音楽、オーディオ
2008年01月21日
CDショップにお願い
二週間続けて週末の土曜日は散歩に出かけた。本当はジョギングするべきであるが
1)ジョギングするには寒すぎる。
2)しばらく走っていないので、脚ならしをしたい。
というのは表向きの理由で、本当は太りすぎて走るのがツライからだ。年末年始の飲み会などでは久しぶりに会う人も多いが、ほぼ例外なく「太りましたね〜」といわれた。今年は何とかせねばならぬ。ところで私はこの10年以上ずっと太っているんだけれど、意外だったのは、私にスリムなイメージを持っている人が多かったこと。そのイメージが残っているうちに体型を回復したい(^^ゞ
実は散歩も好きだ。私の散歩は特に目的地もなく、気の向くままに適当に歩き適当なところで曲がるスタイル。大体2時間くらい歩いたら引き返す。帰りは多少道順も考えるので1時間くらいで帰ってくる。時には3〜4時間適当に歩いた後、電車を乗り継いで帰ってくることもある。
できるだけ大きな道は避けて住宅地を縫うように歩くようにはしているが、たまには駅前に出てしまうこともある。土曜日も、とある駅前でブックオフを見かけたので、ふらっと入った。それで見つけたのが、イーグルスの28年ぶりのニューアルバムらしいLONG ROAD OUT OF EDENというCD。
昨年の秋にリリースされたことは知っていた。いくつか読んだ評論家のコメントも好意的だったように記憶する。でも買うには至らず。まあイーグルスのニューアルバムに飛びつくなんてオヤジくさいという気持ちもあったかも知れない。この日も買うつもりは全くなかったんだけれど、つい魔が差してーーー。
聴いた。
ウ〜ン結論は、今年最初の無駄遣い(/o\)
音は紛れもなくイーグルス・サウンド。ボーカルの声もそれぞれ懐かしい。でもホテルカリフォルニア前後の彼らが持っていた「ちょっと哀愁を帯びた緊張感」みたいなものは感じられない。一言で感想を書けばタルい。しかも2枚組。
考えてみれば彼らは70年代のバンド。メンバーもそろそろ御年60歳を越えたはず。期待する方が無理か。私と同世代の人が、あの頃のトキメキを期待して聴きたいなら、昔のアルバムを買い直すか、当時のベストヒット盤を買った方が満足度は高いと思うよ。
前置きが長くなったので(いつもだけれど)、
CDショップへのお願いは次回ということで。
1)ジョギングするには寒すぎる。
2)しばらく走っていないので、脚ならしをしたい。
というのは表向きの理由で、本当は太りすぎて走るのがツライからだ。年末年始の飲み会などでは久しぶりに会う人も多いが、ほぼ例外なく「太りましたね〜」といわれた。今年は何とかせねばならぬ。ところで私はこの10年以上ずっと太っているんだけれど、意外だったのは、私にスリムなイメージを持っている人が多かったこと。そのイメージが残っているうちに体型を回復したい(^^ゞ
実は散歩も好きだ。私の散歩は特に目的地もなく、気の向くままに適当に歩き適当なところで曲がるスタイル。大体2時間くらい歩いたら引き返す。帰りは多少道順も考えるので1時間くらいで帰ってくる。時には3〜4時間適当に歩いた後、電車を乗り継いで帰ってくることもある。
できるだけ大きな道は避けて住宅地を縫うように歩くようにはしているが、たまには駅前に出てしまうこともある。土曜日も、とある駅前でブックオフを見かけたので、ふらっと入った。それで見つけたのが、イーグルスの28年ぶりのニューアルバムらしいLONG ROAD OUT OF EDENというCD。
昨年の秋にリリースされたことは知っていた。いくつか読んだ評論家のコメントも好意的だったように記憶する。でも買うには至らず。まあイーグルスのニューアルバムに飛びつくなんてオヤジくさいという気持ちもあったかも知れない。この日も買うつもりは全くなかったんだけれど、つい魔が差してーーー。
聴いた。
ウ〜ン結論は、今年最初の無駄遣い(/o\)
音は紛れもなくイーグルス・サウンド。ボーカルの声もそれぞれ懐かしい。でもホテルカリフォルニア前後の彼らが持っていた「ちょっと哀愁を帯びた緊張感」みたいなものは感じられない。一言で感想を書けばタルい。しかも2枚組。
考えてみれば彼らは70年代のバンド。メンバーもそろそろ御年60歳を越えたはず。期待する方が無理か。私と同世代の人が、あの頃のトキメキを期待して聴きたいなら、昔のアルバムを買い直すか、当時のベストヒット盤を買った方が満足度は高いと思うよ。
前置きが長くなったので(いつもだけれど)、
CDショップへのお願いは次回ということで。
wassho at 15:28|Permalink│Comments(0)│
2005年12月06日
ヤジ・マーケティング
ちょっとした理由があって現在、隣近所を気にせず夜中でも大音量で音楽を聴ける環境にある。その、ちょっとした理由は、たぶん春頃にはご報告できると思います。
ということで、80まで音量メモリのあるアンプで60とか70まで上げて楽しんでいたら、CDプレーヤーがなかなかCDを吐き出さなくなったり、低音でものすごくノイズが出るようになってしまった。重労働させすぎたか?
