アカシヤ
2024年05月13日
平成つつじ公園は完全終了していた(涙)
さて本日からゴールデンウィーク後半のブログが続く。5月中に書き終わるかな? 後半スタートの5月3日は、練馬駅そばにある区立の平成つつじ公園へ出かけてきた。
ところで今年の冬はわりと暖かかったのに、3月になって気温が上がらずサクラの開花は昨年より半月も遅かった。そのくせ3月後半からは急に気温が上がり、東京では3月と4月に気温25度以上の夏日を8日間も記録。ちなみに昨年は4日間。
それが影響してか春に咲く花はなかなか咲かず、あるいは咲いたと思ったらすぐ散ってしまう傾向にある。ツツジも開花時期が短かった模様。この平成つつじ公園では4月25日頃に見頃が終わっているとの情報がSNSで上がっていた。しかし公式ホームページによれば600品種10,000株と大規模なので、遅咲きの品種を少しは楽しめるかと考えて。
練馬駅到着。
4月10日に南蔵院へしだれ桜を見に来たときは南口で、今回は北側の中央北口。それにしてもこんな短い間隔でまた練馬まで来るとは思っていなかった。
平成つつじ公園は、
ほぼ駅直結といっていい場所にある。
中央北口は2階部分につながっている。
橋の下はバスターミナル。
階段を降りて左に進むと平成つつじ公園。先ほどの看板では練馬文化センターを取り囲むように公園が記されているが、ツツジのあるのは建物の西側。
🎶 この木、なんの木〜
ーーーとのんきに歌っていたら視界の先につつじ公園が見えてきた。
こ、これはホンマにあかんヤツや!
つつじ公園なのに入り口にバラのアーチ。
バラはキレイでもその先に見えるツツジは(/o\)
とりあえず園内ウロウロ。
600品種10,000株がいっせいに傷んでいると景色が汚い(>_<)
少し高くなったところから美しくツツジが咲く誇っているところをモーソーする。
いつか見頃のときにリベンジしに来ましょう。
写真を見せられる状態のものはごく僅か。
新緑はいろいろとキレイだった。
目立っていたのがこの木。
葉の形を拡大してみるとネムノキか。アカシアも同じような葉をしているが、アカシアはもっと葉の数が多いから、たぶんネムノキだろう。
参考までにネムノキ(上)とアカシア(下)はこんな花が咲く。
アカシアはミモザみたいだが、それもそのはずで本来ミモザはオジギソウの別名で花の色はピンク系。しかし日本ではフサアカシアやギンヨウアカシアをミモザと呼んでいる。
日本ではと書いたものの、イタリアでもフサアカシアをミモザと呼ぶらしく、またロシア発祥のミモザサラダも卵の黄身を花の色に見立ててのネーミング。だから他にもアカシアをミモザと呼んでいる国は多いのかも知れない。
ツツジではなくアカシアの話題で盛り上がるのは致し方のないところーーー
園内にいたのは10分くらい(^^ゞ
まあバラが咲いていただけでも儲けもの。よく見ると2種類の赤いバラが咲いていた。
バラのアーチを眺めつつ、
後ろ髪は引かれずに公園を後にする。
多少の覚悟はしていたとはいえ、けっこうガッカリした。もう少し開花時期の違うツツジを植え揃えて欲しい。あるいはそうしていたのに異常気象でそれらも一斉に咲いてしまったのだろうか。それにしても自宅の周りの公園や街路樹のツツジはまだそこそこキレイだったから、どうしてここはこんなに全滅状態なのかが不思議。
でも実はこの日は平成つつじ公園だけの予定ではなく、ここは前菜の位置づけ。
それが救いで気を取り直す。
本日のメインは善福寺公園。4月7日にサクラを見てきた善福寺川緑地と和田堀公園の上流4キロほどの場所にある。本当は善福寺公園に行くだけの計画だったものの、ツツジも見たいなと思って平成つつじ公園が候補にあがった。それなら練馬から善福寺公園まで歩き、ゴールデンウィークだしどうせなら井の頭公園まで足を伸ばしちゃえと考えたのがこの日のお散歩プラン。
平成つつじ公園から善福寺公園まではゴーグルマップによれば約6.8km、さらに井の頭公園までで10kmの距離になる。疲れたら善福寺公園で終了の腹づもり。
駅まで戻り西武池袋線とほぼ並行に走っている千川通りに出る。
けっこういい感じの並木道が続く。
そしてほら、ところどころにツツジの街路樹。
ツツジ専門の平成つつじ公園より断然キレイじゃないか。
納得イカンゾ!
