イチョウ
2020年11月29日
神宮外苑でイエローオータム&散策 その2
ほとんど新築未入居状態の国立競技場をフェンス越しに少し見た後は、そのまま引き返して外苑の周回道路まで戻る。信号を戻った先は聖徳記念絵画館の西出入り口。
地図で黄色く塗ったイチョウ並木を眺めて、神宮球場を横目で見ながら国立競技場まで歩いたのが前回のエントリー。現在位置は地図に「明治神宮外苑」と書かれている「神」の文字の上にある交差点。
1926年(大正15年)に建設されたクラシックな建物。理由は知らないが、なぜか窓がないので異様な外観である。
正面から。
絵画館の前の池から全景を。実は絵画館の前庭は観光バスの駐車場になっており、こんなふうにバスに邪魔されずに全体を見渡せる機会はあまりない。それでも左側に黄色いはとバスが写っているが。コロナでたまにはいいこともあるもんだ。
絵画館の東出入り口を抜けて、周回道路でイチョウ並木に戻る。
再びイエローオータム。
今度は右側の並木を歩いて青山通りに戻る。
上を見て、下も見て、
向かいの並木を横から見たり、
葉のないイチョウを見上げたり。
SHAKE SHACK (シェイク シャック)は、ちょっと高級なハンバーガーショップ。
メインの並木から横にそれる通路は人が少なくて、ゆっくりイチョウを眺められる。正面に見えているのは秩父宮ラグビー場のスタンド。
並木に戻り、そして青山通りに出て神宮外苑のイエローオータム見物は終了。
ここに着いてから、だいたい1時間くらいの散策。
信号待ちを利用して道路の真ん中から。
青山通りを渋谷方向に歩く。
神宮球場に続くスタジアム通り。
次の交差点が、かつてはキラー通りと呼ばれていた外苑西通り。
キラー通りと青山通りとの角にあったベルコモンズは、今年の夏にこんなホテルに建て変わった。ベルコモンズは青山遺産として残って欲しかった気もするが。
その次が表参道。
ここから電車で帰宅。
次はレッドオータムを見に行きましょう。
おしまい
地図で黄色く塗ったイチョウ並木を眺めて、神宮球場を横目で見ながら国立競技場まで歩いたのが前回のエントリー。現在位置は地図に「明治神宮外苑」と書かれている「神」の文字の上にある交差点。
1926年(大正15年)に建設されたクラシックな建物。理由は知らないが、なぜか窓がないので異様な外観である。
正面から。
絵画館の前の池から全景を。実は絵画館の前庭は観光バスの駐車場になっており、こんなふうにバスに邪魔されずに全体を見渡せる機会はあまりない。それでも左側に黄色いはとバスが写っているが。コロナでたまにはいいこともあるもんだ。
絵画館の東出入り口を抜けて、周回道路でイチョウ並木に戻る。
再びイエローオータム。
今度は右側の並木を歩いて青山通りに戻る。
上を見て、下も見て、
向かいの並木を横から見たり、
葉のないイチョウを見上げたり。
SHAKE SHACK (シェイク シャック)は、ちょっと高級なハンバーガーショップ。
メインの並木から横にそれる通路は人が少なくて、ゆっくりイチョウを眺められる。正面に見えているのは秩父宮ラグビー場のスタンド。
並木に戻り、そして青山通りに出て神宮外苑のイエローオータム見物は終了。
ここに着いてから、だいたい1時間くらいの散策。
信号待ちを利用して道路の真ん中から。
青山通りを渋谷方向に歩く。
神宮球場に続くスタジアム通り。
次の交差点が、かつてはキラー通りと呼ばれていた外苑西通り。
キラー通りと青山通りとの角にあったベルコモンズは、今年の夏にこんなホテルに建て変わった。ベルコモンズは青山遺産として残って欲しかった気もするが。
その次が表参道。
ここから電車で帰宅。
次はレッドオータムを見に行きましょう。
おしまい
wassho at 23:55|Permalink│Comments(0)│
2020年11月28日
神宮外苑でイエローオータム&散策
本日は家の中にいてはもったいないような快晴。それで普段の生活行動範囲の中にあるレッドオータムは、ネットで確認するとまだ充分に色づいていないようなので、神宮外苑のイチョウ並木でイエローオータムを楽しんできた。
青山通り越しにイチョウ並木を眺める。15年ほど前まではオフィスがここから徒歩2分のところにあった。このあたりは私にとってはホームグラウンド感覚なエリア。
並木の中も光がたっぷりで美しい。
落ち葉の絨毯はアップで撮ると、まだそれほどの密度ではない。やがてもっと葉が落ちて、その形がバラバラに崩れると少し弾力を感じられる厚みの絨毯になる。もっともその頃は木には葉がなくて寒々しい風景だが(^^ゞ 元住民みたいなものだから知っている外苑前情報。
何はともあれブルースカイ&イエローオータム!