CDは原因がわからないが、スピーカーをチェックしてみるとスピーカエッジ(スピーカーの外周部分でスピーカーの箱と接している部分)がひび割れていた。普段の音量なら問題ないが大音量だとノイズになるようだ。
こんな大音量環境はもう一生巡ってこないかもしれないので、泣く泣くオーディオ一式を買い換えた。以前、 こんなことを書いたので「いいオーディオ使っているんでしょ」といわれたこともあるが、とても自慢できるようなものではない。スピーカはソコソコ高級だけれど買ったのは昭和の時代。そのスピーカーと一緒に使っていたソコソコ高級なアンプとCDプレーヤーは数年前に壊れたので、今使っていたのはスピーカー込みで1万円の処分価格だったミニコンポのアンプCDプレーヤー一体型。(定価は5〜6万円くらいと思う)
今回、買ったのはミニコンポではなくて、専業メーカーのラインナップで一番安いアンプ。それと一番安くはないが、下の方のラインナップのCDプレーヤー。スピーカーはイギリスの専業メーカーの二番目に安いやつ。
土曜日にアンプとCDプレーヤーが先に届いた。昭和のスピーカーは低音は壊れているのに、それでもいい音、満足。きめが細かくて密度が濃い。小さな音でも元気がある。今までのセットでも私の耳にとっては充分な音質だと思っていたが、曇ったスプーンと磨かれたスプーン位の違いがある。音量を上げると以前よりパワーがある分、部屋が壊れそうなくらい低音ノイズが出る。早く来い来いお正月じゃなくて新しいスピーカー。
さて、やっと本題のヤジ・マーケティング。最近、 オヤジはヤジって呼ばれてるらしい。そのヤジ達、実際は私よりはもう少し上の団塊の世代を中心としたヤジ達がオーディオにまた関心を持ち始めているらしい。若い頃は音楽が好きでオーディオも多少は凝っていたけれど、中年になって音楽すら聴かなくなったヤジ達が、歳をとってというか財布と心に余裕ができて再びーーーという図式。オーディオ以外にもバイクとかその他にもある。
(続く)
ということで、80まで音量メモリのあるアンプで60とか70まで上げて楽しんでいたら、CDプレーヤーがなかなかCDを吐き出さなくなったり、低音でものすごくノイズが出るようになってしまった。重労働させすぎたか?
CDは原因がわからないが、スピーカーをチェックしてみるとスピーカエッジ(スピーカーの外周部分でスピーカーの箱と接している部分)がひび割れていた。普段の音量なら問題ないが大音量だとノイズになるようだ。
こんな大音量環境はもう一生巡ってこないかもしれないので、泣く泣くオーディオ一式を買い換えた。以前、 こんなことを書いたので「いいオーディオ使っているんでしょ」といわれたこともあるが、とても自慢できるようなものではない。スピーカはソコソコ高級だけれど買ったのは昭和の時代。そのスピーカーと一緒に使っていたソコソコ高級なアンプとCDプレーヤーは数年前に壊れたので、今使っていたのはスピーカー込みで1万円の処分価格だったミニコンポのアンプCDプレーヤー一体型。(定価は5〜6万円くらいと思う)
今回、買ったのはミニコンポではなくて、専業メーカーのラインナップで一番安いアンプ。それと一番安くはないが、下の方のラインナップのCDプレーヤー。スピーカーはイギリスの専業メーカーの二番目に安いやつ。
土曜日にアンプとCDプレーヤーが先に届いた。昭和のスピーカーは低音は壊れているのに、それでもいい音、満足。きめが細かくて密度が濃い。小さな音でも元気がある。今までのセットでも私の耳にとっては充分な音質だと思っていたが、曇ったスプーンと磨かれたスプーン位の違いがある。音量を上げると以前よりパワーがある分、部屋が壊れそうなくらい低音ノイズが出る。早く来い来いお正月じゃなくて新しいスピーカー。
さて、やっと本題のヤジ・マーケティング。最近、 オヤジはヤジって呼ばれてるらしい。そのヤジ達、実際は私よりはもう少し上の団塊の世代を中心としたヤジ達がオーディオにまた関心を持ち始めているらしい。若い頃は音楽が好きでオーディオも多少は凝っていたけれど、中年になって音楽すら聴かなくなったヤジ達が、歳をとってというか財布と心に余裕ができて再びーーーという図式。オーディオ以外にもバイクとかその他にもある。
(続く)
wassho at 19:48|Permalink│Comments(0)│
2005年08月21日
イブライム・フェレール
6〜7年前だったと思うが「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」というキューバの70歳から90歳の古老ミュージシャンたちのドキュメンタリー映画が話題になった。 ワールドミュージック好きとしては気にはなっていたものの何となく聴きそびれていた。