練馬駅の隣の中村橋駅付近で千川通りは線路から離れ出す。
なんか暑いなと思ったら、
並木&日陰が道路の反対側になっていたので移動。
お散歩アルアルな出来事。
環八を通過。
井草四丁目の六叉路を通過。
西武新宿線の上井草駅までやってきた。
自宅周辺は高架線路ばかりなので、
地面に引かれているレールが懐かしいというかもはや新鮮。
こんな写真まで撮ってしまう。
踏切を渡ると右側がゴルフの練習場で、左側は早稲田大学ラグビー部のグラウンド。正式名称は早大上井草グラウンド。ラグビー部の学生寮もある。たぶん中に入って練習を見学できるがこの日は素通り。
ラグビーグラウンドを過ぎた当たりで右折して住宅街に入る。
しばらく進むと青梅街道に出る。
そこを渡ると、
善福寺公園への案内標識があった。
その手前に善福寺。
「善福寺」の文字が微妙に右へ流れているのが気になる。
ところで善福寺川は、
当然この善福寺から名前をとったと思ってしまうが然に非ず(さにあらず)。
この寺の創建は不明だが、記録のある中興(途絶えていたのを復興させる)が1709年だからそこそこ古い。当時の名前は福寿庵。それを理由はわからないものの1942年(昭和17年)に、このあたりの地名の善福寺をとって善福寺に改称した。つまりよくある寺名 → 地名の関係とは逆のパターン。
ではなぜ地名が善福寺だったかというと、もっと以前に善福寺の名前を持つ寺があったから。それが地名や川の名前にもなった。そのオリジナル善福寺の創建や廃寺の時期は不明。
現在の善福寺から200mほど進んで左側の木々が善福寺公園。
善福寺公園に到着。
平成つつじ公園を出発してからちょうど1時間半だった。
偶然にもまたネムノキ(たぶん)。
ーーー続く
ところで今年の冬はわりと暖かかったのに、3月になって気温が上がらずサクラの開花は昨年より半月も遅かった。そのくせ3月後半からは急に気温が上がり、東京では3月と4月に気温25度以上の夏日を8日間も記録。ちなみに昨年は4日間。
それが影響してか春に咲く花はなかなか咲かず、あるいは咲いたと思ったらすぐ散ってしまう傾向にある。ツツジも開花時期が短かった模様。この平成つつじ公園では4月25日頃に見頃が終わっているとの情報がSNSで上がっていた。しかし公式ホームページによれば600品種10,000株と大規模なので、遅咲きの品種を少しは楽しめるかと考えて。
練馬駅到着。
4月10日に南蔵院へしだれ桜を見に来たときは南口で、今回は北側の中央北口。それにしてもこんな短い間隔でまた練馬まで来るとは思っていなかった。
平成つつじ公園は、
ほぼ駅直結といっていい場所にある。
中央北口は2階部分につながっている。
橋の下はバスターミナル。
階段を降りて左に進むと平成つつじ公園。先ほどの看板では練馬文化センターを取り囲むように公園が記されているが、ツツジのあるのは建物の西側。
🎶 この木、なんの木〜
ーーーとのんきに歌っていたら視界の先につつじ公園が見えてきた。
こ、これはホンマにあかんヤツや!