グリーンなイチョウも一緒に。
本日は広角ズームなのでアップでは撮れない。
イチョウ並木の中間地点あたり。ちなみに全長は380メートル。
まあとにかく上を向いてお散歩。
終点から入り口の方を向いて。
外苑の中をぐるっと回っている道路を渡り、
イチョウ並木の全景。突き当たりが青山通り。
そこから振り返って、
正面にあるのが国会議事堂みたいな聖徳(せいとく)記念絵画館。
手前は軟式野球のグラウンド。
聖徳記念絵画館は明治天皇関連の絵が収められている。普段はあまり意識しないが神宮外苑とは明治神宮が所有する外苑で、明治神宮は明治天皇を祀っているのだから、そういうつながりになっている。
なおネーミングが聖徳太子と紛らわしく思うけれど、聖徳とはもともと
世のすみずみにまで及ぶすぐれた智徳
という意味。それで厩戸皇子(うまやどのおうじ)が、後世に尊敬を込めて聖徳太子と呼ばれるようになった。彼が断トツに有名ではあるが本来は一般名詞。なお聖徳と書いて「しょうとく」と読むのは聖徳太子だけみたい。
ここからは国立競技場も近い。
まだ見たことがないので見に行くことに。
外苑の中を周回している道路沿いに歩いて行く。ちなみに時計回りの一方通行。かつてホンダがF1で活躍していた頃(いわゆるアイルトン・セナの時代)、この周回道路と青山通りを組み合わせてモナコのように市街地でF1グランプリを開催する構想があった(ホンダ本社は青山通り沿いにある)。あえなく頓挫したが、いつかそういう風景を見たいもの。
神宮球場のバックスクリーンを裏側から眺める。
正式名称は明治神宮野球場であり、もちろん所有者は明治神宮。
隣にある第二球場。ゴルフ練習場も兼ねている。
国立競技場が見えてきた。
思っていたより背が低い。
少し近寄ってみたが、写真でもわかるように白い囲いが周りに張られていたし、その内側には人の気配がない=敷地の中には入れないようだったので、これ以上は先に進まなかった。デザイン的にはどこから見ても同じ形だし。
それにしてもコロナがなければ、この夏はここで連日の大歓声だったのにね。
ところで、もう忘れた人も多いかも知れないが、この新しい国立競技場はスッタモンダあって、ザハ・ハディドのデザインから隈研吾(くま・けんご)のものに変更された。
ザハ・ハディド案
隈研吾案
変更は建設費用のことが理由だったと思うが、デザインだけで見るならザハ・ハディド案が圧倒的に素晴らしい。実現していたら東京が世界にアピールできるランドマークになったと思われるのに残念である。
もちろん少し派手すぎるように思う人もいるだろう。しかしエッフェル塔だって最初はパリの景観を台無しにするといわれていたのだ。こういう次の時代を見据えたものを建てようとするある種の「気概」が都市開発には必要だと思っている。
対して隈研吾のデザインはまるで無印良品のように無個性である。住宅ならそれもありだが、こんな大施設がそれじゃツマラナイというのが私の感覚。ディティールはきれいだし、木材を多く使っているから今風にエコな雰囲気はあるとしてもだ。
ーーー続く
青山通り越しにイチョウ並木を眺める。15年ほど前まではオフィスがここから徒歩2分のところにあった。このあたりは私にとってはホームグラウンド感覚なエリア。
並木の中も光がたっぷりで美しい。
落ち葉の絨毯はアップで撮ると、まだそれほどの密度ではない。やがてもっと葉が落ちて、その形がバラバラに崩れると少し弾力を感じられる厚みの絨毯になる。もっともその頃は木には葉がなくて寒々しい風景だが(^^ゞ 元住民みたいなものだから知っている外苑前情報。
何はともあれブルースカイ&イエローオータム!
グリーンなイチョウも一緒に。
本日は広角ズームなのでアップでは撮れない。
イチョウ並木の中間地点あたり。ちなみに全長は380メートル。
まあとにかく上を向いてお散歩。
終点から入り口の方を向いて。
外苑の中をぐるっと回っている道路を渡り、
イチョウ並木の全景。突き当たりが青山通り。
そこから振り返って、
正面にあるのが国会議事堂みたいな聖徳(せいとく)記念絵画館。
手前は軟式野球のグラウンド。
聖徳記念絵画館は明治天皇関連の絵が収められている。普段はあまり意識しないが神宮外苑とは明治神宮が所有する外苑で、明治神宮は明治天皇を祀っているのだから、そういうつながりになっている。
なおネーミングが聖徳太子と紛らわしく思うけれど、聖徳とはもともと
世のすみずみにまで及ぶすぐれた智徳
という意味。それで厩戸皇子(うまやどのおうじ)が、後世に尊敬を込めて聖徳太子と呼ばれるようになった。彼が断トツに有名ではあるが本来は一般名詞。なお聖徳と書いて「しょうとく」と読むのは聖徳太子だけみたい。
ここからは国立競技場も近い。
まだ見たことがないので見に行くことに。
外苑の中を周回している道路沿いに歩いて行く。ちなみに時計回りの一方通行。かつてホンダがF1で活躍していた頃(いわゆるアイルトン・セナの時代)、この周回道路と青山通りを組み合わせてモナコのように市街地でF1グランプリを開催する構想があった(ホンダ本社は青山通り沿いにある)。あえなく頓挫したが、いつかそういう風景を見たいもの。
神宮球場のバックスクリーンを裏側から眺める。
正式名称は明治神宮野球場であり、もちろん所有者は明治神宮。
隣にある第二球場。ゴルフ練習場も兼ねている。
国立競技場が見えてきた。
思っていたより背が低い。
少し近寄ってみたが、写真でもわかるように白い囲いが周りに張られていたし、その内側には人の気配がない=敷地の中には入れないようだったので、これ以上は先に進まなかった。デザイン的にはどこから見ても同じ形だし。
それにしてもコロナがなければ、この夏はここで連日の大歓声だったのにね。
ところで、もう忘れた人も多いかも知れないが、この新しい国立競技場はスッタモンダあって、ザハ・ハディドのデザインから隈研吾(くま・けんご)のものに変更された。
ザハ・ハディド案
隈研吾案