それでバンドのボーカリストだったイブライム・フェレールというジイ様が、今月初めに亡くなったと新聞で読んだ。享年78歳、バンドの中では若手だったのかも知れない。
そんなことはすっかり忘れて先日CDショップに行くと「追悼イブライム・フェレール」というコーナーがあったので、何となく買ったのが写真の彼のソロアルバム。タイトルは「素晴らしき兄弟」。
う〜ん参った、最高です。ほとんど毎日聴いている、今日なんか5回もかけてしまった。音楽を説明するのは難しいけれど、ちょっとラテン系でリズミカルでルーズでノスタルジックな感じのするジャズ。キューバがアメリカの熱海だった頃?盛り場ではこんな音楽で盛り上がっていたに違いないと感じさせる音楽。スローテンポな曲もあって私が20歳若ければ年上の女性と一緒に聴きたいと思わせるちょっとエロくてロマンティックな音楽。
南国好き、夏っぽい音楽を聴きたいと思っているならお薦めです。冷房を切って窓を開けて、安物の甘ったるい白ワインを凍る寸前まで冷やして(夏はこれに限る!)イブライム・フェレールで残暑をお楽しみ下さい。
それでバンドのボーカリストだったイブライム・フェレールというジイ様が、今月初めに亡くなったと新聞で読んだ。享年78歳、バンドの中では若手だったのかも知れない。
そんなことはすっかり忘れて先日CDショップに行くと「追悼イブライム・フェレール」というコーナーがあったので、何となく買ったのが写真の彼のソロアルバム。タイトルは「素晴らしき兄弟」。
う〜ん参った、最高です。ほとんど毎日聴いている、今日なんか5回もかけてしまった。音楽を説明するのは難しいけれど、ちょっとラテン系でリズミカルでルーズでノスタルジックな感じのするジャズ。キューバがアメリカの熱海だった頃?盛り場ではこんな音楽で盛り上がっていたに違いないと感じさせる音楽。スローテンポな曲もあって私が20歳若ければ年上の女性と一緒に聴きたいと思わせるちょっとエロくてロマンティックな音楽。
南国好き、夏っぽい音楽を聴きたいと思っているならお薦めです。冷房を切って窓を開けて、安物の甘ったるい白ワインを凍る寸前まで冷やして(夏はこれに限る!)イブライム・フェレールで残暑をお楽しみ下さい。
wassho at 20:45|Permalink│Comments(0)│
2005年05月06日
袋ナットをスピーカーの下に
アートあるいは娯楽でやっぱり手軽なのは音楽。「ながら」で聴けるから時間がなくても楽しめる。特に最近はiPodを買ったので、古いCDをインストールしてチョコチョコ聴いている。実は3年ほど前「もう一生聴くこともあるまい」とCDラックに積んだままになっていた数百枚のCDを処分してしまった。実に悔やまれる(涙)
音楽はいい音で聴きたい。自宅でミニコンポのようなセットでCDを聴く人にちょっとだけアドバイス。
ミニコンポというのはCDプレーヤーやアンプの横幅が20cmから30cm。そして、それらを挟むように両サイドにスピーカーを置いている人が多い。でも、これだとラジカセのような鳴り方になってしまう。
<アドバイスその1>
スピーカーの間隔を広げる。理論的には左右のスピーカーと音楽を聴く位置が正三角形になるのが理想らしいけれども、まあ適当で構わない。とにかく広げること。部屋の都合で左右のスピーカーの高さが変わったりワンルームマンションに住んでいる人はスピーカーの向きが変わってしまうかも知れないけれど、CDプレーヤーやアンプの両サイドに置くよりは絶対臨場感がよくなる、つまり音楽らしく聴こえる。
<アドバイスその2>
ほとんどの人は壁と平行にスピーカーを置いていると思うけれど、音楽を聴く位置に向けてちょっと内振りにした方がいい。左右の耳の横を通り過ぎていた音が、まとまった感じで聞こえるはず。角度はトライアンドエラーで適当に。左右どちらかのスピーカーが遠い場合は、遠い方の角度を強めてもいい。
<アドバイスその3>
スピーカーは本棚やサイドテーブルなんかに直接置かずに、 袋ナットをスピーカーの下に敷く。なぜか音がよくなる。スピーカーの安定性が増すからか? 私の感覚では音が少しクリアになり、響きというか臨場感も豊かになる。親指の爪くらいの大きさの袋ナットは東急ハンズで100円くらい。スピーカーの前側に2つ、後ろ側に1つでいい(袋の丸い法をスピーカに接するように敷く)。合計600円で音がよくなるからお試しあれ。
音楽はいい音で聴きたい。自宅でミニコンポのようなセットでCDを聴く人にちょっとだけアドバイス。
