていた時には一気にやる気がなくなる(^^ゞ

パソコンではそういうこともあると諦めていたというか前提にして使ってきたが、先日これを救済する方法を知った。ただしMac限定の機能なのであしからず。

それは英文字になっていたらキーボードの「かな」キーを2回打つと日本語になるというもの。逆に日本語で入力したものなら「英数」キーを同じように2回打つと英文字になる。超便利だし覚えやすいキーコンビネーションなのが素晴らしい!


いつ頃からこの機能が備わったのかよくわからないが、ネットで検索すると2013年には紹介記事が出ている。もうパソコンとかソフトの雑誌やネットの記事を読むことはほとんどなくなってしまった。問題が起きたときに調べるくらい。しかし、たまには情報収集して頭をアップデートしなければと反省。

キーボード


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2019年10月31日

コーヒーは温め直すより保温しておいたほうが

自宅でコーヒーはいつも2杯分を淹れる。
2杯目は電子レンジでチンして温めて飲む。

それはもう何十年も続けてきた風習。
でも先日から2杯目のコーヒーは魔法瓶で保温して飲むようになった。

使っているのはバイクツーリングで活躍した魔法瓶構造の水筒。
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魔法瓶といっても内部はガラスのビンではなくステンレスの二重構造。ツーリングから帰ってきてもまだコーヒーは温かいほどの保温力があるから、自宅で2杯目を飲む30分や1時間程度では熱々のまま。魔法瓶からコーヒーカップに注ぐときにわずかに冷めるものの充分に許容範囲。


ところで2杯目のコーヒーを

    冷めたのを温め直す
    熱いまま保温しておく

ーーーのどちらがおいしいか。私には保温しておいたコーヒーのほうがおいしいように思う。エスプレッソのお湯割りであるカフェ・アメリカーノの場合は特にその差が顕著。もっともカフェ・アメリカーノではお湯をまた沸かす必要があるが。(今気がついたが、最初にカフェ・アメリカーノを作ってから保温すればいい)

何かと実験好きではあるが、温め直したのと保温しておいたコーヒーの同時飲み較べはしていない。そのうちやると思うけれど、これが気のせいだったらイヤだなあ(^^ゞ

wassho at 23:18|PermalinkComments(0)

2019年10月27日

リンゴの皮むき器じゃないけれど

リンゴの皮むき器というものがある。
皮むき器

どうやって皮をむくかを動画で。


昔はこんな業務用しかなくて数万円はした。
今は家庭用が1000円〜2000円くらいで売っている。
業務用

便利だなあ買おうかなと思うときがあるけれど買っていない。
その理由はリンゴは皮付きでかじることが多いから(^^ゞ

ただしリンゴを細かく刻んでヨーグルトの中に入れて食べるのは好きで、
その時は皮をむく。

もっともヨーグルト・リンゴは、ヨーグルトをよく食べる春夏はリンゴがあまり出回っておらず、冬は寒くてヨーグルトを食べなくなるという矛盾をはらんでいる。つまり、ほとんど秋限定のメニュー。

ウチの台所は狭くて皮むき器を買ったら使わないときにジャマになる。
それも買っていない理由のひとつ。



ところが先日、野菜用のピーラー(皮むき器)でもリンゴの皮をむけることを知った。
ピーラー1

ピーラーはこんな使い方しか考えたことがなかった。
同じ皮なんだからむけて当然といえるが、ちょっと目からウロコ。
ピーラー2


野菜用のピーラーなら持っているので、先ほどリンゴで試した。
私が包丁でむくより1/4位の薄さで(^^ゞキレイにむける。
ただし包丁のように続けてむくことができないので、時間がかかるのが難点。


こういう縦型のピーラーならクルクルとむけるかも知れない。
ピーラー3



リンゴカッターというリンゴの芯を抜いてリンゴを等分に切り分けるものもある。リンゴを包丁で切った後、芯のところを「く」の字に切り落とすのが苦手だから、これは便利そう。
リンゴカッター