変更は建設費用のことが理由だったと思うが、デザインだけで見るならザハ・ハディド案が圧倒的に素晴らしい。実現していたら東京が世界にアピールできるランドマークになったと思われるのに残念である。
もちろん少し派手すぎるように思う人もいるだろう。しかしエッフェル塔だって最初はパリの景観を台無しにするといわれていたのだ。こういう次の時代を見据えたものを建てようとするある種の「気概」が都市開発には必要だと思っている。
対して隈研吾のデザインはまるで無印良品のように無個性である。住宅ならそれもありだが、こんな大施設がそれじゃツマラナイというのが私の感覚。ディティールはきれいだし、木材を多く使っているから今風にエコな雰囲気はあるとしてもだ。
ーーー続く
wassho at 23:33|Permalink│Comments(0)│
2014年12月06日
三渓園の紅葉
12月に入ったこの最初の週末は真冬並みの寒さ。遠出しなくてどこかいいところはないかと考えて、思いついたのが横浜は本牧にある三渓園(さんけいえん)。
ここはちょっとユニークな日本庭園。簡単にまとめると
明治時代の実業家である原富太郎の自宅跡。
日本各地から古い建物が移築・保存されている。
全部で17ある建築物のうち9つが国の重要文化財に指定されている。
原富太郎は生糸貿易で財をなした人物。先日、世界遺産になった富岡製糸場のオーナーだった時代もある。ここの地名が三之谷で三渓と名付けたらしい。彼自身も号(ペンネームみたいなもの)として原三渓とも名乗っている。
広さは17.5ヘクタール。日本じゃ面積の単位として使われる東京ドームが4.7ヘクタールだからドーム3.8個分。坪に直せば5万3000坪。ちなみに彼の養祖父(富太郎は養子だった)である原善三郎の自宅は9.1ヘクタールあり、その跡地は横浜の代表的な公園のひとつである野毛山公園になっている。ジイちゃんと孫で併せて横浜に26.6ヘクタール!こういうのを華麗なる一族というんだろうな。
財閥としての原家はその後衰退していったようだが、関東大震災後の復興事業であったホテルニューグランド創設にも原富太郎は主導的な役割を果たし、現在のホテル会長は原富太郎から数えて3代目の原家当主がつとめている。ちなみにホテルニューグランドは山下公園に面していて、その山下公園も関東大震災で出たガレキで海を埋め立てた造成地=復興事業だった。
朝は寒いし、そんなに遠くないから出発は12時頃。
第三京浜〜首都高で新山下まで行き1時間ほどで三渓園到着。
三渓園の駐車場はあまり広くない。クルマが数台順番待ちをしていた。
駐車場の中にある数台のバイク置き場は埋まっていたので、ガードマンにどうすればいいか尋ねると、ここに駐めろと入り口のそばにカラーコーン(赤いやつね)を置いて場所を作ってくれた。そこで革ジャンを脱いだりしてしていると公園の中から職員がやってきて「お客さん、ここはーーー」と困った口ぶり。ガードマンに指示されたというと、ああそうですかという返事。三渓園では職員よりガードマンの方がエラいみたい。
入ったところにある案内地図。
方位は右に90度回転していて左側が南。三渓園は大きく3つのブロックに別れている。まず池の周り。それからちょうど地図で影になっている敷地の上側が内苑と呼ばれる。ここは自宅として使われていた時代は原家のプライベートゾーンだったエリア。それ以外が外苑。三渓園はいわゆる公園になってから一般に解放されたのではなく、自宅であった当初から横浜市民に楽しんでもらおうと作られた、いってみれば自宅兼日本の伝統建築のテーマパークみたいな存在。原富太郎は関東大震災後の横浜復興にかなりの私財を投じたことでも知れられる篤志家。孫さんや三木谷さんもこういうスケールの大きな人物になって欲しいね。
大池と呼ばれるまさに大きな池。
背後に三渓園のシンボルである三重の塔が見える。
松とツバキ。
気温9度くらいでバイクで高速を走っている時は寒かったが、快晴で日差しがあって三渓園では寒さを感じず。
園内では結婚の記念写真を撮っているカップルが多かった。10組近くはいたように思う。しゃがんでいるのがカメラマンでその隣が助手。打ち掛け姿の女性がいると周りの雰囲気がとても華やぐ。
大池の横を歩いて最初にある建物のほうに行くと残念ながら
入れなかったのは鶴翔閣(かくしょうかく)という原富太郎の自宅だった建物。床面積950平米の大豪邸。
茅葺き屋根の昔っぽい作りなのに、入り口のところは上部がせり出しているから車寄せになっているのだろうか。いわゆる普通の古民家では見たことがない建築デザイン。
鶴翔閣と大池の間には睡蓮池という池が設けられている。全景は見えなかったが大きな家だというのは遠目にもわかる。ちなみに当時は女中が50名ほどいたらしい。
鶴翔閣は内苑とは独立した分類らしく、
鶴翔閣から離れてしばらくすると内苑の入り口がある。
御門という立派な門構えをくぐる。
くぐったところから紅葉越しに三重の塔が見えた。
池と芝生の前庭付きの建物は臨春閣。3つの建物が雁行して並んでいる。臨春閣は桂離宮と並ぶ数寄屋風書院造りの名作といわれている。もっとも数寄屋風書院造りという言葉はよく聞くが、どういうデザインを指しているのか具体的には知らない。でも美しい建築だということは見ればわかる。
横に回って臨春閣を眺める。
この臨春閣は大阪から運ばれてきたものだが、
秀吉が京都に建てた聚楽第の一部
紀州徳川家の別荘だった建物
という2つの説がある。どちらがオリジナルにせよ原富太郎が購入した時は、大阪の此花区で会所(集会所みたいなもの)として使われていた建物。昔のいい建物はあちこちに移築して使い回すということをしていたのかな。
建物の中には入れなかったが、外から部屋の一部を見ることはできた。
臨春閣を過ぎると少し坂を上っていく。階段の上にあるのが月華殿。伏見城にあった大名達の控え室として使われていた建物。
関係ないけど紅葉を見に行くと、
緑のもみじもキレイだなと見とれてしまうのは私だけかな?