ミニコンポというのはCDプレーヤーやアンプの横幅が20cmから30cm。そして、それらを挟むように両サイドにスピーカーを置いている人が多い。でも、これだとラジカセのような鳴り方になってしまう。
<アドバイスその1>
スピーカーの間隔を広げる。理論的には左右のスピーカーと音楽を聴く位置が正三角形になるのが理想らしいけれども、まあ適当で構わない。とにかく広げること。部屋の都合で左右のスピーカーの高さが変わったりワンルームマンションに住んでいる人はスピーカーの向きが変わってしまうかも知れないけれど、CDプレーヤーやアンプの両サイドに置くよりは絶対臨場感がよくなる、つまり音楽らしく聴こえる。
<アドバイスその2>
ほとんどの人は壁と平行にスピーカーを置いていると思うけれど、音楽を聴く位置に向けてちょっと内振りにした方がいい。左右の耳の横を通り過ぎていた音が、まとまった感じで聞こえるはず。角度はトライアンドエラーで適当に。左右どちらかのスピーカーが遠い場合は、遠い方の角度を強めてもいい。
<アドバイスその3>
スピーカーは本棚やサイドテーブルなんかに直接置かずに、 袋ナットをスピーカーの下に敷く。なぜか音がよくなる。スピーカーの安定性が増すからか? 私の感覚では音が少しクリアになり、響きというか臨場感も豊かになる。親指の爪くらいの大きさの袋ナットは東急ハンズで100円くらい。スピーカーの前側に2つ、後ろ側に1つでいい(袋の丸い法をスピーカに接するように敷く)。合計600円で音がよくなるからお試しあれ。
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2005年04月17日
イヤホンのノーベル賞
子供の頃、水虫かハゲの特効薬を発明したらノーベル賞ものだと聞いたか読んだことがある。水虫薬や育毛剤はたくさん売られているが、その分野でノーベル賞を取ったという話は聞かないから「特効薬」ではなさそうである。
4月13日にiPodのことを書いた。音楽を聴くことに関しては誠に快適。音質もイヤフォンで聴いている限りまずまず。クラシック音楽はまだiPodにインストールしていないけれど、その時はもう少し高級なイヤフォンやヘッドフォンが欲しくなるかも知れない。試しに外部スピーカーにつないでみたが、ややこぢんまりとした音になる。音楽データを圧縮して格納しているせいかも知れない。
本来の目的である英語番組に関しては、細かな操作性にやや難あり。少しだけ巻き戻したり(という表現はテープじゃないからヘンだが)とかは、なかなか上手くできない。ただ説明書はまったく読んでいないし、昨日も音量調節に4つも方法があることを発見したので、もう少しマスターしてから評価しようと思う。
それよりもである。
何が困るって、別にiPodに限ったことではないが、イヤフォンのケーブルがすぐに絡まってしまう。この問題を解決できればノーベル賞は無理でも特許料で大儲けできるに違いない。どなたかがんばって知恵を絞ってください。
イヤフォンの歴史は知らないが、ステレオ式のイヤフォンでもウォークマンがでてきてからだから既に約25年になる。四半世紀の間こんな不便なものを消費者に売りつける企業の神経もイカガナモノカ。それとiPodを追撃しようと躍起になっている企業の皆さん。つまらぬ付加価値はどうでもいいから、イヤフォン問題を解決してくれれば私はすぐ買い換えます。
本日は“本当のニーズとは困っていることとか怒っていること。自分の首を絞めるようでイヤだけれど(^^ゞ 付加価値とか生活提案とかで成功したマーケティングは実は少ない”の下書きでした。
4月13日にiPodのことを書いた。音楽を聴くことに関しては誠に快適。音質もイヤフォンで聴いている限りまずまず。クラシック音楽はまだiPodにインストールしていないけれど、その時はもう少し高級なイヤフォンやヘッドフォンが欲しくなるかも知れない。試しに外部スピーカーにつないでみたが、ややこぢんまりとした音になる。音楽データを圧縮して格納しているせいかも知れない。
本来の目的である英語番組に関しては、細かな操作性にやや難あり。少しだけ巻き戻したり(という表現はテープじゃないからヘンだが)とかは、なかなか上手くできない。ただ説明書はまったく読んでいないし、昨日も音量調節に4つも方法があることを発見したので、もう少しマスターしてから評価しようと思う。
それよりもである。
何が困るって、別にiPodに限ったことではないが、イヤフォンのケーブルがすぐに絡まってしまう。この問題を解決できればノーベル賞は無理でも特許料で大儲けできるに違いない。どなたかがんばって知恵を絞ってください。