買ってみた。
上から押しつけて切るわけだが、けっこう力がいる。
リンゴの汁が飛んで顔にかかる(^^ゞ

これで等分に切り分けてからピーラーで皮をむいたほうが早いかも知れない。


めずらしくキッチンネタでした。

wassho at 18:58|PermalinkComments(0)

2019年10月25日

Amazonでキャンセルと再購入と配送トラブル その3

10月20日に在庫のある商品を発注したのに、配送予定日が3週間先になっていて、メールで問い合わせたら「それはおかしいが、原因はわからないので商品が届くまで待ってくれ」との返事が来てまったく解決しなかった件の続き。


前回の投稿に書いたように「商品が届くまで待ってくれ」としか書かれていないが、問い合わせをして「Amazonは問題を把握した」のだから、それなりの対応をしてくれるだろうと考えて21日を過ごす。

夜になって注文履歴をチェックしてみると、
配送予定日は11月8日から10日のままである(/o\)

この時点でメールの返答があってからおよそ26時間の経過。
もう少し時間がかかるのかな?と人のいいワタシ(^^ゞ


翌22日は即位礼の祝日。昼前に注文履歴を見ても状況は変わらず。

そこで20日にアマゾンから来たメールには「4点の商品のうち1点が配送を遅らせる原因となっている」と書かれていたので、その商品をキャンセルした。直後に注文履歴を確認したが配送予定日は変更されていなかった。

2時間ほど経っても配送予定の表示が変わらなかったので、再度Amazonに問い合わせることにした。まったく手間がかかるゼ。

今度はメールではなく電話にした。問い合わせ画面に電話番号を打ち込むとAmazonからかかってくるシステム。待ち時間はおよそ1分と表示されていた。随分と早いものだと思ったが、前回の投稿に書いたように問い合わせ先を知るのは至難の業だから、問い合わせてくる人は意外と少ないのかも知れない。


電話番号を入力してクリックすると数秒で電話が鳴った。ハヤッ!

iPhoneの表示によれば電話は宮城県から。コールセンターがそんなところにあるのか。かけてきたのは発音から推測するに中国人だった。もはや全国各地で外国人が働いている時代である。

まず前回のメールをそちらで読めるかを確認。読めるということなので、そのメールで原因と言われていた商品をキャンセルしたのに、配送予定日が変更されない旨を伝えた。結局、彼も「おかしいですね」と言うだけで詳しいことはわからなかった。結論としては「配送準備になっているので、もう少し待って欲しい」ということ。彼の言う配送準備の定義は不明だが、おそらく受注に問題がなければ、受注して出荷されるまでが配送準備のはず。今までの経緯から、私の注文がすぐに出荷される段階に入っているとは思えなかった。だから、それ以上問い合わせることはやめた。

誤解のないように書いておくと、担当者はとても丁寧に説明したし、私も愛想よく受け答えして最後には謝辞を伝えた。おそらく彼は人の役に立つ仕事をしたという満足感を得られただろう。


今回の一件でわかったのは、何かトラブルがあってAmazonのカスタマーセンターに連絡しても、彼らが把握できるのは、我々がアマゾンのホームページで得られる自分の顧客関連情報とほとんど変わらないということ。そして問題を関連部署に問い合わせたり、問題解決のための行動は取らないということ。つまり話を聞くだけで何の役にも立たない存在。かなりガッカリである。Amazonがエゴサしてこのブログを読んでくれるといいんだけれど。



それで最終的にどうしたかというと、日付が変わった23日の深夜に残り3点の商品もキャンセルした後、それらをすぐ再発注した。予想通り、今度は10月23日〜24日の配送予定が表示され、そして24日にメデタク到着。当初は3週間後とされていた配送予定が約40時間で届いたことになる。
配送予定日

またAmazonで配送の遅れの原因となっていた商品は別のところで購入して、それも24日に到着。実はそちらの方が安かった。ありがとうAmazon(^^ゞ


以上が、また同じようなことが起きたときのための防備録。もっと大きな問題だったり、あるいは強引にネジ込めば対応も違うのかも知れないが、Amazonのカスタマーサービスには問題解決能力がなく、自力でナントカしなければいけないことを学んだ。それと超難解な問い合わせ先の探し方も。