とはいいつつ紅葉もしっかり堪能。
聴秋閣(ちょうしゅうかく)
家光が二条城内に建て、後に春日局が譲り受けたとされる建物。この建物も京都の二条城から春日局の孫に当たる人物の江戸屋敷、明治にになってからは新宿にある公爵邸と、三渓園に来るまで3回も移築されている。
四角ではなく斜めのラインがある珍しいデザイン。
聴秋閣の先は、小さな渓谷を登って降りる遊歩道となっており紅葉がキレイだった。
できるだけ人が入らないように写真は撮っているが、実際には紅葉の見物客が多い。ここは渓谷を登ってUターンする場所の橋。
流れているのは小さな水の流れで、その左岸右岸では多少見える景色が違って楽しめる。これは下り方向の左岸から撮った聴秋閣。
聴秋閣の周りはレッドオータムだが、次の春草廬(しゅんそうろ)に近づくとイエローオータムに景色が変わる。
春草廬は信長の弟である織田有楽(うらく)が建てた茶室ともいわれている。
天井の照明は後で付けたと思うけど(^^ゞ
これは茶室に入る順番を待つためのものかな。
屋根に積もったイチョウの葉っぱを撮ってみる。
春草廬の後は再び赤、黄色、緑のミックスオータムな紅葉を眺め、ついでに竹林を見て、秀吉が母親のために建てたお堂の横を通り、海岸門という門をくぐって内苑見学が終了。
ーーー続く
ここはちょっとユニークな日本庭園。簡単にまとめると
明治時代の実業家である原富太郎の自宅跡。
日本各地から古い建物が移築・保存されている。
全部で17ある建築物のうち9つが国の重要文化財に指定されている。
原富太郎は生糸貿易で財をなした人物。先日、世界遺産になった富岡製糸場のオーナーだった時代もある。ここの地名が三之谷で三渓と名付けたらしい。彼自身も号(ペンネームみたいなもの)として原三渓とも名乗っている。
広さは17.5ヘクタール。日本じゃ面積の単位として使われる東京ドームが4.7ヘクタールだからドーム3.8個分。坪に直せば5万3000坪。ちなみに彼の養祖父(富太郎は養子だった)である原善三郎の自宅は9.1ヘクタールあり、その跡地は横浜の代表的な公園のひとつである野毛山公園になっている。ジイちゃんと孫で併せて横浜に26.6ヘクタール!こういうのを華麗なる一族というんだろうな。
財閥としての原家はその後衰退していったようだが、関東大震災後の復興事業であったホテルニューグランド創設にも原富太郎は主導的な役割を果たし、現在のホテル会長は原富太郎から数えて3代目の原家当主がつとめている。ちなみにホテルニューグランドは山下公園に面していて、その山下公園も関東大震災で出たガレキで海を埋め立てた造成地=復興事業だった。
朝は寒いし、そんなに遠くないから出発は12時頃。
第三京浜〜首都高で新山下まで行き1時間ほどで三渓園到着。
三渓園の駐車場はあまり広くない。クルマが数台順番待ちをしていた。
駐車場の中にある数台のバイク置き場は埋まっていたので、ガードマンにどうすればいいか尋ねると、ここに駐めろと入り口のそばにカラーコーン(赤いやつね)を置いて場所を作ってくれた。そこで革ジャンを脱いだりしてしていると公園の中から職員がやってきて「お客さん、ここはーーー」と困った口ぶり。ガードマンに指示されたというと、ああそうですかという返事。三渓園では職員よりガードマンの方がエラいみたい。
入ったところにある案内地図。
方位は右に90度回転していて左側が南。三渓園は大きく3つのブロックに別れている。まず池の周り。それからちょうど地図で影になっている敷地の上側が内苑と呼ばれる。ここは自宅として使われていた時代は原家のプライベートゾーンだったエリア。それ以外が外苑。三渓園はいわゆる公園になってから一般に解放されたのではなく、自宅であった当初から横浜市民に楽しんでもらおうと作られた、いってみれば自宅兼日本の伝統建築のテーマパークみたいな存在。原富太郎は関東大震災後の横浜復興にかなりの私財を投じたことでも知れられる篤志家。孫さんや三木谷さんもこういうスケールの大きな人物になって欲しいね。
大池と呼ばれるまさに大きな池。
背後に三渓園のシンボルである三重の塔が見える。
松とツバキ。
気温9度くらいでバイクで高速を走っている時は寒かったが、快晴で日差しがあって三渓園では寒さを感じず。
園内では結婚の記念写真を撮っているカップルが多かった。10組近くはいたように思う。しゃがんでいるのがカメラマンでその隣が助手。打ち掛け姿の女性がいると周りの雰囲気がとても華やぐ。
大池の横を歩いて最初にある建物のほうに行くと残念ながら
入れなかったのは鶴翔閣(かくしょうかく)という原富太郎の自宅だった建物。床面積950平米の大豪邸。
茅葺き屋根の昔っぽい作りなのに、入り口のところは上部がせり出しているから車寄せになっているのだろうか。いわゆる普通の古民家では見たことがない建築デザイン。
鶴翔閣と大池の間には睡蓮池という池が設けられている。全景は見えなかったが大きな家だというのは遠目にもわかる。ちなみに当時は女中が50名ほどいたらしい。
鶴翔閣は内苑とは独立した分類らしく、
鶴翔閣から離れてしばらくすると内苑の入り口がある。
御門という立派な門構えをくぐる。
くぐったところから紅葉越しに三重の塔が見えた。
池と芝生の前庭付きの建物は臨春閣。3つの建物が雁行して並んでいる。臨春閣は桂離宮と並ぶ数寄屋風書院造りの名作といわれている。もっとも数寄屋風書院造りという言葉はよく聞くが、どういうデザインを指しているのか具体的には知らない。でも美しい建築だということは見ればわかる。
横に回って臨春閣を眺める。
この臨春閣は大阪から運ばれてきたものだが、
秀吉が京都に建てた聚楽第の一部
紀州徳川家の別荘だった建物
という2つの説がある。どちらがオリジナルにせよ原富太郎が購入した時は、大阪の此花区で会所(集会所みたいなもの)として使われていた建物。昔のいい建物はあちこちに移築して使い回すということをしていたのかな。
建物の中には入れなかったが、外から部屋の一部を見ることはできた。
臨春閣を過ぎると少し坂を上っていく。階段の上にあるのが月華殿。伏見城にあった大名達の控え室として使われていた建物。
関係ないけど紅葉を見に行くと、
緑のもみじもキレイだなと見とれてしまうのは私だけかな?