イヤフォンの歴史は知らないが、ステレオ式のイヤフォンでもウォークマンがでてきてからだから既に約25年になる。四半世紀の間こんな不便なものを消費者に売りつける企業の神経もイカガナモノカ。それとiPodを追撃しようと躍起になっている企業の皆さん。つまらぬ付加価値はどうでもいいから、イヤフォン問題を解決してくれれば私はすぐ買い換えます。
本日は“本当のニーズとは困っていることとか怒っていること。自分の首を絞めるようでイヤだけれど(^^ゞ 付加価値とか生活提案とかで成功したマーケティングは実は少ない”の下書きでした。
wassho at 23:50|Permalink│Comments(0)│
2005年01月13日
マーケティングはフォルテだけじゃ
12月29日は音楽に関する 「だんだん難しくなる法則」を書いた。それはクラシックを聴いて発見?した。昨日はストーンズやサザンの話。今、私が聴く音楽の半分以上はクラシックであるが基本的には何でも聴く。気合いを入れて分析報告書を書くときはトランスがよかったりもする。
クラシックとロックの違い。もちろんとっても違うが、どちらも聴く私が発見?したのはクラシックは音の強弱がすごく幅広い。ピアニシモからフォルテシモまで。ロックは音の強弱があまりない。ずっとフォルテ。もちろんそうじゃないロックがいっぱいあることは百も承知だが、あえて分ければそうなる。
話は脱線するが、マーケッターは人を分けるのが好き。サッカー派と野球派とか、カジュアル派とエレガンス派とか、すぐ2種類に分けたがる決めつけたがる。私の好きなジョークをひとつ。
人は2種類に分けられる。
人を2種類に分けられると思う人と、思わない人に。
クラシックとロックのどちらがいい悪いの話じゃないことをまず最初に。さて、1曲30分ずっとフォルテのロックを聴くのはたぶんツライ。クラシックなら音の強弱があるから愉しめる。30分くらいの曲はざらにある。
マーケティング、その中でも「訴求」はずっとフォルテになりがち。フォルテのほうが強いから、より訴求できると考えてしまう。しかしピアノがあるからフォルテが盛り上がる。ピアニシモに心が引き込まれることもある。抑揚、メリハリは関心をひく、飽きさせない大切な要素、あるいはテクニック。
コマーシャルの作り方だけの話ではない。広い意味で考えて欲しい。本日はちょっと未完成だけど“マーケティングは3分間勝負じゃない。じっくり聴かせる構想力が大事。そういやクラシックは途中でテンポが変わったりもする”の下書きでした。
クラシックとロックの違い。もちろんとっても違うが、どちらも聴く私が発見?したのはクラシックは音の強弱がすごく幅広い。ピアニシモからフォルテシモまで。ロックは音の強弱があまりない。ずっとフォルテ。もちろんそうじゃないロックがいっぱいあることは百も承知だが、あえて分ければそうなる。
話は脱線するが、マーケッターは人を分けるのが好き。サッカー派と野球派とか、カジュアル派とエレガンス派とか、すぐ2種類に分けたがる決めつけたがる。私の好きなジョークをひとつ。
人は2種類に分けられる。
人を2種類に分けられると思う人と、思わない人に。
クラシックとロックのどちらがいい悪いの話じゃないことをまず最初に。さて、1曲30分ずっとフォルテのロックを聴くのはたぶんツライ。クラシックなら音の強弱があるから愉しめる。30分くらいの曲はざらにある。
マーケティング、その中でも「訴求」はずっとフォルテになりがち。フォルテのほうが強いから、より訴求できると考えてしまう。しかしピアノがあるからフォルテが盛り上がる。ピアニシモに心が引き込まれることもある。抑揚、メリハリは関心をひく、飽きさせない大切な要素、あるいはテクニック。
コマーシャルの作り方だけの話ではない。広い意味で考えて欲しい。本日はちょっと未完成だけど“マーケティングは3分間勝負じゃない。じっくり聴かせる構想力が大事。そういやクラシックは途中でテンポが変わったりもする”の下書きでした。
wassho at 23:34|Permalink│Comments(3)│
2004年12月29日
「第9」
♪雪やコンコ、あられやコンコ。本日、東京は夕方くらいまで雪。積もるほどではなかったが寒い1日。いよいよ年の瀬も押し迫ってきた。
なぜかベートーベンの交響曲「第9」が年末の風物詩ということになっている。演奏会も多いしCDもよく売れる。いつ頃から始まった風習なのか、日本だけの現象なのかはよく知らない。有名な「歓喜の歌」の詩も年末とは無関係な内容だ。しかし、すっかり洗脳されたせいか第9を聴くと年末っぽい雰囲気になってくる。12月以外に聴くと場違いな感じさえ受ける。もし仕掛け人がいたのなら、その人物は一級のプランナーかも。