それでも考えてみれば、少々手こずったものの最初の発注から4日後にはすべての商品が揃ったのだから、便利な世の中になったものだ。


おしまい

wassho at 19:57|PermalinkComments(0)

2019年10月24日

Amazonでキャンセルと再購入と配送トラブル その2

さて10月20日に支払い方法を間違えたのでキャンセルした件。

マーケットプレイス扱いの商品については前回のブログにその顛末を書いた。それ以外のAmazon扱いの商品4点は、キャンセルが受理されたというメールを受け取った直後に改めて発注した。

ところが注文履歴のページを見てびっくり。10月20日の発注なのに商品の到着予定が11月8日から10日と3週間も先になっているではないか。

注文

もちろん発注するときに、すべての商品に在庫があることは確認した。配送の早いプライム会員じゃなくても、いつも発注の翌々日かその次の日には届く。1週間前の台風19号の影響? Amazonの倉庫は自宅からクルマで30分ほどのところにあるし、配送体制になにがしか影響を受けたとしても3週間先はあり得ない。

そこで「在庫がある商品なのに、どうして配送に3週間もかかるのか?」という問い合わせをメールで送った。


ところでAmazonに問い合わせをする場合、その問い合わせ先を見つけるのは容易ではない。もし時間があるなら、この先の文章は読まずに、すぐ見つけられるか試してみて欲しい。

  アカウントサービスのページを開くと、いろいろな項目が並んでいるが、
  そのどこにも問い合わ先の情報はない。

  問い合わせ先を知るには、まずページを一番下までスクロールして、
  下から2番目の段にある「ヘルプ&ガイド」の「ヘルプ」をクリック。
  すると配送状況や返品などの項目が並んだページが現れる。
  しかし、それらを開いても問い合わせ先は記載されていない。

  問い合わせ先の案内は、その下の「よくある質問」の一番最後に書かれている
 「問題が解決しない場合は」を選び、その中の「カスタマーサービスに連絡」をクリック
  してようやくたどり着く。

先ほど「問い合わせ先を見つけるのは容易ではない」と書いたが、困難を極めると表現した方が正確かも知れない。何かトラブっても問い合わせ先を見つけられなかった人も多いんじゃないかな。まさに意図的に見つけにくくしているとしか思えない。対応に手間のかかるダイレクトな問い合わせをできるだけ減らしたいのだろうが、これでは企業姿勢として問題だと思う。


さて問い合わせ方法は電話、チャット、メールから選べる。電話は電話番号を入力するとAmazonからかかってくるシステムになっている。この時はメールを選んだ。メール送信はウエッブ画面から行う。

「在庫がある商品なのに、どうして配送に3週間もかかるのか?」という問い合わせを入力してクリック。すぐ問い合わせを受けたという自動返信メールが届いた。時刻は10月20日の午後6時21分。そのメールには12時間以内を目安に返信すると書かれている。ウエッブ画面では12時間〜24時間と書かれていたような気もするが、ちょっと記憶が曖昧。

約3時間半後の午後9時46分に回答のメールが来た。

話はそれるが、前回のブログに載せたAmazonからのメールは、宛名の後に句読点があったが、このメールには句読点は打たれていなかった。前回のは自動返信メールでいわば会社公式の文面、今回は担当者が書いたものだがフォーマットは統一されていないみたいだ。

それはさておき、
できたらよく読んで欲しい。(文面をクリックすると拡大して表示される)

メール2-1

メール2-2

この人も商品をカートに入れて試したらしい。要約すると「4つのうち1つの商品が、在庫があるにもかかわらず、なぜか配送が遅れる原因となっており、その理由についてはわからないから、届くまで待ってくれ」という内容である。文面は詳細に丁寧に書かれているが、何の解決にもならなかった。

メールには次のようなボタンがあった。

メール2-3

もちろん「いいえ」をクリック。するとAmazonのウエッブページにジャンプして評価や感想を書く画面が現れる。「丁寧なメールを頂戴したが、問題を解決してくれないと意味がない」と書いておいた。