とはいいつつ紅葉もしっかり堪能。
聴秋閣(ちょうしゅうかく)
家光が二条城内に建て、後に春日局が譲り受けたとされる建物。この建物も京都の二条城から春日局の孫に当たる人物の江戸屋敷、明治にになってからは新宿にある公爵邸と、三渓園に来るまで3回も移築されている。
四角ではなく斜めのラインがある珍しいデザイン。
聴秋閣の先は、小さな渓谷を登って降りる遊歩道となっており紅葉がキレイだった。
できるだけ人が入らないように写真は撮っているが、実際には紅葉の見物客が多い。ここは渓谷を登ってUターンする場所の橋。
流れているのは小さな水の流れで、その左岸右岸では多少見える景色が違って楽しめる。これは下り方向の左岸から撮った聴秋閣。
聴秋閣の周りはレッドオータムだが、次の春草廬(しゅんそうろ)に近づくとイエローオータムに景色が変わる。
春草廬は信長の弟である織田有楽(うらく)が建てた茶室ともいわれている。
天井の照明は後で付けたと思うけど(^^ゞ
これは茶室に入る順番を待つためのものかな。
屋根に積もったイチョウの葉っぱを撮ってみる。
春草廬の後は再び赤、黄色、緑のミックスオータムな紅葉を眺め、ついでに竹林を見て、秀吉が母親のために建てたお堂の横を通り、海岸門という門をくぐって内苑見学が終了。
ーーー続く
wassho at 22:04|Permalink│Comments(0)│
2014年11月26日
御岳渓谷 その2
御岳橋から左岸に降りて上流へ歩き、
杣(そま)の小橋を渡ると川縁の斜面に御岳苑地という公園がある。
川沿いの遊歩道より御岳園地の方がきれいな紅葉が多かった。
しばらくベンチに座って紅葉を楽しんだ後、再び行動開始。
ベストの色が赤いからレスキュー隊にも見えるが、これからラフティングボートに乗る人たち。初心者のグループのようでインストラクターが1人1人のライフジャケットを確認していた。
今度は右岸を下流に歩いて行く。
川の流れは写真で見るより激しくはないが川底はかなり浅そう。
対岸の風景。はっきりいうと紅葉はそれほどたいしたことはないけれど、渓谷の景色はなかなか見飽きない。
先日、どこの海に行っても釣り人はいると書いた。
川にもいた(^^ゞ
右岸はこんな雰囲気のところが多い。
御岳橋を下から。
上流を振り返る。
右岸を御岳橋から少し下がったところにあるのが、日本画の大家である川合玉堂の美術館。戦時中に青梅に疎開し、そのまま定住して晩年を過ごしたので郷土の画家として扱いを受けている。
この玉堂美術館は訪れる予定だったのだが、今回はツーリングのスタートが遅くなってしまったので断念。
玉堂美術館の前にある大イチョウ。御岳渓谷の紅葉のシンボル的存在。
やはり瓦とか白壁とか日本的な風景に紅葉はよく似合う。
御岳橋の200メートルほど下流にあるのが御岳小橋。こちらは歩行者専用。
この橋で再び左岸に渡る。
御岳小橋の上から。
橋を渡ったところの紅葉もきれい。
玉堂美術館の対岸より。イチョウの大きさがよくわかる。それにしても街中で見るイチョウとはずいぶん形が違う。好き放題にノビノビと育った感じ。
御岳渓谷では赤いモミジ越しに玉堂美術館の黄色いイチョウを撮るのがお約束らしいのだが、なかなかサマになるアングルを見つけられず。
こちらは紅葉ではなく右側の山に注目。
杉の木は山肌に対して直角に伸びて行くみたい。
上流は右。カヤックは流れに逆らって上流に進もうとしている。
昨日のエントリーで書いたマットを背負っている人。こんな人がたくさんいる。マットだからどこかに敷くのだろうけれど、カヤックに入れるには大きすぎるように思える。今のところ何に使うものか正体不明。
再び川原に降りる。
なぜか水しぶきが好き(^^ゞ
奥多摩湖はドヨーンとした緑色をしていることが多く、あまり水がきれいな印象を持っていなかった。御岳渓谷に来てかなり印象が変わる。
左岸をさらに1キロほど下流に歩いて行くと青梅の地酒メーカー小澤酒造(お酒のブランドは澤乃井)がある。ちょっと洒落たガーデンがあり工場見学や利き酒もできる。ふだん日本酒はまったく飲まないが正月用の日本酒を買う予定だった。しかしこれも出発が遅く時間が足らなかったので断念。蔵元でお酒を買うということに何となく憧れていたのに。
というわけで御岳渓谷での紅葉見物終了。
滞在約1時間半で次の目的地に向かう。
ーーー続く。
▢▢▢▢▢▢▢▢
2014.12.21追記
マットの正体がわかりました。
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/53089875.html
杣(そま)の小橋を渡ると川縁の斜面に御岳苑地という公園がある。
川沿いの遊歩道より御岳園地の方がきれいな紅葉が多かった。
しばらくベンチに座って紅葉を楽しんだ後、再び行動開始。
ベストの色が赤いからレスキュー隊にも見えるが、これからラフティングボートに乗る人たち。初心者のグループのようでインストラクターが1人1人のライフジャケットを確認していた。
今度は右岸を下流に歩いて行く。
川の流れは写真で見るより激しくはないが川底はかなり浅そう。
対岸の風景。はっきりいうと紅葉はそれほどたいしたことはないけれど、渓谷の景色はなかなか見飽きない。
先日、どこの海に行っても釣り人はいると書いた。
川にもいた(^^ゞ
右岸はこんな雰囲気のところが多い。
御岳橋を下から。
上流を振り返る。
右岸を御岳橋から少し下がったところにあるのが、日本画の大家である川合玉堂の美術館。戦時中に青梅に疎開し、そのまま定住して晩年を過ごしたので郷土の画家として扱いを受けている。
この玉堂美術館は訪れる予定だったのだが、今回はツーリングのスタートが遅くなってしまったので断念。
玉堂美術館の前にある大イチョウ。御岳渓谷の紅葉のシンボル的存在。
やはり瓦とか白壁とか日本的な風景に紅葉はよく似合う。
御岳橋の200メートルほど下流にあるのが御岳小橋。こちらは歩行者専用。
この橋で再び左岸に渡る。
御岳小橋の上から。