クラシックは好きでよく聴くものの、詳しい知識はない。専門家は何というかわからぬが、私が見つけた音楽の法則は「時代が上がるにつれてだんだん難しくなる」。モーツアルトはシンプルで美しい旋律、たいていの人が和める音楽だ。少しだけ後のベートーベンでやや難しくなるが、まだまだ身体で感じられる音楽。それが100年後のワーグナーやマーラーになると、かなり「理解」を要求される。現代音楽にいたっては理解を超越した洞察力?がなければついていけないものもある。
この法則はクラシックに限らないし、アーティスト自身の歴史にも当てはまる。ビートルズもだんだん難しくなり初期と後期では、まったく違う音楽だ。ファンキーモンキーベイビーのイントロを聴くと今でも思わず腰が動くが(^_^)、最近の矢沢永吉はいかにも大御所なロックを歌っている。ジャズにも、これが音楽かと思うくらい難解で抽象的なものもある。
向上心と、それを可能にする腕前がついてきて、音楽がだんだん難しくなってくるのだと勝手に理解している。アーティストの自己表現としては、それでいい。しかし売れる音楽となると話は別。たとえば演歌は歌謡曲らしさを失って難しくなりすぎた。
この法則を無理矢理、企業やマーケティングに当てはめようとは思っていない。一律に言い切るには、ちょっと守備範囲が広すぎるから。でも活気が足りない、議論が噛み合わない、焦点が定まらない、消費者の反応が悪くなった、販促効果が上がらない−−−などの問題意識がある場合は「難しくなりすぎていないか」をチェック項目の1つに。本日は“いつも心に ROCK'N ROLL”の下書きでした。
なぜかベートーベンの交響曲「第9」が年末の風物詩ということになっている。演奏会も多いしCDもよく売れる。いつ頃から始まった風習なのか、日本だけの現象なのかはよく知らない。有名な「歓喜の歌」の詩も年末とは無関係な内容だ。しかし、すっかり洗脳されたせいか第9を聴くと年末っぽい雰囲気になってくる。12月以外に聴くと場違いな感じさえ受ける。もし仕掛け人がいたのなら、その人物は一級のプランナーかも。
クラシックは好きでよく聴くものの、詳しい知識はない。専門家は何というかわからぬが、私が見つけた音楽の法則は「時代が上がるにつれてだんだん難しくなる」。モーツアルトはシンプルで美しい旋律、たいていの人が和める音楽だ。少しだけ後のベートーベンでやや難しくなるが、まだまだ身体で感じられる音楽。それが100年後のワーグナーやマーラーになると、かなり「理解」を要求される。現代音楽にいたっては理解を超越した洞察力?がなければついていけないものもある。
この法則はクラシックに限らないし、アーティスト自身の歴史にも当てはまる。ビートルズもだんだん難しくなり初期と後期では、まったく違う音楽だ。ファンキーモンキーベイビーのイントロを聴くと今でも思わず腰が動くが(^_^)、最近の矢沢永吉はいかにも大御所なロックを歌っている。ジャズにも、これが音楽かと思うくらい難解で抽象的なものもある。
向上心と、それを可能にする腕前がついてきて、音楽がだんだん難しくなってくるのだと勝手に理解している。アーティストの自己表現としては、それでいい。しかし売れる音楽となると話は別。たとえば演歌は歌謡曲らしさを失って難しくなりすぎた。
この法則を無理矢理、企業やマーケティングに当てはめようとは思っていない。一律に言い切るには、ちょっと守備範囲が広すぎるから。でも活気が足りない、議論が噛み合わない、焦点が定まらない、消費者の反応が悪くなった、販促効果が上がらない−−−などの問題意識がある場合は「難しくなりすぎていないか」をチェック項目の1つに。本日は“いつも心に ROCK'N ROLL”の下書きでした。
wassho at 23:18|Permalink│Comments(2)│
2004年12月04日
それで、ええやないか
土曜日なので、ブログネタをいくつか。
11月14日にもネタを拾わせてもらった 週刊!木村剛にビートルズの名曲「レット・イット・ビー」の関西弁訳が。
♪♪♪♪♪♪♪
わてにどないせぇっちゅうねん! ってなったら、
聖母マリアはんが来てくれてな、
ええこと、ゆうてくれまんねん。「それで、ええやないか」
ドツボで、目の前まっ暗闇のわての、まん前に立たはってな、
ええこと、ゆうてくれまんねん。「それで、ええやないか」。
「ええやないか、かめへん、かめへん」
「ええやないか、かめへん、かめへん」
ほんま、ええこと囁いてくれまんねん。