ただこの時は「商品が届くまで待ってくれ」としか書かれていないが、問い合わせをしてAmazonは問題を把握したのだから、それなりの対応をしてくれるだろうと考えていた。

しかし、それは希望的観測に過ぎなかった。


ーーー続く

wassho at 20:45|PermalinkComments(0)

2019年10月23日

Amazonでキャンセルと再購入と配送トラブル

気がつけば何かとよく使っているAmazon。普通の暮らしで必要なものなら売っていないものはないかもしれない。先日、若い連中に「Amazonって本の通販から始まったんだぜ」と言ったら信じてもらえなかった。これって歳がわかる質問になるかも(^^ゞ


久しぶりにトラブったので記録しておく。
しかも2つ同時に。

<10月20日>
5点の商品を発注する。

発注を確定した直後、支払いに使うカードを間違えたことに気づきキャンセルの手続きをした。5点のうちの1点はAmazonが販売しているのではない、いわゆるマーケットプレイス扱いの商品。

Amazon扱いの商品はほとんどクリックするだけでキャンセルされるが、マーケットプレイス扱いの商品は理由を自分で書かなければいけない。それが出品業者に送られてキャンセルの可否がメールで知らされるシステムになっている。まだ発注してから2〜3分も経っていないのだが、そういう仕組みなら仕方ないと「支払い方法を間違えたので、再発注するからキャンセルしたい」旨のことを書き込む。

5分ほどしてAmazon扱いの商品のキャンセルが受理されたとのメールが届く。

その2分後にマーケットプレイス扱いの商品について、こんなメールが来た。
メール1

話はそれるけれど、このメールのように宛名の後に句読点の「、」を入れてあるメールがたまにある。これにはどうも違和感を感じてしまう。ついでに句読点を「くとうてん」と読むなんて日本語はなんて難しいんだ。

さて、そのメールには「注文はキャンセルされたので」私が書いた「支払い方法を間違えたので、再発注するからキャンセルしたい」というメッセージは配信されなかったとある。

だったら再発注しなければならない。しかしAmazonの注文履歴のページを見ると、まだ注文済みとして残っている(Amazon扱いの4点はキャンセル済みになっていた)。それが正しいのなら再発注するとダブってしまう。

さてどうする。そんなに急ぐ商品でもなかった。この日は日曜日だったし、22日の火曜日は即位の礼で祝日だし、零細業者なら対応は遅いかも知れないとしばらく様子を見ることにした。

結論を書くと10月22日に商品は届いた(^^ゞ

教訓その1
      マーケットプレイス扱い商品のAmazonのメールは疑え


さて話を10月20日に戻すと、マーケットプレイス扱いの商品を除いた4点については、キャンセル後すぐに再発注をした。そしてそこからがトラブル本番の始まりだったのである。


ーーー続く

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2019年10月19日

これから自宅では爪先立ちで過ごす?

私は姿勢や歩き方にはちょっとウルサい。

私が立っている時のオリジナルの姿勢はいわゆるふんぞり返った状態。おそらく骨盤の後傾が人より大きいのだと思う。決して性格のせいではない(^^ゞ 生まれつきのものなので、そんなことはずっと気にもしていなかったのだが、30歳半ば頃から長い距離を歩くと腰がだるく感じるようになった。そういうときは少し前屈みになるとやわらぐ。それで自分の姿勢の状態に気がついた。

それから姿勢や歩き方については自分なりに様々な工夫をしてきた。あれやこれや試行錯誤があったけれど、もう矯正も身について現在の私の姿勢は悪くないと思っている。人に尋ねてまではいないが。

というわけで姿勢や歩き方については、かなりポリシーを持っている。ただし、それをブログで紹介するのはやめておく。なぜなら文章だけで説明するのはとても大変だから。動画を撮らなきゃいけなくなる。


話は変わって「明日も晴れ!人生レシピ」というNHKの番組がある。いちおう録画リストに入ってはいても、年寄り臭いテーマが多いのでタイトルを見てスルーする放送も多い。

10月4日の放送が「疲れも痛みもオサラバ!?ヒミツの体の使い方」。タイトル的には微妙なところ。だから見ないで録画リストに残ったままになっていた。少し見て、つまらなかったらやめようと先ほど再生してみた。するとビックリ、