つつじ公園なのに入り口にバラのアーチ。
バラはキレイでもその先に見えるツツジは(/o\)
とりあえず園内ウロウロ。
600品種10,000株がいっせいに傷んでいると景色が汚い(>_<)
少し高くなったところから美しくツツジが咲く誇っているところをモーソーする。
いつか見頃のときにリベンジしに来ましょう。
写真を見せられる状態のものはごく僅か。
新緑はいろいろとキレイだった。
目立っていたのがこの木。
葉の形を拡大してみるとネムノキか。アカシアも同じような葉をしているが、アカシアはもっと葉の数が多いから、たぶんネムノキだろう。
参考までにネムノキ(上)とアカシア(下)はこんな花が咲く。
アカシアはミモザみたいだが、それもそのはずで本来ミモザはオジギソウの別名で花の色はピンク系。しかし日本ではフサアカシアやギンヨウアカシアをミモザと呼んでいる。
日本ではと書いたものの、イタリアでもフサアカシアをミモザと呼ぶらしく、またロシア発祥のミモザサラダも卵の黄身を花の色に見立ててのネーミング。だから他にもアカシアをミモザと呼んでいる国は多いのかも知れない。
ツツジではなくアカシアの話題で盛り上がるのは致し方のないところーーー
園内にいたのは10分くらい(^^ゞ
まあバラが咲いていただけでも儲けもの。よく見ると2種類の赤いバラが咲いていた。
バラのアーチを眺めつつ、
後ろ髪は引かれずに公園を後にする。
多少の覚悟はしていたとはいえ、けっこうガッカリした。もう少し開花時期の違うツツジを植え揃えて欲しい。あるいはそうしていたのに異常気象でそれらも一斉に咲いてしまったのだろうか。それにしても自宅の周りの公園や街路樹のツツジはまだそこそこキレイだったから、どうしてここはこんなに全滅状態なのかが不思議。
でも実はこの日は平成つつじ公園だけの予定ではなく、ここは前菜の位置づけ。
それが救いで気を取り直す。
本日のメインは善福寺公園。4月7日にサクラを見てきた善福寺川緑地と和田堀公園の上流4キロほどの場所にある。本当は善福寺公園に行くだけの計画だったものの、ツツジも見たいなと思って平成つつじ公園が候補にあがった。それなら練馬から善福寺公園まで歩き、ゴールデンウィークだしどうせなら井の頭公園まで足を伸ばしちゃえと考えたのがこの日のお散歩プラン。
平成つつじ公園から善福寺公園まではゴーグルマップによれば約6.8km、さらに井の頭公園までで10kmの距離になる。疲れたら善福寺公園で終了の腹づもり。
駅まで戻り西武池袋線とほぼ並行に走っている千川通りに出る。
けっこういい感じの並木道が続く。
そしてほら、ところどころにツツジの街路樹。
ツツジ専門の平成つつじ公園より断然キレイじゃないか。
納得イカンゾ!
練馬駅の隣の中村橋駅付近で千川通りは線路から離れ出す。
なんか暑いなと思ったら、
並木&日陰が道路の反対側になっていたので移動。
お散歩アルアルな出来事。
環八を通過。
井草四丁目の六叉路を通過。
西武新宿線の上井草駅までやってきた。
自宅周辺は高架線路ばかりなので、
地面に引かれているレールが懐かしいというかもはや新鮮。
こんな写真まで撮ってしまう。
踏切を渡ると右側がゴルフの練習場で、左側は早稲田大学ラグビー部のグラウンド。正式名称は早大上井草グラウンド。ラグビー部の学生寮もある。たぶん中に入って練習を見学できるがこの日は素通り。
ラグビーグラウンドを過ぎた当たりで右折して住宅街に入る。
しばらく進むと青梅街道に出る。
そこを渡ると、
善福寺公園への案内標識があった。
その手前に善福寺。
「善福寺」の文字が微妙に右へ流れているのが気になる。
ところで善福寺川は、
当然この善福寺から名前をとったと思ってしまうが然に非ず(さにあらず)。
この寺の創建は不明だが、記録のある中興(途絶えていたのを復興させる)が1709年だからそこそこ古い。当時の名前は福寿庵。それを理由はわからないものの1942年(昭和17年)に、このあたりの地名の善福寺をとって善福寺に改称した。つまりよくある寺名 → 地名の関係とは逆のパターン。
ではなぜ地名が善福寺だったかというと、もっと以前に善福寺の名前を持つ寺があったから。それが地名や川の名前にもなった。そのオリジナル善福寺の創建や廃寺の時期は不明。
現在の善福寺から200mほど進んで左側の木々が善福寺公園。
善福寺公園に到着。
平成つつじ公園を出発してからちょうど1時間半だった。
偶然にもまたネムノキ(たぶん)。
ーーー続く
wassho at 20:23|Permalink│Comments(0)│