「それで、ええやないか」
英語は
When I find myself in times of trouble
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom Let it be
And in my hour of darkness
She is standing right in front of me
Speaking words of wisdom Let it be
Let it be Let it be
Let it be Let it be
Whisper words of wisdom Let it be
♪♪♪♪♪♪♪
論評不要。素直に感動した。ブログを読み書きし始めてもうすぐ1ヶ月。これを読めただけでも幸せ、儲けものである。ただし歌うには超早口、あるいは一部省略が必要。歌う人はいないか? 私はトライしてみた(^_^)
翻訳したのは プログレッシブな日々さん。音楽ネタと社会ネタで硬軟充実したブログ。お薦め。彼には全訳をお願いしたい!
木村剛氏つながりで、もうひとつ。12月1日に書いた なっちゃん。彼女からメールが来た。またオヤジ殺しされた(^^ゞ で、そのメールの一部。
>先日も、〇〇〇〇の帰り、八重洲ブックセンターに行ったら
>ブログで書いていらした木村剛サンのご本が
>フェアで、山積みになっていたので「日本再生会議」買ったもん。
>踊らされた!
おお、私のブログが735円の経済波及効果を!
週刊!木村剛にトラックバックするので、恩着せがましく書いているのでは、もちろんない。ブログが世の中に与える効果を身近に感じて、ちょっと大げさに感じ入った次第。
「でも、しかし」が3つ目のネタ。ブログを知っている人は、まだまだ少ない。現時点で読み書きの経験率は日本人の3%以下と思う。半年前なら1%に満たなかったはずだ。もちろん急速に普及しつつある。おそらく2005年はブログ元年になるであろう。日経ニュースによれば、既にアメリカで 「今年もっとも注目された流行語はブログ」だという。アメリカでは政治家がブログをうまく活用している。私がブログに興味を持ったのも、民主党大統領予備選挙の記事がきっかけだった。
アメリカでブログを普及させたキラーコンテンツが政治だとして、日本ではどうなるのか。風土が違うので政治はあり得ない。小泉メールマガジンをやめて、小泉ブログを始めたら面白いと思うが。いや、ブログに熱心な木村剛←→竹中平蔵ラインであり得るかも。
企業が本格的にマーケティングに取り入れるのは2006年になるだろう。来年は、いろいろと模索の年になりそうだ。そういえば昔、HP(ホームページ)とか、WWW(ワールド・ワイド・ウエッブ)とか企画書にいちいち但し書きを入れていたのを思い出す。
プログネタ最後の4つ目は自慢と不安。11月21日に書いた グーグルしてみた。ブログが検索エンジンにヒットしやすいことの実験結果である。
その時、5ページ(私の設定では150件)までにヒットしなかった「セダン復権」。それを書いたのが実験前日だったので、日数が経てばどうかと思い、またやってみた。さて本日ただいま現在、我が晴れ時々マーケティングはグーグル検索で
「セダン復権」 510件中、1位
「セダン 復権」 3600件中、1位 (AND検索)
居並ぶマスコミ各社のニュースサイトを押さえて堂々の1位である。ホンマカイナ? ひょっとして、私がよく見るサイトをクッキーの情報から上位に表示させるのかと疑い、クッキーを削除して再トライ。(クッキーのことがわからない人、ゴメン。誰かに訊いて)
結果は同じ。
とりあえず\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/万歳三唱
しかしちょっと不安にもなる。もっと個人日記のようなブログが大幅に増えて、検索でブログばかり上位ヒットしたらどうなる。本当に調べたい情報に、なかなかたどり着けなくなってしまう。検索サイトのオプションに「ブログは除外」とかできるのか? それもまた不便だ。企業のマーケティングにも使えなくなる。いずれ検索エンジンの仕様が最適化されるとは思うが。
さて、あまり先の心配はやめよう。
「ええやないか、かめへん、かめへん」なのだ。
11月14日にもネタを拾わせてもらった 週刊!木村剛にビートルズの名曲「レット・イット・ビー」の関西弁訳が。
♪♪♪♪♪♪♪
わてにどないせぇっちゅうねん! ってなったら、
聖母マリアはんが来てくれてな、
ええこと、ゆうてくれまんねん。「それで、ええやないか」