  今まで見たテレビ番組の中で一番役に立つ内容だった!
  目からウロコが何枚も落ちた!
  録画リストから消去しないよう保護設定までした(^^ゞ


一番印象的だったのは合気道の先生が指導していた、爪先立ちを3秒すると正しい姿勢になるとの解説。原理はよくわからないものの、やってみると正しいはずの私の姿勢がさらに正しくなった。この姿勢だと何時間でも立っていられる。たった3秒で効果てきめん! 現在の姿勢になるまで矯正するのにけっこう苦労したのに。

写真は正しい姿勢だと、左右20キロずつのポリタンクを楽に持ち上げられ、ずっと持っていられるのを証明する実験風景。自分では試していないが、おそらく確かだろう。

明日も晴れ!人生レシピ

他にも人間には「みぞおち、膝が安定しているA型」と「首、股関節、足首が安定しているB型」に分かれる話も興味深かった。それによって立ち上がり方や階段の上り方も違うという。なお手をグーに握るとき指の第2関節(指先から2つ目)から曲がればA型、第3関節からだとB型とのこと。確率的には半々らしい。

文章では細かく内容を説明できない。
姿勢とかに興味がある人は再放送予定をたまにチェックしましょう。

     「明日も晴れ!人生レシピ」の再放送予定


ところで爪先立ちすると正しい姿勢になるわけだが、もちろんその効果はそんなに持続しない。その正しい姿勢を身体に覚え込ませる必要がある。

そのため自宅では常に爪先立ちで過ごすことにした。とても大変そうに思えても、自宅では座っている時間が圧倒的に長いからできるんじゃないかなと考えている。忘れないように壁のどこかに「爪先立ち!」と貼っておこうか。


正しい姿勢や歩き方にこだわるのは、そのほうが圧倒的に楽だから。
そして私は楽するためなら、どんな苦労もいとわないという矛盾した性格(^^ゞ

wassho at 20:31|PermalinkComments(0)

2019年10月18日

和紙のフロアライト

リビングの一角に佇むフロアライト。
シェードは和紙でできていてワビ・サビな雰囲気。
でもどこかシャープなところもあって、なかなかいいでしょ。

IMG_1737

これはニューヨーク近代美術館にもその作品が永久コレクションされている、あの有名デザイナーのーーーじゃなくて、実は私の手作り(^^ゞ


材料は、まずAmazonでも楽天でも売っている小型のランプスタンド。
お値段は電球なしで2750円。

ランプスタンド


これに白熱電球100ワット相当のLEDレフランプを装着。レフランプというのは丸い電球より光を前に押し出すタイプ。いってみれば電球の上につける「傘」を内蔵したような構造。ガラス部分が黄色いのは、これが電球色だということをカタログ写真で示しているだけであって、実際には白い色をしている。2つで2200円だったから、今回は1100円分を使用。

電球


ランプスタンドの手前に、このシンプル極まりない704円のブックスタンドを置く。
これを見つけられたのが今回のキモかな。

ブックスタンド


それを和紙で囲い、両端を折り曲げて糊付け。つまりシェードは電球の前面にしかない。でもリビングのコーナに置く照明なので、それで充分という設計。だからこそのレフランプでもある。和紙は4枚で660円だったから1枚165円。

和紙

というわけで合計4719円で和紙を使ったワビ・サビ照明の完成。
実際はランプスタンドの高さ調整のためにウレタンの板をかましてある。それは使い古しなので、ちょっと汚れているのはご愛敬。写真をクリックして拡大しないように。

照明で部屋の模様替えをしようと考えて、あれこれ探したけれど気に入ったものがなく、じゃあ自分で作ろうかと。作るといっても和紙を切って糊付けするだけだから、手先が器用でない私でも大丈夫。のりしろの幅が左右で違うとか、それが少し斜めになっているとかはあるが、出来上がって10分も経てば気にならなくなった。写真をクリックして拡大しないように(2度目)。