橋を渡ったところの紅葉もきれい。
玉堂美術館の対岸より。イチョウの大きさがよくわかる。それにしても街中で見るイチョウとはずいぶん形が違う。好き放題にノビノビと育った感じ。
御岳渓谷では赤いモミジ越しに玉堂美術館の黄色いイチョウを撮るのがお約束らしいのだが、なかなかサマになるアングルを見つけられず。
こちらは紅葉ではなく右側の山に注目。
杉の木は山肌に対して直角に伸びて行くみたい。
上流は右。カヤックは流れに逆らって上流に進もうとしている。
昨日のエントリーで書いたマットを背負っている人。こんな人がたくさんいる。マットだからどこかに敷くのだろうけれど、カヤックに入れるには大きすぎるように思える。今のところ何に使うものか正体不明。
再び川原に降りる。
なぜか水しぶきが好き(^^ゞ
奥多摩湖はドヨーンとした緑色をしていることが多く、あまり水がきれいな印象を持っていなかった。御岳渓谷に来てかなり印象が変わる。
左岸をさらに1キロほど下流に歩いて行くと青梅の地酒メーカー小澤酒造(お酒のブランドは澤乃井)がある。ちょっと洒落たガーデンがあり工場見学や利き酒もできる。ふだん日本酒はまったく飲まないが正月用の日本酒を買う予定だった。しかしこれも出発が遅く時間が足らなかったので断念。蔵元でお酒を買うということに何となく憧れていたのに。
というわけで御岳渓谷での紅葉見物終了。
滞在約1時間半で次の目的地に向かう。
ーーー続く。
▢▢▢▢▢▢▢▢
2014.12.21追記
マットの正体がわかりました。
http://blog.livedoor.jp/wassho/archives/53089875.html
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2013年11月21日
昭和記念公園の紅葉 2
紅葉にも色々あると思うが今のところの私は、赤が鮮やかなほどエライという判断基準。赤に茶色が混ざっているほど価値が低くなる。山が全体的に色づいているのを「きれいな紅葉ですね」なんていっている人がいると、真っ赤なモミジを見せに連れて行きたくなる(^^ゞ
昭和記念公園の日本庭園で、その真っ赤なモミジがあったのは1つ前のブログに貼った池の写真の正面当たり。
昭和記念公園のレッドオータム。
本当はもう少し離れた場所から木の全体を撮った方が雰囲気が伝わる。しかしこの場所は真っ赤なモミジを見ようとする人でとても混雑していて、普通に構えて撮ったのでは人だらけの写真に。それで人を避けようとすると必然的に木を仰いで上にある枝を撮ることに。そうすると常に逆光で撮るようなものだから写真がとても暗くなってしまう。あれこれカメラの設定をいじってはみたが、なかなか見た目通りには写ってくれない。あまり写真の勉強をする気はないので、もう少しカメラが賢くなってくれないと困る。でもとりあえず茶色が混ざっていない赤なことは伝わるかな。
赤と黄色。
赤とオレンジ。
赤と緑。
全部ミックス!
少し離れた場所に池に流れる小さな沢が。
黄色のモミジには、
このように赤い斑点があるものと、黄色だけのものがあった。
岩に落ちた落ち葉。
この日本庭園は大きな池を回って歩くような造りになっている。
池に映る紅葉をみるのもオツなもの。
和風なボートの和風な格納庫。
風流なり。
日本庭園を後にして次のスポットに向かう。
これで1/3くらいしか写っていない巨大な広場。
春にはさぞ見事かと。
落ち葉な景色。
目的地は昭和記念公園のイエローオータム。
モミジもイチョウもあるのが公園の便利なところ。
イチョウはまだ少し色が浅くて、地面に落ちてできるイチョウ絨毯もまばらな状態。でもモミジは盛りを過ぎつつあったから、両方をまとめて楽しむにはいいタイミングで来られたのかも知れない。
イチョウ並木の隣にあった不思議な広場。
洪水を防ぐ調整池だった。
話は変わるが、公園の中では中国語がそこら中から聞こえてくる。昭和記念公園は東京でも有数の公園ではあるけれど、中国人旅行者の観光コースに入っているとは思えないし、団体さんから中国語が聞こえてくるわけでもない。ということは立川には中国人が多く住んでいるのかな。
公園を出たのは3時半頃。つまり3時間以上歩き続けていたわけで、さすがに少し疲れた。もしこの広い公園をもっとあちこち見て回るなら、レンタサイクルとか巡回列車(レールがあるわけじゃないから正確にはバスだが)を利用したほうがベターだと思う。私の場合、散歩で運動不足を少しでも解消するのも目的だったけど。
BMW F800Rの後ろに駐まっている赤いバイクは、カワサキのGPZという古い車種でバイク好きの中では人気が高い。GPZといわれてもピンとこない人がほとんどだと思うが、映画トップガンでトム・クルーズが疾走していたバイクといえば、そのシーンの記憶がある人も多いかも知れない。トップガンの公開は1986年だから昭和61年。そんなに昔だったっけという気もするが、とりあえず本日のこれが最後の昭和展。
走行75キロのショートツーリング。でも混雑する週末の甲州街道だからバイクにまたがっていた時間は約5時間と長かった。近場で真っ赤なモミジの場所があれば、もう1回くらい行きたい。
おしまい
昭和記念公園の日本庭園で、その真っ赤なモミジがあったのは1つ前のブログに貼った池の写真の正面当たり。
昭和記念公園のレッドオータム。
本当はもう少し離れた場所から木の全体を撮った方が雰囲気が伝わる。しかしこの場所は真っ赤なモミジを見ようとする人でとても混雑していて、普通に構えて撮ったのでは人だらけの写真に。それで人を避けようとすると必然的に木を仰いで上にある枝を撮ることに。そうすると常に逆光で撮るようなものだから写真がとても暗くなってしまう。あれこれカメラの設定をいじってはみたが、なかなか見た目通りには写ってくれない。あまり写真の勉強をする気はないので、もう少しカメラが賢くなってくれないと困る。でもとりあえず茶色が混ざっていない赤なことは伝わるかな。
赤と黄色。
赤とオレンジ。
赤と緑。
全部ミックス!