ドツボで、目の前まっ暗闇のわての、まん前に立たはってな、
ええこと、ゆうてくれまんねん。「それで、ええやないか」。
「ええやないか、かめへん、かめへん」
「ええやないか、かめへん、かめへん」
ほんま、ええこと囁いてくれまんねん。
「それで、ええやないか」
英語は
When I find myself in times of trouble
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom Let it be
And in my hour of darkness
She is standing right in front of me
Speaking words of wisdom Let it be
Let it be Let it be
Let it be Let it be
Whisper words of wisdom Let it be
♪♪♪♪♪♪♪
論評不要。素直に感動した。ブログを読み書きし始めてもうすぐ1ヶ月。これを読めただけでも幸せ、儲けものである。ただし歌うには超早口、あるいは一部省略が必要。歌う人はいないか? 私はトライしてみた(^_^)
翻訳したのは プログレッシブな日々さん。音楽ネタと社会ネタで硬軟充実したブログ。お薦め。彼には全訳をお願いしたい!
木村剛氏つながりで、もうひとつ。12月1日に書いた なっちゃん。彼女からメールが来た。またオヤジ殺しされた(^^ゞ で、そのメールの一部。
>先日も、〇〇〇〇の帰り、八重洲ブックセンターに行ったら
>ブログで書いていらした木村剛サンのご本が
>フェアで、山積みになっていたので「日本再生会議」買ったもん。
>踊らされた!
おお、私のブログが735円の経済波及効果を!
週刊!木村剛にトラックバックするので、恩着せがましく書いているのでは、もちろんない。ブログが世の中に与える効果を身近に感じて、ちょっと大げさに感じ入った次第。
「でも、しかし」が3つ目のネタ。ブログを知っている人は、まだまだ少ない。現時点で読み書きの経験率は日本人の3%以下と思う。半年前なら1%に満たなかったはずだ。もちろん急速に普及しつつある。おそらく2005年はブログ元年になるであろう。日経ニュースによれば、既にアメリカで 「今年もっとも注目された流行語はブログ」だという。アメリカでは政治家がブログをうまく活用している。私がブログに興味を持ったのも、民主党大統領予備選挙の記事がきっかけだった。
アメリカでブログを普及させたキラーコンテンツが政治だとして、日本ではどうなるのか。風土が違うので政治はあり得ない。小泉メールマガジンをやめて、小泉ブログを始めたら面白いと思うが。いや、ブログに熱心な木村剛←→竹中平蔵ラインであり得るかも。
企業が本格的にマーケティングに取り入れるのは2006年になるだろう。来年は、いろいろと模索の年になりそうだ。そういえば昔、HP(ホームページ)とか、WWW(ワールド・ワイド・ウエッブ)とか企画書にいちいち但し書きを入れていたのを思い出す。
プログネタ最後の4つ目は自慢と不安。11月21日に書いた グーグルしてみた。ブログが検索エンジンにヒットしやすいことの実験結果である。
その時、5ページ(私の設定では150件)までにヒットしなかった「セダン復権」。それを書いたのが実験前日だったので、日数が経てばどうかと思い、またやってみた。さて本日ただいま現在、我が晴れ時々マーケティングはグーグル検索で
「セダン復権」 510件中、1位
「セダン 復権」 3600件中、1位 (AND検索)
居並ぶマスコミ各社のニュースサイトを押さえて堂々の1位である。ホンマカイナ? ひょっとして、私がよく見るサイトをクッキーの情報から上位に表示させるのかと疑い、クッキーを削除して再トライ。(クッキーのことがわからない人、ゴメン。誰かに訊いて)
結果は同じ。
とりあえず\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/万歳三唱
しかしちょっと不安にもなる。もっと個人日記のようなブログが大幅に増えて、検索でブログばかり上位ヒットしたらどうなる。本当に調べたい情報に、なかなかたどり着けなくなってしまう。検索サイトのオプションに「ブログは除外」とかできるのか? それもまた不便だ。企業のマーケティングにも使えなくなる。いずれ検索エンジンの仕様が最適化されるとは思うが。
さて、あまり先の心配はやめよう。
「ええやないか、かめへん、かめへん」なのだ。
wassho at 21:30|Permalink│Comments(1)│