ところで
私は夜にくつろぐ時は少し暗めの照明を好む。そして蛍光灯は絶対にダメなタイプで、断じて白熱灯派だった。しかし時代の流れには逆らえず、リビングに4系統ある照明も今回で3系統がLED電球になってしまった。

もちろんすべて電球色のものを選んでいる。しかし白熱灯に近い黄色みがかった光は出すものの、LED電球の光の質感は蛍光灯と同じで冷たく無機質。リビングと寝室以外はまだすべて白熱灯なので、廊下やトイレで白熱灯の優しい光にホッとする。

やっぱり選択を間違えたかな。それで現在、リビングの1系統を白熱灯に戻すことを検討中。
白熱灯はLED電球と較べて電気代は10倍になるが(/o\)

今や白熱灯が切れたらLED電球に付け換えるのが当たり前のような風潮。世間は光の質感のことを気にしないのかな。そんな話題を聞いたことがないのがナゾ

wassho at 20:37|PermalinkComments(0)

2019年10月14日

台風一過の多摩川べりを歩く その2

川岸から戻ってまた二子玉川駅方向へ歩く。

赤い橋は第三京浜
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水流は橋脚にぶつかって渦を巻いたりするが、その様子は丸子橋のほうが激しかった。
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台風の後に多摩川にやってきた一番の目的は、川幅いっぱいまで増水した様子を見たかったから。単純なスゴイもの見たさ(^^ゞ 到着した時刻にはもう水かさが減っていてそれは果たせなかったが、そのかわりこうして氾濫が収まった直後の川沿いを歩くことができたのも貴重な体験。

最初は不法投棄された粗大ゴミとか産業廃棄物が散乱しているだろうと想像していた。しかし、前回の投稿の写真を見てもわかるように、そういうものは見当たらず。流木もない。目にしたのはほとんど草の類いである。嫌な臭いもしなかった。

ものすごい水量になった割には、意外と川は荒れないものなんだなというのが感想。ひょっとしたら全部海まで流れたのかも知れないが。



二子玉川駅に近づいてきた。正面で横に伸びている白いラインはプラットフォームの屋根。右側のマンションは駅の東側エリア再開発でできたもの。再開発が終了したのは2年くらい前だったかな。
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少し高台になったところから多摩川の様子を眺める人々。
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再開発のビル群。一番左のビルには楽天の本社が入っている。前回の投稿で紹介したように対岸にはAmazonの倉庫があるから、多摩川を挟んで睨み合っているわけだ。
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※ビルが傾いているのは何回か書いたようにカメラというのはそういう風にしか映らない特性だから。台風の強風で傾いたんじゃないよ。



話を多摩川に戻して。
水流のパワーを感じる痕跡。鋼管が根元でねじ曲がっている。
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二子玉川駅に到着。
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駅の高架をくぐる。
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多摩川がこの付近で氾濫したとき、ここでクルマがほぼ天井まで水没している映像を見た。しかし、この時点ではもう周囲の壁に水の跡などは残っていなかった。


高架下を抜けてさらに上流側へ。
アスファルトが砂で白くなっているから川の水がここに来たことがわかる。
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このマンションもおそらくなにがしかの被害はあったと思う。
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あちこちで掃除をしていた。
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川の氾濫には2種類ある。

    土手や堤防から水がオーバーフローした越水
    土手や堤防が崩れる決壊

この付近で起きたのは越水だろう。だからそれほど土砂が流れ込んでいない。決壊なら次の日の昼にほとんど片付いているということはないはず。越水したところに川の流れが集中して決壊に至ることも多いらしいから、越水で済んだのは不幸中の幸いかも知れない。それでも住民はそれなりに大変だろうけれど。


この付近のはずの越水した場所も見に行くつもりだったが、どれだけ先にあるか知らなかったし、そろそろ歩き疲れてきたので本日の台風の爪痕見学はここで終了。


ところで台風、英語ならタイフーンと似たようなものにハリケーンとサイクロンがある。発生する場所で名前が違うだけで似たような気象現象。改めて気づいたがヨーロッパには台風がないんだ。ズルイ!        (図はhttps://hp.otenki.com/2270/から引用)
台風の種類