少し離れた場所に池に流れる小さな沢が。
黄色のモミジには、
このように赤い斑点があるものと、黄色だけのものがあった。
岩に落ちた落ち葉。
この日本庭園は大きな池を回って歩くような造りになっている。
池に映る紅葉をみるのもオツなもの。
和風なボートの和風な格納庫。
風流なり。
日本庭園を後にして次のスポットに向かう。
これで1/3くらいしか写っていない巨大な広場。
春にはさぞ見事かと。
落ち葉な景色。
目的地は昭和記念公園のイエローオータム。
モミジもイチョウもあるのが公園の便利なところ。
イチョウはまだ少し色が浅くて、地面に落ちてできるイチョウ絨毯もまばらな状態。でもモミジは盛りを過ぎつつあったから、両方をまとめて楽しむにはいいタイミングで来られたのかも知れない。
イチョウ並木の隣にあった不思議な広場。
洪水を防ぐ調整池だった。
話は変わるが、公園の中では中国語がそこら中から聞こえてくる。昭和記念公園は東京でも有数の公園ではあるけれど、中国人旅行者の観光コースに入っているとは思えないし、団体さんから中国語が聞こえてくるわけでもない。ということは立川には中国人が多く住んでいるのかな。
公園を出たのは3時半頃。つまり3時間以上歩き続けていたわけで、さすがに少し疲れた。もしこの広い公園をもっとあちこち見て回るなら、レンタサイクルとか巡回列車(レールがあるわけじゃないから正確にはバスだが)を利用したほうがベターだと思う。私の場合、散歩で運動不足を少しでも解消するのも目的だったけど。
BMW F800Rの後ろに駐まっている赤いバイクは、カワサキのGPZという古い車種でバイク好きの中では人気が高い。GPZといわれてもピンとこない人がほとんどだと思うが、映画トップガンでトム・クルーズが疾走していたバイクといえば、そのシーンの記憶がある人も多いかも知れない。トップガンの公開は1986年だから昭和61年。そんなに昔だったっけという気もするが、とりあえず本日のこれが最後の昭和展。
走行75キロのショートツーリング。でも混雑する週末の甲州街道だからバイクにまたがっていた時間は約5時間と長かった。近場で真っ赤なモミジの場所があれば、もう1回くらい行きたい。
おしまい
wassho at 08:15|Permalink│Comments(0)│
2012年12月03日
神宮外苑のイチョウ並木
青山にあるクライアントを訪問したついでに訪れる。
去年もバイクで見に行った。実はほとんど毎年見ているし、イチョウ並木から徒歩2分のところのオフィスに10年ほどいたから、何を今さらではあるが、何度見てもキレイなものはキレイ。それと「外苑のイチョウが真っ黄色になったら冬」と私の体内時計がセットされているので、どうもこれを見ないことには落ち着かない。
来週の日曜までイチョウ祭りが行われている。休日はすごい人出だが、本日は月曜日なのでゆったりと並木道を歩ける。でも次のアポイントまであまり時間がなかったから5分ほど散歩しただけ。なかなか思い通りにはいかないものである。写真はiPhone。
青空じゃないので寒々しい景色。
実際、東京はここ数日でとても寒くなった。
この黄色のアーケードと絨毯の中を歩くと、
なぜか幸せな気分になるんだなあ。
並木はだいたい見た目どおりの色に写るのに、
落ち葉を撮るとなぜか退色したような黄色になってしまう。
新郎新婦が写真撮影の準備。近くの明治記念館で挙式したカップルかな?
明治記念館は広い庭があっていいところ。平日なら空いているのでカフェやレストランをたまに利用する。でも値段はかなり張る。
イチョウ並木は地図のほぼ真ん中の赤く線を引いたところ。
地図の左端が明治神宮と代々木公園。神宮外苑は、その名の通り明治神宮の離れみたいな位置づけ。外苑の右隣が赤坂御所。外苑の上側にあるのが新宿御苑。このあたりは都心でも緑の濃い場所である。東京にあまり詳しくなくても、地図の中には知っている地名がいっぱいあると思うからクリックで拡大してトウキョウ地図旅行を楽しんでみて。
とうとう12月が始まっちゃいましたね。
終わりよければすべてよし。あと1ヶ月がんばりましょう。
去年もバイクで見に行った。実はほとんど毎年見ているし、イチョウ並木から徒歩2分のところのオフィスに10年ほどいたから、何を今さらではあるが、何度見てもキレイなものはキレイ。それと「外苑のイチョウが真っ黄色になったら冬」と私の体内時計がセットされているので、どうもこれを見ないことには落ち着かない。
来週の日曜までイチョウ祭りが行われている。休日はすごい人出だが、本日は月曜日なのでゆったりと並木道を歩ける。でも次のアポイントまであまり時間がなかったから5分ほど散歩しただけ。なかなか思い通りにはいかないものである。写真はiPhone。
青空じゃないので寒々しい景色。
実際、東京はここ数日でとても寒くなった。
この黄色のアーケードと絨毯の中を歩くと、
なぜか幸せな気分になるんだなあ。
並木はだいたい見た目どおりの色に写るのに、
落ち葉を撮るとなぜか退色したような黄色になってしまう。
新郎新婦が写真撮影の準備。近くの明治記念館で挙式したカップルかな?