それでハリケーンは最大風速を元にカテゴリー1から5までの分類がある。今回の台風19号が近づいてきた時「この台風は地球史上最大級で、存在しないカテゴリー6に相当する」とあおる記事があった。ねえねえ、19号の予想最大風速は60メートルで、それはハリケーンだとカテゴリー4に該当するんだけど。マスコミ(特にネット系)はこんな基本チェックすら怠るのかと呆れる。


二子玉川の駅前。ここだけ見ていると何もなかったかのよう。
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自宅に戻ってiPhoneの歩数計を見ると、そこそこの距離だった。
きっと10キロは痩せたはずだ(^^ゞ
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おしまい

wassho at 19:27|PermalinkComments(0)

2019年10月13日

台風一過の多摩川べりを歩く

台風19号は予報通り昨日の午後9時頃に東京に達したようで、その頃からかなりの強風が吹き始めたのが部屋の中にいても感じられた。東京の瞬間最大風速は懸念されていた60メートルではなく41.5メートルだったらしい。それでも歴代2位の記録である。しかし自宅付近ではそれほどでもなく体感的には普段の台風並みといったところ。念のためにベランダに出してあるベンジャミンの木を部屋の中に取り込んでおいたが、その必要はなかったかもしれない。

その強風も午後10時過ぎには収まって音は聞こえなくなった。想像を絶するレベルの台風と身構えていたから、たった1時間とはちょっと拍子抜け。テレビから続々と流れてくる災害情報がなにかよそ事のように思えてくる。もちろんマスコミは大きな被害のことを報じる必要があるから仕方がない。でももう少し地図とかのビジュアルを工夫して、どこの話しをしているのかを直感的にわかるようにして欲しいかな。目黒区にも避難勧告が発令されたけれど、それはごくわずかなエリアだった。


Yahoo!の防災速報というアプリをiPhoneに入れていて、普段の豪雨予報も含めて災害情報が発生すると知らせてくれる。昨日はそのアラームがよく鳴った日だった。数えてみると15回。それ以外に初めて国土交通省からも2回通知があった。国土交通省のアプリなんて入れていないから、あれはdocomoの機能なんだろう。

そして忘れもしないのが、そろそろ台風の影響が強まってくると思っていた午後6時22分にピィーピィーと鳴った緊急地震速報。台風だというのにーーーー

     思わず「オニ!」と叫んだ

まあ自宅ではほとんど揺れなくて安心した。しかし強烈台風と巨大地震のダブルパンチも確率は低いとはいえあり得るわけで、それは想像するだけで恐ろしい。今回はそれに気づかせてくれたありがたい経験なのかも知れない。



さて一夜明けた本日は、いわゆる台風一過の晴天。テレビをつけると昨夜に世田谷区の一部で氾濫した多摩川の様子を空撮で映していた。川幅いっぱいに濁流が流れている。台風でそうなることは今までもあったけれど、本日はタイミングよく休日だし、天気もいいからそれを自分の目で見に行こうかと。


多摩川は奥多摩の山奥に源流を持つ。それが奥多摩湖に流れて、そこから先が多摩川と呼ばれる。また中流から下流にかけては東京と神奈川の県境にもなっている川である。

バイクを降りてからブログに地図を載せるのは久しぶりかな。東横線の多摩川駅で多摩川に出て、川沿いを田園都市線の二子玉川駅まで歩いてきた。
地図




多摩川駅から多摩川までは歩いて数分。写真は中原街道に架かる丸子橋。
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ホームレスも避難したみたい。
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川の名前は多摩川で、二子玉川駅の玉川は地名。
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橋の上は増水を眺める人が多数。考えることは皆同じ(^^ゞ
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テレビで見たのは早朝に撮影した映像で、昼過ぎに着いた多摩川は川幅の半分くらいの水量になっていた。しばらく使っていなかったカメラのバッテリーを充電するのに2時間ほどかかってしまったのが痛恨。
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写真じゃ伝わらないがかなりのスピードで流れていた。まさに濁流であるが、意外と汚い感じはしない。
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電車が来たので撮り鉄になる。
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川幅の真ん中あたり。
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上流を見て左側の様子。ちなみに左岸・右岸というのは上流から下流を見ての左右だから、これは右岸ということになる。
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東横線の鉄橋。橋脚あたりはまだかなり渦巻いていた。
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「左岸」を上流の二子玉川駅方向に歩く。土手の中へは立ち入り禁止のテープ。
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道路の右側は田園調布の住宅街。
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このあたりは歩道がない。クルマも多いから本来はこの道路の右側の一段下になったところを歩く。でもそれじゃ川が見えないから、この細い路肩を進む。それはわかっていたので本日は目立つように白いパンツにピンクのポロシャツという服装で来た。
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しばらく歩くと水につかった野球場が見えた。昔はジャイアンツの多摩川グランドだったところ。現在は大田区が運営している。
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そこの君、無理だって(^^ゞ
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川辺に降りたいが、超ぬかるんでいたり水浸しだったり(/o\)
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手前の川のように見えたり、水を張った田んぼのようなのも本来は緑地である。
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ようやく降りられそうなところを見つける。
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上流方向。
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下流方向。それにしてもいい天気。
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これも川じゃなくて増水ね。
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川岸にいる人発見!
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コンクリート沿いに進んだものの、その先は超ぬかるみで、半分水没した芝生を進まなければいけないことがわかって川岸まで行くのを断念。
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実は何気なく履いてきたのがスエードのデッキシューズ。だからあまり泥をつけたくなかった。それでぬかるみを避けていたというわけ。

    本日の教訓
         増水後の川辺を歩くなら靴に注意。
         本格的に探検したいなら長靴が望ましい。


また川岸まで行っている人を発見。
でもこの水浸しの芝生を歩くのは無理。
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と思っていたら、しばらく先にこんなコンクリートが。
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結局、コンクリートの横の芝生はぬかるみが少なくて、そこを歩けた。
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芝生広場の真ん中から見る景色は最高。
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でも最後はこんな状態で苦労した。
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なんとか川岸到着。だからといって特に何もないのだが。どうしても行けるところまで行かないと気が済まないのが性格みたい(^^ゞ
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少し写真が小さいが対岸にAmazonの倉庫があった。
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ーーー続く

wassho at 21:33|PermalinkComments(0)

2019年10月12日

風速60mは時速216km!

東京は台風19号接近中である。
おそらくは直撃の模様で、通過するのは午後9時頃と見られている。
朝から断続的に強い雨が降っていたが、今現在(午後5時半)は風も強くなってきた。
でもまだ暴風雨という感じにはなっていない。

ところで本日は台風の影響の少ないうちに買い出しに行くつもりでいたのに、なんと近くのイオンも東急ストアも臨時休業(/o\) コンビニは各店の判断らしいがどうも閉まっている模様。まあ1日くらいナントカなるでしょう。電車も昼過ぎからほとんど運休し始めた。まさに臨戦態勢で台風を迎える。


今回の台風は最大瞬間風速が60mと予想されている。
今までそんな数字は聞いた記憶はないから、いかに強い勢力かがわかる。

しかしである。この風速60m。普段の台風でよく聞く30mあたりより強いとは理解できても、具体的にイメージできない。それは風速が秒速何メートルの単位だから。もちろん普通の人が慣れ親しんでいるのは時速何キロである。

換算は簡単。

   60m×60秒×60分=216,000
   メートルをキロメートルにするために1000で割って

   なんと時速216km!!

昔、100ウン10キロで走るクルマのサンルーフから顔を出して死ぬかと思った経験があるけれど、216キロでそんなことをする勇気はないなあ。(勇気とは言わないか)

ちなみに聞き慣れた風速30mでも時速108キロである。最近、台風が近づくとニュースで「命を守るために」とか、かなり強い表現が使われ出した。それはそれでいいとして風速を時速で表現したら効果的だと思う。


それにしても風速60mとか、夏には最高気温38℃とか39℃とかの予報が当たり前になってきたり、なにか私が生まれ育った日本とは違う国になってきたようなのが気がかり。

台風


wassho at 17:36|PermalinkComments(0)