明治記念館は広い庭があっていいところ。平日なら空いているのでカフェやレストランをたまに利用する。でも値段はかなり張る。
イチョウ並木は地図のほぼ真ん中の赤く線を引いたところ。
地図の左端が明治神宮と代々木公園。神宮外苑は、その名の通り明治神宮の離れみたいな位置づけ。外苑の右隣が赤坂御所。外苑の上側にあるのが新宿御苑。このあたりは都心でも緑の濃い場所である。東京にあまり詳しくなくても、地図の中には知っている地名がいっぱいあると思うからクリックで拡大してトウキョウ地図旅行を楽しんでみて。
とうとう12月が始まっちゃいましたね。
終わりよければすべてよし。あと1ヶ月がんばりましょう。
wassho at 23:20|Permalink│Comments(0)│
2011年12月11日
神宮外苑のイエローオータム
暖かそうだったので、バイクで昼過ぎから2時間ほど徘徊。
とりあえず向かったのは神宮外苑のイチョウ並木。
道路が空いていて自宅から15分程度で着いた。
私の青山時代後期のオフィスは、イチョウ並木から徒歩2分くらいのところにあった。青山界隈には合計20年ほどいたから、隅々まで知り尽くしているはずだったが、久しぶりに訪れると見たことのないビルが多数(>_<) ついでに原宿とか表参道もグルグル徘徊。このあたりは地形の変化に富んでいるので美しい街だと思う。意外と空も開けている。そろそろカムバックしようかな?
これが神宮外苑のイエローオータム。
もう少し葉が落ちると、歩道が真っ黄色になる。
道路の奥の方に見える国会議事堂のようなものは絵画館。普通の美術館じゃなくて、明治天皇をたたえたような絵が中心(らしい)。明治神宮が明治天皇を祀った神社だから。神宮外苑も明治神宮が管理していたと思う(たぶん)。
イチョウ祭りとやらが開かれていて、絵画館に続く道路途中で通行止め。向こう側は歩行者天国になっている。左側の車列は駐車場の順番待ちをしているクルマ。右側は路上駐車のクルマ。
停める場所がなかったもんで堂々のダブルパーキング(^^ゞ
もっともエンジンはかけっぱなしで、わずかな時間わずか数歩離れただけだから、これは駐車ではなく停車(のつもり)。
緑とのコントラストがキレイだった。
ちなみに写真はすべてiPhoneで撮影。
その後は、皇居の横を通って銀座から新橋に向かい、海岸道路〜湾岸道路沿いを走って帰ってきた。気温13度前後。日差しもあったので寒さは感じない。真冬用の防寒ジャケットではなくて、まだ革ジャンのまま。海岸道路〜湾岸道路は別に海が見えるわけじゃない。それでも、ところどころ運河沿いを走ったりするので、わりと好みのルート。ただし白バイが時々いるのが難点。
真冬に修行のようなツーリングも楽しいかも知れないけれど、私の場合、この程度の徘徊でもバイクを満喫できる。
とりあえず向かったのは神宮外苑のイチョウ並木。
道路が空いていて自宅から15分程度で着いた。
私の青山時代後期のオフィスは、イチョウ並木から徒歩2分くらいのところにあった。青山界隈には合計20年ほどいたから、隅々まで知り尽くしているはずだったが、久しぶりに訪れると見たことのないビルが多数(>_<) ついでに原宿とか表参道もグルグル徘徊。このあたりは地形の変化に富んでいるので美しい街だと思う。意外と空も開けている。そろそろカムバックしようかな?
これが神宮外苑のイエローオータム。
もう少し葉が落ちると、歩道が真っ黄色になる。
道路の奥の方に見える国会議事堂のようなものは絵画館。普通の美術館じゃなくて、明治天皇をたたえたような絵が中心(らしい)。明治神宮が明治天皇を祀った神社だから。神宮外苑も明治神宮が管理していたと思う(たぶん)。
イチョウ祭りとやらが開かれていて、絵画館に続く道路途中で通行止め。向こう側は歩行者天国になっている。左側の車列は駐車場の順番待ちをしているクルマ。右側は路上駐車のクルマ。
停める場所がなかったもんで堂々のダブルパーキング(^^ゞ
もっともエンジンはかけっぱなしで、わずかな時間わずか数歩離れただけだから、これは駐車ではなく停車(のつもり)。
緑とのコントラストがキレイだった。
ちなみに写真はすべてiPhoneで撮影。
その後は、皇居の横を通って銀座から新橋に向かい、海岸道路〜湾岸道路沿いを走って帰ってきた。気温13度前後。日差しもあったので寒さは感じない。真冬用の防寒ジャケットではなくて、まだ革ジャンのまま。海岸道路〜湾岸道路は別に海が見えるわけじゃない。それでも、ところどころ運河沿いを走ったりするので、わりと好みのルート。ただし白バイが時々いるのが難点。
真冬に修行のようなツーリングも楽しいかも知れないけれど、私の場合、この程度の徘徊でもバイクを満喫できる。
wassho at 18:06|Permalink│Comments(0)│